長波ラジオコレクション


 長波放送は日本では行われていないため、長波を受信できるラジオは、国内ではマイナーな存在といえるでしょう。
 ここでは、長波受信が可能で、特に携帯可能なラジオを中心に紹介します。

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ROBERTS
R9988
 英国のラジオメーカー ロバーツ社のポータブルラジオ。"Sports 988"という愛称があります。
 確かに、ポケットに入れてジョギングしても違和感のない大きさです。実際、自分はこれをポケットに入れて犬の散歩をしています(スポーツとは言い難いが)。
 長波、中波、FMの3バンドという、日本ではお目にかかれない組合せ。ただしFMは88MHz以上で、日本国内で使うには難があります。
 デジタル表示で、周波数はup/downのボタン操作なのですが、やはりダイアル式か、でなければ周波数をテンキーで入力したいな、という気分になる操作性ではあります。もっとも、地元の局を記憶させておいて、それを呼び出して聴くというのが想定している使い方だと思われます。ちなみに、周波数は長波で3kHz、中波で9kHzステップです。

 ポケットラジオということで、それほどたくさんの局を聴くことはできませんが、長波でもロシア極東の数局は良好に聴くことができます。234kHzのマガダンがなんとか聴けるかな、という感じです。モンゴルは滅多に聴けません。そもそも周波数のステップの関係で、ぴったりあわせることが不可能です。
 混変調やノイズには強い印象があります。ソニーのICF-SW7600GRやSW100などと比較しても、R9988のほうが静かです。長波を聴いていてもなぜか日本語放送が聞こえる(それも地元の)ことが少なくないですが、R9988では全く聞こえない訳ではないですが、ほとんど気にならないレベルです。

 なお、英国のメーカーではありますが、おそらく台湾のSangean社のOEMだと思われます。
Panasonic
RF-B11
 気がつけば、松下の現行機種で、BCL用短波ラジオと呼べるのはこれだけになってしまったようです。かつてBCLブームの頃クーガー2200を使っていた者としては、寂しさを感じます。

 実売価格は6千円前後のこの機種は、長波、中波、FMに主要短波放送バンドという組合せになっています。同価格帯のソニーのラジオとほぼ同じです。この手のラジオを見ると、「どうして60mbがないんだろう」とつい思ってしまいます。海外向けモデルならついてるんでしたっけ?
 大きさ的には、さすがにポケットには入らないだろう、という大きさで、ポータブルラジオという呼び方がふさわしい機種です。

 肝心の長波ですが、やはりノイズには弱いです。それでも室内のいろいろな場所で試すと、ロシア極東の2局くらいは聴くことができます。
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