喜多先生(北斗動物病院)![]() ![]() ジャズの主治医さんです。事故後、大阪府立大学付属家畜病院から紹介して頂きました。飼い主の気持ちも患者の気持ちも考えて下さる素晴らしい先生です。休憩時間には往診にまわり、重症な子や術後の子がいる時には病院に泊り込んで徹夜で診て下さいます。24時間連絡がとれるようになっていて、救急の場合はどんなに遅い時間でもすぐに駆けつけて下さいます。フィラリアのお薬や治療費も今までの半分。ジャズの膀胱炎の治療を主に体調管理をして頂いています。はじめは往診して頂いたり、病院に伺うことも頻繁だったのですが、現在では何か問題がない限り2週間に1度位のペースで検査に伺っています。フードやグッズのことは奥様が相談に乗って下さいます。 診察の流れ ①サンプルを取り化学検査。 ②サンプルの培養。数種類の薬の効果の検査。 ③尿沈殿物の光学顕微鏡による説明。 ④薬の効果と副作用の説明。 どんな質問にも答えて下さり、治療の内容が明確にされているので安心して判断することができます。 平井先生(大野台動物病院)
![]() 鍼治療をして頂いている獣医さんです。喜多先生同様、大阪府立大学付属家畜病院から紹介して頂きました。いつも私たち飼い主の話をじっくり聞いて下さり、ジャズの治療に良さそうなことはすぐに調べてアドバイスして下さいます。治療を始めた頃は毎日のように通っていましたが現在は週に2回伺っています。 治療の流れ ①レーザーで痛みの緩和 ②体のバランスを整えるツボや足の筋肉を活性するツボに鍼を。弱い電流を流す。 ③鍼を抜いた後、腰の左右2箇所にビタミン液を注入する。液体を入れることでツボを刺激すると同時に神経に効果のあるビタミンの作用を期待して。 ④お座りの形を作り、少し離れた所からご褒美を。ご褒美ほしさにお尻を浮かせる筋肉を使う練習をする。 レーザーよりも鍼の方がよりポイントを絞って刺激を与えることができるそうです。 片本先生 大阪府立大学農学部獣医学科助教授でジャズの執刀医さんです。大学付属病院などの研究機関は機材も人も揃っているし、施術料も安いようです。 獣医さんを選ぶということ ここで語るのは喜多先生や平井先生にお会いする前にジャズがかかっていた獣医さんの話です。 2003年4月ジャズは9匹の仔犬を帝王切開で産みました。お見合いをしたので妊娠した日もはっきりしているし、普通なら出産予定日がほぼ断定できるのに、その獣医さんは幅を持たせた曖昧な返事しかして下さいませんでした。しかも「ちょうど休暇にかかるかもしれないので、いざという時は救急病院へ行ってください。」というのです。出産予定日も分からない上に行ったこともない獣医さんの所で出産だなんて不安でいっぱいでした。結局幅をもたせた予定日からさらに3日経っても産まれず、その獣医さんで帝王切開することになったのです。 以前から治療費や薬代が高く、フィラリアの薬代などはお散歩仲間の方の獣医さんの約2倍もしていて、他の獣医さんの所に変えようと思っていたのですが、なんとなく変えそびれていました。仔犬の予防接種も通常より1回多く、9匹もいるのに往診を一切していないので車で全員連れて行かなければなりませんでした。こんな熱意の感じられないお金儲け主義の獣医さん、今度こそ変えようと家族で話していた矢先、事故に遭ってしまったのです。 車に轢かれて倒れているジャズを目の前に他の獣医さんを探している余裕なんてなく、すぐにその獣医さんに連れて行きました。もちろん即入院。いつどうなってもおかしくないという状態が3日間続きました。1日2回の面会は柵ごしで、ジャズがいくら必死に体を起こして柵に摺り寄せてきても開けてももらえませんでした。面会中もいつも看護婦さんに監視されていてゆっくりいることもできません。入院室はケージが上下2段左右に並べられた、小さな明りとり窓があるだけの暗い部屋でした。早く退院させたい、早く直してあげたいという気持ちで手術の話をしても、全く取り合ってもらえず「今はそんなこと言える状況じゃないんですよ。」の一点張りでした。 そしてある日「安楽死」を提案されたのです。「毎日導尿に通わないといけないし、この子も苦しいでしょうから」という理由でした。とうとう耐え切れず父が直接大学病院に電話をし、事故後2週間何の処置も与えられないまま退院、そして手術。大学病院で「48時間以内に手術するべきだった」と言われ、今までの入院は一体何だったの?どういう治療方針で入院させられてたの?と悔しくて情けなくてたまりませんでした。 カテーテルも数ヶ月で取れて、今では膀胱圧迫だけで排泄もできます。何よりも後脚が動かないだけで他は本当に元気いっぱいなのです。こんなジャズの姿を見たらあの獣医さんは何と言うでしょうか。今でも、他の獣医さんに連れて行って手術をしていれば歩けたのかもしれないと思うと悔やまれて仕方がありません。獣医さんを選ぶのは本当に重要なことです。往診をしてくれたり、24時間コンタクトが取れたり、そういう熱意があるのか、治療や診察内容を詳しく教えてもらえるか、手術のできる獣医さんなのか(その獣医さんは内科専門で手術は近くの獣医さんに依頼していたそうです)、大学病院との繋がりはあるのかなど、できるだけ情報を集めて選ばないと、いざという時に取り返しのつかないことになります。 獣医さんは人間のお医者さんと違って全部の科をひとりで見なければなりません。そのため自分ひとりで抱え込んでしまったために適切な処置ができないこともあるそうです。大学との繋がりはそういう点で大きな怪我や病気のときに必要になります。 駅のそばだから、内外装が小ぎれいだから、知り合いが行ってるから、お散歩の通り道だから・・・そういうことも獣医さんを選ぶ理由になっているかもしれません。しかし、予防接種やフィラリア、ノミ取りのお薬のためでしか行く必要のないうちに、信頼のおける獣医さんを探さなければならないということを本当に思い知らされました。 |