〜懐かしのテレビ番組 ぎんざNOW!〜
70年代B級ロック・バンド図鑑

幻の作家・五大洋光に楽曲提供された、幸運な歌手
数ある70年代の刑事ドラマの中で『大都会PARTU』をナンバー1に挙げる人は、結構多い。私の中でも、ダントツの
1位である。理由は当然、徳吉刑事・松田優作の演技。このドラマで優作は、主役の渡哲也や石原裕次郎に怒られやしない
か?と心配になるほどの、台本にないアドリブを飛ばしまくるのだ。そのどれもが、絶妙で最高で笑えた。徳さんがあまり
に面白過ぎた為、それ以降の刑事ドラマに物足りなさを感じ、夢中になれなくなってしまったかも知れないな。
(と言いつつ、『太陽にほえろ!』から『特捜最前線』から、刑事モノと名の付くものは片っ端から見てたけどね、当時)
そんな中、いよいよ続編の『大都会PARTV』がスタートする事になり、私は胸をなでおろした。「よっ、待ってました、
徳さん!また、ムチャクチャやって、楽しませてくれよな」 しかし、第1回のタイトルバックを見て、ア然としてしまう。
PARTVには優作が出演していないのだ。え〜っ?うっそ〜ん! しかも、PARTUの徳さん的な役回りに置かれたの
が寺尾聰と星正人の新レギュラー2名だったのである。この時点の寺尾聰はもちろん「ルビーの指環」を歌う前で、『奥さ
まは18歳』の三枚目教師・貝沼先生のヌケたイメージが強かったし、星正人もチンピラ刑事を演じるにはさわやか過ぎた。
私は思わず、画面に向かって言ってしまったのだ。「この二人に、優作の代わりは無理!」
星正人
【シングル】ガラスの青春c/wグッドバイ・ベイビー(75年)
※五大洋光(矢沢永吉)が作品を提供したのは、星正人・クールス・南沙織の三組だけ。
なお、『ぎんざNOW!』で星正人のバックを務めた「ファンシーハウス」(野呂一生
・在籍)は、79年にシングル「どんよりどん底行きどまりc/wどうでもいいさ」をリ
リース。単体でもギンナウに出演している(但し、野呂さんは既に脱退)。
 


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