香港日記2003/6月その1
本官が〜SARSの終結宣言を致します〜

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【6月の香港日記】 <火の無いところに...> そういえば、去年11月に香港から帰ってきた後、いろんなウワサがあった。すべて、
根拠のないものかと思っていたが、実は今思い返してみると、ここ半年の悲劇のプロローグでも
あったような気がする。シンセンで炭疽菌がばらまかれた。中国は新しい細菌兵器を開発
しているらしい。そんな根も葉もないウワサがじわじわ拡がり、シンセンのイミグレはがらがら
となる。人々は何か良からぬ事が起こっているのではないか?と、警戒をし始める。そうして、
ある日その魔物の正体が明らかになる...。SARSのオソロシイ伝染力と、その死亡率の
高さに「これはたいへんなことになった!」と、正直思った。そして、しばらくは香港へは行くことが
できないだろうと思った。同時進行でアメリカのイラク攻撃が激化して、さすがのワタシも、3ヶ月に
1回は海外脱出!などとお気楽な事を言っていられる雰囲気ではなくなってしまった。せっかく、
季節労働が明けても、どこへも息抜きに行けなくなってしまったことを嘆くが、世の中はもっと厳しい
ことになっているので、なんとなく先の見えない、姿の見えない敵におびえる...まるで、あのカルト教団や
テロのウワサが日本を緊張させていた頃のような暗い2003年のはじまりであった。中国政府の見えない
対応にも、対岸の火事では済まされないという気持ちがしたものであった。 <3度目の正直> 本当は今回、超格安UAが取れたら行こうと思っていたのだが、あいにくその格安席は片道 キャンセル待ちの大にぎわいであった。これもウワサだが、UAはタダ券も格安席も実際はそんなに 数を出さないので、いつも満席なんだとか?ほんとかなあ?しかし、この時点で半分行く気になって いたので、取れないとなるとまたしても、「絶対いってやるううう〜」なんて気になってしまう。 (いつものパターンね)旅行社に問い合わせて、どこの航空会社 でもいいからこの日程で取ってくれー(結局こうなる)とリクエストしたところ、 まんまと(?)キャセイが取れてしまったのであった。あああ〜やはりいくんぢゃん。と思ったが、ちとうれしい。 しかも午前便だし、帰りは午後便も選べるねえ〜と思ったが、成田到着が夜の9時なので帰りは早い便を手配することにした。 CX(キャセイ)は初めてひとりで香港へ行った時(実際は2回目)に利用した。夜便だったが食事もおいしく、クルーも 感じが良くすこぶる良好であった。そしてそのあと、シドニーオリンピックの年には、香港経由ロンドン を利用した。成田−香港間が最新の777機でこれまたすこぶる快適フライトで、乗り継ぎ欧州も モウマンタイあるねえ〜なんて思っていたものだ(その先の香港−倫敦はジャンボの満員でちと苦しい フライトであったが、ナイトフライトなのでかなり許せたかな?とにかく安くてヨカッタ)。そうして、今回は3度目の正直 であったが、この数年間、新空港に移転してから、どうも会社の調子も悪いそうだ。(風水的にどうもいけないとか なんとか...)さらに追い打ちを 賭けるようなこのSARS騒ぎ。クルーに患者も出たということで、もうCXはだめなんぢゃないか?とまでささやかれていた。 とんでもないクラスのチケット(自分の会社のマイレージでさえカウントできないクラス) を販売したり、飛行機オタクの間ではちょっとした話題であった。 10時台のフライトに間に合うようにするのは、毎度のこと、かなり大変である。しかもこの日は、 いろいろやることが残っており、寝たのは夜中の3時近くになっていた。ああ〜2〜3時間寝てまた 起きるのは体がつらいんだよなあ〜などと思っていたが、遊びに行くときは何故かしゃっきりと 起きられてしまう。何故だ!何故なんだあああ〜。ということで、すでに明るくなり始めた中を出発 する。 いつものおJALならば、チケットは電子化されているため、とにかくカウンターへ向かえば良い。 しかし、旅行会社を通すと、いったん長蛇の列の団体カウンターで受け取って〜チェックインのカウンター に並び直し〜と、一手間多くへろへろしてしまう。ああ、チケット受け取っておけばよかったなあ〜(旅行会社によっては、 事前にチケットを渡してくれるところもある。こっちのほうが一手間少なくて済むんだがねえ)なんて、 CXのカウンターに並ぼうとすると、あり?ここは違う航空会社。実はCXはがらんとして人のいないカウンターが それであったのだ。あああ〜CX大丈夫かあああ? ということで、無事チェックイン完了して乗り込んだ機体は777ではなかった。 あり?これはぢゃんぼではありまへんか?エアバスかい?ということで、これまたがっかり。 ミールもおJALのしょぼ化を嘆いていたが、そんなレベルのものではなく...ああ、これでは アメリカ系と同列に並んでしまったなあ〜CX...と、グラスでしかサーブしてくれないワインをうらめしく(?) 思い、やはりのんだくれはおJALに限るなあ〜なんてサミシく思ってしまった。 (ちなみにエコノミーのワインはオーストラリアワインであった)食後のハーゲンダッツは 健在で、をを〜これは生き延びたかああ〜なんてしみじみと食してしまった。免税品も売っているのか どうだかよくわかんないし、全体的に「飛行機旅の王道」が省略されて、なんだかまるで国内線に乗っている ような気がしてきてしまった。 出発前に「人混みや乗り物内で他にマスクをしている人が居たらしなさいよ!」とか、 「手洗い・うがいはちゃんとしなさいよっ!」と言われていたにもかかわらず、マスクを持参しなかった ワタシであった。(単に忘れただけ)そして、果たして、マスク族は機内には...いなかったのである。そう、日本人も 実はまばらであったようだ。相変わらず日本商人はちらほら乗っているが、ほとんどが中国人と思われる。 マスクも2〜3日前に出された「終結宣言」のニュースで、皆外してゴミ箱へぽいぽい捨てていたそのもの であった。「去ったのだ。もう大丈夫だ」...。 いいのだろうか?大丈夫だろうか?と、不安だったのはワタシだけだったのかもしれない? ちょっとだけ不安な4時間弱のフライトを終えて、とうとう再上陸したぞ!香港! ああ〜こんなクリアな香港 スバラスィ〜 でも暑い〜
いちおう、つつがなく入国を完了したが、今回いつもはやらないことをひとつ片づけないとならなかった。 リコンファームである。最近は、どこの航空会社でも、リコンファームは不用が主流であるが、CXは 減便や変更等で、大幅に通常のスケジュールと異なっているために、おそらくこの時期だけだと思うが、 リコンファームをしてくれとのことであった。空港から電話すればいいかあ〜と掛けてみるが、全然ビジーで つながらない。仕方がないので、出発フロアまで戻り、直接そこで手続きをした。向かって左側のいちばん端 にCXのチケットカウンターがあるので、必要のあるかたはそちらへどうぞ。今回は着いていきなり行ったこと だし、香港観光客としては異例の(?)長期滞在のため「えーと5日の出発?!ですね。 はいOKです」で、あっさり終了。エアポートエクスプレスで九龍へ向かう。 <おかえりなさいと言われました> エアポートエクスプレスのホテルシャトルは、これまでノーチェックで乗車が出来ていたのだが、 今回から、改札を出たところで整理券のようなものを配布していた。乗り場へ向かうと、 カウンターが出来ていて、その券を出さないと乗車できないようになっていた。きっと、この ステーションに買い物に来た人が、ちゃっかり利用したりしていたからかもしれない。今回は、 丁度シャトルバスが待っていて、すぐに乗車できた。マスクをした日本人のOL風情が 居たが、気持ちはわからないでもないかなあ?日本で報道を見ていると、こうするのが 正しいのかもしれないしね。ちなみに、エアポートエクスプレスとオクトパスを一緒に 購入する場合、これまでは、オクトパスの分は現金で支払わなければならなかったけど、 カードでデポジットできるようになったようだ。(詳しくは客務中心へGO) 久しぶりの香港は日曜日だからか?いつもの渋滞に巻き込まれることなく、スムースに ホテルまでたどり着いた。ペニンシュラホテルあたりの横断歩道がなくなり、地下道化 されたためだろうか?ずいぶん効果あるもんだなあ〜と思ってしまった。今地上を渡って スペースミュージアム側へ行けるのは、中藝の前の横断歩道しかなくなっている。 まあ、渋滞解消にひと役立っていることだし、地下のショッピング街も出現しているので、 ちょっとした変化のひとつといえるかもね。と、思うまもなく、今回も毎度おなじみハイヤットホンコン に到着。ちょっとロビーのカフェが改装・拡張したようで、感じが変わっていたが、 ほぼいつもの「定宿」である。フロントの女性もいつも感じが良く、他のスタッフもナイスだと 思うんだけどなああ〜。チェックインの際に「香港におかえりなさいませ〜Welcome back to Hong Kong」 と言われて、ちょっとしみじみ感動したワタシであった。 いつもと変わらぬ内装のいつもの部屋であるが、到着するとホッとする。今回はまたコーポレートの安い 部屋だったけど、まあいいか..ということで一休み。デスクの上にあったご案内を見てみると、 ルームサービスは真夜中は休止しております...か。なるほど〜。(それぢゃ、あまりルームサービスとは...) レストランも一部営業内容を変更したり しているようだなあ〜。こんなところにも影響が表れているのだなあ〜なんて。但し、メインダイニングの 凱悦軒は通常の営業のようであった。 本当は今日は夜便で着いたら寝るだけと思っていたので、時間がたくさん出来てしまった。 いちおう、香港友人にとりあえず到着を報せて散歩に出かけた。梅雨のような長雨のない 香港は、すでに夏の蒸し暑さが到来しており、わりと涼しい日本から来ると「ああこの暑さだよなあ〜」と、 最初は嬉しいが、すぐにやんなってくる。ハーバーシティーをふらふらしていると、日曜日の買い物客の波が すごい。それもそのはず、夏物のバーゲンが最終段階となっているため、どのショップも大にぎわいである。 まだ、日本モードのワタシは、この人混みが病気の印象もありちょっとコワイ気がしたが、皆の晴れ晴れと した表情を見ていると、ああ、なんか夏じゃなくて春が来たような感じがするのであった。 そんな元気をとりもどしつつある香港を実際に見ることが出来てよかったなあ〜と思いつつ、この日は 糖朝でも行こうかと思った。が、夜はいつも結構満席であるので、この日もそうであった。仕方がないので、 並びの麺粥屋で夕食を済ませ、Welcomeでサンミゲルビールを大量に買い占め(!)、(8缶パックを 買った!でもすぐ無くなった?!)おつまみ用に 蒸し鶏なんかを買って部屋に戻った。久しぶりの香港も相変わらずだし、ワタシも相変わらずの夜であった。 タイムズスクエアはいつもとかわらずね
★6月30日(月)★ <お粥放浪記1> いつもならば、朝食室の「糖朝」へ向かうところだが、なんと、この一連の騒ぎの影響か?糖朝は営業時間を 昼スタートにシフトチェンジしてしまっていた。他にもそういったところが多く、夜11時までやっているはずの 免税店が10時で閉まっていたり、朝は10時だったのが、11時からスタートになっていたり、いろいろ マイナーチェンジを感じられる。この日は、お昼からイベントありなので、朝食は必須かな?と思い、 昨晩と同じく広東道の並びで粥屋をチョイス。ワタシの休日にしては早起きの8時すぎに出てきたので、 開いている店は限られていたが(これが意外なことに)まあ、無難な粥屋へ。昨日の店よりもねっとり感 が多かったが、ちと味が濃いような気がした。粥はどこもかわらんかなあ〜なんて思っていたけど、食べ歩くと ちがうもんなんだなあ〜なんて思った。まいたん(お勘定)も、ちと不明瞭なところもあり、お茶代とか取られてん のかなあ?なんて思うが、いまいち英語も通じないので、ちと計算とちがう料金を支払い釈然としない朝。 今日の予定は、なんとプールであった。香港友人が、以前から同じニホンジンの友人と子連れプールの予定で あったそうなので、それにワタシも便乗することになったのである。果たして、香港人たちはどんなとこで 泳いでいるのだろうかねええ? <ありえないような風景> タイムズスクエアで待ち合わせて、香港友人とは久々の対面。おこちゃまも大きくなっていた。そこから タクシーでハッピーバレーのレーストラックのすぐ裏手にある「フットボールクラブ」というスポーツクラブへ。 とても立派なエントランスなのでびっくり。中にはいってまたびっくり。高級ホテルのプールみたいであった。 ほどなく、同行のNさんも2人の娘さんをつれて到着。お子様は5〜2才といったところで、お子様 プールで遊んでいただくというところ。んが、プールを見てまたまたびっくり。なんとすばらしいガーデンプール ではないかああ〜。ああ〜こんなプールだったら毎日でも泳ぎにきますですよ〜ワタクシ...みたいに感激。 もちろん、子供プールだけでなくて、大人プールも20メートルほどの本格プール完備。トロピカルなバーも 併設してあり、手前にはビュッフェもある本格的レストランもある。客層は白人が多いようであったなあ。結局、 おこちゃまのお相手は、ママたちにお任せして(!)ワタシは大人プールで、それこそ「水を得た魚(?)」のように 泳ぎまくり、浮きまくった。あああ〜極楽。そうして、そこから見える風景に驚愕するのである。あの香港島の 斜面に張り付くように林立するビル郡が、このプールで浮いていると目の前にそびえたっているのである。 そうして、空は抜けるような青空。危険な日差しがふりそそぐが、そんなことおかまいなし。何か、超現実的 空間でバカンス気分を味わうのは、香港ならではの体験ではないかなあ?なんて、じりじりと照りつける太陽 を浴びながら思った。そして、ちょっと焼けすぎてしまった。(とほほ) Nさんは、香港に来て4年目とのこと。あまり詳しくは聞いていないが、彼女も香港友人同様ご主人が香港人で、某 高級ホテルにお勤めとのこと。香港の生活はどうですか?と訪ねると、やっと慣れてきたというところで、 結婚して初めてやってきた当初は、ほんとにイヤでイヤで(!)2ヶ月に1度は里帰りしていたとのことだ。もともと 仕事で来ていた香港友人とはまた違う状況なので、新生活でいきなり中華三昧ではホントに苦労した のだろうなあ〜と思う。今回の肺炎騒ぎでは、多数の病人が出て閉鎖されたアモイガーデンの人たちが、 Nさん宅の近くにある公園に移住してくる(!)などというウワサを聞いて、しばらく日本へ帰っていたそうである。 子供もまだちいさいし、ホントにこわかっただろうなあ。香港友人の他の在港日本人も、このように、 一時帰国していた人が多くいたそうだが、今はほとんどが香港に戻ってきているという。 プールサイドで食事をして(私だけビールを飲んだりしている...ちょっと子供の前ではまずいかね?) 3時頃Nさん達と別れる。一旦私は部屋に戻り「ああ〜焼けてしまったあああ〜」と、チェックをして、 再び街に出た。 <狂乱減価協奏曲〜定番海鮮inハッピーバレー> 香港はSARSの流行中も景気づけに(?)か、早いウチからサマーセールが行われていたようである。 本来は今頃がピークで、ということだが、すでにファイナルの値段に近づきつつあるというか、もう商品が サビシくなりつつあった。ただ、お得意の日本人の姿はさすがに少なく、果たして減価によって、儲けが あがっているかどうかは定かではないが...。今年の冬のバーゲンには、きっと日本人も台湾人も、 羽振りの良い人たちが戻ってくるだろうなあ〜なんて、羽振りのよくない(?)私は、あちこち眺めまわして いるだけだがね...。ふと、香港友人を見るとグッチで何か買い物している。おいおい。どうも風水的な ラッキーアイテムブランド(なんかアヤシイねえ)として、いろいろ買い求めているとのこと。えーとグッチは 何にいいんだっけねえ?と訪ねると「あり?なんだっけねえ?」「....。」。ここで意外に羽振りがヨカッタの は、大陸系のおばさま達であった。はあ〜なんとなく、中国大陸では時々刻々と人民の経済活動は どのように変わりつつあるのか?あるところにはあるのか?持てるものはますます富み、持たざる者は ますます衰えるといったところだろうかねえ〜。 ブランド協奏曲を眺め、銅鑼湾でぶらぶらして、本日のディナーはおなじみ「竹園」で海鮮を食す。 どうも最近はワタシタチのゆるぎなき定番となりつつある「竹園」。香港友人のご主人も、先日出張で仕入れてきた オーストラリア白ワインを持参して(香港は持ち込みがアタリマエのようですな)、大いに食べる。 この豪州ワインは、日本で飲む重たい白とは違うイメージで、濃いのだが、後味がすっきりしていて、 これなら海鮮にも合いますなあ〜と、ごきゅごきゅ飲んでしまった私であった(すまん。許せ)。この日の オーダーは、シャコとチーズロブスター、海老のガーリック蒸し、空芯菜の炒め物..と、ワンパターン でごわした。 トラムの涼風にあたり、銅鑼湾を抜けて行くと、だんだんSARSの事は忘れて行くようであった。 でも、マンダリンホテルの前で信号待ちをしているとき、ふとレスリーがここに倒れていたんだなあ... なんて、ちと悲しくなった。スターフェリーは夜間更に減便しているようであった。そして、 エアコンスペースも夜間は中止していた。ちょっとずつ節約節約。でも、見た目は何も変わっていない 香港の夜であった。 きっとレスリーが最後に見たに違いないマンダリン前・香港の夜
★7月1日(火)★ <そういえば6年が経った> 29日の到着した日は、中国本土から首相が来港した日であった。同じ時間帯であったのかも しれないけれども、新空港はまったく物々しい警戒はなかったのだがなあ〜。到着した日に、やたら とニュースに登場するこの人物は、やはりタダモノではなかったようであった。実はこの7月1日。 香港が中国に返還された記念日で、休日となっている。そのセレモニーに出席するために、首相ご一行 はやってきたというわけだ。各地の工場や一般家庭、企業を精力的に回るご一行の姿は香港人には どのように写っていたのであろうか?もっぱらの話題は、香港に中国の軍隊を進出させる法案の 可決について、賛否が分かれているというところであった。それに関して、ちょうどこの日に大きな デモが行われると、昨日のNさんから聞いていた。ワンチャイのコンベンションセンターで、 6周年のセレモニーは行われるが、デモはその目と鼻の先の銅鑼湾あたりでとのことであった。 そのため、同時間帯はこの周辺は避けたほうが良いとも聞いていた。日本にいても、香港でのデモ の様子はたびたび伝えられてきたが、目の当たりにするのは始めてである。しかし、都合の良いことに、 この日はマカオへ行く約束をしていたので、なかなかこれはグッドチョイスかなあ?なんて思った。 その前に「お粥放浪記3」。ハイヤットの目の前にある甜品店に突入。今回は怖いもの知らずというか、 手当たり次第だなあ〜とおもいつつ、出勤前とおぼしき女性たちと相席で、壁を見回して「粥」の 文字を発見したのでそれを指差しオーダー。出てきたのは、トンソク粥ピーナッツ入りであった。 まわりのおねーさんたちは優雅に、ミルクコーヒーやら謎の麺類をつるつる食べていた。お粥はちと ぬるくてとほほ。でもたった10HK$だったので、広東道の店は高い!という結論となった朝であった。 <スカイラインでターミナルへ> 香港友人とはスターフェリーのりばで待ち合わせをして、そのまま歩いて上環へ向かった。 出がけにスコールのような雨が降ったので、ヴィクトリア湾の湿気はものすごかった。 カメラがみるみる曇ってしまって、このままファインダーを出しっぱなしにしたら、壊れて しまいそうな感じであった。海上には、中国政府に対する、船によるデモが行われており、 真っ赤な横断幕をつけた船がフェリーの前を何隻も何隻も通過していった。 ヴィクトリア湾にデモ船が行き交う・すごい湿気で曇るレンズ
この日は休日ということで、例によってフィリピン人アマ(お手伝いさん)たちがあちこちに集っていた。 ちょうど香港友人のところも、新しいアマとの契約でいろいろ悩んでいたところであったようだ。 オクサンがニホンジンというと、彼女たちの間では評判が良いらしいが(ニホンジンは使用人にも 優しいのかなあ?)、子供が3人もいるとなると、 拒絶反応を起こす人も多いそうである。主にフィリピン人が、その大半をしめているが、最近では、 インドネシアからのアマもふえているようである。なんでも、これまでに、アマへ支払う金額は、 日本で言う労働基準法で定められた最低賃金を与えれば法律に払拭しないといわれていたが、 どうも、このインドネシア人たちは更に安い賃金でも雇用可能とのことで、人気が高いとのことであった。 しかし、香港で暮らす以上、彼女たちの国の生活水準に合わせて賃金を与えるというのもどうか と思うが....。お互い労使ともども円満でどちらにも過不足ない関係を築くことが重要ではあるのだがねええ〜。 ちなみに、その最低賃金というのは、日本円にすると月額4万円に満たない金額である。 彼女たちは、この中から、香港での生活費と本国への仕送りを行うのであった。 香港は空中回廊が充実している。雨の日でも濡れずに、ビルづたいにあちこち行くことが出来る。 ワタシはついこの存在を忘れて、ほこりっぽい歩道を歩いてしまうが、こちらの回廊のほうが安全だし快適である。 中環から上環の信徳中心のフェリーターミナルまでもちゃんとつながっていた。フェリーのチケット売り場は、 休日なので大混雑かと思いきや、マカオは休日ではないこともあり、また、競馬も何もお休みとみえて、 ギャンブル族はわざわざ海を渡る必要がなかったのかもしれない。ということで、すぐに購入できた。 なんと気付かなかったが、往復割引もあるそうで、更に便によっては格安料金などもあり、ちょっとだけ 料金設定がかわっていたようだ。タダ往復割引は帰りの便の時間を指定しなければならないので、 ちと時間に縛られてしまいめんどうかなあ?なんて思った。 さてこのイミグレでも体温センサーが設置しており、健康状態の問診票を出すことになった。入出境の たびに、何度も何度も同じことを書かされ、あちこちに自分の住所と電話番号をばらまいているような 気分になってくる。この問診票も各国によって微妙に内容が異なり、いちばん詰めてくるのは、 やはり成田の問診票だったような気がする。イミグレもガラガラですんなりと乗車して、お天気も回復 したので、1時間の船旅も快適であった。 <アイランドホッピングinマカオ> マカオに入境するときに、大陸からのツアー客がいた。添乗員が写真入りのメンバー表を入国審査係員に 示したりして、「特別団体受付」をしていた。どこから来た人たちなのか?時代廣場で「羽振り買い」していた 大陸人とも、香港人ともマカオ人とも違ういでたちの人々。何故マカオに?と、余計なお世話だが 気になる団体であった。まあ、それはさておき、この日はいちばんターミナルから遠い3つ目の島、 コロネア島まで行く用事があった。とりあえずその用事を済ませてから..と思ったが、これが 意外にすんなりと行かなかった。ターミナルを出て右側にタクシーとバス乗り場があるが、ここから 目的地までの直通のバスはないという。なので、乗り継ぎで行くようにと言われたバスに乗るが、 なかなか発車しないうえに、ローカルバスなので、いつまでもいつまでも同じ処をぐるぐる回っている (実際一方通行が多いのでそうなるようだが)し、乗り換えの停留所にいてもバスはなかなか やってこない。暑いし、待つのも限界ということでタクシーに乗ってしまって納得。コロネア島は かなり距離があった。タイパ島の入り口の街をすぎると、そこから先は周りに何もない〜と なってしまい、帰りにタクシーがあるんだべか?と心配になるほどであった。なんとなく、南の 島っぽくなって、やや海の水もきれいになってきたところで、目的地に到着。 フランシスコザビエル教会や官也街の近くにある ロードストウというベーカリーに買い物の用事があったのである。このあたりは、こじんまりとした住宅街 のような街になっており、一見ポルトガルというか南欧風であるといえばそうかもしれない。 赤やオレンジの瓦の屋根や白い壁が、少しだけ彷彿とさせるかな?といったところ。静かで 良い感じのところであった。香港友人のお買い物だったので、はるばるやってきて、即ゲット& お昼ご飯にリターン!と、思いきや目的のものは見つからずがっくし。「ああ〜ついてないアルよ〜」 と、もともとマカオには良い印象の無い香港友人。これで、ますますマカオの得点が 下降の一途をたどってしまうのかあああ〜と、マカオ好きのワタシは内心ドキドキであった(?) ちなみに、このベーカリーは、ポルトガルエッグタルトブームの時に一世風靡し、一時尖沙咀の ハイヤットの近くに店を出していたのだが、現在は地元に引きこもっているといった店である。 (なんと大阪にも支店があるそうだ。)素朴なかんじのパウンドケーキや各種パン、手作りヨーグルト などがおいしそうである...。 (http://www.lordstow.com) ちょっとポルトガルの風情があるようなないような?パン屋さんです
がっくりしている香港友人と、ほんぢゃとりあえずメシにしようメシ!ということで、タイパ島の マカオハイヤットにある フラミンゴ(紅鶴)へ向かう。エッグタルトはこちらが本家とのことだが、 まあ〜どちらでもいっかな?ということで...久しぶりのフラミンゴ。前回はお天気が今ひとつ であったが、今日は晴れて暑くて気持ち良い〜ここでもワタシのリクエストで、 カザルガルシア を飲み飲み、ポルトガル風オードブル・タラのピラフ・バカーリャオブラッシ (本国とはちと作り方が違うようだなあ)・アフリカンチキン(ココナツチキンカレー)などを食べ食べ、 更にサングリア1リットルをごきゅごきゅ。昼からなかなかの飲みっぷりで、さっきのがっくしも すっかり回復したワタシタチであった。 左★ポルトガル前菜(タラコロッケ・腸詰め・レバパテ・緑の卵)うみゃいのよね〜♪ 右★バカリャオブラッシ
左★バカリャオ(干しタラね)炒飯 右★アフリカンチキン(ココナッツチキンカレー)
しかし、スタートで大幅に時間をロスしてしまったために、帰りのフェリーの時間がもう迫って 来てしまった(往復割引もちょっと考え物かもしれないなああ〜) なんか駆け足のマカオアイランドホッピング(あまりホップしていないが) だけれども。...とにかく、ハイヤット のシャトルバスで、リスボアホテルまで行き「デザートデザート」と、目指すは義順のミルクプリン。 義順は香港が有名だが、ここ、マカオの牧場ですくすく育った牛のミルクで作られているそうである。 香港のデザートは、台湾から、マカオからいろいろブームがやってくるのだなあ〜。 香港友人は前に来たときはブームの真っ盛りで、長蛇の列となっていたので、結局食べるのを あきらめたとのこと。さて、香港の義順とお味は違いますかな?ということであったが、値段が 安い上に、ミルクの味も濃厚であったなあ〜。プリンを食べながら思ったが、次回コロネア島に 行く場合は、たとえばマリオットリゾート行きのシャトルバスを使って直通で渡り、そのあと、そこから タクシーで目的地に向かうというのが効率的かもしれない。まあ、バスの時刻表などをゲット できれば、それを乗りこなすほうが、旅人っぽい(?)けどね。 そうこうしているうちに時間がせまる!でも、まだ買い物があああ〜ということで、またまたおなじみ、 パビリオン(百利來)というスーパーへ向かう。香港にも外国のワインはあることはあるのだが、ポルトガルワインと なると安くて種類が多いのはなんといってもマカオである。(香港だと、マテウスぐらいしかみあたらないなあ) ということで、その話を聞いた香港 友人も「買いたいアルよ」。して、長男の誕生年のヴィンテージポルトと、白ポルト、さっきの カザルガルシアにタウニーだったかな?を買い込む。ワタシは、夏だから白だなあ〜と見ていた ところ、ラグリマという見慣れない白の種類があったので、それを購入。これは、すこし甘みが 少なくて、オーク樽で寝かせたもの、と、書いてあった。後日よく冷やして飲んでみたところ、 確かにややすっきりでうま〜いお酒であった。ラグリマはイタリア語のラクリマ(lacrima:涙)と、 同じ意味のようである。 更にパビリオンの中に「ポルトガル名物」を探してみると、あったあった「バカーリャオ」! でも干しだらなのに冷凍されているううう〜。さすがにこの湿気は欧州の乾物には耐えられない ということか?塩分は水分を吸収し易い。気付くとしっとりと濡れていたりして?ということは、 今梅雨まっさかりの日本で、カンちゃんに踏んづけられながら過ごしている我がバカーリャオの運命は? 「ひえええええ〜」 突然日本に飛んで帰って、冷凍庫にぶち込みたくなったが...。他にもソーセージやコールドミート・ 加工品などなどが充実してたんだなあ〜と、新発見。さすがに、今回はまだ帰国までに時間があるので 買って帰るのはあきらめたが、今度来たときは是非 いろいろ試してみようかと思った。
メイドインポルトガルがいっぱいありました なるほろ〜 でもこう並べるとアヤシイ風景
![]() 悲しいかな、それで今回はタイムアップとなってしまった。夕方のタクシーはなかなか捕まらない! もっと、観光巡りをする時間があるかと思いきや、どたばたのマカオ遠足となってしまった。帰りも しっかりと、問診票を書き書き、居眠りをしているうちに香港に着いてしまった。この日は、香港で 話題のプライベートキッチン(レストラン)を予約していたのだが、香港友人も慣れない土地であったためか、 2人ともクタクタで、とてもフレンチなんて食べられまへん(なんということだ!ワタシタチとしたことが!)ということになり、 残念ながらキャンセルをした。信徳中心のスタバでしばらく休み、もう今日はこれで解散することに した。ところが、例のデモやらフィリピン人やらで、香港島は大渋滞&大混乱に陥っていた。 バスもはまったまま動かないし、これでタクシーなんて乗ったらどうなることかあ〜ということで、 フェリーで帰るよ〜と香港友人と別れる...が!フェリー乗り場は尋常でない混みようで、とても乗れる 雰囲気ではなかった。(定員オーバーで沈没なんて...やだあああ〜)。仕方がないので、MTRで 尖沙咀へ戻った。 この日はフェリーは乗れませんでした 沈没したらやだよね〜
<尖沙咀無料で電脳> 東京のマンガ喫茶のインターネット環境の充実振りは目を見張るものがあるが、香港はイマイチそういう サイバースペースがありそうでない。昨日部屋に戻ると免税店のギャレリアからDMが届いており、 自由に使えるパソコンあり、との情報を仕入れたので、早速行ってみることにした。ギャレリアは、 グレートイーグルホテルと同じ建物にある。その2階フロアの一角に、お客用のコミュニケーション スペースがあった。いちおう受付のおねえさんに断ってみると、問題なくどうぞと言われた。 をを〜これは使えるかもしれんね〜と、だれもいないスペースを1時間ほど占領していた。(但しPCはマック) いちおう旅行者であれば利用OKのようである。後日行ったときは、エライ感じのおねえさんに 「会員の方ですか?」なんて、一瞬詰められたが、まあ問題ないようであった。ギャレリアの思惑 としては、ついでに買い物してもらうこと...だと思うが..いちおう見てみるものの、相変わらず イマイチ買うものがないのだなあ〜。 香港は休日と昼間のデモの熱気が街全体を包んでいるような夜だった。フレンチを逃したワタシは 夜中にすこしオナカが空いてきたので、ギャレリアからの帰り道の見知らぬちゃんてんで、チャーシュー飯 などを買って部屋でビールとともに遅い夕食とした。そのちゃんてんも、デモ帰りの民衆で満員で、 テレビでそのニュースが流れると、大いに盛り上がっていた。熱いなあ〜。しかし、いつもの広東ちゃーしゅー店のほうが うまかったなあ〜なんてぶつぶつ言いながら、NHKを見ながら食す。 でも、これは実は、とても香港的な夜のような気がしてきた。 ★7月2日(水)★ <お粥放浪記〜1回休み〜でセレナーデ> 今日はものすごい青空が拡がっている。遮光カーテンなので、あけるまでわからないが、おもわず「あああ〜」 と崩れそうになりそうな青空であった。ローカルのテレビを見ていると、天気予報と気温のところに「熱:very hot」 の表示が出ている。そういうときは、「熱射病に注意」なのだそうだ。でも、結構真夜中でもこの「熱」サイン が出てたりすると、ああああ〜と、また崩れそうになる私であった。 これがうわさの「熱射病に注意マーク」 デモの風景も熱いぜ香港!(テレビを撮るなって...)
それはそうと、今日はお粥などをたべている場合ではなかった。セレナーデに飲茶の日である。お昼に 集合なので、その前に、東京から履いてきたサンダルがどうもしっくりこないので、ワトソンでドクターショールの サンダルを購入。さああ歩くぞおお〜みたいな気合がはいる。しかし暑い...。香港島方面を眺めると、 夏の入道雲などとともに、良い感じである。暑いけどクリアーな感じ。ああ、夏がやってきたねえ〜みたいな。 ほどなく香港友人がやってくる。セレナーデも、ニホンジンは激減しているようである。まあ、どこもそうなんだが、 ふとテーブルを見てみると、見慣れない箸とスプーンとフィンガーボウルがひとつ...。なんだろう? と思っていたら、まわりのテーブルでおもむろにお茶やお湯で食器一式を消毒しているぢゃあないかあ〜。ここはいちおう、ちゃんとした レストランなんだよおお〜下町のちゃんてんぢゃないぞおおお〜 と、思ったが、地元民がやっているのを見ると、ああああ〜と、不安に陥る。しかし、 根がめんどくさがりやで自爆型のワタシは、「信じてるぜ!セレナーデ」ということで、なにもしないままに、 、私たちのテーブルのボールは下げられる。そしてその箸とスプーンは取り分け用の菜箸であったのだなあ〜。そういえば、 SARSが蔓延した原因には、中国式の直箸(みんなで大皿料理をつつく)に問題があったのでは?なんていう 報道があったためであろう。ちと悲しいかな? セレナーデも今月の月代わりスペシャル点心&デザートメニューなどを出しており、なかなか楽しい。ええと今月はかに爪、と 抹茶ムースに〜てなかんじ。定番を食してひととおり新作も試してみる。やはりおいしいなあ〜。外も きれいに晴れ上がっているしなああ〜、と、眺めの良いレストランの幸福を味わう私たちであった。 左★今月の点心の蟹ツメ君です 右★キヌガサタケと海老のすりみ うまうま〜♪
<それでも行く行く下町の空> 一連のSARS騒ぎの時に、ああ、あの人は元気だろうか?あの店のあの人は〜なんて、強く思った のはこの下町エリアの人々であった。あの翡翠市場のじーさんばーさんたちは元気だろうか?なんて 遠い、東京の空で思ったものであった。んが、そんな心配無用であったのが翡翠市場。いつもと 変わらぬ、でも、毎日微妙にちがう店の数々。しかし、いつもの定位置にいたばーさんは元気であった。 多分あのひとだと思われる、その人(さっぱりわからん文章だな〜)も元気に店をやっていた。まずは一安心 といったところだろうか?ワタシはブランドものとかよりも、こういうローカルなものや、基本的に ヒカリモノ系が好きなので、この翡翠市場は毎回顔を出す。といってもそんなに買うものないんだがねえ〜。 今回はバングルに挑戦しようかな?と物色。でも翡翠だと中華娘(?)になってしまうので、ちょっとちがう バングルないかなあ〜なんてウロウロ。あと、前回から気になっていた古い香水瓶。これを今回ゲットしたい なああ〜と、香港友人とともに物色。ターコイズの色がきれいな、彫刻をほどこした香水瓶と、メノウで 出来たこれまた香水瓶に目をつけて交渉開始。香港友人もほかにいくつかならべていたので、これは、 こちらが有利で大勝利(?)かと思いきや、どうもうまく進まない。ついでに、いそいでいる様子であった。 おまけに、そのターコイズの香水瓶のふたに難があるとなると、他の素材のふたをさっと変えたりして怪しい。 おじさんそりゃないよおおお〜と、在庫をひっくり返させて見つけた同系のふたを引っこ抜いて 「これでどうだ?!」とは...とほほ。でも、乗りかかった船ということで商談成立したが、 なんとなく納得いかない香港友人は、他の店で同じようなものがあったので、値段を聞いてみると、スタート の時点で、商談成立した値段と変わらないことが判明「負けた...」ということで、久しぶりの 翡翠市場。足腰弱っていたのは私たちのほうであった。次回リベンジに燃える(?)のであった。 オヤジに1本取られはしたがゲットした香水瓶コレクション
<サムソイポーの問屋街にて> 翡翠市場では、1本取られたが、まあ、気に入った物が手に入ったのでよしとすることにしよう。 そう、一旦財布を離れたお金君たちのことは、くよくよ悩まないことが、楽しく生きる秘訣である(?) と、いうことで、翡翠市場に近い美都カフェで「まったりと」一休みと思ったが、 冷房がないので(!)パスっ!暑ーい油麻地を離れ、 次にサムソイポーへ向かった。更に下町度が増してくる。伝説の(?)パジャマおばさん (香港読本に登場していたなあ〜外もパジャマで歩く娘?!)がふらふら していたが、気にしない気にしない。ウチの中も、外も、この下町おばさんにとってはたいしてかわりはないのだ。かわりがないと いえば、このあたりも本当に変わりがなかった。ひとまず安心をして、とある石屋へ向かう。半貴石が 充実しており、良心的な価格に高品質...ということで、香港マダムの間でも話題の店がここである。 ワタシは今回、バングルをさがしていたので、ここにはローズクォーツのものがあるらしい。早速チェック! と、思ったら、店頭にはなかった。在庫を聞いてもらうと、お取り寄せできるとのこと。バングルに出来るぐらいの 水晶となると、かなり稀少なものである。値段もそこそこするようである。パーツをつなげて何百円というのとは 違って、まあ、モノによりけりだけれども5000円〜1万円といったところだろうか?しかし、めのうのような、 比較的結晶の大きい鉱物となると、バングルでも1000円ほどで売っていた。ワタシはサイズチェックも兼ねて、 日本では珍しい、薄い紫色のめのうと(ちょっと見たところローズクォーツのようである)、オニキスのバングルを 購入した。そのサイズ(内径)をはかってもらい、オーダー完了!...でもいつ取りに行くんだろうか?? その間に香港友人は、なかなかゴージャスな虎目石のバングルを購入していた。むむむ、虎目もなかなか すてきではないか!とうらやましくなるが、今回は見送り。虎目はお金がたまるとかなんとか??よく、 週プロなどの週刊誌のうらに宣伝が出ているが、「パワーストーンでこんなにモテモテ!」とかいうやつ。 あれよりもきっと、こっちのほうが効果在るとおもうけどねえ〜。下町や翡翠市場で機会があったらなんとしても探すべし! めのうのバングルズ(ふっ古ーい?!)オニキスもめのうだったとは...
セレナーデを出てから、結局どこにも入らずノンストップのワタシタチ。あああ〜あつい!下町が暑い!! ということで、どこにでもあると思われる「許留山」を探すが、この超下町では見つからない〜ああああ〜ほうらいさあああん! 油麻地にはあったのにいいいい〜と、泣きながら(うそ)MTRに飛び乗り(?)勝手知ったる銅鑼湾へ慌てて帰る。 そごうの中をダッシュで突っ切り、信号の怒濤の逆流をかき分けて「ほうらいさあああん!」に到着。あり?実はワタシ、 ここにはいるの初めてであった。マンゴーのデザートが充実していて、うまいうまい。スタバでかき氷コーヒー (ワタシはスタバのコーヒーはカフェとは認めません!何故?)飲むのもいいけど、こっちのほうがうまいぢょおお〜と、 イキを吹き返したワタシタチであった。底のほうにアロエのゼリーがはいっている半ドリンク(太いストローでじゅるじゅる 飲むのだ!)が、なんだか癖になりそうな味と食感であった。はあああ〜蘇生 この手前の緑の部分がアロエゼリー:今度行ったら飲むべし!
<夢にまで見るB級グルメ> 香港友人は、今日から「風水教室」が始まるとのこと。三越にあるニホンジンクラブでの集中講座らしい。 風水などを学んで何をタクランデいるのか、ちとブキミであるが、日本語の通訳もあるとのこと。なるほろ〜、 それなら解りやすいなああ。香港で興味のある「風水」とか「太極拳」とか「料理」なんていう、英語の本を 見かけるが、内容の理解より先に英語の壁が高く、いつも断念してしまうのであった。なあんて話をしていたら、 今度今習っている広東語の先生が日本へも出稼ぎ(!)に行くから、興味があったらレッスン受ける〜? とのオファー。ううむ。確かに、これだけ香港行っているのに、「すんません」「めにゅーくだはい」「おかんじょお」 だけというのもなんだなあ〜と思う。なまじ英語が通じるからいけないのだが、今回は特に「広東語で話しかけ られる度」がアップしたような気がする。ニホンジンが激減しているからだとは思うのだがなあ〜。ちょっと検討 してみようかいのお〜。がーがー。 そんなわけで、風水教室の前に軽く食事でも〜ということで、フカヒレぶっかけごはんを食べに行くことにした。 ああ〜日本にいるとたまに夢に出てくる(?)フカヒレぶっかけごはーん♪SARSで来れなくて何が悲しいって、こういう、 街角グルメを体験出来ないことであったなあ〜と、トラムウェイをスキップしながら(うそ)お店に入る。 早い時間だと、燕の巣入りフルーツドリンク1杯サービス中!そうそう♪ほんぢゃ、パパイヤでいきますかねえ〜 と、待つことしばし...キター!フカヒレぶっかけごはーん!!ということで、香港友人にとって日常の 「ああ、今日はめんどくさいからチャーシュー飯にしようかね〜いやぶっかけごはんかにい〜ふうう...」 だろうが、半年振りの感動の対面..ああビバB級グルメ、SARSよさようならああ〜...と、 あまりの幸せに(?)熱いどんぶりを前に意識が遠のくワタシであった。 <コスメオタクに捧ぐ:デフレなHMV> 銅鑼湾で香港友人と別れ、そのあとは買い物でもとぶらぶら。安化粧品屋も、最近は 勢力地図がかわりつつあり、ササが優勢なのはかわりがないが、台頭してきたのが「ボンジュール」 (卓悦)である。品揃えの妙で(?)アスターもはずせない。以前少し注目された、ストロベリーは どこにもなくなってしまったし...ワトソンはデパートとあまり変わらないので、おもしろみがないかなあ? などといった感じである。銅鑼湾の三越の裏と、時代廣場の界隈はそれらが勢揃いしている。 卓悦はトラムから眺めていると、あちこちに店舗があるようだった。尖沙咀にもわりと大きい店があり、 日本の製品も売っているし、何故か非売品のサンプルが充実しているのだった。旅行先で、 いろいろ試してみるのにいいかもしれない。香港はランコムやディオールが何故か品も豊富で安いようである。 ある人に聞いた話だが、某香港コスメ店が某仏国ブランドのギフト商品をコンテナ買い(!)した時に、 その、コンテナが丸ごと盗難にあった。その事件は迷宮入りし、ギフト商品は消滅したわけだが、後日その某コスメ店が、 そのギフト商品と同じものを大量に入手していたとのことである...。さてその話を聞きつけた某仏国ブランドは、 この某コスメ店にクレームをつけた...。と、事件はここまでなのだが、ウワサによると、この某コスメ 店はこの入手経路不明の商品を丸ごと某仏国ブランドに、返品したとのことである。さて、この話.. ちょっとコワイ〜よくわかんない〜。まあ、でもワタシタチ消費者は安くて良いものが手には入れば、モウマンタイアルよ! そんなこんなで、香港はコスメおたくにはたまらんかもしれんが、ワタシは「ほおおお〜へえええ〜」といって、毎回出てきて しまうが...つまり、普段使っている物が店になくって、大変にオシいのであった。(あれば買うよ〜) 尖沙咀のHMVで雑誌やDVDを買い物するのが好きだが、もっとも品揃えのよかった尖沙咀の HMVもフロアを縮小してしまっていた。しかも、いつもここで買いあさる(?)WWEグッズもなんだか下火 なのか、仕入の谷間なのか、雑誌は見あたらず、DVDも古いものばっかりだった。ありー?ハリウッド映画の 一部作品はすごく安く売っていたりしたが、いまひとつワタシの欲しいものにヒットするものが見つからなかった。 黒澤映画のDVDがずらりと35HK$でならんでいたので「こーれーはー」と悩んだが辞めた。ストーンズの 5枚組やツェッペリンの特集(レトロロックファン...ばればれ)なんかの前でもうろうろ悩んだがやめた。デフレなのはひょっとしてワタシか? なーんか残念だなあ〜なんて思いながら店をあとにする。 アシュレイロードを歩いているとジャズクラブがある。あることは知っていたのだが、なんとなく白人の集まる店は 苦手なので行くチャンスがないんだが。ふと日本みたいにセッションなんてやってないのかな?あれば参加したいな〜なんて 思うのだが...その手の情報は、そういえばあまり聞かないなあ。bcマガジンにライブスポットスケジュールとかが載っている ので、こんどはチェックしてみるかなあ..なんて思った。聞くところによると、ホテルのラウンジなどの歌手は外国人 (フィリピン人などが多いとか?)ばかりで、あまり香港人でプロのライブ活動をしているというのはない、 なんて聞いたがホントだろうか?でも、どういう人がブッキング担当するのかを考えると、うーん。やはり引くなあ...なんて 考えたりもした。それよりも、明日は朝からシンセンだから、早く 帰って寝た方がよさそうだ...と言いつつ、テレビを見ながらサンミゲルと夜更かしのワタシであった。 アナタと夜と音楽と100万ドルの夜景と...
★7月3日(木)★ <SARSはここを通って拡がった...> ということで、シンセンへ行く朝がやってきた。いつもはホテルまで香港友人が迎えに来てくれたのだが、 今回はKCRホンハム駅で集合することにした。ドアマンに行き先を告げると、「ほぼ英語は通じないと考えた ほうが良い」香港のタクシーは走り出す。ああ、大きいホテルは便利だねえ〜なんて、尖沙咀東は通勤の 車で混み合っていたが、10分もしないで到着。あ、でも小銭がないぢゃん。運ちゃんはがーがー 何か言っているが広東語だしね〜ああ、やっぱ広東語講座やるしかないのかなあ...と、 ホンハム駅に降り立つ。かなり早く到着したので、オクトパス のチャージを窓口で行う。シンセンまでは100HK$ほどあれば十分行って帰ってこられる。他社線も使える オクトパスは、日本も(せめて東京だけでも)見習ってほしいものだなあ...。 と、思っていたら、あと数年後にはICカードに日本も統一するとかしないとかのニュースを聞いた。 ほらねええ〜。って、いつからだっけ??それから、シンセンはここ数ヶ月、 SARS以外で話題になったのは「カード偽造団」の摘発であろう。まったく、作りもつくったものよねえ〜 という偽造クレジットカードの山を見て「シンセンではカードはつかえんなああ〜」と、思ったものである。 摘発されたといっても、氷山の一角ではないのであろうか?香港でも、カードを使うのは安心できないことは 確かである。しかし、使わずにはいられないというのが現状。以前のカーボン式であったら、そのカーボンで、 番号やサインが盗まれるという話を聞いた。必ず、そのカーボンも目の前でびりびりしてもらうというのが、 かなり常識(?)であったのだが...。 クールな(?)ホンハムステーションの朝
それはさておき、資金調達である。前回、香港上海銀行に口座を 作ったワタシ。無事にキャッシュカードもゲットして、残高も確保してある。その中から引き出せば良いのだああ〜! これでチョンキンマンションの両替所通いもさようならああああ〜っと。 あり?ちとまてよ。まだ時間は9時前なので、日本にみたいに「早朝料金」を取られるのかなあ? 一瞬思ったが、まあいいか〜と現金ゲット!ををを〜うれしいねえ〜ということであった。あとで、確認したところ、 香港では24時間手数料はないそうである。その代わり、口座維持手数料のようなものはあるので、契約によっては 残高のチェックは必要かもしれない。最近は日本も同じようなチャージをするようになったのでワカリヤスイが、 日本は更に、利息は激安(というか、無いに等しい) なのに、あれこれ手数料取りに来るので、それは取りすぎだと、誰か言ってやってくれー! 日本の銀行を憂いていると、香港友人が到着。ハッピーバレーからだとバス便があるそうだ。そっかそりゃ便利だ わ..ということで、早速列車に乗り込む..と、客がいない。のであった。平日の始業前という時間帯だが、 まったくガラガラ。こんなKCR初めてだ。確かにこの路線はSARSの伝播した感染ルートにびったしあてはまる のである。この車輌も消毒をしたのだとは思うが、外国人観光客は、さすがにまだシンセンは避けているに ちがいない。ローウーまでの1時間弱のうち、乗降客はほとんどローカルの人々のようであった。ローウーに到着 しても、いつもなら、殺気立った大量の人がホームへはき出されて行くのに、今回はなんだがのどかである。 昨日の風水教室の話などを聞きながらあっという間に到着したし、 ちょっと遠足に来たという気分かな?香港サイドのイミグレも、外国人ヴィジターの列は少なく、ここも、 中国大陸系の窓口は以前よりも長い列が出来ていたようだった。ヴィザ取得の部屋(?)も、これまでになく 高速処理で完了する。 <魅惑の禁断の...??> 今回のシンセンでのテーマは「禁断の香港マダムフルコース体験」である(と、勝手につけたのだが...)。 シンセンをぶらぶら「シンブラ」する香港マダム行きつけのサロン(というほどではないが)へ直行。 そこで2時間のボディーオイルマッサージと1時間の上海ネイル(足の角質とり)と足つぼマッサージ。そして 仕上げは手足のマニキュア〜である。これに、ホンモノのマダムは「洗髪(何故ここで?)&セット」、 「カオソリ&アイブロウ」「ハンド&背中スペシャルケア」なんてのも加わるそうだが、ワタシタチには そんな時間はないアルよ。ということで、こちらのサロンオリジナルローブに着替えて個室 (なんか響きがアヤシイなあ...)マッサージへGO!日焼けで背中がぼろぼろ になっていて「ああ〜ちょっといたいいいい〜」であったが、香港友人持参のアロマオイルで極楽極楽(かなり爆睡あり)。 お次は足!ということで、足担当の兄さん方登場。その間昼食の出前を取ることができる。これぞまさしく 「香港マダム型」かな?海南鶏飯を食しつつ、足つぼはちとイタイのはご存知のとおり。それを、いかにも 「なんでしょうね〜おほほ」みたいなかんじで、かつ、香港人風に弁当をがつがつ食べるのが、ここでのマナー(?) しかしねえ..思考と体がばらばら状態なんすけどねえ..。(やはり無理があるか?) 角質取りの上海ネイルは、香港のほうがスバラシク芸術的で丁寧かなあ?などと思ったが、 良いこととしよう。そして仕上げはマニキュア〜。またまた、担当交代でマニキュアお姉さん登場。 あまり期待していなかったが、ワタシの好きな「抹茶色(ん?)」があり、それにしてもらうことに。甘皮除去、 カット、エナメル〜で、トップコートも言うとやってくれる。まあ〜たまには人にやってもらうのも良いかなあ? なんてところで、時計を見るとなんと4時近くになっていた。禁断の香港マダムコースは、海南鶏飯付きで 300HK$ほどでございますよ。淑女の皆様いかがかな?ちなみに、ハッピーバレーあたりの、足つぼマッサージ 1時間が約200HK$でございます。おほほ。お安いでございますわね〜シンセン(「健富美」 JIAN FU MEI4階の4028番地:日本語・英語なし。ひとつよろしくおねがいしますよっ!) <ラッキーアイテムを探して> もうひとつ、ココで買うぞ!と思っていたのは「アメジスト洞窟(?!)」である。なんでも、風水師修行中の 香港友人によれば、岩の洞穴のような形で内側にアメジストがびっしり着いている「アメジスト洞窟(正しくは アメジスト晶洞というのかな?)」は、運を呼び寄せるアイテムとして、香港では大人気なのだそうだ。 仕事も家庭も人間関係もばっちりだよおお〜是非買って帰りなよ〜と、見習い風水師が超オススメ であったので、めずらしものと不思議ものが結構好きなワタシも「買う買う〜(?)」ということになった。 んが、これが〜いちおうあることはあるのだが、もっとも 軽いものでも3〜4sもある。ああ〜そんなん持って帰るのかあああ〜と、あちこち見ているうちに気が重く なってくる。ようやくお手頃な大きさのものを見つけたが、やはり、こちらが欲しそうにしているので、かなり値段を 高く言ってくる(ああ〜またこれだよおお〜)。で、タイムアウトを取ってひそひそ香港友人と作戦会議をすると「ワタシは もっと大きいのその半分で買ったよおお〜」と、衝撃の事実...。ガーン...。最初に相場を聞いておけばヨカッタ。 そんな実績があるんならお話にならないわ!と、突然戦意喪失。タオル投入&ゴング..結局、開運アメジスト洞窟は次回以降 先送り...となった。とほほ〜ああ〜でも欲しいよおおおお(と、後日日本でも探しているワタシであった。 日本だとピンキリだが1万円以下ではとても買えないということが判明。なんかくやしー!)でも、きっといつか、 見たことも無いようにきれいな結晶の色の美しいアメジストがワタシを待っているに違いない!次はブラジル・アマゾン にでも探しにいくかっ!(マジ?) 世界の果てまで探してやるぞ〜行くぞー!ダァーッ!
大物狙いで来たので、ちょっとがっくしであったが、きょろきょろヒカリモノ屋台をのぞいていると、 「を〜これは絶対ヴェネチアで売ってる〜(?)」と、 思われるビーズのアクセサリーをゲット。ヴェネチアってなんだべさ〜みたいな青少年(?)が売っているので、 なんともフクザツな気がするんだが、楽しく値切り交渉をして大量にゲット。さて、こんなに買ってどおすんだ? みたいな...。しかし、その店員達の若いことは、前回も書いた事だが、学校とかへは行かないでここで 店をやってるんかなあ〜と思ってしまう。若く見えるけど、実はみんな成人であったとか...成人ってここでは 何歳のことを言うんだ?なんて、いろいろまた悩んでしまうのであった。そういえば、レースで有名な、 イタリアヴェネチアのブラーノ島でも、観光客用に売っているレースのほとんどが中国製とのことで〜ああ、 きっと、このへんのおそるべきコドモたちが行商しているのかもなあ〜なんて思ってしまった...。 たしかにヴェネチアぽくもあり中華でもあり〜でも好きなタイプ♪
更にアヤシイのは、ニセブランドの子供達。最近は「お客さん〜ウチにはこんな子がいるよおお〜」なんて、 歌舞伎町や池袋(?)あたりのアヤシゲポン引きが写真を 見せるがごとく(?)、ミニアルバムにニセモノの写真を入れて見せてくるのだ。そういえば、店頭にはいわゆる 「完コピ」版は見あたらない。試しに付いて行ってみると、また日本のブランド本がばさっと出てきて、どれだ? と、聞いてくる。んじゃこれ、というと、別のワカモノがひとっ走り、どこへ行くのかブツを調達してくるのであった。 しかし、今回のルイ○ィトンは、大変オソマツサマだったので、ワカモノの熱烈プッシュもムナシク商談決裂 する。これも、後で聞いた話だが、「完コピ特級」のブツは、この商場が閉店してから、コワイ人たちが売りに 現れるとのウワサ...。また、昼間でも最近では別室に連れてかれたり、トイレで商談したりと、まるで 尖沙咀のニセモノ屋のような行動をとるそうだ...なんか、そこまでして手に入れてもニセモノはニセモノ。 このワカモノたちが情熱を傾ける「商売」というのは、果たしてその情熱を傾けるべき対象なのだろうか? その反対側にある、真っ黒い闇を思うと、 ニッポンのカタギのオネーサンは悲しくなってしまうのであった。 もうそろそろ帰る時間となってしまった。はあ〜毎度のことだが、せわしなく1日が終わってしまうなあ〜 というのが感想。最後に美容と健康のため(?)、バラ茶を大量に購入(やはりシンセンは安いなあ〜)。香港友人は、今が旬 のライチーを大量に購入。どこの店先でもライチーの計り売りをやっているが、それは必ずしも果物屋では なくて、薬屋だったり、電気屋だったり...ああああ〜。でも、生のライチーはここならではだね.. なんて、なんとなくほっとしたものであった。 今のシンセンはライチの季節:駅前はどんどん進化する〜どこまでいくんだあああ〜
そういえば、ここに入るときも出るときも例の健康問診票と連絡先をそれぞれにばらまいて来た。 日本〜香港〜マカオ〜シンセン〜香港...と、ここ2週間中に滞在した場所がどんどん増えて行く〜 成田でチェック確実かもしれないなあ〜なんて思った。帰りのイミグレもガイジン用はガラガラであった。 いつかまたここにも人がたくさん戻ってくるのだろうが...。(シンセンのイミグレは24時間体制に なるとのこと。はあ〜すごいですなあ〜。シンセンから通ってるお父さんも、終電を気にしなくても 帰れるってことかなあ?) <赤蟻さんこんばんは> ホンハム駅に戻り、夕食はどうしようかねえ?と思ったが、やはり勝手知ったる銅鑼湾へ バスで戻ることにした。なんと、バスで海底トンネルを抜けると、あっという間に着いてしまうのだなあ〜 と、感心。ちょっと外れのところで降りてしまったのだが、南国っぽい珍しい魚やら、おなじみの魚介やら を売っている活気のある生鮮市場を抜けて時代廣場方面へ 向かう。今日はちょっとおしゃれな台湾居酒屋「赤蟻」へ。 この「赤蟻」は尖沙咀にもあるらしいが、なかなかの人気店であった。メニューは、日式のものから 香港式、洋食系とオリジナル料理が目新しく、デザートもおいしそうだ。香港友人曰く居酒屋っぽいとは思うが、 実はここはお酒は置いていない(!)ライセンスナシのお店で、ちとがっくりであった。ここでは、ドリア のような、いろいろ乗っけてチーズorクリームソースをかけて焼いてみました..というオリジナル料理を頼む。 香港友人はタラでワタシはラム。これがなかなかのボリュームで、なんとなく癖になりそうな(?) 味であった。やはり、お米の味が日本とちがうので、こういったグリル系の料理にも合うのかもしれないなあ〜 なんて考えながらぱくぱく進んでしまった。うーん。好きかも?!(これまた夢に出てくるB級グルメにエントリーかも) 1個で十分なので、いろいろ食べたい派にはさみしい(酒飲み派も..)が、いまいちスノッブではないちゃんてんに 行くのよりも、ちょっとおしゃれなので「ワカモノ向きちゃんてん」と命名することとした(?)デザートも美味で、 甜品店としてもイケルのかもなあ...。あと、フルーツカクテルジュース(酒なしよ!)も濃厚でおいしくて、 やはり南国はいいだわねえ〜と、思うのであった。 香港マダムから黒社会とワカモノとニセモノ..SARSの来た道は時代廣場に行き着き、とにかく、 疲れが取れたのか?また疲れてしまったのか?不思議な一日となったのであった。 ★7月4日(金)★ <お粥放浪記〜最終回〜> この日は、お初の陸羽で飲茶の予定であったが、連日の疲れもあり、 香港友人もやることがたまってしまったりもろもろで、突然中止となった。 夕方までは、一人で行動することになった。有名な陸羽には一度も行ったことがないので、 是非是非と思っていたのだが、ちと残念。しかしまあ〜きっと、飲茶以外のなにものでもない(?) と思うので、また、次回のお楽しみにしておこうか〜。そういえば、去年、陸羽で銃撃(暗殺?)事件があった ような...。その被害者は、毎回来るたびに、決まったテーブルへ座るそうなのだ。きっと、それが 彼のタノシミであって、命取りとなってしまったのだなあ〜。あああ〜合掌。まあ、 命を狙われることのない、と思われる(?)ワタシタチは、 どこへ座ろうと、モウマンタイなので、次回は是非訪問リストに載せておこう(13番テーブルはパス?) ということで、お粥放浪記も今日が最終回となってしまうなああ〜、と思いつつ尖沙咀を徘徊。 しかし〜なんとなくローカルのところは入りにくいものだなあ〜。特に、例のごとく、店員が入り口で にらみを利かせているようなところはねええ〜、と、うろうろ。しかし、超ローカルっぽいところに飛び込み で入ってみた。うーん。あまりきれいとは言えない..が、さすが広東道。ローカルでもあなどっては いけない!皮蛋粥が25HK$もする〜ああ〜失敗。でも、ここの粥は揚げパン(油条)があらかじめ 刻んではいっていたので、ボリュームはややあり...でもねえ〜ちょっとねえ〜と、もう一軒行くか〜とおもったが、さすがに たぽたぽしてしまうのでパスとした。お粥のいいところは、これ1杯で満ち足りてしまうところと、お昼時 になると、しっかり消化されているところかなあ?なんて思う。昼食以降をがっちり食べたいワタシタチには 最適の朝ごはんなのよね〜。 しかし、こんどはもうすこし行動範囲を広げて、尖沙咀お粥マップ(?)など を作ってみるのもいいかなあ?なんて思ったが...さてどうなることやら。 今日もテレビには「熱」マークが踊る。熱い一日。何にもない今日みたいな日にこそ、プールなんか よかったなあなんて思ったが、定宿にはあいにくプールがない!プールのあるホテルに泊まった時は 泳ぐひまがなくて、はいりたいときにプールはなしとは、とほほですなあ〜。などと嘆きつつ尖沙咀から フェリーで中環へ。おなじみのぺダーに顔を出してみるが、なんと、かなりの店が閉鎖となっていた。 いかにもニホンジンをあてにしていた店などは当然なくなり、かわりにローカルのコンセプトショップが ちらほら進出していたが、それはそれはさびしいものであった。数十分もいただろうか?ほんとに、 何もなくなっていることを確認しにいったようだったなあ。同じく、上海たんも、観光客を当てにできなく なったので、品揃えもほんとうに少なくなってしまっていた。小物類もかわいくて、Tシャツも種類がいろ いろあって、お土産にもよかったのだが、今はすっかり定番だけを売るような状況で、ぜんぜん元気 がなかったような気がした。(新空港の店舗も撤退してしまったようである) そのあとも、心当たりのある場所を歩いてみたが、あちこち空洞化しているような 印象がしてならなかった。それとはうらはらに、無関心をよそおい、何事もなかったように、しっかり前を見て、今の 香港人たちは過ごしている。そういえばこんなことは何度も何度も経験してきた人々だったなあ...と、 尖沙咀にもどるフェリーのなかで考えたりした。 <つまらんな〜これはあ〜> 欧州に一人でいることは、そんなに気にすることではなかったが、アジア圏ではひとりではいりにくい ものもあるとかないとか?麺粥小食はぜんぜん問題ないのだが...飲茶は?円卓の晩餐は?今回試しに「一人で飲茶」を してみた。もちろん向かったのは勝手知ったるセレナーデ。ひとりでも、なんでもないと思ったけれども、 思うに、ワゴンおばちゃんとのタイミングがとれない。困った。というのは、じっと観察していると、 おばちゃんたちは、あたりまえだが、どんどんとってくれそうなテーブルめがけて、ワゴンを 移動している。当然、一人で座ってるわたしのところなどは、方向転換をするためだけとか、 おばちゃん同士「あっちが、ごにょごにょ」なんて、言葉を交わすために通るぐらいで、あんまり 新しいほかほかワゴンはやってこない。かといって「おばちゃああああん」と、呼ぶわけにいかず、 言葉も漢字も不自由なワタシは、なんとなく満足感を得られないままにそこを後にすることになって しまった。あああ〜。やはり飲茶は数名でおしかける!がよろしいようで...。 ちょっと不満の残る「実験」で、これから糖朝にでもおしかけるか?!と、足が向かいかけた(?) 考え直して辞めることにした。しかし〜営業時間が変わってしまっただけで、この1週間1回も行く事 がなかったとはなあ〜。朝食室の定番、糖朝も遠い存在になってしまったのかあああ〜。と、すこし、 さびしく、酷暑の中をぷらぷら。海港城の中のシティスーパーに入っている奇華で、お土産用の パイナップルケーキを買う。味が6種類ぐらいあるのだが、なかなか久々の(?!)ヒットお菓子で あったなあ〜。ひとつひとつカップにはいっているので、むきーっと詰め込んでも原型をとどめた ままで、日本にもちかえれる。店のおねえさんは、丁寧に箱にいれてくれようとしたが、丁重に お断りして、袋にがさがさ入れてもらう。そのあと、裕華などをぷらぷらして、HMVで結局ストーンズ のDVDを買いホテルに戻る。テレビでは、とんでもないこと言っちゃった、イタリアのベルルスコーニ 首相が映っていた。ああ、お騒がせのベルスコ・イタリアオヤジ、何をしとるんぢゃ〜と、嘆きつつ、 今回の旅行最後の晩餐にそなえるのであった。 <香港的隠れ家の晩餐> 香港の最新流行は「プライベートキッチン」だそうだ。東京でも「隠れ家レストラン」とか言われて、 ちょっと流行っていたが、そういう「隠れてるみたい〜」感覚ではなくて、まったくの隠遁状態が(?) 香港の流行のようである。ではどんなところなのか?場所はあちこちにあるらしいが、外に看板が ないので、知ってる人しかわからない。完全予約制の1回転が基本。トビラを空けるまで、そこが レストランとは全くわからない。料理の種類はいろいろあるようだが、ほとんどがお任せ料理の、 コース1本勝負。と、話を聞いてみると、こんなところだろうか?なんとなく、昔、上司に連れて 行かれた銀座の会員制スナック?パブ?バー?クラブ? を思い出す。シンプルな入り口のブザーを押すと、中からママらしき 人が出迎えてくれる..という、まあ、そこから先はたいしたことないのだが、そんなことにお金を かけるのが、サラリーマンのステイタスなんかなあ〜?なんて思いながら、超ウマイ銀座の出前寿司をもぐもぐ 食べた記憶がある。香港のプライベートキッチンは、それに近いかもしれないなあ。 本当はマカオの日に行くはずだった店もこの類の店であったが、今日行くのはまた別の店らしい。 これらに行くにあたり、香港友人には「基本的にその場所を明かさないのがルールでねえ。」と、 いうことであった。なるほろ。秘密結社や地下組織の晩餐を想像してしまうではないか〜 はたまたアヤシイオフ会か...。何を着ていけばよろしいですかいねえ〜なんて、 期待と妄想が(?)渦巻くなかで、時代廣場に集合を する。本日のアヤシイ店は時代廣場の正面に位置するビルの○階にある。しかし〜ここから 普通の人は難関かもしれない。香港のあの何が住んでいるかわからない(?)雑居ビルは、 「いったいどこから上がれいいんぢゃああああ〜!」と、何度も何度も下から叫びたくなったことが なかっただろうか?外からは見えているのに「どおやってのぼるんぢゃあああ〜」みたいな。結局、 今回も、香港友人がいるにもかかわらず(?) きょろきょろしてようやく入り口を発見。ちゃんと動くのかオソロシイエレベーターに乗り、 到着。銀座の例の店のように、フツーの民家のような(実際自分の家を改装した店も あるそうだ)ところで、ブザーを押す。「○○です〜」と言うと、重たい鍵の開く音がして、 どんなに素敵な金髪のカメリエーレor香港美男子のメートルドテルor プロ中のプロという給仕さんor超美女の仲居さん...が出てくるかと思いきや...。 K-1角田師範にそっくり.... の、どうみても正道会館門下のような四角張った紳士が出迎えてくれた。 「おむかえでごんす」とかそんなかんじか〜でも..押念!お世話になります。 ホンモノの角田氏はこんなステキな...おっさん
ここの料理はフランス料理ベースの欧州料理とのこと。なるほど、南欧風のインテリアと、調度品。 カウンターの奥には白人のシェフ。テーブルは4席でいっぱいである。この日も予約で満席のようで あった。香港友人ダンナの到着を待ってディナー開始。っと、ワインを持ってくるのを忘れたので、お店の ワインをチョイス。うーん。なるほろ〜。ワインが高いとは聞いていたが、確かにねえ〜といっても、日本の 青山で飲む事を考えればそうでもない...でも、香港では高いのだなあ〜。ということで、スペインの 赤をチョイス。料理は全てお任せなので、師範(!)がサーブしてくれるままに進む。前菜は3種。サラダを ベースにしたコールドミート。スープに続いて、来たときからテーブルにでーんと置いてあった、魚介の山盛り プレート。カッポンマーグロ(CAPPONE MAGRO )といったところか?茹でたり蒸したりシンプルに下ごしらえをした、海老蟹、 アサリ、ムール貝、オマールなどが大皿に山盛りに盛られている。それに、アイオリソース風オリーブとガーリックまたは チリのはいったディップをつけながら、はたまた、シンプルにレモンを絞っただけで豪快に食す。うーん。 さすが海鮮中華の本家!欧風になっても素材が違いますなあ〜ということで、これには大満足!これがメインでも、十分 満足だったけど、更にメインの巨大スペアリブ(これはちょっとイギリス料理風...あのシェフはもしや英国人?) にラムのソテーのダブルメインイベント(?)のような、高カロリーの晩餐であった。もちろんそれにデザート盛り合わせ も付いており、師範も満足そうであった。そしてワタシタチも笑顔でギブアップ...押忍! 香港友人もいつかこんなプライベートキッチンをやりたいなあ〜なんて言っていた。そういわれてみると、 マカオの安くて良質のポルトガルワインや、香港と仲良しのオーストラリアワインをそろえたら、 いいかもなあ〜なんて思ったが、ワタシはこういうとこを訪れて、長々とワインを飲む人の ほうがいいかなあ〜とも思った。気が付くと、他のテーブルも満席で、隠れ家とはいえ、 写真をとったりして、にぎやかなグループもいた。香港人にとって日常から開放される空間とは、 意外と窓もない閉塞した空間であるとワタシは思うのだが、そんな香港人らしいタノシミ方かなあ?なんて、 ここに来て思うのであった。 時代廣場で香港友人夫婦とは別れて尖沙咀へ向かう。そういえば、こんな人混みも、 次第に抵抗なくなってきてしまった。1週間で、旅行者のワタシもSARSのことは片隅に行って しまうのだから、香港の人にとっては、もう振り返りもしない過去になってしまったのかもしれない なあ...なんて思えてきた。明日は早いフライトだけれども、サンミゲルで香港の今後に乾杯。 (とかなんとか言って結局飲むのであった。ごくごく..) ★7月5日(土)★ <でもちょっと早すぎるかもなあ〜> さて、とうとう帰る日の朝である。フライトが朝9時すぎとなると、えー2時間前が九龍駅の インタウンチェックインの締切なので、7時前にはホテルを出なければ〜と、超早起き。ああ、 もう少し11時とか12時とかのフライトも作ってほしいものよねえ〜なんてぶつぶつ言いながら 支度をする。当然、探せばあるかもしれないけれど、お粥放浪記〜早朝編〜は次回の お楽しみ(?)ということで、シャトルバスを待つ。これが、待っていると来ないのだなあ〜。 ホテルの案内板には、ハイヤットの特別宿泊プランで、2食付いて888HK$なんていうのが 出ていた。こーれーはースゴイ!なんて、帰るときにいわんでくれ!なんて思ったが..。 しかし、食事は香港では必要ないかなあ?なんて思ってしまうが、お仕事の人にはいいかも しれないなあ〜。なんてね。 朝食は空港で〜と思っていたが、朝はお店が余り開いていないので、仕方ないなあ〜と 思いつつ、香港式ファーストフード店で、不本意ながらお粥放浪記〜番外編〜を楽しむ(?) うーん。大根餅も付いてお得なセット!だけどねえ〜プラスチックのおわんに熱いお粥は、 きっと体によくないよなああ〜なんて思いつつ、最後の番外お粥を食すはああ〜。香港に居ながら、香港が 恋しくなるのが、ここ、新空港である。そして離れがたし....かな? 帰りのフライトも、香港人ばっかりであった。もう何がなんだか?!クルーも、ニホンジンいますか〜 みたいな感じで、書類を渡されて、最終申告の問診票。やはり日本が一番厳しいねえ〜。 ここまで聞かなきゃだめだがねえ〜なんて思いながら書いてみる。食事の時に、ビールと ワインを飲んでいたら、CXのクルーに「Good Drinkerですねえ〜」なんて、びっくりされて しまった。はあ〜この程度で...。香港の人は明るいウチは酒飲んだりしないのかねえ〜? なんて、ちょっと「ワタシはいったいナニモノだ?!」と、ふてくされてみるのだが...。 <そうではないと言い切れないので> とにかく、帰国後10日間は新型肺炎の潜伏期間なので緊張した。というか、むやみに 二日酔い(!)やらなんやらでずる休みができなかった!というのも、体調を崩したとなると、 「やはり無理してそんなとこいくからあああ」と、波紋を呼ぶこと必至である。しからば、 何事もなく、時差も無いので、へーぜんとすごせば良いことであった。んが!夏の香港に 特有の「うわ!胃が痛い〜おなかが痛い〜」病にどうやらやられていた私にとっては、 サイアクの1週間となってしまった。しかしなんとか乗り切り、時は過ぎて、ワタシも実は ほっとしたのであった。まあ、今年は香港どおしようかなあ〜と、迷っている人は..あ〜... まあ、イケバワカルサ!! ぶたぶた〜♪潜伏期間終了〜♪ |