|
| 私が売れて欲しいと願う歌手は、大抵売れない(2) |
| 78年、「愛の町 恋の町」でデビューした、後の尾形大作とか香田晋あたりに続いていくような、ヤング ・演歌歌手。この人の事はとても良く覚えている。と言うのも当時、友人といっしょに近所の「忠実屋」へ 買い物に行った時、師匠の作詞家・石坂まさを先生と共にデビュー・キャンペーンで来店していた星和也と たまたま遭遇。しかも、ショーの一部と二部の合間の休憩中、外の広場でかなり長い時間に渡り、彼とふれ あうという幸運(?)に浴したのだ。一体、何でそんな流れになったのか? 不思議でしょうがないんだけ ど、三人で仲良くアイス食いながら、話してんの。(おそらく、むこうも思わぬ空き時間ができてしまい、 暇を持て余していたのだろう)私は、生まれて初めて芸能人と親しく会話できた事がとても嬉しく、何だか ファン第一号にでもなったような気分だったのです。そして、こんなチャンスは滅多にないと思ったので、 その日、身に着けていたありとあらゆる持ち物にサインもしてもらいました。 それから何週間後かには、演歌系では珍しく、『ぎんざNOW!』に登場してきた。たしかに演歌歌手にし てはアイドルっぽい顔してるし、スタジオの女子高生をターゲットにするのは悪くない。しかし、星和也を テレビで見たのは、後にも先にもその一回こっきり(!)。これから、どんどん売り出していくのだろうと 期待していただけに、私は思わずズッコケてしまったのだ。その後も星和也の話題を耳にする事は一切なく、 2枚目のレコードが発売された形跡もどこにも見当たらなかった。まさか、デビュー直後に出演したあの 『ぎんざNOW!』が彼の芸能生活のピークになってしまうとは・・・。 |
| 星和也 |
![]() |
| 【シングル】愛の町 恋の町c/wあの人は白い花(78年) |