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予備自衛官補に興味のある方へ |
| 社会貢献の新しいカタチ。それが予備自衛官補です。 |
陸上自衛隊では、予備自衛官制度見直しの一環として、平成14年度より自衛隊において初めて一般国民から志願できる予備自衛官制度「予備自衛官補」の募集・採用をはじめました。 これまで、予備自衛官は練度の維持・職務内容の観点から退官した自衛官を対象に限って志願・採用していました。 陸上自衛隊ではこの点の見直しを図り、 「国民に広く自衛隊に接する機会を設け、防衛基盤の育成・拡大を図るとの視点に立って、将来にわたり、予備自衛官の勢力を安定的に確保し、更に情報通信技術(IT)革命や自衛隊の役割の多様化等を受け、民間の優れた専門技能を有効に活用し得るよう、予備自衛官制度へ公募制(予備自衛官補制度)を導入します。」 (※「」内の文は陸上自衛隊発行・予備自衛官補募集パンフレットより。) 具体的には、特別な技術や卓越した能力を持つ人を広く採用するため、これまでの概念を超える新しい発想で後方支援を担う防衛人材を育成し、予備自衛官として採用することを前提にした非常勤自衛官の制度で、これを「予備自衛官補」制度と言います。 採用は、一般隊員として基地や駐屯地の後方警備を担う一般採用と、医療・語学・車両整備に関わる技術者の採用という、二つの枠があります。 詳しくは、この後の項目を参照してください。 社会のためになる、自分でありたいと思った。そのために、今はじめる。 陸上自衛隊では、予備自衛官補の志願者を募集しています。 なお、予備自衛官補制度は陸上自衛隊のみに発足した制度であり、海上・航空の両隊では現在のところ同様の制度を発足する計画はないそうです。 |
| 予備自衛官補制度の概要について |
●採用 予備自衛官補に志願した人は、試験や選考を受け、合格することにより予備自衛官補として採用されます。 さらに、教育訓練招集によって指定の部隊へ招集され、所定の教育訓練修了後に、陸上自衛隊の 予備自衛官として任用されます。 ●予備自衛官補の義務 予備自衛官補は教育訓練招集に応ずる義務のみを有し、予備自衛官のように防衛招集応招義務及び災害招集応招義務はありません。 ●採用区分 一般(基地・駐屯地や、後方地城での警備や後方支援に携わる予備自衛官になるコース) 技能(後方地域での語学要員、医療従事に携わる予備自衛官になるコース) ・技能公募採用についての詳細は、この下の項目(予備自衛官補採用の概要)を参照してください。 ●教育訓練 平成14年度から陸上自衛隊で採用して、教育訓練を開始しています。 教育訓練では、一定期間の日数に分け、予備自衛官として必要な資質や技術を養います。 ・詳しくは、この下の項目(予備自衛官補の教育訓練内容)を参照してください。 ●予備自衛官補の待遇 ・身分は、非常勤の特別職国家公務員となります。 ・階級は、指定されません(予備自衛官として採用時に階級を指定されます)。 ・教育訓練に応じると、日額7,900円の教育訓練招集手当が支給されます。 ・教育訓練中に必要な被服は貸与され、食事は支給されます。 (ただし、別途シーツ代とクリーニング代が徴収される!←必要経費という名のドケチ) ・招集訓練中等の公務に起因する災害(怪我・病気・事故)が発生した場合、現職の自衛官同様の保障(治療・補償等)が受けられます。 |

| 予備自衛官補採用の概要 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 予備自衛官補の採用は、平成14年にはじめて実施されました。 当初、14年度中に2回(1月・7月)の募集を経て採用の予定でしたが、1回目の募集によって予想をはるかに越える志願があり、このため2回目の採用募集が中止となりました。 なお、今年度(15年度)の募集は定員に達したので、第2回採用募集は中止となりました。 予備自衛官補として、採用する人材は次のようになっています。 ●一般公募採用 日本国籍を有し、18歳以上34歳未満の者 ●技術公募採用 日本国籍を有し、18歳以上でつぎの国家免許資格を有している者
以上の条件を満たす人が、予備自衛官補として志願することができます。 志願は、地方連絡部等で所定の志願手続きをし、試験等が行われます。 ●試験内容 一般公募採用=筆記試験(教養・択一式)・口述(人物面接)・適性検査・身体検査 技能公募採用=筆記試験(小論文)・口述(人物面接)・適性検査・身体検査 身体検査は、合格基準に照らし合わせて判定されますが、特に試験時点で怪我の治療中の人や妊娠している人、また慢性疾患(気管支喘息・常時治療の必要な重度のアトピー性皮膚炎・重度の腰痛など)のある人は不採用となってしまいます。身体基準は意外に厳しいので、その詳細については事前に自衛隊地方連絡部等へ問い合わせることをお勧めします。 以上のような試験等を経て、合格すると「採用候補者名簿」に記載され、順位上位者から採用となります。 ここがポイントで、合格したから即採用とはならないのです。実際は、所属する方面隊の人員状況によってその年度の採用になるため、採用人数から順位的にもれた場合は任官待ち(=採用辞退者や、所定の教育訓練招集に出頭できずに退官となった者を待つ状況)となります。この点にご注意ください。 なお、陸上自衛隊発表による平成14年度の予備自衛官補の募集・採用の実績は、下の通りになっています。 ●募集した人員
●募集した日程 (第2回募集がされなかったため、第1回募集のみ) ・志願受付 : 平成14年1月15日(火)〜4月12日(金) ・採用試験 : 平成14年4月13日(土)〜4月15日(月) ・合格発表 : 平成14年5月27日(月) ●志願状況と合格者として発表した人数
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| 平成15年度 予備自衛官補採用要項(実績) | |||||||||||||||||||||
●採用試験の受付期間 第1回:平成15年1月14日(火)から4月11日(金)まで(締切日必着) 注: 第1回で採用予定数に達したため、第2回は実施しません。 (平成14年度にも第2回試験を実施しませんでした。) ●平成15年度 第1回試験の採用予定数
※ 静岡県は関東・甲信越に含み、東海には含まれません。 注: 第1回と第2回を合わせた採用予定数です。なお、採用予定数は変更になる場合があります。 ●受験資格年齢の起算日 (一般:18歳以上34歳未満 技能:18歳以上、上限年齢は上の表参照) 第1回: 平成15年7月1日(火) 第2回: 平成15年12月20日(土) ※技能公募採用の経験年数は国家資格免許等の取得後の年数です。保有している免許資格等に係る業務に従事しなかった年月数や免許取消処分、停止処分を受けていた年月数は除かれます。 ●試験日程 第1回:平成15年4月19日(土)、20日(日)、21日(月) 注: いずれか1日を指定されます。 併願受験をした場合、試験日は重ならないように手配されます。 ●合格発表日 第1回:平成15年5月26日(月) 合格者は、自衛隊地方連絡部に掲示するとともに、本人あてに郵便で通知されますが、 不合格者は通知しません。 |
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| 予備自衛官補の教育訓練内容 |
予備自衛官補として採用されると、予備自衛官としての資質を養い、併せて予備自衛官として必要な基礎的知識や技能を習得するための「教育訓練招集」に応じなければなりません。 教育訓練招集は実際に陸上自衛隊の部隊に集合して行われ、次の内容の訓練を行います。 ●一般公募の予備自衛官補 3年以内に50日の教育訓練を実施 (第1段階)5日間×4回 (第2段階)5日間×4回 (第3段階)5日間×2回 ○実際に行われる予定の訓練内容 精神教育・・・自衛官としての基本精神を学ぶ 服務・・・自衛隊での職務に関わる事項 戦闘及び戦技訓練・・・基本教練(敬礼や基本動作) 戦闘訓練(匍匐や動作等、戦闘間行動の方法) 武器取扱 射撃 野外勤務(戦闘中の行動等の訓練) 野戦築城(戦闘地域内での陣地構築や隠蔽) 通信 特殊武器防護(防毒マスクの取扱や特殊武器からの防御、取扱) 野外衛生(救急法や戦闘地域での衛生一般) 体育・・・体力向上 その他 ●技能公募の予備自衛官補 2年以内に10日の教育訓練を実施 (第1段階)5日間×1回 (第2段階)5日間×1回 ○実際に行われる予定の訓練内容 精神教育 服務 戦闘及び戦技訓練・・・基本教練 武器取扱 射撃 野外勤務(戦闘中の行動等の訓練) 特殊武器防護(防毒マスクの取扱や特殊武器からの防御、取扱) 野外衛生(救急法や戦闘地域での衛生一般) 職務訓練・・・技能に応じた内容を自衛隊で生かすための訓練 その他 これらの訓練をすべて修了すると、晴れて予備自衛官として採用となります。 予備自衛官として採用されると、その後は通常の予備自衛官(自衛隊退官者から採用された予備自衛官)と同様の任務、待遇になります。また、予備自衛官として一定期間の勤務後、即応予備自衛官への任官も可能になります(=理屈では)。 また、予備自衛官任官時には階級を付与されます。 ・一般公募採用の予備自衛官→予備2等陸士(一律) ・技能公募(衛生・甲)採用の予備自衛官→経験や能力により、予備3等陸尉〜予備2等陸佐 ・技能公募(衛生・甲以外)採用の予備自衛官→経験や能力により、予備3等陸曹〜予備陸曹長 |

| 予備自衛官補についての素朴な疑問 |
Q・女性でもなれるのですか? A・もちろんなることができます!実際に、第1回の採用においても多数の能力ある女性が採用されています。 Q・体力的についていけるのか不安なのですが・・・ A・教育訓練は段階的に実施しますから、体力面でもそれについていく形になります。条件はみんな同じですから、心配はいりませんよ♪ Q・教育訓練出頭期間の生活はどんな感じですか? A・教育訓練出頭中の予備自衛官補の生活は、一般の自衛官と同じ日課で生活していただきます。 期間中は自衛隊の営内に仲間とともに居住することになります。 Q・教育訓練出頭期間中の外出は? A・教育訓練招集中の外出は、原則として認められません。これは訓練実施部隊で差があります。 Q・昇進などはあるのですか? A・あります。訓練の出頭実績や、予備自衛官としての勤務成績を考慮しながら選考によって行われます。常備自衛官のように試験などはありません。 Q・定年はあるのですか? A・あります。常備自衛官の定年年齢+2年が基準です。ただし、定年の年齢は階級によって違いがありますから、実際の定年時期はその階級によって決まることになります。 Q・予備自衛官になった後、海上や航空自衛隊の予備自衛官になることはできますか? A・この制度自体が陸上自衛隊において発足した制度であるため、任官しても海上・航空の予備自衛官への移籍はできません。 Q・予備自衛官補では災害派遣やPKOなどの国際貢献活動に参加できますか? A・予備自衛官補の段階では教育訓練を受ける以外の任務はありませんので、このような機会はありません。 ただし、教育訓練が修業して予備自衛官に任官した後要請や招集命令があれば、災害派遣に出動することはあります。 現在のところ予備自衛官が実際に災害派遣された例がありませんが、招集訓練において地域の防災訓練に参加している例があります。 なお、予備自衛官がPKOなどの国際貢献活動へ参加することはありません。任務の内容から、今後もないと思われます。 ・・・このほか、質問があればこちらにお寄せください。こちらに掲載させていただきます。 |