収穫祭・再び(2006年10月)


〜プロローグ〜

前回のCigales(シガレス)での収穫祭に味をしめて、再び行ってきた。

スペインワインといえばRioja(リオハ)が有名だが、今回はそれと双璧をなす、Ribera de Duero(リベラ・デ・ドゥエロ)という今一番の注目のワインの産地、Pen~afiel(ペニャフィエル)という村に。マドリッドから車で2時間ほど。

ワインの産地の詳しい情報はこちら



(地図の説明)
マドリッドからペニャフィエルはブルゴス方面に向かって北へ約200km。バジャドリッドの近くに位置する。
牛の看板はスペインの風物詩。
見渡す限りのぶどう畑。
ぶどうは日本で見かけるように棚作りになっていない。地面からそのまま生えている。実も濃く色づいている。
出かけたのは日曜日だが、収穫に日曜も祝日もないというくらいの忙しさ。ぶどう山積みのトラックがひっきりなしに往来していた。

ちなみにこのトラック、パトカーに停められて通行許可証らしきものの提示を求められているところ。往来し放題ではないんだー。
2時間ほどのドライブで Pen~afiel 村に到着。
早速村の中心地にある一番大きな広場、Coso広場へ。18世紀に作られたこの広場、広場に面した家屋のバルコニーが木製のまま保存されている。

でも人影がまったくない。
近くの村の人に尋ねると、収穫祭は村では行われず、はずれにある展示会場で行われるという。おー、吹上ホールでフェスティバルやるようなものか!。

有名なワインの産地だけあって、規模が大きいのか。再び車に乗って村の外れまで移動する。
ほどなく「スポーツパビリオン」という名の常設施設に到着。
入場は無料。ずんずん入ってゆく。
ポスターがそれっぽい。間違いなくここで行われるのだ!
ばーん。見よ、この規模の大きさ。

がらーん。見よ、この空きっぷり。
ただ今12時30分。早く着きすぎたようだ。収穫祭の会場は2つのパビリオンを使用する大きさだ。

パンフレットによると、メインのぶどうの足踏みダンスは13時45分から。スペインは昼飯が14時からが一般的だから、やっぱりちょっと早かったようだ。
会場のセッティングは完了している。ワインたるでこしらえたテーブル。会場のかたわらにはタパスの屋台が出て、現在仕込みの真っ最中。村のレストラン6店が屋台を出店している。地元の人には「おなじみの味・いつもの味」なんだろう。

子供がじゅうたんの上でものすごい勢いでごろごろ回転している。しらふでもこのテンションの上がり方がうらやましい。
足踏みセット一式も準備オッケー。
そして、そして!ずっらーと並んだワイン。本日の主役達だ。
もらったパンフレットで数えると、61ワイナリーが83種類のワインを出展!

くらくらするぜ。
ワイングラスの山もスタンバイ。
さあ、試飲し放題、と張り切って受付へ。説明を受ける。

ここは1枚1ユーロでチケットを買って、それを使ってワインを飲んだりタパスを食べたりするシステムになっているという。

「ワインは飲み放題じゃないのよ、1杯1ユーロ。」
なんだ、飲み放題じゃないんだ。でも1ユーロはなかなか良心的。

「タパスは1皿1ユーロからいろいろあるのよ」

とりあえず10ユーロ分のチケットを購入。

この雰囲気は、あれだ、学園祭の模擬店だ! 本気のワイン本物のタパスを模擬、と呼ぶのは失礼はなはだしいが。
隣室にはセミナールームが。事前に調べていた「イベリコハムの試食」はここでやるのか!

ちゃんとしたセミナー形式だし、おまけに事前予約が必要。

その辺でハムを切り落としてくれて皿から取り放題・・・という食い意地のはった妄想をしていて恥ずかしかった。
お祭りの開始を待っていられない!早速飲みますよ。


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