治安の悪さではオーストラリア随一のシドニー・キングスクロスにある某銀行支店窓口。周辺をほっつき歩いている人間の質に合わせてか、行員の不愛想さ、対応の悪さには定評がある。
計算は自分でしてこい!?
ある時、口座からの電話料金の引き落としと現金引き出しを頼んだところ、窓口の行員は「合計金額はいくらになるのよ?ちゃんと自分で計算してきてよ」と言い放ち、不承不承、紙切れに書いて金額を計算し始めた。計算間違いがあったらどうするんだ!? と思ったが、こっちの銀行ではよくあること。大抵は電卓を使って(これもスゴいが)計算しているケースがほとんどだ。実際、信じられないけれど銀行の計算間違いというのはけっこう多いので、利用者は常に自分で計算し直し、確認する必要がある。銀行を頭から信用しちゃいけない。別の支店では、さんざん待たされた末、やっと相談窓口に座ることができたが、口座開設の手続きをしながらこの行員、電話の受付もしているので、時間がかかることこのうえない。しかも、たまたまかかってきた私用電話にまで「そうそう、今度の週末のパーティーのことなんだけどさ」って調子で応対しているので、いいかげんぶちキレそうになった。
イジワル行員にめげるな
英語があまり流暢でない友人が口座を開設しようとした時には、「今忙しいんだよ。あとで連絡するから」と言われ、必要書類や手持ちの現金を全部預けてきたものの、控えなど一切渡されることなく追い払われたという。こういう場合、相手がいかにイヤな顔をしようとも食い下がり、何らかの控えは必ず出させてその行員の名前もメモり、いつまでに連絡をよこすという確約を取っておくこと。でないとあとで「そんなの知らない」と言われても打つ手がなくなる。日本でもそうだけれど、都会になればなるほど人々が無愛想になるという傾向は、オーストラリアでも同じようだ。ただ、日本ではマニュアル通りの対応が行き届いている分、窓口でも比較的ちゃんとしたサービスが受けられるけれど、オーストラリアはこれがほとんど個人の性格に任されている気がする。いい人に当たれば親切で適切な対応をしてくれるが、すべてのオーストラリア人がフレンドリーで親切というわけではないのだ。
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