〜懐かしのテレビ番組 ぎんざNOW!〜
70年代B級ロック・バンド図鑑

プロになった「素人コメディアン道場」出身者たち
『ぎんざNOW!』の名物コーナー「素人コメディアン道場」は勝ち抜き方式のお笑いコンテストである。
クラスの人気者と思われる高校生・大学生が、休み時間に友達を笑わせてるネタを武器に次々と挑戦して
いったこのコーナーは、関根勤・小堺一機・清水アキラ・竹中直人・石橋貴明など多くの人材を輩出した。
中でも歴代優勝者で結成されたハンダースは、デビュー後すぐに数々のバラエティーへ出演。レギュラー
番組も抱え、「下積みなしでも、プロになれる!」という、新しいパターンを確立してしまったのだ。
演芸場あたりで燻っていたプロの芸人達は、テレビの世界で引っ張りだこになってるこの新進コメディ集
団を、さぞ苦々しい思いで見ていた事でしょう。78年には、清水アキラのものまねをフィーチャーした
レコードがヒット、グループは人気絶頂となる。フジテレビだったと思うが、ゴールデンタイムの夜8時
台にハンダースがメインの番組が放送された事もあった。しかし、翌79年に怒涛のMANZAIブーム
が到来し、アッという間に時代は変化。かつてないスピードでギャグを連発するB&Bやツービートら、
とんでもない強者の出現で、簡単お手軽な「ものまね」主体のアマチュア芸など見向きもされなくなって
しまう。(まあ、中学生の仲良しグループが盛り場で調子に乗って遊んでいたら、向こうから筋金入りの
不良がやって来て、ド突かれたみたいな話である。)モノホンの芸人の凄さを思い知らされたハンダース
は、80年にひっそりと解散。メンバーはそれぞれ、一度売れてからの下積み生活をたっぷり味わう事と
なる。また、関根・小堺など他の出身者も素人臭を払拭するまでには、それなりの時間を要した。
ハンダース:清水アキラ、佐藤金造、アパッチけん、アゴ勇、鈴木末吉、小林まさひろ
【シングル】ハンダースの想い出の渚c/w僕のおふくろ(78年)
【シングル】ハンダースの怨念の館c/w恋の渚のパドリング(79年)
 


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