〜懐かしのテレビ番組 ぎんざNOW!〜
70年代B級ロック・バンド図鑑

実に情けない、落ち込みそうな遊び「ピーク」
78年、下降線を辿っていたアイドル・あいざき進也は勝負曲「PEAK(ピーク)」を発売、起死回生を図る。
この曲はクライマックスで彼が客席に向かって“ピーク”という物体を投げつける、パフォーマンスが売りだった。
そこで、ファンの女の子が「キャーッ!!」と沸くのである。このピークなる、筒状のおもちゃみたいなものを
流行させようと、あいざき進也は大いに張り切り「君もピークを作って遊ぼう!」みたいなイベントも各地で行
われた。実を言うとピークは、誰にでもカンタンに作れるのだ。ジュースのアルミ缶の両端をハサミでカットす
るだけであっという間に完成。要するに「筒」を作りゃいいのである。(『月刊平凡』に作り方が載っていた)
それを、こうやって投げると、ピューッと飛ぶのだ。ヒマだった私は早速ピークを製作、近所の原っぱへ行って、
あいざき進也が『ぎんざNOW!』でやってたように投げてみた。すると、確かにピークはピューッと飛んだ。
飛んだのだが、何か空しい・・・。みんながフリスビーやブーメランで遊んでる中、自分だけ缶カラを投げてい
るワケで、貧乏クサイ事この上ないのだ。私は恥ずかしさに気付き、以後二度とピークで遊ぶ事はなかった。
そんな、しょぼ過ぎる遊び“ピーク”は当然流行せず、曲の方も全くヒットしなかったのである。
あいざき進也
【アルバム】「あいざき進也/GOLDEN☆BEST」(09年)
気になる17才/シンデレラは6月生まれ/君におくる愛のメロディー/愛の誕生日/想い出のバイオリン/
恋のリクエスト/恋のペンダント/君のハートに火をつけて/北へ北へ/愛の舟/真夏の感触/青春物語/
ミッドナイト急行/セクシー・レディー/ストーミー・ラブ/雨は降る降る/PEAK/ダウンタウン、ひとりぼっち
 


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