|
熱帯での暮らし、清潔な国・日本からやってきた私たちにはとくに衛生面で面食らうことばかりです。私も来てすぐに血尿がでるというひどい膀胱炎にかかりました。病院に行くと水が悪いせいといわれました。その他日射病、下痢、食あたり、皮膚病、腸チフスなども。また南部タイはタイ料理も激辛が多いため、辛さで胃炎になる人も(自分で経験済み)。暮らし始めると最初は少しでもローカルに近付きたいと思ってタイ人と同じ物を食べたがりがち。カレー類ときたら、鼓膜までひりひりするような強烈さ。ソムタム(パパイヤの甘酢っぱいサラダ)だってチリでまっ赤。一番辛い緑のチリを間違えて食べて涙を流したことも数回。でも人間は学習する生き物。自分とタイ人の違い、そしてタイ人が気遣うっていることを観察する。そうやってこの暮らしに馴染んでいくのだと思います。

水道水は飲めません。
飲料水は買います。(プーケットでも田舎の家では大きなカメに雨水をためてそれを飲料水にしている家庭もみかけます)水道水は飲めません。住宅街には水屋がトラックに水ボトルを積んで売りにきます。しかしこれも100%安心というわけではありません。水不足の季節には(3,4月)水が臭いなんてこともありますので気をつけて。ボトルにアリが入ってましたなんてことも。
シャワーの水も泥水がでてくることもあります。断水もあります。かつて灼熱の4月に20日間の断水経験をしたことがあります。気が狂いそうでした。このときはシャワーは友人の家に、トイレや食器を洗う水は給水車から買いました。特に乾季は水不足になるので、各家庭にはトイレのそばに大きな水槽があったり、大きなポリバケツを常備して水を貯めておきます。
すぐに風邪をひきやすい
日本でも夏風邪は直りにくいといわれていますが、ほんとうにちょっとした温度変化などで風邪を引きやすい気がします。暑いので体力の消耗が速いからでしょうか。個人的な意見ではありますが、風邪を引き始めたと思ったらすぐに薬を飲むようにこころがけています。またエアコンのオフイスで働いている人はエアコンの設定温度が異常に低いため、これまた具合が悪くなりがちのようです。
小 さな外傷にも気を配る
なにしろ暑いので傷はすぐ膿んでしまいます。水が悪いのでシャワーを浴びた後も消毒をすること。知り合いのタイ人が足先を怪我しているのに海に毎日入っていましたが、彼はほどなく完治。絶対に菌に対する抵抗力が違うと実感しました。前に珊瑚で足を引っかいてしまい、その後も毎日仕事で海に入らなければならないということがありましたが、足がジュクジュクして全然なおりませんでした。珊瑚で傷つけた場合は十分な消毒が必要です。もちろん海には入ってはだめ。それからプーケットでは足としてバイクによく乗ります。ここで気をつけたいのがヤケド。熱く焼けたマフラーに足をジュッ!この痕を足に持つ人の多いこと。ヤケドの手当てもクリニックに行った方がいいです。化膿止めの薬は絶対に必要です。ただ抗生物質が大量に出されますのでアレルギーがある人はきちんと医師にそのことを伝えましょう。
もちろん食物には気をつけよう
ナマモノ好きの日本人。こちらでも生カキおいしいです。私は今のところおいしくいただいていますがこれにあたって入院した友人も数多くしっています。ある友人は医者からカキを生で食べるからだよとお叱りを受けたとか。カキは食後30分であたるといわれています。短期で遊びにきている人にはもちろんナマモノは勧めないし、当たり前ですがナマモノは相当流行っている店でしか食べません。
次に作り置きのおかずや。特に昼どきは作りたてはokですが、午後2時も過ぎるころは止めておいたほうがいいでしょう。タイ人は残ったおかずはとっておくことをあまりしません。暑い気候にはそのとき食べきるのがいちばんです。
時々食あたりにあうことがありますが、これは概して自分の体調による場合が多いです。何にあたったんだろうと考えてみますが、一緒にたべた友人は平気なんてこともよくあります。暑さが知らぬ間に体力や抵抗力を低下させているようです。
薬はスーパー強い
前述したようにタイの薬は概して強いものが多いです。市販の風邪薬TIFFYはとにかく眠くなります。眠り続けて治すという感じです。ある人はこれを服用しながら3日間眠りけたと言っていました。次に下痢。1週間以上下痢が続いて医者の薬も効かない、とにかく下痢がひどくてもれてしまったという人たちが、タイ人にすすめられた下痢止め薬。雑貨やで売っています。名前はわかりませんが宇宙人のような絵が描いてあるそう。ひどい下痢もぴたりと止まったようです。でもその後、すごい便秘になってしまったそう。
辛いものによる胃炎
辛さに強い人もいますが、辛さが日本のレベルと違うため、胃の炎症を引き起こします。ただしこれは在住歴2,3年の人がかかるようにも思います。単純に日本人の胃はタイの辛さについていけない、ということです。私を含め、周りにも辛いものは全然弱い、食べられなくなったという長期滞在者はけっこういます。ということで辛い料理を頼むときは『マイペット辛くしないで』といっておきます。観光客相手の店ではちょっと辛くでいいのですが、ローカルの店ではこれでも辛いものがでてきます。考えるに辛くない味というものが彼らの頭の中には存在しないのでなないでしょうか。ソムタムなど目の前で作ってくれるものではチリの数を指定するのが一番!私は通常1粒です。
デング熱
数年毎に流行しています。蚊を媒体にしてもたらされます。この蚊は昼間飛んでいるということなので注意が必要。何日にもわたり高熱が続き、入院が必要です。劇症型は命に危険を及ぼす場合があります。
膀胱炎
水が悪いことで引き起こされるようです。医者に行くこと、そして大量の水を飲むことです。私はプーケット1年目に血尿がでるひどい膀胱炎に2度かかりました。1週間以上血尿が止まらない。元気なのに死ぬのかと思いました。周囲の友人にも確かめたところ膀胱炎の経験ありという人がやっぱり何人かいました。
特に生理前の敏感なとき
生理前の女性の肌は敏感です。タイのトイレはシャワー式のウオシュレットがポピュラー。暑い国なのでシャワーしたあとも紙をあまり使いません。それが原因で性器の周りにおデキのようなものができることが。これが痛いんです。またダイビング関係者などは長時間水着でいるためカンジタなどになることもあるようです。
虫さされ
夜の外出には長ズボンをはきましょう。知らぬ間に死ぬほど蚊に刺されます。黒い服は特に蚊を寄せ付けます。それからたぶんアリの一種だと思いますが刺された後が痛痒く、掻いてしまうと頂点に膿みをもってそれが1ヶ月ぐらい治らないというたちの悪いものがあります。日本の薬では治療は不可能と思われます。すぐに薬局へ。またかゆみ止めという薬はなく、タイガーバームで代用しています。日本から持参することをおすすめします。
医療機関
BANGKOK PHUKET HOSPITAL
日本人スタッフが常駐する総合病院です。内科、外科、小児科、産婦人科、眼科、歯科があます。
PHUKET INTERNATIONAL HOSPITAL
日本人スタッフガ常駐する総合病院です。
その他にも公立の病院や多数のクリニックもありますが、日本人スタッフはいません。
PATONG HOSPITAL-パトンビーチにある公立病院
WACHIRA HOSPITAL-プーケットタウンにある大きな公立病院。救急病院でもあります。タイ人の患者でいつもいっぱい。
海外旅行保険には加入したほうがいい
クレジットカードをもっていたりすると、短期の海外旅行には自動的に海外旅行保険もついてきますが、それもたしか90日まで。それ以上にはやはり1年の海外旅行保険に入ることをおすすめします。成田空港などで加入できるものはパッケージになっていて、値段も7,8万円。私の場合はJI(JTB関連保険会社)を使っています。とりあえず最低限をカバーするように設定しても重病でないかぎりはこと足ります。もちろんキャッシュレスで保険料も4万円ぐらい。保険なしで医療を受けることはかなり負担になります。
重病や検査が必要な場合は帰国と考えている人が多いです。医療はやっぱり歴然と遅れています(とくにプーケットは)。
topヘ戻る
|