4年前にパッドの摩耗が限界に達したときに、
後輪のローターも錆びまくりで、ジャダーも出ていたところ、
あまり距離も乗らない予定だったので、パッドの交換のみで我慢しました。
しかしその後、ジャダーはあまり悪化しませんが、
かなり強く踏まないと止まらなくなってきたので、
車検を取ったのを機に、思い切ってローターを交換しました。
パッドの残量はあるものの、段付きで減っているのでパッドも交換しました。
部品代全部で3万円です。
ジャッキアップしてタイヤを外したところ。

このとき、前輪を作業しやすい方向へ向けるために、前輪の作業は両方のタイヤを浮かせて行った。

後輪の作業は片方ずつで可だが、サイドブレーキを忘れずに解除する。
次にキャリパーを外す。

前輪は下の1本のボルト(赤矢印・14mm)で固定されているだけで、上はボルトではなく(黄矢印)、ただ棒にはまっているだけ。
今回はスライドピン(赤矢印)も交換する。
フローティングキャリパーは、左右にスムーズに動かなけれがならない。

4年前にパッドを交換したときに、このピンがやや固着しており、内側のパッドだけ摩耗していたから、今回は予め部品を手配した。
その時もグリスアップしたがやはり固着気味である。

新品に交換してグリス(ゴム製ブーツを侵さないように耐熱シリコン)も交換したが、少し良くなったものの、期待したほどスルスルは動かない。
上側のただはまってる方はスルスルなんだが。
後輪のキャリパーは2本のボルト(赤矢印・14mm)で固定されている。
パッドだけの交換ならこれでOKだが、今回はローターも交換なので、キャリパーサポートもはずす。
2箇所のボルト(赤矢印・17mm)で固定されている。

キャリパーはパッドを介してディスクを挟むだけなので、構造上大きな力はかからず、固定しているボルトも小さいトルクで締められている。
しかし、キャリパーサポートには、パッドがディスクを挟むことで発生する、同じ方向に回ろうとする力を受け止めなければならないため、大きな力がかかる。

したがって固定しているボルトも、車体のサイズにもよるが10kg・m程度のトルクで締められており、さらに錆びによる固着もあり、緩めるのにかなり苦労するだろう。
右前パッドの新旧の様子。
旧パッドもまだ使えそうだが、段付きで減っているので交換する。
内側のパッドが減っているのがわかる。
ビニール袋に入っているのがディーラーで取り寄せたスライドピン。
右後のパッド。

あまり減っていないように見えるが、内側の段付きが著しい。
右前ローター外側。

ローターはホイールと共締めされているだけなので、タイヤをはずすと、単にボルトにはまっているだけなのだが、さび付いてなかなかはずせない。

ハンマーでいろんな所を叩いて、最後に内側から外側方向へ、近所迷惑もかえりみずガンガン叩いてやっとはずれた。

外側のパッドとの接触面の状態はまあ普通。
しかし内側のさびが激しく、パッドの中央付近しか金属に接触しておらず、段差が付いて減っている。

前輪のローターは4年前はこんなにひどくなかった。
左前ローター内側とパッドとキャリパーサポート。
右後ローター内側とパッドとキャリパーサポート。

後輪ロータは外側も結構錆びてて、4年前からジャダーが出ていた。

後輪のローターにはサービスホールがあるので、これを使えばそれほどガンガンやらなくてもはずれる。
前輪にもサービスホールがほしいところ。
左後ローター内側とパッド。
後輪のローターをはずしたところ。
サイドブレーキのシューなどが見える。
この春にサイドブレーキ一式が錆のためだめになって、ワイヤー、シュー、リンクなど全てディーラーで交換してもらったら約7万円かかった。
新しいローターをはめる。

ただホイールのボルトに入れるだけなので、ぐらぐらするため、今後の作業をやりやすくするためにナットで仮止めしてある。

そしてキャリパーサポートをつける。
本当はこのとき、トルクレンチを用いるべきところ、1mの鋼管をラチェットレンチにはめて、その先端付近を10kg程度の力で押して、10kg・m程度に締まったものと推定した。
パッドの準備もする。
古いパッドに付いていた薄い板状のものを、ブレーキクリーナーできれいにする。
薄い板状のものにブレーキグリースを薄く伸ばし、パッドの裏面に貼り付ける。
ピストンやキャリパーに当たる部分にも一応ブレーキグリースを塗る。
この辺の作業を怠るとキーキー鳴ると言われている。

さらに、パッドとキャリパーサポートが接触する面にも、もっとも力がかかる場所なので、一応ブレーキグリースをつけた。
キャリパーをつける前に、ローター1枚とパッド2枚の新旧の厚さの差分だけ、ピストン(赤矢印)を押し戻す必要がある。

ちなみに、キャリパーをはずしている間にブレーキペダルと踏むと、ピストンが思い切り出てしまうので念のため。
ピストンを押し戻しているところ。

キャリパーのシリンダー部分に、直接クランプで力をかけるのは若干気が引ける。
キャリパーの外側部分のツメ2本からの反力で戻す専用工具もある。

このとき、ブレーキオイルがいっぱいだとあふれるので注意。
ブレーキオイルを抜いたりするのは面倒なので、1輪終了するごとにエンジンを掛けてブレーキを踏んで、ピストンを出して次に進んだ。
キャリパーをはめようとしているところ。

パッドをキャリパーサポートにはめるだけだと、引きずり防止のバネの力ではずれてしまうので、端部をクランプで押さえておき、キャリパーを少しはめたところでクランプをはずした。

後輪には引きずり防止のバネはもともと付いていなかったが、パッドにはバネを刺す穴が開いていたので、ピアノ線を買って自作して付けてみた。

後はタイヤをつけて終了。
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