おジャ魔女はるか
魔法堂、改装!?
あれから二週間、三人は魔法堂に来ては、いた・・・・・
「こんにちは〜〜〜」
とはるかが魔法堂の入り口から入ってきた
「なんじゃ今日は、はるかだけか?」
「わかんないよ、学校は三人ともバラバラなんだし、それにみんとちゃんはチャイドルのお仕事もあるから」
「まったく、全員そろっわんと二度手間、三度手間になるんじゃが」
マジョセラとはるかがそんな話をしていると
「やっほ〜〜〜」
「こんにちわ〜」
「みんとちゃんにあずさちゃん」
「今日は全員そろったか。」
「なにかあるんですか?」
マジョセラは少し間を置いてしゃべりだした
「まずはここの改装をやってもらう」
「そうだよね、こんな薄暗い所に集るのって気がひけるしね」
「なんじゃと〜〜〜〜!!!」
「まぁまぁ落ち着いて、みんとが何時まで居るか分かんないんだから」
とマジョセラの妖精のククがマジョセラをなだめる
「魔女見習いが店をやることが規則なんじゃよ」
そう言ってから一拍おいて
「お前らの好きなように店を改装して構わん、もう一つの理由は・・・まぁ後で教えてやる」
「でも私お仕事あるから、毎日は来れないよ?」
「それなら、来れる時だけでいいんじゃない?」
「そうじゃな、まぁいいじゃろう、何をするかは後で考えとくように」
《は〜い》
三人が声をそろえて言った。
「それから魔女見習い試験が来週あるから忘れるなよ。」
「来週の何時ですか?」
「今日から数えてちょうど十日後じゃ」
「私お仕事なんですけど?」
「私たちも学校あるし、ほかの日にならないかな?」
「魔女見習い試験は、真夜中にやるのよ」
「それなら大丈夫」
「私もそれなら」
「ボクは、ちょっと危ないかも。」
「あら、あずさちゃんどうして?」
「夜中まで起きてるのって苦手なの」
「まぁ何とかなるよ。」
「そうかな〜〜」
そんな話をしているとどこからともなく軽快な音楽が聞こえてくる
「おお来たようじゃな」
「ごきげんよう」
「デナ早かったのぉ」
「そりゃ〜これから長い付き合いになりそうなお得意様ですもの」
「まぁそれは、こいつら次第じゃがな」
「初めまして私は問屋魔女のデナよ」
そういってデナははるか達に向かって自己紹介をする
「初めましてはるかです」
「ボクはあずさ」
「鈴白みんとで〜す」
「自己紹介ありがと、それじゃあ早速」
デナはそういって持っていたステッキ(?)で輪を書いて
テーブルにステッキの先を向けた・・・・‘ポン’
と音がして袋が三つと携帯電話のようなものが三つ出現した
「なんですかこれ?」
テーブルの上のものを指差した
「魔法玉の入った袋三つとパパットコールよ、ちなみに魔法玉は一袋に20個入ってるからね」
とデナは商品説明をする
「パパットコールって携帯電話みたいだけど・・・」
「そうよ、でもね人間が使ってる物と比べ物になんないわよ」
「まぁ魔女、特に魔女見習いたちが、主に使っておるもんじゃ」
とマジョセラが付け足す
「何で、魔女見習いが使うんですか?私たちも携帯くらい持ってるけど」
はるかが言った
「パパットコールの特徴は、同時通話と魔法の転送機能がついてることね」
「同時通話?魔法の転送?なんに使うのさそんな機能」
「同時通話機能って言うのは、こうやって集らなくても電話だけで最大六個のパパットコール
と魔法電話をつなぐ事が出来るの」
「パソコンのチャットと同じような事を電話でやるんですね」
「そういうこと、で魔法の転送って言うのは、
電話でつながっている相手に魔法を送る事が出来るのよ」
「何の意味があるの?」
「あらマジカルステージのこと聞いてないの?」
「確か数人でやる大きな魔法で自分の級の二つ上の級の魔法を使えるって聞いたけど」
あずさは以前マジョセラから受けた説明のとおり言った
「知ってるのなら、簡単でしょ?」
「あっそうか、別の場所にいてもマジカルステージが使えるのね」
「正解よ、詳しい事は、一緒に入ってる説明書読んでね、代金は来月の分に入れておくからね〜〜」
そういってデナは突然消えてしまった。
「さて、まずは魔法堂で何をするか、じゃが」
「手作りのお菓子屋さん、やってみたいかも」
みんとが真っ先に言う
「ボクは、お花屋さん」
続いてあずさ
「お前らもっと簡単な、手間のかからんものを選べんのか?」
「何でもいいって言ったじゃない」
はるかがつっこんだ
「そりゃお前らがやるんだからいいが、花は毎日の手入れとか何かと大変じゃ、
お菓子屋も、やるからにはいろいろ勉強が必要じゃし、やるなら資金を作ってからにしろ」
「資金ってどうやって?」
「最初は占いかアクセサリーでも売ってそれを元にして花屋でもお菓子屋でもやればいいじゃろ」
「マジョセラ占いとアクセサリーって両方やってもいいの?」
「あずさちゃんどうして一緒にやるの?」
「占いの結果っていい時ばっかじゃないでしょ?」
「そりゃそうよね。」
「だからラッキーアイテムとしてアクセサリーが売れるでしょ」
「なるほどのぉ、あずさは商売のセンスがあるようじゃの」
「それいいかも」
「次は看板よね、店の名前どうしよっか?」
「魔法堂ってなんか暗い感じがするよね」
「言っとくが、お前ら魔法堂の部分は必ず付けるんじゃぞ」
「なんで〜〜」
マジョセラの言葉に声を合わせて三人が反応した
「魔女がやっている店、ある意味系列店を意味するからじゃ、例外もいくつかあるが店のないようにもよる
ともかく[まほうどう]と読めればいいんじゃ、[MAHO堂]という名前で
経営している店もいくつかあるしのぉ」
「そっ、がんばって考えてね、なんなら[ククのMAHO堂]でもいいわよ」
「ククってば〜〜、でもどうしよっか?」
「[まほ〜DO]なんてどうかな?」
「それ面白いかも、インパクトあるし」
「そうね、いいんじゃないかな」
「あっいけない、そろそろ行かないとテレビの収録に遅れちゃう」
「えっ、じゃあね」
「みんとちゃんお仕事がんばって」
「ありがと、ばいばいまたね〜」
そのまま走って出て行った。
「そう言えばマジョセラ」
「なんじゃ?」
「占いって言ったけどどうやってやるの?」
「見習いは、クリックタップという専用のタップに変えることになるんじゃが、
いきなりタップを変えるはめになるとは」
と深くため息をついた
「そうなんだ、ってことはデナから買うの?」
「そう言う事になるのぉ」
「それとねアクセサリーも専用の粘土や材料使うからね」
「後でデナに注文しとくから、二日で届くと思う」
「それじゃあはるかちゃん、部屋の中片付けよっか」
「そうだね、十日後の試験までに、お店の方落ち着かせないとね」
そういって二人は店内の片づけを始めた。
その夜はるかは昼間デナから買ったパパットコールであずさとみんとに電話をかけていた
「は〜い、みんとで〜す」
「もしもし、あずさだよ」
「もしもし、二人とも今大丈夫だよね?」
「もちろんだよ」
「タイミングぴったり、今家に着いたところなの」
「それでどうかした?」
「使った感じを確かめて見たくてつい・・・迷惑だったらごめんね」
「ボクも使って見ようと思ってたから、気にしないで」
「私も同時通話ってどんな風になるのか知りたかったのよね」
・・・・それから二時間ほど無駄話に花を咲かせた。
二日後
「そろそろ来るころじゃな」
マジョセラは時計を見ながらつぶやいた
店内でははるかたち三人が店の改装をしていた
「お前ら、そろそろデナも来るし、少し休め。」
「は〜い」
「あと少しで、こっちは一段楽するから。」
「ならボクも手伝うよ」
「さっさと、終わらせて休みましょ」
5分ほどで片付いて、三人は適当なところでお喋りを始めていた
すると突然どこからともなく軽快な音楽が流れ出し問屋魔女のデナが現れた
「こんにちは」
「デナさんいらしゃい」
「頼んだものもって来てくれたか?」
「マ・ジョ・セ・ラ?、問屋魔女に言うセリフじゃないわよ、もちろん持ってきてるわよ・・・・ちょっと違うものもあるけど」
そういってデナはテーブルの上に商品を出した、
そしてデナはかばんからなにやら出している
「はるかちゃん、あずさちゃん、みんとちゃん、手出してくれる」
言われるまま手を出した三人にデナはタップと小さな小箱を渡した
「これがクリックタップ?、それにこっちの箱は何かしら?」
はるかが確認するようにつぶやいた
「これはね、クリックタップじゃなくて、リングタップって言うの」
「ちょっとまて、デナ注文と違うぞ、そもそもそんなタップ聞いたこともない。」
「マジョトロンに頼まれたのよ、新しいタップのモニター探してくれって、
それであなたたちの話をしたら、タップとその箱を私に渡して
使い方の説明をしてさっさと行ってしまったのよ。」
「つまりこれでも占い魔女になれるんじゃな」
「ええ、説明するわね、まず箱に入ってる指輪をはめてね」
三人は言われるまま指輪をはめた
「そのタップの中央のパネルに一回タッチすれば見習い服に着替えられるの」
三人は説明を聞きながらパネルにタッチして着替え始める
「ちゃんと最後まで聞いてからにして欲しいんだけどな。」
とつぶやくデナに
「無駄じゃ。」
とあきらめ感たっぷりに返答した
「・・・ぷ、ぷりてぃ〜・・・ういっち・・・、はるかっち・・・・」
「プリティ〜ウィッチ、あずさっち」
「プリティ〜ウィッチ、みんとっち」
「占い服に着替えるときは、二回連続でパネルにタッチするの、
見習い服以外の場合はとくに着替え後にセリフはないわ」
早速三人はパネルに二回連続でタッチして着替える
「占い服から、見習い服に着替えるときは一回タッチすればいいからね」
三人はたっぷりとしたローブに着替えた
「これが占い服か〜」
「ちょっと派手な気がするんだけど」
黒を基調としたローブにそれぞれ、
はるかは白、あずさは赤、みんとは青のラインが全身に入っている
タップが胸に配置されているのは見習い服と共通であるそんな服なので
かなり明るい印象がある、ブーツも同じようなデザインになっている
「黒が基調のわりに、確かに明るく見えるよね」
「細かい事はマジョセラに聞いてね、変身以外は見習い服も、
占い服も今までのと使い方は同じだから」
と言ってさっさとデナは帰って行ったと思った瞬間再びデナが現れて
「言い忘れたけどその指輪が無くても見習い服には着替えられるけど占い服には着替えられ無くなるの」
「どうしてなんじゃ?」
「その指輪に職業服が魔法で閉じ込めてあるのよ、でほかの職業になるときも指輪を変えるだけでいいの」
そういい残すように行って消えてしまった
「さてデナも帰った事だしまずはそれの使い方を説明するかの、ポロンと同じ手順で翆晶を出してみろ」
三人はそれぞれ翆晶を出し手に持った
「次はどうすればいいの?」
「持ってる魔法玉を翆晶に当ててみろ」
するとあずさは翆晶を置き少しはなれて魔法玉を持って構える
「まて!!!何をする気じゃ」
「翆晶に当てるんでしょ?」
「軽く、触れさせてやればいいんじゃ!!」
「それなら早く言ってくんなきゃ」
あずさは翆晶を拾い二人のそばに行く
三人は魔法玉を翆晶に触れさせると、翆晶の中に魔法玉が入り水の中にでも入っているかのように漂っている
「そしたら、呪文と占いたい事を頭の中で考えれば、翆晶に占った結果が、浮かぶはずじゃ」
「ペ〜レッテ、レ〜ネ・ク〜ルルク〜タン(ペ〜レッテ、レ〜ネ・ク〜ルルク〜タン、明日の運勢を教えて)」
「(ト〜トル、ナ〜ナル・ミレ〜セニ〜ニ、明日の天気を教えて)」
「(パラッケ、ラ〜テロ・ク〜メリ〜ド〜リ、私たちが魔女になれるか教えて)」
それぞれの翆晶に何かが映し出された
「水と子供に注意?ラッキーカラーは、オレンジ。」
はるかは自分が持つ翆晶に映った文字を読む
「明日の天気は晴れみたい、よかった」
あずさも文字を読んだ
「何これ?」
みんとが言った
「みんとちゃんどうかしたの?」
「皆これ見て。」
マジョセラも含めその場にいたものはみんとの翆晶を覗き込んだ
そこに映っていたのはデザインの違う見習い服を着たはるか達三人と
そのはるか達と同じデザインの見習い服を着た、見知らぬ魔女見習いが
距離を置いて輪になって何かを掲げている姿だった
「これはどういう状況なの、もう一人の子も誰かわかんないし。」
「見習い服もデザインが違うみたいだし。」
はるかとあずさが言った。
「とりあえずお前たちは魔女になれる様じゃの、水晶玉ももっておるようじゃし」
翆晶の中の四人は苦しい表情で、時おりふらつきながら
それでも必死に水晶玉を構え続けている、
「これは、マジカルステージのようじゃが、いったいどんな魔法を使っておるんじゃ?」
マジョセラが言う
翆晶の中の四人はしばらくそれを繰り返していたがやがて
四人の持っている水晶球が砕け散り中心で何かがはじけた・・・・・
そこで翆晶は映像を映すのをやめた
「あれ、急に消えちゃった」
「ふむ魔法玉の力がなくなったようじゃの」
マジョセラが翆晶を覗いて言った
「ならもっと入れれば何か分かるかも」
そういってみんとは翆晶に魔法玉を6つ入れて
「(パラッケ、ラ〜テロ・ク〜メリ〜ド〜リ、さっきの続きを見せて)」
しかし翆晶は何も映さなかった、それから何度やっても
翆晶は何も映し出そうとしなかった
「水晶玉が壊れるような魔法を使うと言うのか?何のために?」
マジョセラは呟くように言った
「とにかく、魔女になれるのが分かっただけでも良しとしないと」
はるかが仕切りなおすように言った。
「そうだけど・・・・」
あずさもみんとも不安げに呟く
「それに未来は変わる事もあるのよ、絶対翆晶が映した未来が訪れると決まったわけじゃないの」
ククが言う
「そうじゃなそれに見習いがやったものじゃ、失敗かもしれんの映し出されたのは一回きりだし」
「そうよね、私占うときたぶん違う事考えちゃったから」
「まったくそれなら先に言わんか、占うときに要らん事を考えると、
それが映し出されたり反映されたりするんじゃ、次から気をつけるんじゃ」
《は〜い》
「そっか(でも・・・何だろうすっごく気になる・・・・)」
はるか達三人ははあの映像に不安を覚えていた。
「さて気を取り直して作業を再開しろ」
三人は言われるまま改装作業を再開した
次回おジャ魔女はるか
『味が勝負?突撃、九級魔女見習い試験』