4.10 UP
私なりの解釈です。
好き好きがあるので、万人向きではありません。
お気にいらない方は、ごめんなさい、静かにご退室ください。
イメージを広げて…
リチェ流

子どものためのピアノ曲集 OPUS 27
バイエル系からはいられた方には、少し、音がわかりにくいかもしれませんが、
短くてもかわいい曲がたくさん載っていますね。全30曲
私は、ソナチネの合間に弾いてもらったりしています。
フランス系のものをやっていれば、音の感じもあまり違和感はないようです。
☆彡 ちょうど今やっている人がいるので、順不同に載せますが、
ご了承ください ☆彡
20:みじかいお話・・・・・・・Esdur (変ホ長調),4/4,Andantino cantabile
左手が、滑らかなレガートで弾けることがまず、必要ですね。
多分譜読みで、てこずるのは中間部13小節目からの12小節でしょう。
調性もわかりにくいので、きちんと動きを理解しましょう。
ーーーー左手をまず見ていきましょう。ーーーーー
分散和音なので、和音の動きがわかると楽ですね。
@1〜8小節目までは、2拍分の分散和音が
<BEsG→ AsDF→GCEs→FBD→EsAsC→DGB・・・>と動いていますね。
規則性が見つかりましたか?
そう、太字にした和音の高音が、音階進行で降りてきています。
調性のわかりにくい時に、結構隠れているのが、このような同型反復(ゼクエンツ)の進行です。
半音階進行であったり、音階進行であったりしますが、見つけ出せるとなんだか嬉しくなります。
4小節目から5小節目に移るとき、かなり跳躍しますね。注意してください。
右手に寄せて行く感じでちょうどいいかな?
A9〜12小節は1小節ずつDGB・EsAsCが2度繰り返されます。
B13小節からまた左手の半音階進行が始まりますが、今度は上行していきます。
分散和音の一番上の音がCis→D→Dis→E(→FIS)と動いていますよ。
そして、いつの間にかCis moll に転調してしまいました。
C17〜20小節はCis moll(嬰ハ短調)のX7(GisDisFis)⇒T(GisCisE) という和音の動きです。
D21〜24小節はADFis→GisCisE の繰り返しのようですが、
最後の24小節はADFis→BDFの和音に変えられています。
この部分は和音度数で考えると面倒なので、私は Fis→E→Fis→F という、
和音の一番上の音の進行だけ覚えておきます。
そして、またEsdu(r変ホ長調)に戻ってきましたね。
E再現部、25小節〜32小節は、曲の初めの部分と同じですよ。
Fコーダの33小節〜37小節も29小節目から続いているEs durの音階のまま動き
37小節目でEsGBにきちんと収まって終止しましたね。
どうですか、左手は少し動きがつかめましたか?
Es durの音階とカデンツは、練習のときに準備体操のように行っておくといいですね。
ーーーーー今度は右手です。ーーーーー
もう、左手の譜読みで、大きくいくつかの部分に分けられたので、
それぞれの関連を見ていきましょうね。
@1〜4小節のメロディーはとてもシンプルですね。
3〜4小節に上行形の音階が出てきていますよ。
5〜8小節目はちょうど折り返しのようにリズムが同じです。
今度は下行形で音階が7〜8小節目にありますね。
この8小節で気をつけることは、音量のバランスです。
右手と左手の音域が近く、左の動きの方がどうしても目立ちやすいので、左手はやさしく小川の水が
静かに流れているようなイメージで弾いてください。1の指の使い方をマスターしましょう。
右手は、シンプルなふしなので、ぶっきらぼうにならないことと、
四分音符・二分音符の音がきちんと響いているか、よく耳で聴いて下さい。
A9〜13小節の右手も音の動き、リズムともシンプルなのですが、
前の8小節よりは少し表情がありますよ。
9・10と11・12は左手はまったく同じでしたが、右手は11.12の方が歌えますね。
13・14はGの音の響きの中で左手が半音階進行で迫ってきますので、cresc.を計算して
13小節の頭をあまり強く弾きださないこと。
そしてCis mollに解決するまでエネルギーを持続して欲しいです。(フォルテはたっぷりした音で)
B17小節からの4小節も左手が強くなりすぎると、せっかくの右手のメロディーが消されてしまいます。
20小節目の両手の動き、きれいにそろえて下さいね。
後の4小節に比べれば、ここは表情がつけやすいですよ。
C21〜24小節、和音の動きは変化があまりなく強弱だけで表情を作ります。
24小節目は、転調を意識した音とrit.を考えましょう。
D25小節で、13小節から続いていたの緊張感のある響きから解き放たれて、
原調のEs durに戻ってきましたよ。
でも、曲の始めと異なり、ppなので注意しましょう。
33小節目までのおおきなcresc.にするのが、私は好きです。
音量を増していくとき、バタバタ、ドタドタした音にならないように。
E33小節からのコーダは、右手の音がシンプルなので、左手の動きが非常に目立ちます。
dim.やrit.も左手の動きをうまく使って自然なものにしてくださいね。
全体に左手の流れをいかに滑らかに続けるかが完成度の鍵でしょう。
譜読みと同時に左手の動きを覚えてしまうつもりで、
たくさん、左手を練習して下さいね。
4.10 記