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透析をしない判断
当院に置いても、家族間のトラブルより、透析をしないことに関しても証言を求められ、一応、サイト検索に以下の文献を見つけたので載せました。

日本でも「透析をしない判」断についての議論がなされているが、ガイドラインはない

Am J Kidney Disease 23:436-466,1994 での Hirshは、透析の適応がないとする状況は以下のように述べています。

1)腎不全を原因としない痴呆
2)転移性癌あるいは切除不能の固形癌が存在
3)治療に反応しない造血器悪性腫瘍
4)非可逆性の肝障害、心障害や呼吸障害で臥床を強いられ日常生活に介助者を必要とする。
5)非可逆性の神経障害のために身体活動ができない高度の脳卒中、無酸素性脳症
6)生存ができない多臓器障害
7)透析操作を行うために鎮静操作または抑制操作を必要とする
8)年齢にはふれていない。当院においても、94歳で介護サービスを利用して、通院透析を行っている患者さんもおられます。

透析を導入しない場合の説明の一つに
人間には寿命というものがあると思います。脳や心臓の寿命がくる少し前に腎臓の寿命が尽きたと思います。従って、透析をしても腎臓や他の臓器が回復するわけでなく、2〜3ヶ月の寿命が延びる可能性がありますが、その後全体の寿命がつきると思います。


今回の裁判の途中経過の報告
今回の争点は、高齢の親が腎不全にて死去。IVHカテーテルの挿入もできないため、一応、本人と付き添っていた家族の承諾も得て、往診する医師も決め、在宅介護とした。
その後、数ヶ月し他の家族が現れ、おきまりの、お家騒動となった。

問題は、透析をすれば生きながられて親と会い、遺産の話ができたのかどうか 。

尋問事項として以下の問い合わせがされた。
証人喚問に行かないと罰則規定があるとのことで、診療はどうするのか、厳しい話が
昨今のテレビ裁判を見ていると現実となった感じである。


           尋問事項
1.証人の地位、資格、専門および経験並びに現在行っている診療の状況
2.入院の経緯
3.患者の病状と行った処置治療の内容
4.透析を実施しなかった理由
5.カルテの説明
6.本人と家族への透析の説明
7.内シャントとは、
8、内シャントの家族への説明
9。本人への説明
10。内シャントの同意書はどうなったのか
11。透析を行わない場合の生存期間は、短縮されるか。
12。その他の関連事項
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