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ある日の土曜日のことです。
仕事が4時前に終わり家路に着くため電車に乗りました。
電車には人が少なく、私が乗った車両には左右の端に1人ずつ
2人しか乗っていませんでした。
私は右端の一番奥に腰掛け電車の出発時間を確認しようと
ポケットから携帯を出し、開いた瞬間
「マナー守れよ! おい!」
かなりの声量だった。
一瞬ギョッとして顔を上げると正面に座っているおっさん
がこっちを凄い形相でにらんでいる。
どうやらこのおっさんに注意されたらしい。
メールなどではなく、時間を確認したかっただけなのだが
その差を他の人から見て判断できないだろうし
「電車内では携帯電話の電源をお切りください。」
とのアナウンスも聞いたことがある
携帯を開く行為自体がマナー違反と言えなくないのかなっと
思い携帯を閉じ(まー時間を見るという目的は達成できたわけですが)
背広の胸ポケットの収めた。
そこで終われば私がアホの子ってことで終わりでよかったんですが・・・
私が携帯を入れたポケットから手を抜くか抜かないかのタイミングで
おっさん「けっ おれは機嫌がわるいんだよっ!」
は?
お前の機嫌なんてしらねぇぇぇ
えっなにか?あんた機嫌が悪いから注意したってことか?
なかば八つ当たりってことか?
そ〜か そ〜くるのか?
しかも、おっさんをよく見る大股開いて座り、
イスの上にカバン置いてやがる。軽く2人分以上の幅つかってるじゃねぇか
それはマナー違反じゃないのか?
火が付いちまった。
俺の心の導火線に (カッコ悪w)
今までの私ならイラッとしたで終わったかもしれない
でも今日の私は違うのだよ
ネタがほしいんだも〜〜〜〜ん
よしっ
決意した私はおもむろに胸ポケットから携帯を出し
勢い良く画面を開きメールを打つふりをはじめた
すると早速
おっさん「おいっ! 聞いているのか? おまえっ!」
また怒声が飛んできた。
しかし無視をしメールを打つふりを続ける私
おっさん「俺は機嫌が悪いっていってるだろうが!」
だから知らんよあんたの機嫌なんかw
おっさんにチラッと目をやり
渋々のふりをして、ポケットに携帯を収める。
もちろんここで終わったら面白くない
私は考えていた。おっさんがキレるまでやってやる☆
10秒ほど時間を空けたあとまたおもむろにポケットから
携帯を出してメールを打つふりをしてみた
おっさん「おまえぇ!ふざけるなよぉ!俺は機嫌がわるいんだ!」
おっ おっさんが立ち上がったw
でも大丈夫です。私も大人(自称)です。
勝てそうにない相手に喧嘩は売りません!!!
そんな汚れた自分が大好きだ☆
ゆっくりとおっさんをにらむ私
にらみ返してくるおっさん
数秒の硬直
あっ座ったw
けっして目を合わせないが小さな声でブツブツいってるおっさん
勝った・・・
勝ったはいいけどあまり面白くならなかったな〜と残念に思っていると
次の駅についた
そこでは2人組みの30代の女性が入ってきておっさんと
同じ長椅子の反対の端に座った
座ったと思いきや2人そろって携帯を取り出す
はい、お膳立ては整いました
おっさん「おまえらぁ〜マナー守れや、俺は機嫌がわるいんだよ」
こりないなこのおっさんw
機嫌が〜のくだりも必須なんだね〜
やっぱり脳内アホの子データベースで検索しとくか・・・
検索中
検索中
検索結果4件
1.「俺は機嫌がわるい」を挨拶と勘違いしている
2.実はキゲーン・ガワルインという外国人だ
3.マンガに出てくる中国人の「〜アルヨ」と同じ様なものである
4.機嫌が悪いといえば100%みんながビビって言うことを聞くと神のお告げがあった
う〜ん
ま〜4番だろうね・・・個人的には2番の豪快さが好きだが
それはさておき
ビックリしておっさんを見る2人の女性
かわいそうにそそくさと携帯をカバンにしまってしまった
次の駅で乗り込んできた50代くらいのおばさんも
やっぱり携帯を取り出しおっさんの餌食になった
普段意識してないけど
よく考えると電車に乗ると携帯出す人多いよな〜とひとつ勉強になった
それはさておき次の駅
きました
きました
まってました
30代くらいのイカツイ兄ちゃん
それもかなりハイレベルな、も〜見るからにって人です
金のネックレス、金の指輪、曇ってるのにサングラス、上下セットの白の服(ジャージ?)、
サンダル 王道すぎます。ある意味この人もアホな子ですな・・・それはさておき
私の座っている長イスの反対端にド〜ンと腰掛けました。
そしてやっぱり携帯を取り出しいじりはじめました
おっさんに目をやる私と30代の2人組女性
さ〜どうする?どうする? 注意するの?しないの?
DOTCH?
目線をそらすおっさん
数秒経過
チラッとイカツイ兄ちゃんを見るおっさん
そして とうとう口を開いた
おっさん「ゴッ ゴホン」
咳払いかいw
するとおっさんがおもむろに腕を組み下を向いた
そして
1秒経過
5秒経過
10秒経過
おっおい 寝たふりかいw
まー仕方ないよね
それが人間ってもんだよね
でも安心したよ
おっさんにも冗談ですむ人と済まない人の区別くらいは
つくんだってことがわかったからさ
もー気が済んだしおれも寝るさ、おりる駅まで
目をつむって何分経過しただろう
少しウトウトし始めたころだ
「ジリリリリリリ、ジリリリリリリ」
大音量で昔なつかし黒電話の音(若い人にはわからなくてごめん)が聞こえる
キターーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!
神が降りてきた!
アホ神降臨です。
もはやここまで来るとコントです。
目を開くまでもない!
間違いなく音源は やつ だ
ゆっくりと目を開きおっさんを見つめる私
動揺の色が隠せないおっさん
もちろん30代の2人組もおっさんに熱い視線を送っている
「ジリリリリリリ、ジリリリリリリ」
「ジリリリリリリ、ジリリリリリリ」
鳴り止まない電話
でるにでられないおっさん
もちろん携帯を取り出し切ることもできない
平常心を取り戻したおっさんは俺じゃないよ見たいな顔で
無視を決め込んでいる
でもね おっさん
あなたも決定的なミスを犯している
鳴ってる位置も間違いなくおっさんからだし
なにより
こんだけ大音量で鳴ってるのに注意しない
ってのはあんたが犯人だと言ってるのと変わらないよw
ようやく音が止まった。
30代の2人組はもうおっさんの方を見るのをやめた
しかし私はおっさんの目を見つめ続けている
とうとう耐えられなくなったおっさんは違う車両へ
移動しようと席を立った。
そこですかさず 小さな声で
私「マナーは守りましょうね。」
っとやさしく注意してあげた
すると、はじめとは比べ物にならない小さな声で
おっさん「うるさい!」
っと捨て台詞を吐いて去っていった。
私は心の中でつぶやいた「あんたが一番うるさかったぞ☆」
かなり精神力を消費しました。
最近アホな子によく会うな・・・・
もしかして「類は友をよ・・」
なんでもありません
考えないことにします
さー評価、評価
アホの子レベル(10段階)
おっさん:☆☆☆☆☆☆
講師所見:
マナーとは何か自分の胸に手を当てて小一時間考えてください。
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