スターリミルクの臨床使用
まずはじめに
リウマチの診断は、臨床症状にて判断しています。なぜなら、原因がはっきりしてないことの裏返しといえます。
一番重要視しているのは、朝のこわばりです。手がむくんで、すっきり握れない。加太らが動かしにくい。普通なら、疲れのとれた朝は調子がいいはずですが、リウマチは、しばらく準備運動が必要です。それが、しばらく持続する。前の晩、酒で無理をしたような場合は違うと言うことです。
関節軟骨などが破壊され、関節が腫大し疼痛があります。
男女比は、圧倒的に女性が多い。男の人が罹患すると、重症といえます。
発症年齢は、20才頃が多い。女性の関節に負荷がかかる年頃から増加。
患者さんが年々加算されますから、高齢者が多くなります。
リウマチの関節では、潤滑油の関節液を作る滑膜が炎症の中心となります。
その部位で、刺激された単球、マクロファージがサイトカインを作り、絨毛組織が刺激され関節を破壊します。手の第一関節は、リウマチでは侵されず、第二関節、手の元も関節、手関節が侵されます。第一関節の痛みで相談されることがあると思いますが、膝関節と同じでリウマチではなく、ヘバーデン結節といいまして、使いすぎー炊事や洗車など指先に力を長く入れる場合が多い。
リウマチは、遺伝的素因に何らかの引き金因子―ウイルス、過労などが加わることで発症すると考えられている。
10%程度は、治癒することがありますが、多くは、長時間の経過があり、薬のもより副作用がないのが望まれます。
スターリミルクを使用した症例は、コントロールが困難な場合に用いています。
3ヶ月にてデータを出しました。
目標は、朝のこわばりの軽減。関節の疼痛の改善を目標にしています。
結果は、対象には男性が多い。難治化しやすいためです。リウマチ反応が0〜6間で分けて、3+、または、0の症例には効果があり、
4+以上では、効果がなく、一人は、下痢にてドロップアウトしました。乳糖不耐症です。
4+以上では、関節の炎症・破壊が進行しており、3ヶ月では効果を見られませんでした。長期に服用してもらっています。
実際の症例は、72才男性です。リウマチの悪化から腎不全も併発したと考えています。
膝痛が著しく、膝の滑膜も切除していますが、完全ではなく、歩行できない状態でした。
家族歴には、リウマチの人が多く、遺伝的素因もありました。
服用前は、歩行もどうにかこうにか可能でした。関節は腫大しており、関節穿刺を繰り返していました。写真は、ポラロイドで、季節の移り変わりを出したのでなく、服用前は腫大が著しく、服用後は腫大の減少、歩行の改善を認めました。
関節液は、非化膿性関節炎で、少したつと泥上の物が沈殿しました。服用後は、関節液中の泥物質はほとんど消失しています。歩けるようになり、退院しています。
何による効果かを見るため、他の施設で言われた単球を調べました。
スターリミルクを飲みますと、炎症反応(CRP)-壊れた組織のかけらを測定すると、減少しており、それと、単球数も減少しています。
良くなると、透析のため、体重制限があり、スターリミルクを20gにすると、CRP、
単球数も増加しました。
