香港日記2000/02月


今日も曇りで湿度は90%の香港ねいほう〜また来たよ〜(ほとんど見えない〜(ToT))

【旧正月後の香港日記】

 2000年問題とかY2Kとか大騒ぎをした、新年元旦が過ぎ何事もなかったことを喜びつつも、 どこか物足りないこの新春。そう、どこへも旅行していないのだ。しかもなんだか仕事が忙しい。 ああ、こんな時は〜こんな時は〜香港だああ〜!!早速航空券を予約。ホテルも予約。香港の友達 にも連絡。万事OKである。あとは仕事を無理矢理片づけ、さあ、出発だ〜!

★2月19日(土)★

<かぜひきのぼやき>

 と、張り切っていたものの、2日位前からインフルエンザの症状が...ピンチだ。 以前これくらいのタイミングで風邪をひき、酷寒のロンドンへ行ったら、飛行機の中で 食事の度に飲んでいた風邪薬で胃を壊し、散々だったことがある。ロンドンで食欲ないのは さほど問題は無い(?)が、香港で食べられないのはピンチである...。今回は慎重に 事を運ばなければ...などと考えつつのフライトである。土曜日のためか、ほぼ満席で 今までにないほどの厚着の私は「うう、くるじい...」。しかし、いつもどおりワインを 白+赤3本飲み干し、5時間後には香港に到着していた。

 飛行機を降りた瞬間、この厚着は不用であることを悟った。なにしろ東京とは湿度が ちがうのだ。やはり暑いじゃないか...。東京は春を迎える前の最後の寒気がこの1週間 押し寄せていたので、よけいそう感じるのかもしれない。暑い...いや湿気が多い...。 毛皮の襟の付いたコートを脱ぎ、空港鉄道から外を観ると、香港は霧が立ちこめ高い所は かすんで見えない。今回はずっとこういった調子の天気が続くのであった。

 昼便で到着すると、ホテルまでの道のりが長い。エアポートエクスプレスで九龍駅に 到着すると、ホテルまでは無料のシャトルバスが出ていてそれに乗れば、主要なホテルに 次々停車してくれるので便利なのだが、到着する人数が多いこともあるし、渋滞にはまること もしばしばである。14時には飛行機は到着するのだが、九龍サイドのホテルにたどり着くの は、どうしても4時くらいになってしまう。夜に到着すると、わりとスムーズなのだが...。 と、今回もどうしようか迷っていたのだが(たとえば、香港駅まで行って、つながっている 中環の駅から九龍側に地下鉄で行こうかと思ったり、青依で地下鉄に乗り換えようかとか,,,) しかし、今回はラッキーなことに、同じ方面行きに大勢待っていた人々に、いつもより大きい シャトルバスを出してきて(?)ピックアップしてくれたので、そこに待っていた人々は全員乗る ことが出来た。しかも、渋滞もなく、あれこれ考えていたことを実行せずに済んだので非常に 幸先がよいなあ〜なんて思った。

 今回もまた繁華街ど真ん中のハイヤットリージェンシーにした。ゴールドパスポートクラブ(ハイヤットの会員 :誰でもなれます)) にはいってノーマルな部屋を予約したので、クーポンでケチって泊まるよりもずっとチェックインも早いし、 部屋もこっちのほうがずっとよかった。初めて泊まったときもノーマルで、すごく印象が 良かったので、あ〜やっぱり同じホテルでも差が付くんだな〜なんて...ひとり満足 にひたる私であった。(そのほかに、朝、新聞が届いたり、軽い朝食が着いたり、 チェックアウト時間も延長できたり、フルーツもあったし、クーポン部屋になかったバスローブが着いて いたり...なんかちょっとちがうのだ)。

 ということで、ホテルに荷物をおいて友達との待ち合わせ場所に急いだ。

<日付変更線か...?>

 こちらに出発する前に、怪しいメールが届いた。「ぢゃあ金曜日の5時にそごう の1階のフェラガモのところで待ってるね〜」...え?金曜日?私は土曜日からそちらに 行くはずでは?金曜日はまだ書類の山に囲まれている途中であるのだ...。あわてて 訂正して間に合ったからいいが...香港の生活は慌ただしいのだな、きっと...。 ということで、無事に1日ずれたが、フェラガモの前で集合!して、またまたお食べの旅は 始まったのであった。

 土曜日のコーズウェイベイはすごい人であった。旧正月の後で、まだお正月の飾り があちこちに見られて、道路にもビルにも「恭喜發財」の文字が踊っていた。赤字に金色の 文字で「大吉」と書いてあるお年玉袋をツリーにディスプレイしてあったり、日本も香港 もいまひとつ景気がよくないので、せめてお正月のめでたい雰囲気を引き延ばしているの だろうか...。

<デザート三昧1>

 さて、今回の第1段は「燕の巣デザート」である。燕の巣専門店「天毅金燕窩荘」で、 外のショーケースにはでかい「燕の巣ドリンク」が入っている。店はテーブルと丸イスが置いてあるだけの店で、 席に着くと、テーブルはガラス張りになっており、燕の巣がたくさんおいてある。その燕の 巣の上で、燕の巣を食すのである。ここの店は店員も若い女性ばかりで、出てくるメニューも きれいな物であった。私は暖かい亀ゼリーの上に冷たい燕の巣が乗り、その周りにメロンや スイカを球状にくりぬいたものを並べてあるもので、亀ゼリーという渋い役者をかわいく(?) 引き立てていた。亀ゼリーが暖かいのでフルーツが生ぬるくなるのが難点だが..しばらくすると、 学校帰りのような子供達が5〜6人押し寄せてきた。へえ〜子供が学校帰りに燕の巣ねえ... なんて、おもったが、友達の子供はまだ1才ちょっとだが燕の巣のはいったお粥を大人1人前 ぺろりと食べてしまうそうだ...ああ、贅沢な話だ。ちなみにここは、粥類、ぶっかけご飯 系も充実していて、友達もよくテイクアウトする、といっていた。家の近くにもあればいいなあ 〜というお店であった。

<デザート三昧2>

 まずはデザートで満足満足。そして引き続きこの店のすぐそばにあるミルクプリンの 専門店へ(義順ミルクカンパニー)。ここも大盛況である。実は私は日本の牛乳アイスとかソフトとかのたぐいが いまいち好きになれなかったのだ。ここもそんな味だったらどうしようか〜と思って、やや おそるおそる席についた。席は相席である。正面の女子2人は無言で暖かいミルクプリンを 食している。(私たちを前にして緊張していたのかもしれない?!)と、ほどなく頼んだ 冷たいミルクプリン登場。そして一口...ああ〜これは別物だ〜日本の私の嫌いな牛乳 なんとかの類とはぜんぜちがう〜!と、うれしくなって平らげてしまった。満足満足。 甘さもほどよくて、いわゆる牛乳臭さがない。どうやって作っているのかというと、友達 いわく、ショウガの汁をつかって化学反応を起こして、マカオの専用農場でとれた(これは 調べた(^o^))牛乳たっぷり使って作るそうだ。蒸したりして作ったプリンよりもずっと柔らか くて、プリンよりもムースに近い食感である。この店はモンコックにも店があり、最近 このコーズウェィベイに進出して大人気を博しているらしいのだが、友達は妊娠中にこれを 食後に2ずつ食べていたらしい。う〜んたしかに栄養もあり消化も良しで体によさそうだ。 しかもここの赤い横顔の牛のマークがキッチュで、白い食器やガラスのジョッキについている のが、2人で「これほしいね〜」なんて言っていた。う〜ん欲しい。ちなみにここも、シンプル なプリンの他に黄色い色のついたもの、その他ドリンク類もたくさんメニューに載っていた。 但し、食べたら即刻会計して退散しなければならないので、私たちはまた街に放り出される。

 あ〜おいしかったね〜なんて言いながら、タイムズスクウェアをぶらぶらする。龍歳だから 龍模様のものを身につけてさー、ラベンダー色や光り物系もいいのよ〜なんて、Dr.コパの風水を 愛する彼女はもっぱらそれを中心にしている。今年はなんとか色が流行る!というのとあまり大差 ないかもしれないが、占い(いや風水か...)だとオーダーメードの流行(?)というかんじで、 買い物するときにいいかもしれないとおもった。あちこちそんな調子でぐるぐるして、最上階の ダイナーで一休み。ハッピーアワーだったので、ドリンクは1杯分で2杯飲めてしまいラッキ〜。 普段あんまり飲まないピナコラーダなんて飲んで...ああ、ここはどこだ〜っ?て感じ。 シーザーサラダなんかをつまみに、すでに食い過ぎ状態なんだが....。

<麺粥の誘い>

 この日最後の締めは「麺粥屋」へGO!うう〜まだ本調子でない私は、かなりレッドゾーン であったが、おいしそうな麺粥のかほりについつい着席。友達ピータン粥、私は海鮮粥、オプション で、油条に米のクレープを巻いた物(なんて言うんだ?)、庶民の味焼きそば!をオーダーする。 粥は海鮮ベーススープで、ショウガの風味がほどよくて、風邪引きの私が欲していた味であった。 ああ、こんな粥なら毎日風邪引いていてもいい〜なんておもうような味。カニ蒲鉾(!)を除け ば、魚の薄切りや、貝類がたっぷり入っていてとてもおいしかった。ときどきラッキーだと、アワビ もはいっているそうだが、今回はその姿は見つからなかったなあ〜。しかし、どんぶり一杯の粥は デザート2種、ピナコラーダ2杯の胃にはちと多すぎたみたいで、他のものがはいらなかった〜。 残念無念。香港に来て意外と食べそうで食べないのが粥なだけに、今回以降いつ食べられるか なあ〜なんて思いつつ、この日は解散したのであった。

 コーズウェイベイから地下鉄でチムサーチョイに戻るときに金鐘で乗り換えるのも、 あんまり考えないでできるようになったが、地下鉄のチケットを大切に手に持っているのは、 周りを見回すと私だけだったなあ〜。(香港の地下鉄切符はなくすと罰金だそうで... 最近はみんなプリペイドのオクトパスを使ってるのね...) 香港でも異国を感じる瞬間...(小さい事だが)

★2月20日(金)★

<金龍船で飲茶>

 今日も曇りがちで気温は16度、湿度は90%と、今にもぱらぱらきそうな天気 であった。いちおう傘を持って出かけようかな?でもジャケットはいらないなあ〜と、 ぶつぶつ言いながら地下鉄で上環へ。上環の駅は閑散としていた。このあたりはオフィス 街のため、週末は人がぱったりと途絶えるそうなのだ。上環というと下町で乾物屋が ずらりとならぶ...というイメージがあるが、実は中環がわのこのあたりは、東京で いえば大手町とか丸の内みたいなものなのかもしれない。1本違いで友達が到着する。 今日は飲茶と言っても10時半だからずいぶん早い出足なのだ。実はこのあとにイベント がひかえているからであった。

休日の上環駅は一人もホームにいない...

 この金龍船と言う店は、なかなか凝った点心が売り物ということで、この日の候補に 福臨門もあったのだが、ぜひ、新しいところに行ってみたいということで、ここに決定した。 しかし、着席すると、まだ客もまばらであったし、各所で揚げ物とか鍋物のテーブルが 並んでいて、点心がなかなか出てこない。メニューには色とりどりの金魚型、錦鯉型、お花 型の点心があったのだが、店の人にきいたら、これはオーダーできないが、点心はいずれ出てくる。 と、言っていた。「そっか〜」とおもって、ちょぼちょぼやってくる点心や、テーブルの 上であげている野菜の揚げ物とか、韓国風お好み焼きのようなものとかを食べながら、 待つことしばし...結局あれこれ食べてしまったが...とうとうきれいな点心は現れな かった〜残念。時間もそろそろ12時になるところで、店もいつの間にか満席になっていた。 なんとなく〜残念無念であるのだが....その間食べていたものは、もちろんおいしかった のだが、カメラで点心を納めようと思っていただけにちょっと残念だったなあ〜。(平日は このようなことはなく、メニューからのオーダーも、きれいな点心も期待出来るので次回は平日 に行ってみようかなと思った。)

金龍船入口:全面金色鏡張り。ここの2階にあります

<最新香港電影を見る>

 さて、この日のイベントは「香港電影」である。ま、映画鑑賞なんだが、友達が アーロン・クォックの大ファン(!)なので最新作を見に行くことになった。場所は、再び コーズウェイベイのタイムズスクウェアの隣にある「UA CINEMA」。ホールが確か4つある いわゆるシネマコンプレックスという奴。この中のひとつでアーロンの最新作「2000AD」を 観た。一日に2回しか上映しないのだが、このスタイルは最近日本でも多くなっている。 場所を間違えずにはいらないと、大変な事になるのだが...。

 東京で今指定席で観るといくらかかるだろう?2500円くらいかなあ〜?この日は 友達のおごり(!)だったんだが、チケットを観てみると60HK$。しかも全席指定である。 劇場はそれぞれそんなに広くはないのだが、今のレートで900円弱か...。日本の映画の日 なら1000円均一だけどね。これくらいなら、しょっちゅう見に行ってもいいかなあ? で、着席して待つことしばし。入りがいまいちだが、入り口でもらった情報誌を観ながら あーだこーだ話をしていると「あの〜」と、見知らぬ女が声をかける「ここは〜私の〜」 げ!!4つホールがあるから「ちがうとこはいっちゃったりしてね〜なんちゃって〜」 なんて言ってたのがほんとになってしまった〜ああ〜。この人に着いていくのは危ないの だろうか〜!(うそうそ。私も全然確認しなかったし〜)あわてて本来のホールに入って 行くと、すでに映画は始まっていた....。(とほほ)

<映画指南>

 さて香港電影だが、字幕は画面下方に2段出る。上段は標準中国語(北京語:もちろん漢字) 下段に英語の字幕が入る。しかし....しかーし!!早いのだ〜早くて英語習熟度の低い 私には早すぎる〜!!これは読んで下さいというものではないのでは〜!と必死に目で追って いたが、次第に文章の最後のいくつかの単語で判断するしかなくなってくる。しかしだな、 この映画もだんだん話が進むにつれアクションシーンが多くなり盛り上がってい行くので、 ことばは次第に必要なくなり「待てっ!」とか「うごぉっ!」とか「ばきゅーん!」とか 「兄さん〜〜〜!」とか、少年漫画の様になってくるので心配ないと言える。

 内容はお気楽青年アーロンが優秀な兄が事件に巻き込まれ殺されたのをきっかけに、 様々な陰謀と裏切りと暴力に翻弄されていく、香港とシンガポールとここに何故かCIA まで出てきてさあ大変(?)。アーロンは兄の敵をとるために大活躍。この人は果たして 敵か味方か?はらはらどきどき、ビルから落ちるわ、銃撃戦はあるわ、コンピューター犯罪組織 は出てくるわ、ついでにロボット犬アイボまでちらっと使われて...ラスト40分は お約束の手に汗にぎる対決シーン!!果たしてアーロンの運命は〜!!きゃ〜

 と、映画大好きな私はすっかり楽しんでしまったのであった。香港にきてわざわざ 映画はないじゃろう...とおもうかもしれないが、時間があったらぜひ「なんでもあり 玉手箱」の大好きな香港人ワールドを観てみるのもいいかもしれない。しかし、笑いの ポイントが微妙にずれていたのは仕方ないなあ〜でもまた観たいなあ〜。と、思った。

香港明星アーロン君。敵と戦うの図「映画見てね〜よろしく!(アーロン)」

ちなみに日本公開予定はさっぱりわかりません。m(_ _)m

<ワンチャイは秋葉原?>

 日本は最近DVDがブレイク寸前であるが、まだまだソフトは手軽とは言えない 値段であろう。会社帰りに3〜4枚買ってかえれば、すぐにお小遣い無くなってしまう。 ここ香港はビデオの変換が日本とは異なっているために、安くても買って帰れないが、 その代わりにVCDがものすごいラインナップである。HMVなどのCDショップにも ワンフロアーVCDコーナーがあるし、値段もすごく安い。DVDのように劇場で再生 できるほどのクォリティーではないが個人で楽しむには十分なメディアだ。で、当然、 にせもの天国である香港は屋台にもこれらのコピーがずらりと並ぶ。もちろん違法コピー で、日本に持ち込み不可であるが安い!すごい安い値段で映画とか見れちゃうのである。 ああ...。で、このワンチャイ周辺は安VCD屋があるというので、うろうろ探して みた。この辺には電脳ビルなんかもいくつかあって、秋葉原のようである。VCD求めて ビルに入っていくと、秋葉よろしく安CD−ROMの山、新製品の箱の嵐、周辺機器の 「これなににつかうの?」という品の数々...。でも〜お目当ての映画VCDは無かった。 ビルの上階には何故かピンクの光に照らされた、おねーさんたちのVCD屋は健在で あったが...(それらもほとんど日本製のコピーのようで...とほほである) 用はないので、すごすご退散してきた。なんでも、この安VCDのために正規の VCDはさっぱり売れなくなったのを憂いた当局が、思い切って正規値段の値下げ断行、 それにともない、どうも手入れ(?)を行ったらしいのだな。ちょっと残念だった が、まあ〜HMVでも覗いてみよっかなーということで、散歩終了。

<ああとうとう会えた巨大シャコ>

 ワンチャイをうろうろして、再びコーズウェイベイに戻りそごうの地下で 怪しい食品の数々を、友達に言われるまま(?)購入し怪しい私たちは(??) そごうを出たところの路地から出る緑のミニバスでレパルスベイに向かった。

 ミニバスに乗れれば一人前!なんて聴くが、細かい路線を網羅しているので 確かに便利である。緑のバスと赤いバスはどこが違うのか聴いてみると、赤の ほうは個人バスとのこと。赤は人が集まらないとなかなか発車しなくて、とにかく 単価稼ぎにがんがん飛ばしまくるので、よくひっくり返ったり事故ったりする らしい(ひえ〜知らなかったよ....)で、緑のほうは時間どおりの発車と のことで、乗るならこちらがおすすめということだ。なるほどね、なんて思って いるうちにバスはあっさりと山を越え、海に出ておなじみ「穴あき高級マンション」 のあるレパルスベイに到着する。あ〜そんで、いくらだったっけ?と友達に 訪ねると「え?!払ったんじゃないの!!私払ってないよ!!」、「....。」 なんと私は「無賃乗車」してしまったのだよ。ああ...ちなみに料金は先払い。 最近はオクトパスもつかえます。ごめんちゃい。許して...

 気を取り直して、さあ〜前回(10月か)に来たときは食べられなかった、 「巨大シャコ」だあああああ〜(._')☆\(- -;)うるさい!

 で、今回訪れたのは友達もおすすめ「大佛口食坊レパルスベイ店」である。 レパルスベイのバス停を降りて、海岸に降りていく階段を下りきった所に ある。海側の席はオープンテラスになっており、遠くにレパルスベイの夜景が 見えて、非常に良好なロケーションにある。しかしあいにく、この日はとうとう 雨が降り出してしまった。霧雨が次第に粒が大きくなり、それにつれてどんどん 気温が下がってきた。雨のかからないぎりぎりの席に座った私たちは、早速 シャコの唐揚げを2匹オーダー。ほかに、なかなか名前が出ず苦労したが、日本で いう「ばい貝」のチリソース炒め(メニューには「ホラ貝」とあったがきっと 良く知らない日本人が言ったそのまま書いたんだろうなあ〜。違いますがな〜) フカヒレのスープ。私は泰国風、友達はココナッツをくりぬいた中にスープ を入れる珍しいものをオーダー。それに豆苗の炒め物。などをビールとともに食す。 シャコは長さ30センチ幅8センチほどのもの。これをまるごとクリスピー なころもとともに唐揚げにしてある。味は塩味とニンニク味がついているか? 皿のうえには、4つぐらいにぶつ切りにしてあり、それを蟹を食すように はさみでばりばり解体しながら食べる!身は厚みがありしっかりとした歯ごたえ である。そして身もしまり味も濃厚でなんともいえないおいしさである。 蟹よりロブスターよりも水っぽくなく甘みのある味。しかも、解体が非常に 楽で「ひとりで2本いけてしまうかああ〜1(._')☆\(- -;)」とおもったが、 けっこう高価なものなので、1本で我慢我慢。この巨大シャコはバルタン星 からやってきたような、日本ではちょっとお目にかかれないものであるが、 お店の人に聴いてみるとなんと「タイ育ち」ということだ。ああ、チャオプラヤ 河の恵みを日本ではエビをむさぼり食い、香港では巨大シャコを解体し... 日本人というのはなんと欲の深い民族であろうか〜(って私だけか?)なんて おもってしまった。エビ系の供給地はアジア全体ひょっとしてタイがすべてなの かもしれないなあ...とおもった。以前は香港にもいたのかもしれないが、 江戸前寿司が無くなったのとおなじで、ネタを求めて南へ南へ下っていくのだ ろうか〜私たちは...。

これが巨大シャコ!写真撮る前に食べてしまったのでmimiさんより借用

 などと、殻だけのシャコを前にたそがれていると、雨はますます強くなり 私たちの飲んだビール瓶で店員が雨を受けたりして手持ちぶさたにしている。 ここに来たときには店一番乗りだったが、後ろを振り返ると、そこそこ席が 埋まっていた。気温がどんどん下がっていったので、食欲もいまひとつ振るわ ないといったところか?(私たちを除いて?)この店は何カ所か支店を持って いるようなので、シャコをたべたいときにはその1軒を訪ねればよいかも しれない。ここレパルスベイ店は穴場のようであるが...。少し不便かな?

<高級店の夜>

 店を出たのは8時頃だったのでもう一軒いけそうな(?)時間であった。 スタンレーあたりまでタクシーで行って飲もうか?と思ったが、雨と寒さでちと パス。で、ザ・レパルスベイの中のどこかにはいろうということになった。 しかし〜私はかろうじてスカート姿であったが、友達はジーンズ。かの有名な ペニンシュラホテル系レストラン「ヴェランダ」の支店にはいるには気が引ける、 が、まあ行ってみるか〜。確かに「DRESS CODE」な〜んて立て看板があり、黒服 は見向きもしない。しかししばらくすると、白服が(どういう違いかわからない が)隣のバーならカジュアルなので、どうぞ、と通してくれた。ああよかった。 敵前で敗北が見え見えの状況で、更にいやな思いをせずにすんでほっとした。 バーは「バンブーバー」といって、コロニアルスタイルの建物に、壁面と、 ステンドグラスにはアールヌーボー風竹のモチーフが美しい。このヴェランダというレストラン のウェイティングスペースといったところか?時間も早いので客も私たち だけであったし、薄暗い照明もなかなか落ち着いて良い感じである。ここで 2杯ほど飲んで、今日は解散することにした。そういえば、このレパルスベイ の中にあった「ヘイフォンテラス」は、本当に閉店してしまっていた。

ザ・レパルスベイ内部:素敵な内装ですこと「おほほほ」

ヴェランダと同じく雰囲気のある店であったが、やはり日本人観光客の 激減が痛手となってしまったという噂である。そんなに日本人に頼って いたのだろうか?とおもって唖然としてしまうが、すべてではないにしろ 理由の一つではあろう。そういう経営をしていたところは、いくら有名 店でも淘汰されてしまうのか、と、少し残念な気がした。真っ暗な雨と 風の吹く中、やってきた中環ゆきのバスに乗り込む。今度はちゃんと 料金払った。日曜日の夜は乗客は私ともう2人だけで、ちょっとわびしい 香港の夜景を眺め、終点で降りたのは私だけであった。スターフェリーも 雨よけのビニールで外はよく見えず、なにか厳しい表情の夜であった。

★2月21日(月)★

<そしてシンセン!越境する>

 今朝の天気はまたまた曇り。気温は15度。湿度90%といったところか。 今日はとうとうシンセンに行く日である!といっても時間的にはほんの40分電車に 乗り、東京から来たときと同じように出国入国をすればいいことで、ただビザが 必要であるのがすこしちがうか?ともかく行ってみなければ何もわからない。

 今日は友達に加え、彼女の香港人のご主人P氏も登場である。月曜日なのだがわざわざ 休暇をとってくれて、私達では心もとないということか、通訳兼ご案内役である。 香港のように英語が通用しないらしく、広東語もしくは北京語なまりの広東語が主な ことばということである。朝私の泊まっているホテルのロビーに集合し、さあ出発。

 この日はP氏のおばあちゃんが亡くなった日ということで、出掛けに彼らはおばあちゃん の家により写真に挨拶やお茶などをあげてきたらしい。日本でいえばお線香をあげると いったかんじか?日本にいると墓参りすらもおろそかになってしまうところだが、彼ら 香港人の信心深さは、日常の風水を初めなにか生活の一部といった感じである。もっとも 口では、そういうことはちっとも信じていないようなことは言っていても、彼らは絶対 こういったことからは逃れられないようである。

<やはり異国なのか...>

 九広鉄道(KCRC)の始発駅ホンハムから、香港側の終着駅ローウーまではおよそ40分。 電車は1等2等に分かれているが、始発ということで2等で十分で、往復66ドルのチケット を購入し出発(オクトパスも使えます)。九広鉄道は地下鉄とカオルーントンで接続しているが、 けっこう混雑しており、ここでのりかえても座ることはできないので、できればホンハムから 乗車するほうが楽かもしれない。列車の風景は、競馬場で有名なシャーティンあたりまでは いわゆる香港の鉛筆のような高層アパートが立ち並ぶ風景が見られるが、次第にあたりは 荒地や林などの目に付く東京の郊外もしくは丹沢のあたりのようなのどかな景色に一変する。 乗客も通勤の客が多かったのが次第に、大きな荷物を抱えた人々が目立つようになり、いよいよ ボーダーが近づいてきたのか?と思うようになる。香港には水がない。そこに供給する為の 巨大なパイプラインが走っている。その使われていない管が野ざらしになっている。 そろそろボーダーというところでP氏は携帯を切った。当然と言えば当然だが、この先は 国際電話になってしまい、かけて来た人も法外な通話料を支払わなければならない(聞く ところによると、日本にかけるよりも高いそうである)のだそうだ。

<ビザなし越境>

 東京で言えば八王子あたりか?池袋からなら所沢あたりに行く感覚か?香港側の終着駅 ローウーに到着する。ホンハムもそうであったが、駅が非常にきれいである。新空港のような 建築で、このローウーもきれいな駅であった。降りて改札を出るとすぐに出国のカウンター が並ぶ。香港住民は右側のほうに私のような外国人は左側に行列。ここで必要な書類は、 パスポート(残存期間が半年ほど必要であるから注意)と入国時に書いた書類の2枚目だ。 平日ということで、すいているだろうと思っていたのだが、意外に人が多く特に外国人 側は結構時間がかかった。休日明けにシンセン側に商売に行くとかそういった人々だろうか? 香港住民の彼らは結構早く手続きが終わっていた。ようやく順番が来て出国のスタンプを もらうと、香港とシンセンを隔てるシンセン河を(河と言っても神田川とかそういった 河である。近所の川にもにてるなあ〜)を渡り、今度は中国側の入国であるが、 その前にビザを購入しなけらばならない。

 シンセンや広州に行くのにガイドブックには日本で取って行く方法が書いてあるが、この シンセンの特別経済区にのみ通用するビザというのは、ここで取得することが出来るのだ。 有効期間は5日間で、100HK$である。出国のカウンターを出るとがらりと建物が 変ってしまう。そして壁に書いてある看板の文字などもいわゆる中国語になっているのだ。 この建物の通路の右側にあるエスカレーターで2階に上がると、ビザの窓口がある。窓口は 4ヶ所あり、入り口すぐにある用紙に必要事項を記入し、申請の窓口に並ぶ。記入事項は 簡単なもので、名前・旅券番号・職業・同行人数などを記入すればOK。だが数人しか 並んでいないのだが、一人順番がくるとその連れがおしよせ、何人分もの書類を提出する 始末で、しかも、どこの国のひとか分からないようなひとも多く、書類をその場で書いた りして、なかなか順番がまわってこない。友達もP氏もいらいらしているし〜ああ〜、 と思っているとようやく順番が。はあ〜。ここで書いた書類とパスポートを取られる。 で、もう1度会計窓口に並びなおし(はあ〜病院とおなじシステムね)100HK$と 引き換えにパスポートに押されたビザをくれるという仕組み...。いつもはもっと 時間がかからないということだが、30分以上かかっちゃったかな〜今回は...。 時計を見るともう12時になっていた。急いで1階に下りるとこんどは中国側の入国。 ここでは入境書類と同じようなものを記入して、健康状態を書くところもあるが、何も なければそのままで、パスポートと一緒に提出する。日本人だから余りチェックされない と書いてあるが、ほかの出入国とくらべ、本人確認はしっかりとしているようだ。何度 も写真と本人を見比べている姿は、たとえば最近のヨーロッパのパスポートコントロールとは まったく違う気がしたが...あれ化粧が濃かったかしら...いやいや...あと、 職員に中国側は女性が多いなあ〜と思った。それを友達に言ったら「そりゃそうよ〜」 といっていたが、そんなもんなのだろうか??

 あーやっとお役所仕事から解放されてやってきましたシンセン!今日の予定は まずローウーの駅前にある巨大ショッピングセンター内で昼食(飲茶!!)。そして その中で買い物。時間が有ればシンセン名所巡りバスツアー!ということだが、果たして どうなるのか...

やって来ましたシンセン!駅前でぱちり

駅から直接プロムナードのようになってます。駅舎が巨大

<その前に腹ごしらえを...>

 「羅湖(ローウー)商場」は巨大なローウー駅の前から出るこれまた巨大な道路の右側に そびえる商場(ショッピングセンター)である。近代的な建物の中はいったいいくつ 店があるんだろうというような、(日本でいえばアメ横センタービルのようなものか?) 立体化した市場みたいな建物である。5階建で、最上階にレストランがあるので、 そこで飲茶することにした。この店は香港とほとんどかわらない内容のメニューで 香港よりもかなり安いといったところ。ここではなく1歩外に出れば更に激安グルメ が待っているそうだが、P氏の母曰く衛生上問題あるのであんたたちはやめなさい。 ということだ。香港マダムの母たちはビザが必要ないそうで、週になんども出かけ 激安グルメしているそうだが...ま、そういうことで、この店であるが、かなり この辺では高級店らしい。たしかに入り口にずらりとワインがならんでいたし、 ウエイトレスのおねえさんたちも美女ぞろいであるし、客も一杯はいっている。 友達が前にきたときは、いかにも成金っぽい男がおねーちゃんを大勢はべらせ、 とにかく高級メニューをずらりとおねーちゃんたちにオーダーさせて、自分は携帯 電話でがーがーしゃべったりして...そういう輩がいたそうな...。P氏も そんな風にみえるかね〜なんて冗談言っていたが...どうみても愛人はべらせ「がはは」 という図ではない私達...。

 ところで、この店「牡丹閣(だったような..最上階の右側奥にある)」なかなか どうして、どれも美味であった。香港の点心よりこころもち大きい様な気がしたんだが、 気のせいだろうか?卓上のスペシャルメニューも「なになに...犬...いぬうううう!」 というのはあったが、バラエティーに富んだラインナップである。周りを見渡してみると、 外が寒いせいか、鍋物を食べている人が多かった。何がはいっているんだろうか?炊き込み ご飯のような土鍋ではなくアルミの底の浅い鍋を火にかけてぐつぐつやっている。しばらく すると、店員が各人についでいたが、どうもスープのようであった。何が入ってるかは、 ここからはよくわからなかった。スープといえば「蛇スープ」!私たちも5種類の蛇の はいったスープをオーダー。香港だと、タケノコの線切りとおなじくらいの太さの蛇肉なので、 蛇を食べている感覚はないのだが、ここのはけっこう太く切ってあり、中には「これは 明らかに尻尾だなあ〜」なんていう肉もあって....蛇歳の私は共食い状態である。 しかし、臭みもなくおいしいので、ぜひ共食いをおすすめしたい(??)いろいろ食べて、 デザートにココナツのまぶしてある餅を2種類食べて、大満足でひとり80HK$であった。 う〜ん安いねえ...蛇も食べたのに〜。

へびたっぷりでおいしいよ〜(ひえ〜)

<気になるあなたへ(??)>

 さて、シンセントイレナビだが(?)この店でトライしてみるとなんと洋式と アラブ式(限りなく和式)があり。洋式は蓋がないのがありパス(ここはトイレおばさんがいるのに〜) アラブ式なら大丈夫(TOTOであった...)だったので、皆さんもご安心を...。 友達はシンセンでは絶対行かないことにしている(??)と言っていたが、まあこういう 所なら「ごく普通(一つ星くらい?)」ということで...トイレナビおしまいm(_ _)m

<探検開始〜!>

 さて商場探検開始である。P氏母に「絶対値切ってくるのよっ!!」と、激励を受けて 出てきただけに、絶対値切って値切って値切りまくる〜!と心に堅く誓い(?)商場ビルの 5階から下へ降りていくことにした。全体の傾向として、テイラー系(すぐそばの生地屋で 購入して、雑誌の切り抜きなんか渡すと、うまく作ってくれるそうだ。但し完成まで3週間 必要とのこと)。靴屋・下着屋・レース屋・カーテン屋(縫製もしていた)・半貴石屋 (水晶の置物やお金の貯まる木の置物、アクセサリーなど)、お茶屋、謎の風水グッズ屋。あと 各階で必ずあったのは「変身写真屋さん」(いろんなコスチュームにパソコンで合成してあげる もの。ヴァーチャルコスプレってとこか?)これは呼び込みが熱心であった。あと、ネイルアート 屋さんもけっこうあって、すごく流行っている店とそうでない店があった。ざっと、こういった 種類の店があちこち無数にある。いったいワンフロアーいくつあるのだろうか?似たような店 ばかりなので、方向感覚が無くなってしまう。「あれ?ここ来たっけな?」と...。

羅湖商場の勇姿&お買い物のラビリンスはここにありき....

商場エスカレーターより:中央が吹き抜けになっている。これだけでもくらくら

 さて、私たちの戦績はというと...P氏夫妻は買う物が決まっていたために次々と、 店の品物と値段のチェックに余念がない。中には、なにもここで買わずとも〜と思える物も あったが、なんとなく私は圧倒されて、うろうろ一緒に歩き回ってしまった。

★戦利品リスト★

◎風水の方位磁石(彼らは近々引っ越すので必需品!)P氏夫妻

◎ひょうたんの飾り物(縁起がいいらしい...?)P氏夫妻

◎小型茶器の置物(かえりに空港でまったく同じものがあったが値段は2倍であった)P氏夫妻

◎お金の貯まる水晶の木の置物(これも縁起物!)P氏夫妻

◎水晶の招き猫(これは必需品でしょう??)まきき

◎あまり大きな声で言えないがVCD!(うあ〜)まきき&P氏夫妻

◎でっかいアメジストの置物(石の内側にごわごわ紫水晶が成長(?)してるもの。人間関係と ツキを呼び込むものとしてP氏夫妻は前から欲しがっていた!とうとうゲット〜)P氏夫妻

◎ついでにアメジストのネックレスとブレスレット(600HK$といっていたのを300HK$に 値切り倒す!ごめんね〜)まきき

そのほかに、中華ジャケット、スリッパ、バッグ、レース、茶器、茶碗などを物色する... 茶なども安いよ〜

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と、まあこんな具合に怪しいものを次々と値切り、購入を繰り返し、ふと時計を見ると いつの間にか6時近くになっていた。ああ〜もう一日が終わってしまう〜シンセンもなんと 駅前商場だけで終わってしまう〜のだあ〜。しかし、私たちは心底疲労してしまい(ああ、 日頃の運動不足もあり〜)名所バスツアーなんかすっとばして、香港に帰ることにした。

駅を背に中央の建物がシャングリラ。立派な建築群だ。手前の丸玉がキッチュ

なんかこの場所だけで今回のシンセンは完結した(ちと残念?)

<今回のまとめと反省(?)>

 しかし、この商場でも英語はほとんど通じないと考えたほうがよいようだ。まして、 広東語さえもいまひとつということで、北京語なまりの広東語は香港生活○年の友達にも ちと解らないところもあるそうだ。できればP氏のようにネイティブスピーカー(?)に 同行してもらうほうが、心強いし値切り倒しにも有利であろう(多謝多謝)。P氏は幼少 の頃より、母の買い物に着いていく度に「もうやめてくれー!」というほど値切る母の姿 を見ているのだ。よって、のほほんとした日本人よりははるかに達人である。値切りといえば 下町のおばはんか大阪のオカンのすることと思ってしまうが、言い値で買ってしまうこと ほど間抜けな話はないように、いつしか思えてくるのである。 いや日本人がそういう買い物の楽しさ(?)を失ってしまって いるだけなのかもしれないなあ〜いやいや...

有給休暇のP氏「哀愁の後ろ姿...」お疲れでした

 ということで、シンセンレポートといっても、非常に限定的になってしまったが、 越境やビザの取り方もこれでよくわかったので、次回は迷わず並ばずにここに来れるのでは? と思っている。次回はいつになるのかな〜

戦利品の「光り物」を撮影:こんなものばかり買って〜(._')☆\(- -;)

<正しい帰り方>

 で、帰りだが、再びシンセン側のパスポートコントロールを抜ける(行くときに出した 書類の2枚目を提出)ささやかな免税店もあるのでたばこなどを購入するひとはここで購入。 ワインセラーなんかもあったが、回転率を考えると「危険」な「ハズレ」をつかまされそう なのでパス〜。再び神田川のようなシンセン河の橋を渡り、日本人および外国人は左側へ 進む(P氏夫妻はまっすぐ)と、香港側のパスポートコントロールがあるので、入境 書類を記入して、パスポートと提出し2枚目をもらっておく(日本に帰る時に必要) そして、そこを出て2階へエスカレーター(KCRC鉄道方面と書いてある)で 上がると、合流するしくみになっている。ここでもネパール人らしき人物が職員に 書類がないと通れない!と散々言われている光景に出会ったが、彼はどうしたかった のだろうか?いったいどうやってここまできたのだろうか?非常に不思議であった。

 もう3人ともぼろぼろ状態であったので、2等でやってきたが、追加料金を払い 1等で座って帰ることにした。帰りの2等はさすがに混雑していて、いつ座れるか わからないような感じであった。1等の席にすいこまれるように落ち着き、香港へ戻る。 終点のホンハムへは8時頃到着した。

<ああ海南チッキーン!>

 ぼろぼろの私たち(?)は、現金も使い果たし(あ、シンセンへ行くには ぜひ現金両替して行くように。HK$で十分通用しますがカードは期待しないように) P氏は現金調達し(?)タクシーでコーズウェイベイに向かった。私は今回最後の 晩餐となるのだが、リクエストしておいた「海南チキン」とのご対面である。 タイムズスクエアの裏手にあるシンガポール料理店へ向かった。ここ南亜ちゃんてん (ああ字がかけましぇーん)は、にこにこ現金払いのみの庶民的な店であるが、 海南チキンがうまいらしいのだ。私は北京ダックみたいなもんかな?とおもって いたのだが、一見蒸し鶏のような骨付き鶏肉と、鳥スープで炊きあげたごはんと、 鳥レバ入りスープでワンセットみたいなのだが、ものすごいシンプルな料理である。 しかし、しかーし、どこぞの蒸し鶏とはまったくちがう、しっかりとした身と味 のチキンにショウガかチリのディップを付けて、これまた絶品鳥ご飯と一緒に 食べるのだ。鳥がうまくなければこんな料理はできない!しかしどうやって作る のか?!P氏はこれは蒸すのではなく熱湯をかけて作る物だという。彼はいちばん 好きな料理だとも言っていた。どうも、P氏のおじさんは海南チキン作りの名人 らしいのだな..おじさんが?へえ〜うらやましい限りである。熱湯をかけて、 そこから落ちる鳥スープをつかってご飯を炊くのだな...。しかしこの鳥の 火の通り具合(皮もピンとしていて身もしまっている)は絶妙で、こんなのは すぐにはできそうもないのである。香港グルメはやはり奥が深いのである。そして、 基本は家庭料理なのかもしれない...。

 そのほかにもシンガポール風サテーや焼きそばなどを食し、シンセンで使い果たした エネルギーを充分に回復できたようであった。海南チキンは探してでもたべるべし。

 毎度のことだが、彼らとはタイムズスクエアであっさりと別れ、4日間の香港は ほぼ終わるのである...(今回もありがとうね(^_-)-☆)

★2月22日(火)★

<帰国の日〜朝食の誤算〜>

 そういえば、今回はマンゴープリンを一度も食べていなかった。この日は15時のフライト なので、朝食を豪勢にするかな〜とホテルを出る。前回にも書いたが、糖朝にもういちど行って みようと思った。しかし、前回の最終日のように、店が開いていない。「あれーまた休みか〜」 とおもって、またすぐ近くのちゃんてんで朝食セットなんか食べたが、時計を見ると10時前。 あれ?ひょっとして、私は開店時間をチェックしていなかったのか〜?と、その店を出て しばらくすると、やったいたのだ〜。とんだ勘違い。糖朝には10時以降にでかけましょう〜! 「まったくもう〜」と思いつつ、せっかくだから、マンゴープリンだけ食べることにした。 ああやっぱりおいしいわ〜。今回は1個に終わったが次回は...と、もう次回のことを思い めぐらしていたのであった。

 帰りはホテルから九龍のシャトルも難なく来て(今回はついてるなあ〜)、これで 定刻に出発ならいいなあ〜と思っていたのだが、なんと到着便が遅れて出発は10分遅れ。 せっかちな人々は並び始めるし、ああ、あわただしい時間がもどってきたな...と思った。 席に着いてもなかなか飛び立つ気配がない。なんと、乗客で心臓発作を起こした人がいて、 その人がこのフライトを続けるかどうかで、出発がおくれていたのだ。結局この人は香港 で降りることになり、ようやく出発することになったのは40分ほど経ってからであった。 しかし、このあとこの人はどうなったのだろうか?フライト途中でなくてよかったのかも しれないが...。

 結局フライトは30分遅れであったが、猛烈な追い風のために順調に「飛ばす」ことが できたようである。東京はまだまだ寒かった。香港の湿気を少し分けてもらいたいくらいで あった。しかしほどなく、この猛烈な南風に乗って春がやって来るのかな〜なんて思いながら いつもどおりの家路を急いだのであった。そして、思ったのだが、例の風邪はほぼ治りかけて いたのであった。恐るべし香港パワー...。

かぜもなおっちゃった〜ぶたぶた〜

 

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