〜懐かしのテレビ番組 ぎんざNOW!〜
70年代B級ロック・バンド図鑑

アルバトロス
ゴールデン・カップス解散後、「サラリーマン生活(たったの三日間だけ)」「肉体労働」「ロンドン放浪」を経て、
再び音楽の世界に戻ってきた柳ジョージは75年、自らのバンド「柳ジョージ&レイニーウッド」を結成する。しかし、
活動の場はほとんどなく、たまにライブハウスなどの仕事があるだけだった。厳しい現実に、飲んだくれる日々が続く。
76年、レイニーウッドのドラム・四ツ田ヨシヒロが、寺田十三夫のグループ「アルバトロス」に参加する。同グルー
プはアルバム『アルバトロス』とシングル「コロンの香りc/w地図にない空」をリリース、『ぎんざNOW!』などテ
レビにも出演した。一方の柳ジョージ&レイニーウッドは、相変わらずの体たらく。メンバーが集まって酒を飲むと、
決まって解散話が出た。リーダーとして不甲斐無さを感じていた柳は「いいんだぜ、四ツ田。そっちのほうが食えるん
なら、アルバトロスへ行ったって。なあ、もう解散しようや。これ以上、お前らに迷惑はかけられん」と、心にもない
事をつい言ってしまうのだ。四ツ田は、毎回同じセリフでなだめる。「そんな事言わないで下さいよ、ジョージさん。
俺のメインはあくまでもレイニーウッドなんですから。ジョーちゃんのブルース、本物ですよ。これがわかってもらえ
ない筈がないんだ」 優しい言葉に、酔いも手伝って柳は、ただ涙・涙・・・。(ほとんど演歌、浪花節の世界だが、
毎晩こんな感じだったらしい) 転機は、その年の暮れに訪れる。アルバトロスの二枚目のアルバムに、柳がボーカル
でゲスト参加する事になり、レコーディングで知久悟司という人物に出会う。柳の歌に感動した彼は事務所「フリーウ
ェイ」を設立、柳ジョージ&レイニーウッドを本格的に売り出す事を買って出たのだった。
アルバトロス:寺田十三夫(G)、小林克己(G)、入江寛(B)、四ツ田ヨシヒロ(Dr)
【アルバム】『ダイレクトカット・アルバトロス』(77年)
ターン・ダウン・デイ/イフ/アイヴ・ガッタ・ゲット・ア・メッセージ・トゥ・ユー/マイ・ブラザーズ
・キーパー/チェンジ・イズ・ゴナ・カム/ユー・アー・ノー・グッド/テネシー・ワルツ/スターダスト

※注)画像は柳ジョージ&レイニーウッドがブレイクした際に『テイク・ワン/柳ジョージwithアルバトロス』
として再発された時のもの。柳ジョージがゲストで3曲歌っている。
 


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