「からす座」がない?星座早見盤
「ワイドビノ28」という製品を買った。小型の双眼鏡で、視界が広く、星座がスッポリと視野に収まる。ガリレオ式の双眼鏡で、肉眼より2等級くらい暗い星が見える。こうして都会の空でも星座散歩が楽しめる。
何のために買ったのかといえば、「星座の観察」のためである。いい年したオッサンが、今さら「星座の観察」なんて笑われそうだが、小さい頃から都会で暮らしてきたため、実は私はほとんどの星座を知らない。これは恥ずかしいことだ。
現在住んでいる茨城県つくば市は、決して大都会ではないが、東京まで平地が開けているせいか、夜の空が異常に明るく、肉眼では2等星がやっとである。これでは大半の星座が見えない。夜の街が明るいことは治安上「良いこと」なので、光害という言葉は使いたくないのだが、やはり星座すら満足に見えないことは寂しい。
「ワイドビノ28」の力を借りると、つくばの空でも4等星くらいまで確認できる。これでも不充分だが、見える星の数は格段に増える。そして見えなかった星座が浮かびあがってくる。何より、星座を線で結んでその輪郭がわかることが楽しい。
星座の輪郭を目で追うことは、空のきれいな場所ならば、おそらく小学校低学年の子がやっていることだろう。そんなことさえオッサンになってから、双眼鏡の力を借りないとできないとは、都会暮らしとは何とも情けないものである。
それはさておき、星座の散策は理屈抜きで楽しい。いくつか新しい星座も覚えた。

気に入っている星座の1つが「からす座」だ。春の南の空、おとめ座のスピカの少し西側にこじんまりした四角形が見える。この四角形は3等星でできていて、結構形よくまとまっている。
さてこの「からす座」、子供が小学校で教材としてもらってきた星座早見盤で確認してみたのだが・・・・。

からす座がない!何でやねん!
おとめ座スピカの西側が空白になっていて、「からす座」と「コップ座」が描かれていない・・・。暗い星ならともかく、3等星でできた「からす座」を省略するとは、何とも解せないことである。この星座早見盤の製作者は、「カラス」と「コップ」に何か恨みでもあるのだろうか?カラスに頭を突かれたりとか、コップを割って手を切ったとか・・・?あるいは、「カラス座」は何か教育上良くないのだろうか?星座早見盤とは、このようなものなのでしょうか?
ちょっとびっくりしました。