私の望遠鏡歴(自己紹介にかえて)

 

 

Ø         小学3年:「子供の科学」や学習漫画「大宇宙をさぐる」「太陽系のなぞ」を読み、何となく天体に興味をもつ。

Ø         小学4年:「子供の科学」に「天文ガイド読むと良い」と書かれていたので、購読を開始する。天文ガイドは当時からページの約半分が望遠鏡の広告で占められており、自然に望遠鏡が欲しくなるように仕向けられている。当時は貯金が1万円あまりしかなかったので、なかなか買える望遠鏡がなく、ダウエル(城東商会)のカタログを毎日ながめてはタメ息をついていた。

Ø         小学5年生:夏休み初日、名古屋の名鉄百貨店で、カートン光学のスペース60エース(6cm屈折赤道儀、定価48000円)が、何と19800円の大特価で売り出される。朝早く、開店とともに駆けつけ、貯金を全額はたいて即購入した。赤道儀なんて夢のまた夢と思っていたので、大感激。名鉄百貨店さんの大英断には、今も感謝している。

Ø         初めて見る月のクレーターに感動。金星の満ち欠け、ガリレオ衛星、土星のリングなどを楽しんだ。一方、口径5cmのテストスターである、こと座εが分離できず、がっかりしたこともあった。市街地(名古屋市)に住んでいたため、星雲・星団は全くダメだった。

 

 

 

スペース60エースで撮影した月

 

1978年6月14日 20h

60mm屈折赤道儀(カートン製)

ニコレックスFボデー HM25mm拡大撮影

(合成焦点距離1600mm

露出約1/4秒(筒先開閉)、固定撮影

ネオパンF パンドール(1:1希釈)12

月光V4

 

 

 

 

 

 

Ø         中学3年:スリービーチ製の望遠レンズ「スリコール・リライアンスレンズ」200mmF4.5 を購入。確か15000円くらいだった。スリービーチ社は、安価で様々なオリジナル製品を発表、貧乏な小中学生に夢を与える良いメーカーだった。

 

 

 

 

スリコール・リライアンスレンズによる馬頭星雲

 

19851210日 時刻不明

オリンパスOM1 スリコール(200mmF4.5

露出25分 自動ガイド R64フィルター

103aE パンドール20分 印画紙不明

撮影地:加波山

 

 

 

 

 

Ø         大学1年、お金に余裕ができたので、新しい望遠鏡の購入を決意。この頃短焦点の反射望遠鏡が流行していたが、敢えてF値の大きなアストロ光学製・15cm反射赤道儀(焦点距離1300mm)を購入した。この望遠鏡の見え味は素晴らしく、月面のディテイルがくっきり見えた。何気なく撮った惑星の写真を天文ガイド誌に送るとアッサリ入選し、この望遠鏡の威力を知った。

Ø         この望遠鏡の難点はメチャクチャ重いことである。確か鏡筒と架台で50kgもあった。まだ若かったので重量はそれほど苦にしなかったが、それでも気軽にセッティングはできなかった。例えば冬はシーイングが悪いと頭から決め付けて、ほとんど望遠鏡を出さなかった(実際には関東の冬は、結構シーイングの良い日もある)。稼働率が年々下がってきた。

 

 

 

 

ティコ〜クラビウス周辺

 

1985429日 時刻不明

150mm反射赤道儀(アストロ光学)

オリンパスOM1ボデー、Or6mm 拡大撮影

露出4秒 自動ガイド

プラスX D761:1に希釈)11

フジブロFM2

 

 

 

 

Ø         大学3年:スリービーチ製の小型赤道儀(M型)と、トミー製のプラスチック望遠鏡「ファミスコ」を購入。ハレー彗星などをお手軽に観望した。

Ø         大学4年:大学院進学を決意、研究に没頭するため、天文趣味はやめることにした。ちなみに専攻は天文学ではない。そしてアストロ望遠鏡は実家の倉庫で眠ることに・・・・・以後20年間、天文とはスッパリ縁を切った。

Ø         この間、シューメイカー・レビー彗星の木星衝突、ヘール・ボップ彗星の増光、火星大接近など様々なイベントがあったそうだが、望遠鏡を取り出すことはなかった。

Ø         2005年、小学生になった子供と一緒に星を見るため、コルキット・スピカを購入。観察の大切さを知ってもらうため、下手糞なスケッチを書き始め、現在に至る。

Ø       2006年:両親が亡くなり、実家を整理していたら20年ぶりにアストロ製150mm反射望遠鏡が出てきた。組み立てて月や土星を見てみると、結構よく見えた。しかしこの望遠鏡は大きすぎて現在の住居環境では使用困難であり、部品が不足していた架台部を処分し、鏡筒はCATさんに買い取っていただいた。マニアの方の手で有効利用されることを祈っています。

 

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