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フラッシュ・ゴードンの紹介!!

 

SF好きならだれでも映画くらいは観たことがあるのではないでしょうか。宇宙大冒険活劇ものといったらやはり今でも真っ先に出てくる作品の一つではないでしょうか? しかし、作品名が知られてるわりには、実際の原作となると日本ではほとんど紹介されたことがありません!

この「フラッシュ・ゴードン」は、連載開始が1934年(昭和9年)と今から70年も前、連載当初から人気が高騰し、最近日本でもDVD化された、バスター・クライブ主演で当時、連続冒険活劇として映画化もされてます。

フラッシュ・ゴードン」の原作ですが、発表当時は、まだ「スーパーマン」や「バットマン」も誕生する以前の話、いわゆる現在発行されているような書き下ろしアメコミ形式で発行されるコミックはほとんど存在していない時期で、アメリカの大衆読物娯楽雑誌のパルプマガジンが全盛のころです。

当時のコミックの主流は、新聞の日曜版に1ページ・フルカラーの形態での連載です。その印刷は、今では信じられないほどの豪華さです。当時は、他にも「ベティブー」や「ポパイ」等も連載されて、Comic Stripsと呼ばれています。この綺麗なカラー印刷で発表されていたComic Stripsですが、現在でも発表された状態で単行本化されているものは非常に少ないです。発表当時も、そのままの状態で単行本化されるとは考えていなかったのではないでしょうか。

この「フラッシュ・ゴードン」ですが、連載当初から単行本は続々と出版されました。特にビッグ・リトル・ブックと呼ばれるハードカバー・小型で厚手の可愛らしい単行本ですが、たくさん発行されてます。このビッグ・リトル・ブック、他にもベター・リトル・ブックという同形式の単行本とあわせて、BLBと呼ばれています。「フラッシュ・ゴードン」以外にも、100種類以上も発行された当時の超人気アイテムの一つです。この本達の装丁は、たまらないほど魅力的ですが、作品収録という意味では、印刷は一色だし、サイズが小型のため、1ページ1コマという形式で、セリフもコマのページとは別になっていて、発表当初のイメージとはだいぶ違うもになっています。

フラッシュ・ゴードンの作者は、日本では知られていませんが、アレックス・レイモンドというアーティストで、この作品以前は、他の作者のComic Strips作品を手伝ったりして活躍はしていますが、アレックス・レイモンドとして発表した作品としては、第一作目となります。この当時、アメリカのComic Stripsの画家の中で、彼ほど女性を魅力的に描く画家はおそらくいなかったでしょう。今でも彼を超えるほどのコミック・アーティストはいないのではないでしょうか!

他にも「ジャングル・ジム」や「リップ・カービィ」、ダシール・ハメット原作で「シークレット・エージェント・X−9」等の作品を発表しますが、全盛期に自動車事故で亡くなっています。彼の作品は、本国のアメリカはもちろんヨーロッパでもたくさんの単行本が現在まで発行されていますが、残念ながら、日本では一部として日本語に翻訳された作品はありません。

実は、「フラッシュ・ゴードン」は現在でも、アメリカの新聞に連載されています。アレックス・レイモンドが「フラッシュ・ゴードン」を生み出して以来、現在まで途切れることなく,そう実に70年も連載されています。最新作は、King Future Syndicate,Inc.のホームページで見ることができます。http://www.kingfeatures.com/features/comics/fgordon/about.htm 現在は、ジム・キーフが描いています。

このアレックス・レイモンドが生み出した「フラッシュ・ゴードン」は、70年に及ぶ日曜新聞での連載はもとより、過去に長期にわたって月曜からのデイリー版にも毎日連載されていた時期もあり、他には、書き下ろしでの多数の単行本や書き下ろしの小説類、少ないですがアメリカ以外でも描かれたコミックや、ヨーロッパやオーストラリアでは、本国アメリカとは関係なく、たくさんのリプリントされオリジナル・カバーの単行本が発行される等、現在までに巨大な「フラッシュ・ゴードン」ワールドとも言うべき世界が形成されています。

しかし、現在では、そのほとんどがみることができない状況になっています。アメリカでは、現在、マック・ラビー版の「フラッシュ・ゴードン」の単行本が発行されています。(日本の洋書店では、おそらく扱っているところはないでしょう。興味のある方は、アマゾンドットコムで購入できます。)サイズは小さいのはしょうがないですが、残念ながら一色で印刷されていて、連載当時のイメージとはだいぶ違っています。このマック・ラビー版の「フラッシュ・ゴードン」は、現在までに、アメリカはもとよりヨーロッパでも連載当時と同じ色彩で単行本化されたことはありません。

アレックス・レイモンドの「フラッシュ・ゴードン」は、10年くらい前に、限定版で、連載当時のカラーを再現した単行本が全6巻で発行されましたが(実に、この時まで、連載当時と同じカラーでの単行本化はありませんでした。)、現在では、この本は古書値も高く入手困難となっています。

アメリカでは、コミックの再単行本化というのはあまりなく、必然的に前の作品を読むには古本で探すしかありません。特に、「フラッシュ・ゴードン」の場合、作品のメインは、単行本ではなく新聞なので、古書店では扱われなく、新聞のオリジナルそのものはコレクターズ・アイテムとして成立しなかったようです。(新聞の切り抜きを扱っているショップはない。)

 

 

                    フラッシュ・ゴードン Comic Strips 略年表!!

 

  1934   1月7日からアレックス・レイモンドによる日曜版の連載開始! 

  1940   オースチン・ブリッグスによるデイリー版の連載開始! その後、日曜版も担当する。

  1944   オースチン・ブリッグス、デイリー版の連載を落とす。デイリー版は、連載中止となる。

  1948  マック・ラビー版の日曜版はじまる

  1951   ダン・バリーによって、デイリー版の連載開始! 前回のデイリー版の続きではない。

  1967  マック・ラビーがこの世を去り、続いてダン・バリーが日曜版も担当することになる。

  1990   ダン・バリー日曜版とデイリー版を担当しているが多難のため、原作をブルース・ジョーンズ、画をラルフ・リーズが補助する。画家のグレイ・モローもダン・バリー最後の頃に補助する。

  1991   日曜版とデイリー版の両方を、画をア ブーノス エアーズ スタジオが担当。原作は、ケビン・バン・フックとトーマス・オーケンチンが担当する。

  1993  デイリー版が終了する。

  1996  ジム・キーフが現在まで、日曜版を担当する。

 

 


このホームページでは、基本線となる「フラッシュ・ゴードン」のComic Stripsはもとより、アメリカで発行された、極初期のレア・コミックスの全作品と、ヨーロッパで発行された、こちらも極初期のコミックス達を紹介する予定です。

特に、現存数が20部程度しか存在していないといわれる、全パルプマガジンの中でもレア中のレア・アイテム、1936年に発行された、「FLASH GORDON Strange adventure Magazine」(「バック・ロジャーズ」の誕生は、パルプマガジンの「アメージング・ストーリーズ」で、もともとパルプマガジン出身ですが、「フラッシュ・ゴードン」にもパルプマガジンがあるんです!)の紹介や、「フラッシュ・ゴードン」のコミックスの中では、最もレアで、実質的にComic Strips以外では、一番最初のオリジナル・ストーリーとなる、1943年に発行された「Macy's Giveaway」も紹介する予定です! この「Macy's Giveaway」は、アメリカの「フラッシュ・ゴードン」最大のサイトでも、「35年間、今までに一度もみたことがない」と紹介され、その「オリジナル・フラッシュ ゴードン・ストーリー」の紹介ページ中で、唯一紹介することがでなかった作品です。ホームページ上では、世界初公開になるかも! 乞うご期待!


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