自閉症とは

  私たちの体には、すみずみまで神経がはりめぐらされていて、

  体で感じたいろいろな情報をたえまなく脳に送り込んでいます。


  脳はそれらを整理したり、判断したりして、

  体の各部分の筋肉にそれに適した行動をするように命令を出しています。


  体と脳を結ぶ神経の中で、一番中心となっているのが脳と脊髄の神経で、

  これを中枢神経といいます。

  自閉症のひとは、この中枢神経に障害を持っているのです。


  自閉症のひとは、目や耳の働きにはなんの障害もありません。

  聞こえているし、見えているのです。

  しかし、目や耳から入ってきた情報を整理して

  全体としてまとまった意味のあるものにする(認知する)ことが苦手なのです。


  見たものを脳に正しく送信しても、

  その情報を全体の中で整理して捉えなければ意味を持ちません。

   たとえば、ある場面を見ても、その中の特定のものだけが強調されて、

  全体がよくわからないというようなことになります。


  ことばもそうです。耳で音声をキャッチしても、

  特定のことばだけが強調されて、話の全体がつかめないのです。



   自閉症とは、

    1.対人関係の発達の偏り

    2.コミュニケーションとくに言語能力の発達の偏り

    3.反復的な行動や強いこだわりを伴う想像力の発達の偏り

  の3つの特徴を持つ、発達障害です。



  中枢神経系に関わる障害であり、育て方や家庭環境による情緒障害ではありません。

                                                   〜大月書店「自閉症の子どもたち」から引用〜


      
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