ブローバー
額から流れ落ちる汗が目に入らないようにするパーツ。直射日光や汗による色あせ、ヒビのおこりにくい樹脂でできている。1930年代初期の「アビエーター・モデル」から基本デザインが完成していた。
ブリッジ
左右のリムに渡されたフレームの強度を高めるパーツ。「シューター」の丸いリングのみ、ブリッジリングという。
ブレースバー
ブリッジと同じ働きをするパーツ。ブローバーの前に位置し、ブランド名やレンズ・サイズが刻印されている。
ノーズパッド
クリングスというリムから伸びるパーツに付いている。わずかに可動する仕組みなので、フィット性はかなり高い。ブローバーの樹脂部分と同じ素材が使われ長年の使用でもヒビや変形がおこりにくい。
リム
リムはレンズをはめ込む部分。内側全体がぼ凹状態になって、レンズの縁とがっちり噛み合う。そして、強化レンズがセットされることで、リムを含めたフレーム全体の剛性がより高くなってくる。
ヒンジ
リムへはめ込んだレンズを固定するためのビス穴が1つずつ設けられている。また、この部分はテンプルを広げたときのストッパーの役目も果たす。日本の眼鏡用語では「智」という。
パドルチップ・テンプル・スタイル
一般的な眼鏡のテンプルと同じく、耳へ掛けるタイプ。レイバンでは、耳へのフィット性も考慮し、お湯で温めることで角度を変えることが出来る。耳掛け部分(モダン)は、整髪料がついても変色しにくい。専門用語では半掛け」。
ケーブル・テンプル・スタイル
その名の通り、耳へ巻き付ける部分がケーブル状になっている。フィット性に優れ、激しい動きでもずれにくい。表面にシリコンゴムがコーティングされて、長時間の使用でも耳が痛くなりにくい。専門用語では「縄手」。(ここはもともとむき出しのケーブル状態だった。70年代中頃日本に輸入し始めたとき、繊細な日本人に不評でゴムのコーティング加工は日本で行われた。その後80年代末期からはシリコン樹脂のコーティングに変わった。)

 レイバンコレクターとなったのが2002年。数年で60本を越えるサングラスを手にしています、主にヤフーオークションが入手先です。最近評判の悪いプロショップ、アイヒキノからも数本入手しました。E−BAYが出来ればもっと珍品に巡り会えたり、費用もかからなかったと思います。でも一歩踏み出す勇気がなかった。それに、欲しかったレイバンがほとんどそろったしもういいかなって所です。1999年12月アメリカ・ボシュロム社がレイバンの商標をイタリア・ルクソティカ社に売却してからU.S.A. Ray-Banが入手しにくくなりました。利益のあがらないところを切り捨てるというのは経営の基本かも知れませんがレイバンはやっぱりアメリカ製じゃないといけません。今後は慎重に吟味して増やしていきます。
 しかしながら、最近E−BAYではコピーが多数出回っているとのこと。ヤフーも例外ではありません。イギリスやマレーシア経由で輸入したものは要注意。騙されないようにするために本物の特徴をいくつかご紹介します。
 また、本当に珍しそうに見えて結構安く思えるものにも要注意です。最近、キャラバンに似ていてレンズがダイヤモンドハード、フレームがトルツガインサートなどというものがヤフーオークションに出ましたが明らかにフェイクです。
これはアウトドアーズマン58mmG−31です。たぶん80年代前半の製品です。レンズに白でRay−Banのプリントロゴ。智の所にBLの砂打ち(砂のような細かい粒子を吹き付けて印を付けること)が見てとれます。年代や販売された場所で違いがありますが、これらがあることが最低条件です。この砂打ちもコピーしたものが出回っているそうです。プリントロゴは1980年以前は無い物が多いです。砂打ちはそれより前からついていたようですが70年代中頃から前のものは無いことが多いです。したがって、砂打ちだけのレンズも存在します。いつからついたかははっきりしません。ノンロゴ、ノン砂打ちレンズの真贋を見極めるには強化焼き付けガラスかどうかしかありません。しかし1950年以前のレンズは強化焼き付けさえもされていないので見分けるのはむずかしくなります。
これは1980年代に発売されたレザーメタルのアウトドアーズマン58mmチェンジナブルブラウンです。リム部のレザーがないタイプです。かえってさっぱりした感じがします。BLの砂打ちが2カ所認められます。砂打ちは12時の所につけられたのが最初のようです。他に智の所のBLが横向きに寝ているものもあります。時期や製造場所の違いでパターンは色々ですが2カ所ついているのは、数は少ないです。当時景気は上向きで3万円前後の定価でしたがいつも品薄状態でした。日本人の潔癖性からか、においや糸が解れるなどクレームも多く、数年で国内では廃盤になりました。
ブレースバーを下から見たところです。アウトG−31ですが80年代の製品のようでB&L RAY−BAN U.S.A.しかありません。58□14のようにレンズサイズが後年ここに刻印されるようになりました。
ただしこの特徴はアビエーターモデルと呼ばれたもの(アウトドアーズマン・シューター・クラシックメタル・キャラバン・エクスプローラー)の特徴です。ゼナスにもブレースバーの下側に刻印がありました。
フレームの刻印にB&L RAY-BAN USA L.I.Cというものもあります.。この『LIC』が何の意味かは分かりませが、ライセンス[license]の略語ではないかという説があります。
これはブレースバーを上から見たところです。B&L RAY−BAN U.S.A.が刻印されています。これは1990年代まで変わりませんでした。フレームはこの刻印が目印になります。無い物はコピーを疑わざるを得ません。
ちなみに、古い物でセンターブリッジの上にB&L RAY BAN 1/30 10K と言う刻印があるものがあります。刻印最後の10Kは金の占有率です。センターブリッジの刻印には、1930年代後期〜1960年代中期頃まで1/10 12K GF「GOLD FILLED(金張り)」 、60年代後期〜70年代初頭 10K GF、70年代初頭〜70年代中期1/30 10K G.O.(GOLD OVERLAY)」 70年代後期からはB&L RAY BAN U.S.A.とだけ刻印され金メッキになりました。
ケーブルテンプル(縄手)の時代的変遷。
右が80年代に使われていたシリコンゴム。左が80年代末期から使われはじめたシリコン樹脂製のもの。1999年までこちらが使用された。


1930年から1936年までの間アメリカ合衆国陸軍航空隊へ納入されていたモデル。伝統のティアドロップ・シェイプは現在と違いかなり丸みを帯びている。フレーム全体は太く、ケーブルテンプルのヒンジ部分など、力のかかる部分が大型になっている。レンズ・タイプは、定番の「#3」よりよりも淡い「#1」ブランド名が生まれていないので、フレームへの刻印はBAUSCH&LOMBのみ。ブレースバーはまっすぐに見えますが下にややカーブしています。ちなみに「#1 anti reflective coating lenses(ARCO)}はナンバーワン、又はシャープワン(反射防止コーティング)等と読む。#2はダークグリーン(ARCO)、#3はミドルグリーン。とされている。#2を05/9/3リンクのArk-Wolf(現在閉鎖中)ではじめて見ました。まだRay-Banブランド誕生前の製品だったのですね。
1937年のレイバンブランド誕生から間もない頃のモデル。「#1」レンズをつけている。現行の「メタル」よりも小さい52mmというレンズ・サイズは、生産のうち切られた1991年のモデルと変わりはない。ただ、テンプルの断面が角形(現行は丸形)だったり、耳掛け部分の角度が深かったりと、微妙にデザインが異なっている。鉄板プレス製ケースが付属した。(1994年カタログより)
サークレットとは真円のこと。こんなヒッピー風の丸眼鏡をレイバンがそのラインナップに加えていたとは驚き。写真のモデルはケーブルテンプル仕様だが、この他にもパドルチップ・テンプルやストレートテンプルのモデルも存在した。やはり1970年頃作られた製品の一つ。
1960年代から70年代に存在したパイロット・グラスは、フレームこそキャラバンだがレンズ下部中央よりにノン・コーティング部分がある。これはコックピット内で上部からの光線を防ぎ、メーターパネルをクリアに捕らえるため。主に民間航空会社のパイロットや自家用飛行機のオーナー・パイロット向けに作られたという。
現行の「キャラバン・ストレートテンプル」のベースといえるのがこの「エシュロン」。朝鮮戦争からベトナム戦争初期までアメリカ空軍に納入されていたモデルだ。レンズはG−31ミドルグレーの表面へステンレス綱を蒸着させ、さらに上下部へ同じ加工を繰り返したダブル・ミラーというタイプ。直射日光や反射光を効果的に遮断する。
ティアドロップ・シェイプの下側をカットしたような形は、ライフルを構えたときの頬肉盛り上がりで、フレームを押し上げないためのもの。照準中の視界を妨げないよう、掛けたときのレンズの一がメタルやアウトドアーズマンよりも高くセットされている。眼鏡デザイナーのバド・デコット氏との契約で、1978年まで作られていた。
一見すると白木で出来ているかのようだが、実はプラスチック製、木目や表面の凸凹は、本物の木と見間違うばかりだ。ウェイファーラーのバリエーション中、最も異色のモデルとも言える。今でこそ新鮮だが輸入された1980年代初期は、その意義が認められず人気の出ないまま終わってしまった。焦げ茶タイプも同時発売されていた。

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