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| 2000.02.06
CAPAのフロントワイパーにバリアブル間欠機能を追加しました。 |
| バリアブル間欠化する市販の後付けパーツは存在しますが、時間調整のボリュームがワイパーレバーとは違う場所に付くため、操作性や見た目が今一つと思われる方もいるのではないでしょうか?
そこで、オデッセイの上級グレードであるTYPE L用のワイパーレバーを購入して取りつけ、バリアブル制御の電気回路は自作することにしました。 タイマーIC 555を使ってワイパーの間欠時間を調節する回路を作りました。オデッセイのワイパーレバーに入っているボリュームの可変範囲は実測で0Ω〜27KΩでしたのでこの回路では2.2秒から11秒の間隔で間欠時間を調整できます。 間欠時間は、部品(RA,RB,C1)の定数で自由に設定できます。 |
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| 回路は上の様になります。Q2,R2,C4,D2,R1を新たに追加しました。2000.02.07
追加部品の無い状態では、ワイパースイッチをONしたときにワイパーがすぐに動作しないという問題がありました。ワイパーが動作するまで最長11秒待たされます。この部品によりスイッチONですぐにワイパーが動作して窓を一拭きしてくれます。 aはINT電源、bはアース、cはINT出力に接続します。 つまり、ワイパーレバーのINT電源端子の所の線をカットしてaをワイパーレバー側、cを車側に、bはアースに、d、e にバリアブル抵抗の端子を接続すればOKです。(端子レイアウトは下記参照) C3は電源用電解コンデンサ、C2はノイズ取り用です。 RY1は12Vのリレーで容量は10Aのものを使用しました。 D1はリレーのコイルの逆起吸収用ですので適当なダイオードを付けます。 IC1はタイマーICの555です。d、e間に間欠ワイパーレバーのバリアブル抵抗(0Ω〜27kΩの可変抵抗)が接続されますので間欠時間は次の様になります。 0Ω時: T0=0.693(RA+バリアブル抵抗値+RB)*C1=0.693(4700+0+2200)*470/1000000=2.25(秒) 27kΩ時: T27=0.693(4700+27000+2200)*470/1000000=11.04(秒) よって間欠時間は2.25秒から11秒まで可変できます。 RY1がONする時間: Ton=0.693*RB*C=0.693*2200*470/1000000=0.72(秒) 取り合えず0.72秒間ONの設定にしてみました。 つまり、最短時は2.25秒おきに0.72秒間ワイパースイッチがONになる。 最長時は11.04秒おきに0.72秒間ワイパースイッチがONになる設定です。 もっと間欠を長くしたい場合は、RAを2.2KΩ、RBを1KΩ、C1を1000uFにすれば最短時間は同じで、最長時間が20秒になります。
部品リスト2000.02.18
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| 電解コンデンサ(C1,C2,C3)はボディにラインが入っている方にあるリード線がマイナス(-)側です。
マイラーコンデンサは極性はありませんのでそのまま接続するだけです。 抵抗も極性がありません。ボディに定数がカラーコードで表示されています。4.7k(黄、紫、赤)、2.2k(赤、赤、赤) ダイオード(D1,D2)は、ラインがある方がカソード(C)です。 トランジスタ(Q1,Q2)は文字が表示してある方から見て、左からE(エミッタ)、C(コレクタ)、B(ベース)の順でリードが配置されています。 IC(IC1)は文字表示面の○の印の所が1番ピンです。2000.02.11 |
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部品をユニバーサル基板に実装したところです。部品面から見た図です。部品のリードを基板の穴に挿して赤のラインの様に接続して半田付けすればOKです。
2000.02.15 |
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こちらは、裏側の配線面から見た図です。点のところは部品の足(リード線)がある場所です。実際に配線をする場合はこちらの方向から見て作業をすることになります。
2000.02.15 |
| 回路が完成したら動作確認を行いますが、もう一度配線を良く確認してください。動作確認はde間を接続し、aに+12V、bをアースに接続します。この状態で接続直後とその後に約2秒間隔でリレーの動作音がすれば動作OKです。9Vの乾電池でも動作しますので確認は安全性を考慮して電池で行うことをお勧めします。 | |
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動作確認が終了したら、ギボシ端子を付けた線をa、b、c、d、e、に半田付けし、適当なケースに取りつけます。 |
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購入したワイパーレバーは、写真の上のものです。
型番は、 スイッチASSY.ワイパー 35256-SX0-911 です。 下がCAPAのワイパーレバーです。 見た目は大きさがほぼ同じなので無加工で取りつきそうに見えますが、実際は取り付け部の寸法が微妙に違い、ヤスリがけと穴あけが必要でした。 |
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水色の枠内は、CAPAのワイパーレバー取り付け部です。
ここにオデッセイ用のワイパーレバーを取り付けるためには、黄色の線で囲まれた部分が他の面より高くなっているので赤線から矢印の部分をやすりで削り平らにします。 緑の点は取り付け用のネジ穴です。これもCAPAの取り付け穴とずれるため青の点の所に穴をドリルで開けますが、穴位置には十分な注意が必要です。CAPAの取り付け部に一旦取り付けてハンドル側にある壁とのワイパーベースに隙間が出来ない様に穴あけの位置を現物合わせで決めます。なるべくオデッセイのワイパーの穴位置に近いところに開けるようにします。 |
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左の写真は、購入したオデッセイ用ワイパーレバーのコネクタの端子レイアウトです。フロントワイパーコネクタは本体に直接取りつけられています。リアワイパーコネクタはワイパーレバーの根元から出ている線の先に取りつけられています。
端子名称: @イグニッション電源 AINTスイッチ(総合ユニットへ) BINT電源(総合ユニットへ) Cフロントウォシャー DワイパーモーターLO Eアース FワイパーモーターHI @バリアブル抵抗 Aリアワイパーモーター BX Cリアワイパーモーター Dバリアブル抵抗 Eリアウォシャー F空き Gリアウォシャー |
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こちらは、CAPAのワイパーレバーのコネクタの端子レイアウトです。
端子名称: @イグニッション電源 AINT電源(総合ユニットへ) BワイパーモーターHI CワイパーモーターLO Dフロントウォシャー EINTスイッチ(総合ユニットへ) F空き Gアース @リアワイパーモーター AX Bリアワイパーモーター Cリアウォシャー D空き Eリアウォシャー |
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ワイパーレバーの端子レイアウトが違うため、配線の入れ替えが必要です。
結線図は左のようになります。表中の番号は上の写真のワイパー端子番号を示します。a、b、c、d、eはバリアブル回路図の端子名です。 たとえば、オデッセイのワイパーのBの端子にはバリアブル回路のaをつなぎ、バリアブル回路のcにはCAPAのAの端子に接続されていた線をに接続するという感じです。 バリアブル回路のbはアースであるE-Gから分岐します。 |
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幸いにもオデッセイのフロントワイパーコネクタは、平型端子がそのまま使える大きさでした。片方に平型端子、もう一方はギボシ端子を付けた線を作って取りつけました。リアワイパーコネクタは、線を短く切ってCAPAのワイパーレバーから外したリアワイパーコネクタを半田付けしました。
車側はフロントワイパーのコネクタをカットしてメスのギボシ端子を取り付けます。リアワイパーはそのままコネクタを挿せばOKです。 後は、上の表の様に接続します。回路基板までの配線は長めにしてコルゲートチューブで処理し、バインダーで固定しました。2000.02.14 |
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回路基板はボンネットオープナーのあるパネル内側に設置しました。 |