香港日記1999/10月
ホテルの窓から「ねいほう〜香港!」(Mod st)

【秋の香港日記〜長編〜】
秋である。夏が暑かった分東京は急速に寒くなり、すっかりいつもの秋がやってきたようだ。 こんな東京から香港に行くとなると、また30度の世界に舞い戻ることになる。あああ、何を着て いけばいいんだあ〜。
★10月29日(金)★
とはいうものの、香港は気温がぐっと下がり代わりに雨がちな毎日になっていると、 現地情報にあった。この日もお天気は曇り。なんだ、東京とあまりかわらないじゃない。 と、少しほっとした。
今回の旅行は、一応同行者が1名。そして現地の友達と、またまた綿密な「お食べ計画」 を取り交わし、占い師にもアポを取り...事前準備は完璧であった。しかし、一点不自然 なのは、同行者と私は同じ便で行かない、ということであった。彼女は全日空のマイレージ を貯めたい!私はJALを貯めたい!ということで、まったく同じ時間のあさ10時発の 香港行きに乗った。到着は13時30分と35分の5分差なので、手荷物で行けば14時 半にはホテルにチェックインできるであろう、と思ったのだが....確かに空港は超混雑 していた。なんでこんなに出国するんじゃああ〜と待つこと40分(どうにかならないの かねえ〜あの出国手続き。すいてるときはすぐなんだがなあ〜)。そして乗り込むと「あー 後10名ほどのお客様をまっております〜」うー!そんなの次の便じゃあ〜!「えー本日は 向かい風のためー到着は25分ほど遅れる模様です」....。がっくし。結局先に到着の おJALと全日空は仲良くディレイ。15時からペニンスラホテルのスプリングムーンで 中華ハイティーをするべく、香港友人は行列しているというのに〜ああああ〜。同行の亜紀ちゃんは またしても(彼女は一緒にバンクーバーへ行ったときも同じ事があった)、カーディガンを 紛失するし〜なんとなく先が思いやられる〜!
結局ホテル(またもハイヤットリージェンシー)は15時半チェックイン。スプリングムーン にはいったのは16時になってしまった....ごめんねm(_ _)mいつも
<スプリングムーンの中華ハイティー>
ペニンスラホテルのM2階にある広東料理スプリングムーンでは、15時から16時半まで 中華ハイティーを行っている。バスケットに入った点心&デザートがあり、もちろん点心だけ オーダーも可能。お茶は各種そろっており、珍しい高価(そう)なポット、または蓋付き茶碗 でサーブしてくれる。私はいきなりプーアールを頼んだが、とてもまろやかなもので非常に美味。 変わったデザインの紫砂茶器にてサーブされた。点心も美味。 店の雰囲気も店員も非常に落ち着いており、午後のひとときを過ごすにはおすすめだろう。 ただし、飛行機が遅れないときにしよう。あわただしすぎる...。もったいない。
とはいうものの、17時近くまでここで再会を祝し(?)お店のほうが夜の部のセッティングが始まる ころここをあとにした。
<お買い物〜第1ラウンド〜>
香港も最近は金曜日はお買い物デーのようで、お店もまあまあ空いていた。チムサーチョイ から地下鉄で中環までいき、ペダービル内を散策。ここはシルクの店、アウトレットの店、 デザイナーもののショップなどがはいる雑居ビルである。5フロアーあたりから順に店を眺める のも楽しい。5フロアーのシルク店では、最近ヨーロッパで話題の「パシミア」の商品が並んで いた。私はしらなかったんだが、なんでも、カシミアよりも更に稀少な繊維を使ったもので、 カシミアよりも繊細な織りと仕上がり、また発色のよさが最近話題になっているという。 確かに、カシミアのストールは軽くて光沢があり暖かいのだが、それよりも更に薄く厚みの出ない、 ジョーゼット風の織りも可能なのである。シルクと混合した商品もあるが、パシミア100%という のは、かなり高価。でも、香港では安いということでたくさん売れるそうなのだ。ちょっとチェックね。
ペダービル内でお薦めなのは、2フロアーのシルク店「ブランデシン」 ここはヨーロッパ産の高級シルクを 使用しており、色調も落ち着いておりデザインも洗練されている。なんとロンドンのフローリスの香水も おいてあるそうだ。日本人がオーナーかと思われたが中国人らしい。ただし顧客に日本人は大勢いる ということだ。そしてかなり高価である。亜紀ちゃんがいくつか試着してよく似合っていたが どうも予算とつりあわないということで、断念していた。残念。かくいう私もまだここで何も購入 していない。ひやかしのわりには、毎回顔をだしているということね(^_-)-☆
お手軽でいろいろ種類豊富で、とにかく楽しいのが「上海たん」(たんの字はちょっと変換 難しいの〜)中華テイストの小物から洋服はもちろんインテリア、カトラリーグッズも充実。 子供服もあるし、もちろん、チャイナ服のオーダーもある。(総ビーズの夜会服などは15万! ほどで完成!1枚いかが??)値段チェックなど見ているだけでも楽しいが、 シルク、カシミヤなどの高級素材以外のものは割と手頃な値段なので、おみやげ探しにもOK。 私は今回会社の後輩のおみやげと、自分用のカーディガン、点心が文字盤についてる腕時計、 身内用のおみやげも買っちゃった。米国店が経営不振と聞いていたが、この香港店は健在 であったようだ。白人客が多い店でもある。
ということで、さんざんひやかし回っているうちに「おっと8時だ!」本日のメイン イベントがお待ちかねであった...
<占いじいさんとマンダリン中華>
占いである。占いというと、思い出すのが、昔々渋谷でひとだかりがしていたので、何人かの 友達と野次馬していたら、その手相見が「あなたの手相がみたい!!」ということで、 まんまとカモになってしまったという経験があるだけで、なんだかいんちきくさくて、 ちょっと乗り気ではなかったのだが...占いより魔法つかいがいいなあ〜 なんておもっていたのだが...(渋谷の手相見は良いことばかり言ってたが〜 当たっていたのかどうか?さっぱり〜謎である。2000円かえせー!!)
さて、占いじいさんである。前回4月に香港に来たとき会う予定であったが、連絡が とれず今回になってしまったが、専門は人相・干支・太極拳その他もろもろの導師である。 しかも、たいへんなじいさんである。占いの好きな香港友人は現地の日本語新聞に寄稿 していた師の記事を読み、非常に当たるので是非会いたい!ということで、会ったのが 知り合うきっかけであったそうだ。じいさんは日本にも住んでいたこともあるらしく、 しかも、日本の出版社から本を出したりして、当然、日本語はぺらぺらである。日本人 かと思ってしまうが...
ワンチャイに住んでいるじいさんの占いは、ひとり500HKドル(高いのか安いのか?) と、ご飯代というシステムである。じいさんはじいさんなので(そりゃそうだな)、あまりこて こての物は好まず、北京料理がお好みだが、今回は、お気に入りの北京料理店が店じまいして しまい、仕方なく(というか、なんというか)マンダリンオリエンタルの広東料理店で占い& 食事、ということになった。
最上階にあるこの「マンワー」というレストランだが、日本で見たガイドには若き有名 シェフが腕をふるう人気店、とあり更に評価も最高点が付いていたのだが、地元民は「へ〜 まんだりんに中華なんてあったんだー」というノリであったので、ちと不安がよぎった。 しかし、入ってみるとガラス張りのウインドウシートからはセントラルの夜景が眺められ ロケーションはなかなかであった。しかし、周りを見渡すと、ほとんどが白人の客で、あ、 なるほど、マンダリンは白人に人気があるのは知っていたが、地元でここが話題にならない のは、こんな訳ね、と、妙に納得してしまった。
で、占いである。高級中華を前に眉間にしわを寄せて〜緊張して〜というものではなく、 とにかく、じいさんの話がおもしろいのである。じいさんの話だけでもおもしろくていいや、 なんておもっていたら、じいさんちゃんと私たち2人の顔をながめていたのだ。じいさん 曰く、人間の顔は14歳までは耳に出て、そこから、額、眉、目、鼻、口、と、順々に人生は 現れるのだそうだ。そして、日本で言ういわゆる「厄年」というのは、その額から眉、眉から 目に移っていく転換期のことを言うらしい。亜紀ちゃんと私は、これまでは苦しいことが続いて いたが、だんだん良くなる運気であるそうで、どちらも家庭にちゃんと収まる器ではないと、 衝撃的(?)なことを言われた(??)が、2人ともおもしろい人生を歩みそうだということで、 じいさんにかえっておもしろがられてしまったなあ。「いやあ〜今回はおもしろいお友達を 呼んだねえ〜」だそうだ。(???)
しかし、もっとおもしろいのはじいさんである。じいさんは今80歳ということで(いや そんな歳にはみえないのだが)これからの目標というのがすごい。人間というのは120歳まで 生きることはできる。しかし、自分で寿命を縮めてしまっているために、70年くらいで人生は 終わってしまう。じいさんは、これから、更に中国の山奥(と勝手に山奥にしているのは私だが) で、「仙人」の修行をするそうなのだ。仙人である!せんにん!仙人とはなにか?!じいさんは その修行が終わり、120歳くらいになると座ったまま魂が頭のてっぺんから抜けていくのだ そうだ。そうしたら、世界中どこへでも行きたいところ、会いたい人に会いに行ける。じいさん 曰く「そうしたら、たのしいぞおおお〜」と、目を輝かせていた。と、いうことは、私はどうも じいさんの説では60歳には3度目の大幸運(うー言葉がみつからない)となり、超幸福な 人生の中にいるということであった。じいさんは仙人になって絶対に現れて欲しいものだ! ぜええええったい仙人(あれ?まだ仙人には早いか?)になって欲しい!!というか、このじいさんなら なれるような気がするのだ。変な話だが、まじめで本気な話である。中国人はやはり何か底知れぬ すごいものがある。
ちなみに、よく占い師に「あなたは21歳に死ぬ!」とか「寿命はこれくらいだ!」と、 言われて悩んでいる人がいるとおもうが、じいさん曰く、本当の占い師はそういうことは解って しまっても、絶対に本人にはいわないそうだ。言うことによって、占い師自身が負のエネルギー をもらってしまうということがあるらしいのだ。でも、そういうことって街を歩いている人でも わかるのだろうか?と、じいさんに訪ねると「解る」そうなのだ。では、どこをみればその人の 死相がわかるのか?というと「こめかみのあたりの色が変わっている」そうなのだ。へえええ〜。 私たちがみてもわからない、微妙な変化なんだろうな〜。もし心配なひとは、じいさんの元で 修行を積まれてはいかがだろうか...。
そんなこんなで、ほとんど料理を堪能せずに「マンワー」を去ることになってしまったが、 時計を見ると、もはや12時ではないか。「マンワー」での印象は、じいさんの話と、私が 選んだリオハのワインをひたすら飲んでいたことで...あっという間の4時間であった。 (しかし地元友人曰く、このあいだは昼飲茶で、帰ろうと思って時計をみたら6時だった!という ことなので、すこし今日は短かったかしら??)。じいさんと一駅地下鉄に乗り、じいさんは ワンチャイへ、私たちはチムサーチョイにもどっていった。
★10月30日(土)★
<糖朝で朝食を>
いつもなら朝はホテルでごろごろして、昼の待ち合わせまでテレビ見ていたりするのだが、 今回は非常に早起き(といっても8時)して、なんと朝ご飯まで食べてしまうのだ。私は普段から 朝は食べる人だが、香港はこの後の事をかんがえて朝抜きが多い。亜紀ちゃんは普段朝抜きだが ここでは食べる人。逆転しているのだ。
ホテルから歩いて5分くらいのところに、スウィートダイナスティ(糖朝)がある。日本の 雑誌にも良く出ている店なので、観光客向けなのかなあ?と怪しんでいたのだが、地元の人も けっこう来ているようだ。ここは、中華デザートの種類がものすごく多く、甜品の権威(?)が オーナーらしいのだ。もちろん、麺粥などもあり軽い食事もOKである。私は麺類が好きなので 今日の所はエビワンタン麺!とゴマ汁粉!とおもったが、時間が早かったみたいで、ゴマ汁粉は 頼めず、定番マンゴープリンに落ち着いた。結局2人とも同じ物をオーダーする。こちらの麺は いわゆるたまご麺で、黄色くて細く日本みたいにもちもちつるつるしていない。長崎皿うどんをお湯に もどしたような食感である。しかし、エビワンタンがぷりぷりしていてマッチしているかな〜 なんておもっているうちに、無くなってしまうものである。マンゴープリンもマンゴーの果肉 たっぷりで、日本で食べる物とは全く別物。朝から満足満足。値段はまあ〜地元民からすると やや高めなのかもしれない。ちょっと食べるにはおすすめ。
<タルト人気の終焉と突然の茶芸>
どうも昨年香港でブレイクしていた「ポルトガル風エッグタルト」人気はとっくに去って いったようであった。糖朝のかえりにぶらぶら、地図にあったタルト屋を探したがすでにあるべき 場所には他の店となっていたようだ。香港も東京と同じではやりすたりが早いのである。
はやりすたりのないものといえば、茶芸だろうか。(いや勝手に決めちゃいけないが..) 前回訪れたときに、すっかり茶に目覚めてしまった私だが、ちょうどこのホテルの隣にも茶芸 専門店(茶芸楽園:チムサーチョイに2件、ライチーコックが本店、あとコーズウェイベイにも 支店がある)があるので、ちょっとのぞいてみることにした。今回はぜひ紅茶(中国のね)と烏龍茶と 蓋付きの茶碗を、できれば烏龍茶専用茶瓶を買おうと思っていた。早速店に入ると1杯ふるまって くれたが、私の欲しい2種類を試飲させてもらう。なぜかこの店は最高なものと2番目のものを 一緒にだしてきて、どっち飲んでみる?と聞くのだ。そりゃあ試飲なら最高級でしょう、と、私 は頼んでしまうのだが、値段確認してみるとちょっと、最初に買うには良すぎるかなーと思うもの もある。紅茶はお姉さんが「いちばん」といっていたものを買うことにしたが、烏龍茶は「えー じゃあ2番目にします〜」なんて、変な行動をしてしまった。怪しい客である。しかし薦め方が ちょっとね〜と思ったので、「にばんめ」でもいいでしょう。ふつう、じゃこれも飲んでみます? と、言わないとサービスがよいとはいえませんねえ〜。
しかし、とはいうものの、手頃な茶器も蓋付き茶碗も見つかったので、まとめて購入するこ とにした。一気にいろいろそろえるのも手だが、私の部屋にそんなスペースはにゃい!!それに 財力もね〜。ぼちぼち集めるのもたのしいかな?っと。いうことで、マイ茶芸コレクションは 着実に増えたのであった。ちなみに紅茶はきいもん紅茶の一級Black Teaを、烏龍茶は乳花香Sweet Ladyという優雅な名前の物を購入した。どちらもしっかりした芳香をもつ日本人にもなじみの ある、しかし優雅な味である。(このあと偶然にSweet Ladyを飲むチャンスがあり、私の選択は 当たっていたようで、ちょっとラッキーであった。本当に偶然。なので、買うときは後悔しないよう必ず試飲を お薦めする。がんばってね。みなさん)
<セレナーデで飲茶>
飲茶処は香港は星の数ほどあるかもしれない〜。ものすごく高級なレストランでも昼飲茶は やっている。しかし、値段が手頃で、お店もきれいで、昔ながらのワゴンサービスで、眺めも良くて しかもおいしい!というすべてをクリアしている1軒がこのセレナーデかもしれない。と、4月 にも行ってそう思ったのだが、今回もなかなかであった。ペニンスラホテルの真向かいにの建物の 2階にある、ビクトリア湾を望む店。夜もきれいなんだろうなあ〜。しかしペニンスラもこの建物 できるとき文句いわなかったのかな〜なんて、いらぬ心配をしてしまうがー。
ワゴンサービスの飲茶はおばさん(なぜかおばさんなんだなあ〜)が押してくるワゴンの全面 に札がでていて、何をはこんでいるおばさんか判断する、しかし、漢字がわからんというときは、 つめよるおばさんのワゴンをのぞき、さらに、小さい蒸籠のふたをひょいとあけてしまったりして、 食べたいものであれば、テーブルに置いてあるトトカルチョ(?)の表みたいな伝票カードに、 おばさん持参の印をおしてもらう。それを最後に会計してもらうという、やりかたである。
おばさんこっちこっち〜!もっと食べるもん!うひひ

え〜蛇スープはいかが?

今回のヒットは「手のせ」おばさんからゲットしたハリネズミ型焼き菓子。ココナツの風味と 出来立てほかほかで、形もかわいく大ヒットであった。この日は香港友人の子供が熱を出して、 病院手配したりして、それから出てきてくれたので、すこし出足が遅かった。 私達が帰る頃には人がまばらになっていたが、 大満足であった。(また食べ過ぎだな〜)。この日、ここで結婚式があるらしく、赤いテーブルや なんと伝説の麻雀卓なども着々と準備されており、そちらのほうも興味深かったが...。
これが噂の「食べられるハリネズミ」

<みう街と上海街>
香港下町といえばチムサーチョイよりも北(になるのか、まあ上?)ジョーダン、ヤウマティ、 モンコックあたりが下町も下町か。去年は女人街の方に行ったので、今回はいわゆる男人街〜廟街 (みうがい)〜から上海ストリートあたりを徘徊。まあ、何があるというか、とにかく夕方になると このあたりはどこからともなく屋台がたちならぶ。怪しげな商品から、これ使えるの?という電気 製品とか、唐突にミラーボールなんか売っていて、香港友人はとても欲しがっていた(??)。 いったいどうするつもりなんだあ〜?!名物VCDもあー映画だ〜あああああああ..ん?という ラインナップ。こんなの税関で見つかったらはずかしーというものまで豊富である。屋台の定番 「食べ物屋台」も、なんかーすごい、モツ屋みたいなのもあって〜ひょえ〜っというかんじ。 あれを食べるのは10年早いわーってものが多いかも。女人街には女性ものの下着を大胆に ディスプレイしたものもあったが、こちらは意外にこれ系はすくなかったなあ〜不思議。
上海街は風水グッズや、霊界グッズ(?)棺桶から、わりと台所商品なんかが(??) 充実している(というのだろうか??)。風水グッズは説明してもらわないとわからない物 ばかりで、素人には「これはいったい何につかうのだ〜」と、手は出せないものが多い。ちと 無理だあ〜。でも、凸面鏡を「邪気をはねのける!」のにつかうには、「なるほどね..」と おもってしまった。(妙に納得)。でもこれは売り物なのか解らないやる気のないディスプレイ は、更に風情を加味しているのだが...次回はちゃんと勉強してきまーす。
そんな中香港友人は、ヤサイの型抜きを大量に、木工屋では蒸籠を購入していた。さすが 主婦である。わたしも蒸籠はほしかったのだが(?)ちょっともって帰るのはねえ〜。かぶって かえるか〜。
下町には猫をみかけたが、どれも飼い猫だった。それも漢方屋が多かったのはなぜだろう。 香港もマカオも野良猫をみかけないのだが、みう街の屋台にひょっとしてのぼっちゃってたり してー、ひえー!!っと、おそれているのだが。どなたか情報を...
薬屋の看板ネコ「がりがり...サービスね!」

次は火鍋じゃぁ〜!がぁぉおおお〜!

<上海蟹と火鍋を食す>
屋台街をぶらぶらして、燕の巣なんか食べたりしているうちにすぐに時間が経ってしまう。 このあとコーズウェィベイに移動する。亜紀ちゃんが、茶芸の店を見たいというので、また 「茶芸楽園」でいろいろ茶をのましてもらう。亜紀ちゃんは青磁風の茶碗セットを購入。茶瓶は 紫砂のものを探したが、値段が高くて断念。ハイアットのそばの茶芸ショップで後日また探す ことにした。
さて上海蟹である。本当は巨大シャコも一緒にたべたかったんだが、神はそこまで我が儘 はゆるさず〜みたいなかんじで、蟹と火鍋である。徳興火鍋海鮮酒家へ行った。ここは〜なんでも 黒社会系のみせ〜ということなんだが〜(後で知ったがああ〜)でも、全然ふつうである。 (そりゃそうだ)。この日は香港友人のご主人も参加の食べるマッチである(?)
上海蟹の食べ方は至ってシンプルである。まず裏側にして蓋の部分をがばっとはずす。 そして、いわゆる「がに」という灰色のえらの部分は取り外す。手足をもぎ取る。うまくいけば めりめりと縦に半分に割ってしまう。あとはひたすら、解体、身を集める、みそ、卵などを 黒酢のディップにつけつつ、黙って食べる。ここ香港でも、「かに中」は静かになる。 日本人は細い手足までつついて、身を出そうとするが、地元民は豪快にばりばりっと 解体すると、あとはみそをぱくぱく食べてぽいっ!だそうだ。これでは蟹が浮かばれん と、几帳面にするもよし、みそだけでぽいっ!もよし。お好み次第である。 なんかどっと疲れが出てしまうが、これが9月〜11月が旬だそうだ。値段は日本が 安いところでも2000円くらい取られるが、香港は安いのでぜひこの時期行くことが あれば、べりべりぽいぽいして、満喫してほしい。たしかにこってりとした味は美味 である。ふむふむ。
海鮮火鍋も最近東京でも見かけるようになったが、やはり香港では量が全然 違うし、海鮮が新鮮(いいゴロじゃない?)なのだな〜鍋が半分に仕切られていて 2種類のスープでいろんなものをしゃぶしゃぶして食べる。スープも6種類くらい あったかな〜。飲茶みたいなオーダーシートがあって、それに書き書きして店員に 渡すとセットされる。調子に乗って「カモの腸」なんてたのんでしまったり(これ って珍しいよね〜)、きっと食べられるだろうと、卵麺なんかもたのんだが、結局 がっぽりとのこってしまった。昼間もさんざん食べたしね〜。ああもったいなや。 日本ならもってかえって2〜3日食いつなげる(?)ぐらいの量であったなあ。合掌。 火鍋のスープはフツーのスープが最後まで飽きがこなくていいみたいな気がする。 クレソンが意外と鍋に合うのはびっくりであった。
この日はハロウィーンの前日で、そのいでたちの人を何人か見かけたが、今の 東京のヤマンバの人々のほうが恐ろしいなあ〜なんておもいつつ、コーズウェィベイ からホテルに戻った。
★10月31日(日)★
<糖朝で朝食を2>
なんかもう行き始めるとなんとかの一つ覚えで〜今日も糖朝で朝ご飯だ〜。ちょっと 目先をかえて「牛筋めん」なんてたのんだら、なんと牛筋の煮込みがどどーんと載った 卵麺と別の器にスープであった。失敗。ヘビーである。ドカタじゃんこれじゃあ〜とおもい つつ、結局なんだかんだいってもおいしいので、食べてしまった(._')☆\(- -;)pasi! 亜紀ちゃんは手堅くワンタンで正解かも〜っと、横目でながめつつ...マンゴープリン も食べた私たち(._')☆\(- -;)pasi!
<今日は遠足ららららら〜>
そう、今日はかのハリウッド映画「慕情」の舞台となった「レパルスベイ」に 行く日である。しかし、別に泳ぐわけでもなくザ・レパルスベイにある「ヘイフォンテラス」 で、飲茶をするのだ〜(またかあ〜食べてばっかじゃあ〜)。「慕情」とはどんな映画で あったか?たしか小学校の遠足の前の日にテレビでやっていて、それを見た私が翌日「ねえ〜 昨日「慕情」見た〜?」なんて、遠足電車(このときは電車であったのだ)で話題にして、 なんとなくひんしゅくを買った思い出が...あのころは何に感動したのだろうか? もう一度見てみないとわからないなあ。亜紀ちゃんは主演はエリザベス・テイラーだなんて 言っていたし....(これは違う)(._')☆\(- -;)
レパルスベイは香港島の反対側にあるので、ホテルからはまず島へ渡らなければならない。 今回夜遊びばかりしていて、なかなか乗れなかったスターフェリーに今日は乗っていく。 いつも乗ってる入口からのろうとして、「そういえば1等2等あるんだよな〜」と思って きょろきょろしてみると、いままでずっと、違う方面行きの入り口だと思っていたところが 2等の入り口だった。うーなんだーそうだったのかー。と、少し損をしたような気がしたが あまり値段もかわらないので、見晴らしの良い1等ということで...。(乗り場の右手 が2等左の奥が1等の入り口。)数分間の船旅だが、非常にのんびりした気持ちになるのが 不思議である。「あ〜香港いいねえ〜」みたいに...ちょっと、温泉につかった時の ような心境になるんだろうなあ。船の上って「ういー極楽極楽」みたいな。
フェリーでのんびり極楽極楽

スターフェリーから下船し、セントラルの交易広場へ向かいレパルスベイ行きの バスを探す。スタンレーまで行くバスが頻繁に出ているようで、ちょうど停まっていた ので、2階建てのバスに乗り込んだ。バスは前乗りワンマンでおつりは出ない。料金 入れの所に○○までいくらと書いてあるので、運転手に聴くかこの札をみれば、叱られず にすむ(?)ようである。私たちは途中でおりるのでじゃらりと料金を支払い、2階へ。 と、急発進するからちゃんとつかまらないと危険だ(亜紀ちゃんは臀部打撲)。渋滞で なにげに外をみると、地元にーさんが手を振るので注意。(?)背中に模様(?)のある にーさんが立ち働く姿や、今や名物となったフィリピン人メイドの集会があちこちに あるし。踊ったり、歌ったり、しきりに持ち寄ったお弁当を食べたりしている。 そんないろんな民衆(?)の様子が高みの見物できるので、2階バスはなかなか楽しい。 今でも2階建てで冷房なしのバスが走っているが、みたところ中環からのバスはみんな 立派な冷房付きバスで、非常に快適である。8年ぶりに香港訪れた亜紀ちゃんも「こんなバス 走ってなかった〜」と感激。ん?地元ではあたりまえか?日本でも冷房バスあたりまえ だもんね〜。
と、感動のバス旅行も30分ほどでレパルスベイに到着。香港は思ったよりせまい んだなあ〜。東京の埋め立て地帯なんて、走れど走れど果てしない...東京は広いのか? ここに到着して、急に日が射してきて気温もぐんぐん上がっていた。一気にいつもの香港 になたようだ。このザ・レパルスベイというのは元はホテルであったそうだが、今は高級 マンションとなっている。海に面して建っているがその中央に大きな穴のあいた例の建物 である。これは風水上のものであるらしいんだが、そういえばお台場周辺にも同じような 建物がある。あれも風水なのかなあ?ヘイフォンテラスはこの2階にある、窓の大きい 眺めのよい落ち着いた雰囲気のレストランである。入り口に向かう階段のまわりは、滝が 流れよく手入れされた庭園のようになっている。なかなかのものである。(思わず写真 撮ってしまいました)
思わず記念撮影強行

ここはさすがにワゴンマダム(?=おばちゃん)が立ち働いているわけではなく、 オーダー式である。レパルスベイ界隈のお金持ちが日曜飲茶に集結しているような所 である。店員もなかなかすましている。すましていてあんまり来てくれない、というのを 除けば、窓越しに海の見える明るい部屋でいただく飲茶はおいしかった。(うしろの 白人チームがうるさかったのも除くと...)エビトーストのエビまでぷりぷりしていて 感動であった。チャーハンの量も、ぱらぱら具合も東京ではなかなかお目にかかれない ものばかりであった。
なんと、こんなちょっとハイソなかんじのヘイフォンテラスも平日はビュッフェ をやっているそうぢゃないか!なんと、フカヒレスープなんかも取り放題食べ放題と いうことなので、誰か今度は平日に是非行って見て!ビュッフェは落ち着かないから なーとおもっていたんだが、それを聴いて「おしいなあ〜」と、思ってしまった。 どちらも予約が必要とのこと。
亜紀ちゃんはこの日2つ目のマンゴープリンを(!)食し、なんとなく物憂げな (いつものように「あー食った食った!」という満腹飲茶(?)とはちがう)しかし、 優雅な飲茶は終わった。ちなみに、香港友人はここからすぐの所に住んでいるのだ。 ご主人の家族と一緒とはいえハイソなプレイス(?)である。ちかぢか独立して引越! といっていたが、その家賃を聞いてびっくり。4〜50万の物件が〜なんていう話 をしているから、香港人はいったい月々いくら稼げばいいのだろうか?!と、驚異 であった。
地元香港マダムとパチリ

私たちレジデンツですのほほほほ

<最後の晩餐だにゃ〜九龍城でタイ料理〜>
レパルスベイから中環に戻り、買い残しのおみやげを仕入れることに。初日と同じく ペダービルに舞い戻り、亜紀ちゃんは例のパシミアを姉と妹と自分に3枚購入していた。 仲の良い姉妹である。若草物語のようである(?)私も姉はいるが、とおおおおおおいいい 静岡(!)にいるので、とてもおみやげは渡せる距離ではない!(._')☆\(- -;)pasi!ので、 まあ、母親にでも一つ絹シャツでも買うかのお〜。と、購入。上海たんでもいろいろ購入。 ああ買った買ったと満足満足。
そして地下鉄でチムサーチョイにもどり、3日間の旅の疲れを癒す、全身マッサージ &足ツボマッサージに3人で出かける。おばさんにがしがし踏まれたが(ん?これは台湾式?) マッサージはたまにはいいねえ〜。最近近所のカラオケ屋が軒並み「中国マッサージ」に 変わっていっているのには、なにか、マッサージマフィア(?)が日本に上陸し席巻しているのか? なんて、変なことに思いを馳せつつ、今度勇気を出して行ってみようか?などと迷いつつ、 1時間はあっという間に経つ。これで300HK$は高いか安いか??
そこから、タクシーを飛ばして10分ぐらいだろうか、かつて栄えた啓徳空港の となりのエリアが九龍城。今は知る人ぞ知るグルメの街ということらしい。ここは元々 あの有名な九龍城の魔窟があったときから、潮州人が多く住んでいたらしい。そして タイの華僑の多くが潮州人であることから、空輸したタイからの食材を空港お膝元九龍 で料理する店が多くあるのだそうだ。このあたりは泰国料理店が非常に多い。そして この日は日曜日。ふつうの近所の人が押し掛けて、店の外にあふれ出している。お父さん と小さな息子の2人とか、若いカップルとか。家族団らんとかがあちこちで、食べているし はみだしていたりする。すごい活気である。その中の1軒に(地元ではおいしいと評判の) 金寶(カンボ)というタイレストランが、最後の晩餐の地である。
ここも、たくさん人が はみ出していて、超満員である。まったく真向かいに同じ作りの本店とアネックス(?)が あっても、人がはみ出している。順番を管理しているお姉さんも何を言っているのか解らない が、番号を書いた紙切れを渡され、「3」とあったのでこのはみ出してるかたまりの3番目 ということか?とにかく待てば食べられるのか?しばらくすると、向かいの本店から かたまりがこっちにやってきて、おじさんが順番を管理するお姉さんに何か言ってる。 おじさんは私たちにもなんかわめいていて、ちと不安になり「店かえるか〜?」と、不安に なったところで「3番!!3番来い!!」みたいに呼ばれ、アネックス店ではなくその隣の 怪しげな階段を上がれと言われる。訳が分からないがどうやら何か食べられるらしい。
おそるおそる中身を確認

カボチャにつまったタイランド

お姉さんの指し示すテーブルは食べかすの山である。おばさんが大きなたらいをもってきて その山を食器もろとも一緒くたにして持ち去る。雑巾でテーブルをふき、メニューの書いてある ランチョンマット代わりの紙をおいて、セット完了。この辺で潔癖なあなたは絶句して帰る だろうが、私たちはやや心配なもののようやく食事にありつけると、さっそくオーダー。 コップの水で食器を洗いスタンバイ完了!ここの店の人もおそらく純粋なタイ人ではないようで、 料理も中華ナイズされていていたが、なかなかおいしい。タイ米のご飯がすすむ進む。進んで いるのは、この店全体のようで白飯は奪い合いとなる。ビールも進むし〜タイ料理はいいねえ〜 と、最後の爆食は終わったのであった。最後にはすっかりこの店が気に入ってしまったが、 帰る前にトイレに行った私は見た!水洗なのだが、レバーが壊れている。ふと見るとバケツ。 「自分で汲んで流せ...か...」と、私は独り言を言いながら手動水洗を完了した。
なかなかワイルドな九龍城タイ料理の晩餐を終えホテルに戻る。地元友人とはここで お別れ。タクシーを乗り換えて去っていくのを見送り、いつものことながら「あっさりした 別れじゃ..」と思い、3日間遊びににつきあってくれたことをしみじみ感謝するのであった。
★11月1日(月)★
<帰国の日>
この日も何も言わなかったが糖朝へ向かっていたようだ。しかし!なんと開いていなかった! これじゃまるでイタリアじゃないか〜とおもいつつ、となりの茶餐店に入る。なんだここもおいしい じゃないの〜。と、すぐに機嫌が直る。そして、ぶらぶら買い物などをしているうちに、すぐ チェックアウトの時間となる。エアポートエクスプレスのシャトルをロビーで待つが、ようやく やってきたシャトルは満席でのれなかった。仕方ないので九龍駅までタクるかとおもったら、 おなじように待っていた香港人?か女性2人連れが「4人ならタクシーで行った方が安あがり」 と、しきりに同乗をすすめる。熱心であったがエクスプレスが快適なので「九龍駅に行く」と 言ったら、じゃあそれでもいい。といって結局4人で乗ることに。するとインド人の運ちゃんも 乗ってきなよ〜とすすめるので、急遽空港まで飛ばすことにした。なんとなく不安なかんじで あったが、渋滞もなくすいすい、30分ほどで到着。さて支払の段になって、件の2人が支払 をすませ、荷物を受け取ると頭割りで支払おうとする私たちに「いいからいいから」と、決して 受け取らなかった。何度か申し出てみたが結局彼女たちに出してもらってしまった。よく言う 事だが、一瞬でも怪しんだりした自分がちょっと恥ずかしかった。こんなこともあるんだなあ。
飛行機は行きとはうって変わって快調に飛ばした。少し早く着いたくらいで。あっという間の 4日間は終わったのであった。
食べ過ぎてぶたぶた〜ひえ〜
