長波用ローパスフィルタの比較 05M-LPF vs DF-500
○ はじめに
現在市販されている長波用ローパスフィルタDF-500(大進無線)と05M-LPF(アペックスラジオ)を比較してみました。
当地は、札幌の中波送信所4ヶ所(NHK×2,HBC,STV)に囲まれ、フィルタを使わないと長波放送バンドの至る所に"オバケ"が出まくる状況にあります。
それぞれのフィルタを使い、長〜中波を受信比較してみました。
○ 実際の受信状況
受信日時:2005年9月2日 2145〜2155(518kHzは2230)
受信局 05M-LPF DF-500 R.Rossii(279kHz) S=9 S=9 NAVTEX日本語(424kHz) S=9 S=7 NAVTEX英語(518kHz) S=4 S=5 NHK札幌第1(567kHz) S=9+10db S=9+30db NHK札幌第2(747kHz) S=8 S=2 HBC札幌(1287kHz) S=9 S=4
スペック的にはカットオフ周波数が05M-LPFが450kHz、DF-500は500kHzと違うのですが実際には大きな違いは感じられませんでした。
長波放送バンドでは、フィルタを使えば"オバケ"はきれいに消えます。ただ、時々NHK第1が279kHzのウラで聞こえることがあります。これについてはどちらのフィルタも同様でした。また2個同時に使用してもみましたが、ほとんど変化はありませんでした。実際にはよくよく聴かないと判らない程度なので、実用上は問題ないと判断しています。
○ 結論
フィルタの性能としては、どちらも全く問題ないと言えます。敢えてどちらか、というと DF-500の方がキレが良いような印象はあります。
一方、05M-LPFはDF-500にはないスルー回路があり、長波専用アンテナを設置している場合以外は、使い勝手の点は05M-LPFの方が良いでしょう。
また、コネクタがDF-500はM型であるのに対し、05M-LPFはBNCです。そのため、接続する受信機によって選択するのもひとつの方法と思います(DF-500はBNCタイプも注文できるようです)。