銀行と携帯電話会社のせいでひどい目に遭った話

銀行を信用するな! その2

払ったはずの電話代が重複して請求され、調べて払い戻してくれるよう何度頼んでも無視して放っておいて、「未払い」扱いで利子までつけて督促状を送りつけてくる…こんな悪徳金融業者みたいなことを、大銀行がやってくれるなんてちょっと信じられないけれど、ホントの話。

払ったはずの電話料金請求書
オーストラリアから日本に帰国した時、それまで使っていたオプタスの携帯電話の最終的な料金を現金で清算し、オーストラリア4大銀行のひとつ、ANZの銀行口座も解約して、すっかり身をキレイにして帰国した…はずだった。

しかし、ある日ANZ銀行から日本の自宅に届いた「クレジットカード利用代金未払い」の通知。現金で精算してきたはずのオプタス料金が未払いになっているというのだ。それまではずっと、オプタス料金はANZで作ったクレジットカードからの自動引き落としにしていたから、この時はまだ、オプタスとの連絡不行き届きなんだろうなー、ぐらいに軽く考え、「相変わらずいいかげんな処理をしているなー」と思ったものの、一言注意を促せば簡単に片付くだろうと考えていた。

届くのは督促状ばかり、調査依頼は無視
仕方ないからわざわざANZに日本から国際電話をかけ、事実関係を伝えて調査を依頼。先方は「調べて連絡する」との返事だった。が、待てど暮らせどこの件についての連絡はない。それなのに、ANZからまた督促状が届いた。いったい、調べてくれって言った件はどうなってるんだよー!と思ったけれど、それについては何にも触れていないのだ。

今度はファクスを送ってみたけれど反応はなしのつぶて。ANZのホームページ経由でも送ってみたけれど全く無視。相変わらず、何の説明もなしに「とっとと払え!さもないとしかるべき手段を取るぞ!」という脅しの手紙ばかりがANZから届く。そのうち、利子まで付けて支払いを要求してきた。

たまたま、職場のオーストラリア人の同僚が見かねて、一時帰国するときに話をつけてきてやろうと言ってくれた。が、彼の自宅はブリスベン。ANZのブリスベン支店では、メルボルンの本店じゃないと分からないと言い、本店から連絡させるから、と言ったまま、とうとう連絡はなく、同僚は再び日本に戻ってきたのだった。ここまでやられると、ANZが意図的に利子を稼ごうとして解決を遅らせているんじゃないかとさえ勘ぐりたくなる。

ちなみに、この間オプタスにも国際電話で苦情を言ったところ、こちらはその場で調べて、確かに料金が2重に払われていることを認めた。この時点で既に、支払時から4カ月ほど経過しており、「どうして2重払い分をさっさと払い戻してくれなかったんだ」と聞くと、「こっちじゃ料金は自動的に処理されるようになってるんだから、変更があったらそっちから言ってくれなきゃ分かんないわよ」。料金の支払いがちょっと遅れるとすぐさま督促状が届くのに、払い過ぎはこっちから言わなきゃ気づかないなんて、何て都合のいいシステムなんだろう。

やっと払い戻し…でも銀行の怠慢でついた利子は?
とりあえず、これでやっとオプタスの方からANZに返金がされたらしい。しびれを切らせて同僚にもう一度、ANZに電話をかけてもらったところ、オプタスから払い戻しがあって、私が支払うべき残りは遅延による利息分だけとなっている、とのことだった。でも、こんな大事な事実さえANZからは何の連絡もなくて、電話をかけて初めて分かるってどういうことだ?!

しかも、利息分の支払いがまだ残っているだって!?「その利息っていうのは、おたくの銀行の怠慢によって生じたんだろ、こっちは何カ月も前からずーっと、調べてくれって電話やファクスで頼んでるのに、それを無視しといて利息を払えなんて言えるわけ!?」。電話口でいきりたつ私に、さすがに向こうもイヤ気がさしたのか、しばらく待たせたあとであっさり「分かりました。利息分は返還しました」。

これですっかりANZとの関係はチャラ、ということを確認し、そのことを書面で送ってくれるように念を押して電話を切った。が、それから数日後に届いたANZからの手紙は、オプタスに返金を確認中というものと、利子分が未払いなのでとっとと払えという督促状の2通。3週間ほどたった今も、それ以上は何も言ってこない。

黙っていては、マトモなサービスはない
ここまでヒドいケースはまあ、まれかもしれないけれど、オーストラリアではこっちがかなり強くしつこく言わないと、ちょっとトラブってもまともに対処してもらえないというのはよくあること。黙っていてマトモなサービスが受けられるとは考えない方がいい。でも、オーストラリアの銀行のいいかげんさに超イラついている私に、快く手を貸してくれたのもオーストリア人。イヤな人ばかりってわけではないんだよね。

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