バンコク日記2004/9月その1


はではでだにゃ

【9月のバンコク日記】

<暴走マイライフ>

 やはり、9月に休めないのはいやなのであった。今の部署に移って早や数年経過するが、半期決算の 前後となると「季節労働」にはまってしまう。これまで、航空券の安くなる9月20日以降、欧州に出かけ たりしていたのに..。と、ぶーぶー言っていたのだが、今年は少しずつスキルアップ・簡素化・効率化・システム安定稼働等々 の努力を重ねた結果、なんとなく休めそうな気配がしてきたのであった。「ふふふ....」と、ウスラ笑いを 浮かべつつ、しかし後輩の手前「ぢゃあここ休むからね〜文句ある?WHAT!」なんて暴挙には出られない。周りの 様子と、仕事の進み具合と航空券の空席とホテルの空き室を勘案しつつ、ある日「えーぢゃあ誰も休まないなら〜いいかなあ〜 やすんぢゃうよ〜♪」ということで、今年こそ夏休み完全消化達成となったのであった!やったー。

 今年から敬老の日も3連休に調整されるようになった。なので、結構長い休みになる。うーむ、どこへ行こうか? イタリアも行きたいなあ〜でも、気分はバンコクであった。暑いのは嫌いなはずなのに何故だろう?と、いうことで、 ちょうど、派遣の仕事の合間で自宅待機であったはるえさんを誘ってみたら「タイに行きたかった〜」とのこと。で、 即ケッテー。はるえさんとは国内旅行以外、遠出をしたことはなかったが、関西人であるので、おそらくタイは大丈夫であろう、と確信があった。何故かそんな気がしたのである。(根拠レス)

 そんなわけで、初めてのはるえさんと2度目のワタシ。どちらも楽しく滞在できそうな、 イベント候補をあれこれ出して見た。 たとえば、いろいろあるのだが... スタンダードなところで「アユタヤライトアップナイトツアー:夕食付き1400B」。はるえさんがタイ料理 に興味があると言うので「シャングリラメインダイニングのシェフと市場でお買い物&お料理教室1700B」。うーむ。 ロンドンにもある、ベルギー発逆輸入タイレストラン「Blue Elephant」での、これまたお料理教室(こちらは素材選びから 調理までひとりで4品作り上げるもの)。それから、タイといえばムエタイ「ムエタイ(キックボクシング)ジム、2時間体験レッスン1300B」 なんてのもあった。あとは、今アジア各地で女性に大人気「スパ」体験。あちこち探してみるとあるわあるわ。ピンから キリまでとはこのことか?!たぶん駐在員妻や観光客が押し寄せるのではなかろうか?と、思われるものばかり であったが、5時間コースだとか、3時間コースなんかをかきあつめて「ねーねーどーかなーどーかなーこれもいーよねー」と、ひとり 盛り上がるワタシであった。

 が、まあ、そこに書いてある値段が、日本円に換算してみて日本感覚で「へええ〜安いぢゃん」と思っていても、そのイメージで果たして良いものか? 実はよくわからないものである。(現在1バーツ≒3円)なかなか事前にあれこれ言っても、決めかねるといったところだろうか? 怒涛のようなおすすめ攻勢は、ちと暴走しすぎたかなあ〜反省〜。ワタシも2年振りの2回目だし、 まだまだ初心者なのでねえ、ちゃんと調べ物はしないとね。トピックとしては、 なんと、あのバンコクに地下鉄が開通したとの大事件!交通事情も相当変わっているだろうしなあ〜。その地下鉄も7月の一般オープン以降特にトラブルもなさそうであるし結構結構。今回は路線バスにも挑戦したい ものだなあ〜なんてぶつぶつ。池袋のLIBROで現地発情報誌「DACO」を発見。DACO発行の「バス路線図」も見つけた!早速購入して、 研究するも、世界一難解と言われるバンコク路線バス。頭がこんがらがっていく〜。しかも初心者の味方「乗り放題パス」が、 どうも最近廃止されたそうである...うーん、更に難しいかもしれないなあああ〜と、毎日外出時にはそれらを携行し、路線図とDACO編集の ムック本を眺め続けるワタシであった。

 そんなこんなで、家に帰ればパソコンにしがみついたり、タイ語のCD聞いたり(?)情報収集の毎日であったが、結局、遠足・イベントに関しては「まー、あっちいってから決めてもいいかもね〜」ということで、とりあえす、行きのリムジンバス のチケットを買って、成田での集合場所を決めただけの、お気楽な旅のスタートとなった。

★9月16日(木)★

<行き方にこだわるのであった>

 何?行きがリムジン?普通、交通事情が読めないバスで渋滞の東京を突破していくのは無謀と思われる。現に、スカイライナーや NEXで行ったほうが、時間的に速いに決まっている。が、今回は、フライトが朝一番ではないことと、15時45分という中途半端な時間である ことから、かねてから「これで行くと時間かかるけど楽だよな〜」と思っていた、リムジンに挑戦してみることにしたのだ。急行 で一駅、各駅でも10分とかからない駅から、乗った瞬間にもうあとは終点まで連れて行ってくれるのだから、乗り換えを何度も しなければならない鉄道よりも快適である。しかも、利用者は少なくてガラガラ。ゆったり座って、コンビニで買った昼ご飯などを ぱくぱく食べながら、高見の東京見物。天気が良くて快適だねえ〜。ワタシは車を運転しないのでどこを通って行くのか訳ワカラナイが、 川口以降の渋滞にはらはらさせられつつも、高速道路からの眺めや湾岸線や東関道の広々とした景色の中での走行は、 非常に快適であった。「リムジンにして正解だねえ〜」と、ほぼ 予想していた時間どおりに成田へ到着。検問(リムジンの場合は係員が乗り込んでくるんだねえ〜知らなかった) を経て、待ち合わせの出発カウンターへちょうど出る入り口にバスは停まったのであった。

 同じく、地元駅からのリムジンで到着するはずの、はるえさんを待つあいだ、最近デビューした「自動チェックイン機」に トライしてみることにした。座席指定してるからいいかあ〜と思ったが、なんと違う席にチェックインしてしまった。ありゃ〜 また離ればなれかいな?と、思っていると、はるえさん到着。仕方がないので、係のオネエサンに頼んで、たて並びの 通路席にしてもらった。何を間違えたのかな?ワタシ。ちなみに、今回もおJALのフライトである。今回は実はタダ券で 行こうと思っていた。どうも10月よりタダ券の変更に関するルールが変わり、日付変更でもチャージされるのかと 勘違いをしていたので、早めに使ってしまおうかと思っていたのだ。が、行程変更は3000マイル(or3000円)手数料 がかかるものの、同一行程であれば日付変更に関しては、これまでどおりノーチャージとのことであった。なので、 今回は「ためる」ほうにしようと、ならばちょっと安い午後便にして〜20時着ならば市内までも問題ないよなあ〜と 思ってこの便にしたのであった。

 ところが、今回少々目測を誤ったのは、到着後のホテルへの足である。路線バスのフリーパスが廃止されたり、バンコクの 交通事情はくるくる予告無く変わるようである。今回のホテルはサイアム方面でMBK(マーブンクロン)という 巨大ショッピングセンターに直結している。ちょっと前に見たエアポートバスの停車ホテルに、このホテルが含まれていたので、 これに乗ればいいやと安心していた。ところが、念のためと、見直してみたところ、深夜に増便され終バスが伸びたものの、このA4 という便は実はしばらく運休していたらしい。最近復活したのだが、 本数が少なく、混雑時には他の便へ振替られてしまうという不定期便とのことであった。いちおう時刻表をみると、20時台はあるが、 飛行機が到着する時間にはちょっと間に合わないような状況であった。 ああ〜ショック〜。リムジンか?タクシーか?それとも他のエアポートバスでスカイトレインに乗り継ぐ (A1便はスカイトレインのサラディーン駅に停車する)か...ワタシの頭は ぐるぐるしていた。(ちなみにリムジンは500B〜1000B、メーター付きタクシーならば300B?ほど。エアポートバス は100Bである。まあ〜どれも安いといえば安いが...) はあ〜そういえばこないだタクシー運転手にニホンジン女性が殺されたよなあ〜なんて、事件もよぎったりして、 でも、ほとんどは「どうにかなるさ〜平気さあ〜」という気分だったのだが...ね。

 フライトは何もかも順調で、前回はゴルフオヤジ(=アジアンサラリーマン?)が多くて、脂ぎった面々だったのだが、 今回はまだ夏休みの大学生のような若い、バカンス気分の人々であふれかえっていた。なんだかバンコク便とは 思えないようなサワヤカさであった。となりの女子は初フライトのような風情であったしなあ..。はからずも2階席となって、 キャビンは幼児がいないので静かだし、6時間のフライトなんて、ホントあっという間であった。実際、かなり速くバンコク・ ドンムアン空港へ到着したのであった。「を!これならバス間に合うかもしれん!!」

<すべて予定どおりといえば言えなくもない>

 2年後のドンムアン空港は、なんだか「普通」であった。そういえば、効率アップしたのか、人の流れがスムースである。 前回、2人がかりで「パスポートを受け取る」人「パスポートにスタンプを押して渡す」人のタッグで、入国審査をしていたの だが、今回はなんと、ひとりでやっている!ごく普通だ!急いでいるワタシたちにはありがたく、「荷物がすぐに出てきた」。 まるで成田のような迅速さであった。そして、ちなみに税関申告書類が、このときは存在したのだが、ワタシタチが帰った9月末あたりから 不要となったそうだ。(しかし、何の前触れもなく廃止というのもなんだかよくわからんが...) 素晴らしいではないか!とにかく申告するものの無い人は、今後「Nothing Declare」の緑のゲートを 通過すればそれで良いのだ(まあ、そっちのほうが一般的だけどね)。「人余りタイ」の象徴的な空港職員がわらわら居た2年前 とは打って変わって、どこにでもある国際空港ターミナルへ一歩一歩着実に歩んでいるようである。何かしみじみ感動してしまった。 やればできるではないか...。

 ところで、そんな事に感動している場合ではない。到着ロビーを一歩出ると、そこは懐かしきバンコク世界がいちめんに 広がっている。やはり〜なんとも言えない雰囲気だなああ〜。基本的に照明は暗いのだが、妖しく明るい各カウンター。 両替の銀行カウンターですらなんだか妖しい〜。とりあえず三万円も両替すれば良いだろう、と、明細にサインをして、 王様の顔がいっぱいの紙幣を受け取る。すでに単位がわけわかんなくなっているのだが...。とにかく急いでお札をしまい、 タクシーやリムジンの客引き(決してアヤシクはない)を振り切って、乗れるという何の確証もないんだが、 エアポートバスの乗り場へ急いだ。

 空港の外へいったん出た左端にあるチケットカウンターは、依然人余り状態であった。おねーさんが6人ぐらいいて、 あのーマーブンクロンへいきたいのですが〜というと、まず、英語対応代表選抜が行われ(楽しそうに)、ひとりの おねーさんが、マーブンクロンならA4です。(って、知ってますがな〜)それでいいかと念を押され(だから乗るんだってば〜)、 そばに立っていたこれまた、関係者らしき身分不詳のおじさん数名の中のひとり(結局ここには関係者だけで10数人 いたことになる)に「乗るそうだ」と伝え、何分後か?と聞くと、今度はおじさんが「5分後」だという。そうか..。 ならばおねがいしようではないか..そうして、おねーさんに100B支払おうとすると「ドライバーに払ってください」 とのこと。ということは、このおねーさんたちは、ご案内係のみなのか...と、怪訝な顔をしているワタシを、 「あっちですわってね♪」と笑顔でもてなす。はるえさんに「なんか乗れるみたい」と伝えると、他のバス待ち客とともに 到着を待った。

 すると、あろうことか、てっきりマイクロバスがやってくるのかと思いきや、やってきたのは四駆のワゴン車であった。 あれー?これなの〜?!と、先ほどのおねーさんに聞くと全員が「そーだ(笑顔)」とうなづく。そーなのかー、 と、思っているまもなくはるえさんとワタシの荷物が積まれる。さっきのおじさんに「さあ乗って♪」と言われたので、 じゃおじさんに100B宛払い乗り込むと「ぢゃいってらっしゃい♪」と、別のドライバーだったので愕然。あああ〜 しまった〜。ということは、このにいさんにまた支払わなきゃだよおお〜失敗〜。料金交渉しなきゃならないのかああああ〜 と、がっくり。が、車も新車のように美しく、シートも良くて快適。運転手も英語OKで「どこからきたんですかああ〜」 なんて聞いてきたりしてフレンドリー。「高速乗りますか?どーしますか?30バーツですよ〜」とのこと。 はい、どーぞいっちゃってください...あとで考えたが、100Bには高速代もはいっているのではなかったか... まあいいかああああ〜。こっそり、はるえさんに、ひょっとして2重に払うことになっちゃうけどゴメンね、と報告。 何のことか解らずびっくりしていたが、いいのいいの気にしないでよおお〜なんて、快調に流れる景色 (といっても暗い夜だが)を見ながら、しみじみと「バンコクまたきたよ....」とたそがれる。 高速(トールウェイというんだそうだ)を降りると、俄然ごちゃらごゎちゃぐゅちゃぁ〜と、日本語にし難い街が 拡がる。戦勝記念塔のライトアップなど、前回見られなかったところも見られて心は次第に癒されていくと、そろそろ サイアムが見えてきた。そうして目的地のマーブンクロンが見えてきた。が、その周辺は更に車がごちゃらごゎちゃぐゅちゃぁ〜 と、ひどい渋滞で、降りるに降りられない。日本みたいに「あ、そこの信号でいいっす」とはいかず、車回しに 入るまで苦労してしまった。さて、とりあえず到着したが〜「さて料金交渉かああ〜」 ここから長いのかああ〜と、戦闘モードにはいったワタシに 運転手はせっせと荷物を出して渡し「ではトールウェイ代を...」と言った。へ?良かったんだ、これで...。 と、不戦勝のような気分で10Bのチップとともに渡すと、満面の笑顔で「さよーならー」と、風のように去っていった。

 あれはやはりA4のエアポートバスだったんだ...と、狐につままれたような気分であったが、結果オーライということで 今回のホテル「パトゥムワン・プリンセスホテル」に無事到着したのであった。所要時間はおよそ30分か?すごい楽々 であったなあ〜。ここに来るまでの憂いの数々もまだまだ日本を引きずっていた....といったところだろうか?やはり、いきなり バンコクマジック(=よくわからないことが起こる)にやられてしまったなああ...。

<原油高騰とサヤームの夜>

 ホテルは、マーブンクロン(MBK)ショッピングセンターという巨大商場ビルの南端にある4ッ星ホテルである。スカイトレイン・ シーロム線の北端ナショナルスタジアム駅へはMBKを通り抜け、逆サイドにある「東急デパート」を通り抜けた先に直結している。 また、おとなりの駅サイアム(スクンビット線との乗り継ぎに便利)にも歩いて行くことが出来る。但し話題の地下鉄はバンコクの東側 をカバーしている感じで、ちょっと利用するチャンスはあるのかなあ〜といったところ。体験レポは難しいかもしれなくて残念。

 前回は帰国のフライトが23時頃なので、ホテル代が安かったこともあり、もう1泊取っておいて19時頃チェックアウトした。 今回も同じようなフライトなので、できればレイトチェックアウトをしたかったのだが、通常であると13時までしか延長できない とのこと。エクストラで18時までは正規料金の半額で19時を超えた場合は1泊分となっているようであった。とりあえず、13時 のチェックアウトを約束して、19階の部屋へ向かった。 ホテルは、1階ロビーフロアもゆったりしており、きれいなカフェやレストランが ある。2階にフロントがあり、そのフロアにも日本食などのレストランがはいっている。ゲストルームフロアもエレベーターホールに 大きなデンファレの鉢植えが置いてあったり、廊下も広くて明るめであった。部屋からの音も聞こえて来ないようである。 (そういえば滞在中となりや廊下の音もほとんど聞こえず、防音は良いようである) 客室はシンプルな造りだけど、かなり広い部屋で、窓が大きく、バンコクの街が一望できる。窓の下には屋外の25mプールが あり、ライトアップの中泳いでいる人もいた。ちょうど国立競技場とチュラロンコン大学の方角なので、夜景が素晴らしいとかいうものではないが、 開放的で良い感じであった。ただ、直下が見えるので、高所恐怖症の人はオソロシクて窓に近づけないかもしれないなあ〜。

【お部屋チェック】今回はこんなかんじでございます♪


 荷物を片づけて一息つくと、夜の10時頃であった。大きめの冷蔵庫があるので「さてビールでも買いに行きましょうかあ〜」 ということで出かけてみる。MBKの案内図を見ると、1階にスーパーがあるようだ。ここいってみよう〜と、足を運ぶがすでに TOP'sというこの店は閉まっていた。他の店もほとんど閉まっており、全体的に薄暗くなっていた。どうも最近の原油高騰の影響で、 これまで夜遅くまで営業していたのが、時間を短縮して「省エネ」モードになっていると聞いていたが、MBKも平日が11時〜 9時30分。休日が10時〜10時半といった感じになっていた。しからば...と外に出てもなんだか薄暗い。 バンコクの原宿とかいわれているはずだよなあ〜サヤーム(=サイアム)はあ...と思って見ていると、歩道橋の反対側に セブンイレブンを発見!MBKの2階と直結している歩道橋を渡って、シンハーとビアチャーン(象(=チャーン)ビール)と、 なんとシンハーが出している水を買って部屋へ戻った。はるえさんは、バス停の暗がりにいる普通の人々と、サヤーム側の野良犬や ホームレスが目にはいったらしく、ちょっと怖がっていた。たしかにあの暗さのなかで、いろんなひとがいるから、 最初はびっくりするかもなあ〜「ホームレスと目が合っちゃった〜すごい暗い目だった〜コワイ〜」 と。それと同時に、 MBKで働いている人たちがわらわら帰宅する姿をみて、あんな若い子たちが、こんな時間に「挑発的」な格好をして大挙して 歩いているのをみて「タイの人たちってなんか違うねええ〜」なんて、正直な感想も述べていた。なるほどね。

 セブンイレブンだから、そんなに安いとは思えないが、中瓶の値段はシンハーで40Bチャーン35Bほどであった。 ビールは瓶に限るよなあ〜なんて言いながら、部屋で乾杯。さっきの空港バスの話やホテルの部屋について 「まききさん、こんないいホテル取ってくれてありがとおねええー」なんて、すっかり酔っぱらって ちょっと前の「暗闇にどっきり」を忘れ、いきなり大いに盛り上がる夜であった。

★9月17日(金)★

<雨季の終わりはイェーイェー?>

 いきなり曇り空で、今にも雨が降りそうな朝であった。日本でも梅雨の終わりになると、大雨が続くものだが、 そういった感じなのだろうか?昨日の疲れも、ビールも残らず、お天気以外はすっきり目覚める朝。お腹も ほどよくすいている。このホテルはインターナショナルビュッフェの朝食が付いてた。昨日到着した1階にある ダイニングで取るのだが、これがまた日替わりでなかなか豪華なものであった。まあ、食材はそんな豪華では ないけれど、タイ料理、コンチネンタル、英国、中華(粥もあり)フルーツ...さすがに和食はないが、 かなり充実していた。タイ料理欠乏症のワタシにとっては有り難いもので、トーストなんぞには目もくれず、 朝からカレーなんか食べちゃうし「をを〜いいぢゃんいいぢゃん」という感じであった。ニホンジンのツアーは 利用していないホテルなので、客層は白人と中華がほとんどであった。そんなわけで、ビュッフェも大にぎわい であったが、食糧が尽きないところはたいへん立派だと思う。

 今日は「おのぼりデー」ということで、バンコク初めてという人のために「超ピンポイント」観光である。 それには「王宮」と「ワットポー」ははずせないだろう。時間があれば「ワットアルン(暁の塔)」や、 ワタシの行きたい「中華街」でお昼はフカヒレなどを食し〜♪中華街を徘徊して〜ついでに インド人街でオーダー店をさがしてみようかなあ〜とか。そのあとは、マッサージでも行こうねえ〜 なんておおまかな計画はあったのだ。そう、この時点では...。

 王宮へ行くのであれば、絶対チャオプラヤエクスプレスだ!ということで、スカイトレインでサパーン・ タクーシンまで行くことに。その前に、便利なプリペイドカード「スカイカード」を200Bで購入。 これは30Bデポジットで170Bが利用可能額。料金追加は100B以上で、使わなくなったらリファンドできる。 その際、残額は戻らず、デポジットの30Bしかもどらないので、残高には要注意である。シーロム線のはしからはし まで行っても15分もかからないで、チャオプラヤ河のほとりにたどりつく。2年前は無かった、スカイトレインから の屋根付き歩道が快適。この辺にも物乞い多し。チケット購入方法も整備されて変わったかとおもいきや、 エアポートバスのシステムと同じく、ひまそーにしているカウンター係員は「ご案内のみ」。乗船してから 車掌さんからチケット(というか船代)購入するのであった。

 早速やってきたのは「チャオプラヤ・ツーリストボート」。いつもの路線バスならぬ路線ボートとは違って、 すいているし、なんだか白人観光客ばかり。前方にはガイドさんなんかもついていて「右手をごらんください〜 シャングリラホテルでございまーす」なんていうのもついている。茶筒型の集金車掌さんが、茶筒をしゃかしゃか 鳴らしながら近づいてくるのは、路線ボートと同じ。こちらのほうが優雅な分料金も15Bと高い(通常8B)。 ついでにミネラルウォーターなんかも売っていたりして、至れり尽くせり(でもないか...)であった。 そんなこんなでおよそ30分ほどかけて、王宮近くの駅「ターティエン」へ行くはずだったが、ガイドさんが 「えーこの船はおとなりの駅(マハラート)に停泊いたします〜お帰りの際はこちらから乗ってくださいねえ〜」なんて言ってる。 おーい!案内係は停まると言ってたのにいいいい〜。(あとでガイドブック見たら停まらないって書いてあった)

<魔都バンコクここにあり1〜謎のドレスコード〜>

 1個通り過ぎてしまうも、白人さんたちも一緒に下船。いやーなんだかでかい人が多いので、沈没したら いやだなああ〜なんて...たぶんワタシタチなんかより若いのかもしれないよねえ〜とか、恐るべき、 ファッションセンスについてウォッチングしながら、結局彼らとともに、王宮へ向かう。車のばんばん通る 道でも大きな人々についていくとすいすい渡れたりして...と、思っていると、王宮の裏口にいた、 ネクタイ姿のオヤジに呼び止められる。「あなた、その格好では王宮はいれませんよ」と。え?ワタシは、あえて タンクトップはやめて、サンダルもバックストラップのあるもの、足首は出ているもののクリアーと 思っていたが...「足首が出てますよ。今日は祭礼の日だからはいれませんよ」だって。そんなー と思いつつも、あの白人たちのほうがもっと変な格好してるし、つっかけなのに入っていくぢゃん。 いいもん...と、更に先へ行くと、こんどはキタナげな(?)じいさんに「ねーちゃんそりゃだめだよ〜 はっはっは〜」なんて...からかわれてるだけぢゃんねーと、すごーいきびしいんだねええ〜と感心して 心配しているはるえさんを引っ張って「ジャッジは中でしてもらおう」と、王宮に突入。切符も問題なく買えた。 そうして、入り口の係員も「こんにちはー」と入れてくれた。ほ・ら・ね。もういいかげんにしろー!ってかんじかな?

王宮の修復中でございます:更にぴかぴか〜ん♪

 王宮へ一歩はいると、雨が降りそうなお天気で猛烈に蒸し暑い。こういう天気の苦手なワタシは汗だらだら。 そうして、極彩色と黄金づくしにくらくらするも、一部修復作業などをしており、その様子が見られて、へえ〜 こんなきらきらを保つのも大変なものよのう〜と、さっきの外のいい加減なオヤジやじーさんに修復人の 姿を見せてやりたいものであった。ちょうどタイのサッカーチームらしきワカモノがお参りに来ており、 エメラルド宮の中で熱心にお祈りをしていた。大切な試合の前か何かなのだろうか?

 ちなみに、王宮でのドレスコードにひっかかる服装(短パン・タンクトップ・突っかけサンダル・へそだし等々) でふらりと来てしまった場合は、王宮の中でそれなりの衣装を無料貸与してくれるそうである。王宮の外でいろいろ 言われても、そりゃー無視でOKっすな。

★その時のワタシの格好はこんなんでした:ホンマカイナ本人かいな?★
袖あるし、サンダルのかかとOK、ちとくるぶしがみえるがねえ〜

<魔都バンコクここにあり2〜悪魔とドライブ〜>

 しかし、王宮の謎はこんなものではすまなかった。ガイドブックにも散々書かれている「詐欺師の手口」うーん。 何度読んでも似ているんだが〜、こんな絶妙な連携プレーがあるのか?街中がグルなのか??と思う事件が、 この後起こった。ワタシタチは王宮の裏口からワットポーへ向かった。歩いて10分ぐらいかなあ〜と思い、 歩いていると、こぎれいな身なりのブリーフケースなどを持ったビジネスマン風のオヤジが近づく。日本のかた ですか〜日本のどこですか〜なんて話しかけてきて、ニホンゴも上手であった。よく見ると、「引っ越しのサカイ」で爆裂キャラを 演じている役者さんに良く似ていて、それだけでもアヤシイといえばアヤシイ。これからどこいくんですか〜と聞くので 「ワットポーです」というと、「ここは今休み時間で入れない」キター!そういえば、前回もワットポー周辺で「今ここは 休み時間だからと「私設ガイド」が突如現れた。そのときは「それぢゃー王宮にいきまーす。ばいばーい」であったが、 地図あるか?こっちもあっちも今は休みだ。ならばそれまでここへ行ってきなさい。タダだからねえ〜それから、この 「有名な」宝石店「ロイヤル」へ行きなさい。安い!絶対おすすめ。をーキタキタ〜「いっそのことまかれてみてはいかが?」と、ある ガイドにはそう書いてあった。そのことばが頭をかすめた。バスで行けば何番だから〜とバス停に連れて行き、 あー来ないねえ〜それならタクシーで行きなさい。タクシーヤスイ!行ってかえって50Bで交渉したから乗りなさい。 それぢゃ〜さよーならー...と、「引っ越しのサカイ」氏は去っていった。まあ〜50Bならばどんなとこか見てくるだけでも いいかあ〜と思い(思ったのはワタシだけだったのかなあ...)奇妙なドライブが始まった。

 まずは、王宮の東北側に位置する黄金仏を見学。高純度黄金で出来たありがたい仏像である...とのこと。なるほど〜 の、わりには、ネコがちょろちょろ、犬もふらふら、子供はサッカーという境内。その 黄金仏を「ほえー?」と、眺めていると「ワタシはここの係員です」という第3の人物が登場。ここのものですから、ご案内は無料です。 無料です!と、何度も言う。「この仏像は「ラッキーブッダ」と呼んでます...」キター!!!「ラッキーブッダ!」。 ガイドには「ラッキーブッダ」のフレーズにご注意とあった。ぎゃー!でも戻れない〜この突然現れたオヤジも 「ロイヤルへは行ったのですか?あそこは日本の総理大臣も見学に...」はいはいはい... さああ〜つぎはどこだあー運ちゃん。 ワットポーに戻りたい〜腹減った〜フカヒレ喰いたい〜と言うも、「これも料金のうちだから「ロイヤル」へいきましょう〜」と、例の 宝石店に連行される。ぎゃー!

この顔にピンと来たら...「ラッキーブッダとはワタシのことだっ!」

 とはいうものの、タイの永田町のような場所を車窓から眺めたり、ちょっとした距離をドライブすることになったので、 ほんとに50Bでええんかい?という気もしてくるから不思議である。いいわけないんだけど、まあいいかみたいな...。 そうこうするうちに、動物園などの先にある「ロイヤル」というまーいわゆる〜その〜手の宝石店へご案内〜。 とりあえずトイレを借りると、紳士風な案内人がまずはお飲み物など...と、ペプシ(!)をかけつけ一杯。 さて、最初に5分ほどご案内ビデオを...ということで、AVルームで、地球の誕生から、貴石が奇跡的にタイに 多く産出される軌跡(韻を踏んでみますた)のビデオを拝見。そして工房を見せられ〜まあ、言うなれば、 ミ○モト真珠島のようなあああ〜を見て、さて、この先はハイクォリティーなルビー&サファイヤをご覧ください〜! と、ショップに突入。うーん。ワタシはヒカリモノがすごい好きなので、ルビーなんつーのも、それこそ ミ○モトのバーゲンなんかで買ってごろごろ持ってるわけでー...。と、心で思いつつもサクラに徹して、 うーんそうねえ〜なんてひょいひょいジャブをかわす。すると、どわわわわわ〜というかんじで、あのおJALに乗っていた ようなお嬢さんたちが大量に乗り込んできた。わーニホンジン!どうも、ここは観光バスもはいってくる店らしい。 まー確かにモノもそんなにカスではないのでーMBKの金行(中華系の宝石屋)にあるようなもので〜 と思っていると、ニホンジンは猛烈に買い物してるんですがー。 おーい!しかも店員はニホンゴで対応してる。あれ?ワタシタチはなんで英語なの?と、疑問を投げかけると 「え?ニホンジンですか?」と。ほんぢゃ何に見えたんだ〜と詰め寄ると「香港ムービースター」...あれま、また 中華かいな...。

 最後の最後に「お手頃価格」の銀製品があり、この事件を記念してなんか買ってやろうかねえ〜ということで、 はるえさんは、ムーンストーンのピアスとペンダントを購入。ぎろりと「あなたは〜」と、言われたので、 まー買うとしたらこんなとこかなーという、ボランティア精神でシトリンを購入。おじさん「あなたは今も金製品を身につけてるのに、 なぜここで買わないの〜」と聞いてきたので、「ふっふっふっふふーはっはっはっはー」と豪快に笑って「ところで、 おじさん。日本に帰ったらこの店のことをみーんなに伝えますからねえええ〜」と、満面の笑みで おじさんの名刺と地図をもらって、例のタクシーで立ち去ったのであった。

 タクシーに乗り込むと運ちゃんが「次は少しでいいからシルク屋へ行ってほしい」と言う。えー、 もうお腹空いたし、ワットポー帰る〜!と、ごねるワタシ。すると運ちゃんは「見てるだけでいいから〜実はなあ〜 連れて行くとその店から5リットルのガソリンチケットがもらえるんだああああ〜」を!とうとう、正体を 現したなっ!そういうことかっ!そういうことなら協力してやろう、まっとれ...。ということで、 運ちゃんいわく「サイコウ品質を誇る」しょぼい シルク屋に乗り込む。そこはインド系のテイラー崩れのやっている店で、先客も何人かいた。行くと早速、 オーダー帳出してきて、これでオーダードレスは仮縫い一回付いてUS150だと...。ほおお〜と思い、 どんな生地があるんねん、とみせてもらうと、2#か1#ぐらいの薄いシルクばかりで、カシミヤと言っていた スーツ地も「なめとんのか」というようなもので...。でもまあ〜いくつか選ぶふりをして、仮縫いにここ までこなきゃならないのに、やはりここで作るのはやめたわ〜とかなんとか行って「アディオシュー」と、 10分ほどでタクシーへ戻った「うまくいったぜ...さあ運ちゃん、出してくれっ!」(何やってんだワタシ...共犯かいな?) ということで、運ちゃんも5リットルゲットしたし、無事にワットポーに送り届けてくれて、50B支払いばいばい、 となった。はあ〜疲れた〜。

 しかしねえ〜あのサカイのオヤジと運ちゃんとラッキーブッダオヤジと、とても連携しているとは思えないのだが、見事に つながっていた。いろいろ検証してみても「こりゃ王宮周辺は全員グルだな...」という結論に 達したのであった。何もなくて良かったよ...ああ、ちょっとよけいな買い物したけどね...。しかし、 こういうのって、万国共通なんだなあ〜としみじみ思うのであった。日本の観光地でもあるし、土産物屋からリベートを 得るやり方は、たとえば香港ツアーの「観光付き」というのも、ほとんどそれでまわっている。現地ガイドというのはまったく 同じシステムで稼いでいる独立採算である。だから、安いツアーというのはそういったキックバックの期待分を安く することができるとかなんとか...。安いにはすべて裏があるということかな?(ちなみに、すっかりまかれてしまったわけだが、 まかれたーと思っても、逆に変に抵抗して事を荒立てるよりもひょっとして安全かもしれない。皆様はくれぐれも 気を付けられたし...特に「タクシー運ちゃんとはもめない」というのが鉄則と聞いたが...。)

★王宮周辺のこんな人に注意!〜被害者の証言をもとに作成〜★
肩章のついた半袖シャツにネックレス・ブレスレット・アタッシュケース:身長165cm40歳ぐらいの男性
ニホンゴで話しかけ「ワットポーは今休み時間だ!」が合い言葉!!さあ探せ!王宮へ急げ!

<総本山免許皆伝のリセット〜ワットポー〜>

   ちなみに、ワットポーはこの日途中閉館時間などなかった...。ということで、無事に到着したワットポー。ここで、 今日一日の疲れをいやすべく(ほんとは他のマッサージ店へ行くつもりだったが...)、タイマッサージの総本山で 施術を受けることにした。ワットポー寺院は王宮とは違って、入場料は20Bである。それをまず支払い、マッサージ 小屋へ向かう。ここには2カ所冷房なしのマッサージ小屋があり、そこで、足や全身が受けられる。総本山であり、 寺直営となれば、すごく安いイメージがあるが、街中の安いところよりも高い。つまり、そんなに安くはないのである。 が、まあ、せっかくだし、とりあえず足45分(300B)お願いしてみる。入り口の受付で番号札を渡されるので、順番が来るまで 外で待つ。この日は降りそうで降らない天気であったので、順番が来て小屋にはいってもそんなに暑くはなかった。 炎天下だとちょっと勘弁かもしれないなあ...。マッサージは意外に、サブミッション系で、筋肉つぶし(?)型で結構 痛いものだった。タイの足マッサージは、椅子が充分リクライニングするので、ついつい寝てしまう。痛いけどがまんがまん。 かなり疲れが溜まっていたようで「すごく堅いし痛いでしょお〜」と担当おねーさんは上手な日本語。周りもニホンジンばっかりだもんね。 みんなここを目指してやってくるようだわ。が、ボディーのほうには、レスラー体型の白人などが順番待ちをしており、おっさんそこで なにしとんねんと言いたくなるような、恐そげなスキンヘッダーズ白人なんかもいた。 その横を悠然と「寺ネコ」が出入りしているのはおかしかった。

ワットポー・ネコ勢揃い「ネココレ」:スリムだにゃー



 ワットポーと言えば、ワタシの大好きな「リクライニングブッダ(涅槃仏)」を見なければ...入り口で靴をぬいでお参りする。前回のとき よりも修復のやぐらが少なくなっていたかもしれない。黄金に輝きのんびりと横たわる仏陀。今日あった事などを報告しつつ、 写真などをとりながらも、なんとなく見ているだけでほっとするのであった。マッサージのおかげで、足も一回り小さくなったような気が するなあ〜。はあ〜。

よくきなすった、まあゆっくりしてってや..わしゃいつもねとるがね(談/ブッダ)

 


 ワットポーを後にして、ターティエンの船着き場へ向かう。空は今にも降り出しそうな色になってきた。おまけに、風も出てきた。 聞くところによると、 スコールの前触れというのは、真っ暗になってきて、突然どこからともなく風が吹いてくるそうなのである。 まさに、今がその状態なのか?船着き場の先に大勢人が待っているが、そこは水に浮いている状態なので、常にゆらゆらゆれていて落ち着かない。 船着き場のたもとにて、ワットアルンを眺めながら 、なかなかやってこないチャオプラヤエクスプレスを待つ。船着き場にある食べ物屋は、ある意味最高の「リバーサイドカフェ」なんだが、 ここの従業員 のおばさんが、店の残り物を、河にぱかぱか捨てているのを目撃してしまった。(というか普通にやってる)どおりで栄養たっぷりの色をしているわけよねえ〜と、その波打つ 「富・栄養化」した水を乗り越え、夕暮れのラッシュで人を満載したボートがやってきた。行きの観光ボートとは違って、これが 正真正銘のエクスプレスボートよ!っと、ゆらゆらの船着き場の先に進み乗り移る。この水にだけは落ちたくない〜と、キャビンの奥に入っていくと、 避けたはずが、船着き場に波がぶつかりはじける。外を見ながらゆったりと〜なんてのんきなことを言っていると「ばしゃーん!」と、先ほどの 栄養満点の水をかぶることになるので要注意だ。(色はものすごいのだが、異臭がしないのは不思議である) 大混雑なんだけど、しゃかしゃか音をたてながら集金娘はやってくるので、8Bを支払う。良く「未納者」を チェックしてるなあ〜といつも感心をするのであった。帰りは、まるでヴェネチアの水上タクシーのごとく、華麗なるロープワークを 見せる船乗りのワカモノの軽業に目を奪われているうちに、行きよりも早くスカイトレインの駅へ到着する。

<有名店だからといって実力主義>

 これまた夕方ラッシュのスカイトレインでホテルに戻る。営業中のMBKは、昨晩の寂しいチョンキンマンション(?)のような 風情とは打って変わって、爆発的なパワーで営業中であった。全体的にきれいなのだが、大きなスペースにぎっしりと詰め込まれた ような店舗は、どれも色とりどりで、BTS駅側の東急を抜けて、一歩MBK内にはいると圧倒されるような感じである。でも、タノシイ〜。 昨日閉まっていたスーパーでビールとワインを買い足して、ホテルに直結しているしきりの扉を開けると「ををを〜今までとは別世界だああ〜」と、 なんだか、「どこでもドア」が2つあるようなビルなのであった。

 今日はピンポイントおのぼりツアーのつもりが、なんだかすごいことになってしまったが..まあ、無事でなにより(?)。 部屋でビールを飲んで一休みをして、夕食はサヤーム(=サイアム)の有名店「バーンクンメー」へ行くことにした。サヤームは、MBKの 2階から昨日の屋根付き歩道橋を渡って、反対側の雑居ビルにつながっている。いちおう、雨に濡れずに行けることは 行けるのだが、その先のビルには、ワカモノ向けのファッション雑貨や、ネイルアートの店、服屋がぎっしり。MBKに 入りきらなかった小さい店がはみ出しているようなビルが連なっている。サイアムスクエアは、スカイトレインの駅と、 チュラロンコン大学のあいだ に挟まれた一角を言うようだ。スカイトレインの上から眺めると、あまりきれいとは言えない屋根が連なり、 いったい何があるのかワカラナイ一帯だが、下を歩いてみると、先ほどの 雑居ビルが分散したようなアーケード、きれいなショーウィンドーの流行服の店、アイスクリーム店、ファーストフード、ドラッグストア、 はたまた、謎の人物が出入りする一膳飯屋(??)、ハードロックカフェや外から丸見えのエステ店なんかもあったな。 なんとなくワカモノの街にも見えたりするが、 ちよっと明るさが足りない。思い切りはじけているというわけでもなく、ちょっとだけすましているような顔がサヤームなのであった。 同じようにワカモノの集まる銅鑼湾のように「ごごごごごぉ〜っ」と地鳴りのするようなパワーは とりあえず無いようだ。中華系の情念渦巻く(?)濃い街とは違う、どちらかというとさっぱり野菜系のような一角とでも言えば 良いかなあ〜。

 「バーンクンメー」はそんなサヤームの真ん中あたりにある有名店だ。どのガイドブックにも載っており、こういう店はどうなんだ ろうねえ〜と思わせるのだが、そうは言っても実力派という記事もあったので、行くことにした。ワタシタチの前には、 ニホンジン団体がご到着〜で大挙して入っていたが、そちらに誤って通されそうになりつつも、2階席のほうへ案内された。 店は山小屋風の造りで、照明を暗くしてテーブルのキャンドルなどで良い感じである。従業員も伝統衣装で統一されており 感じが良い。周りを見ると、ニホンジンもちらほらいたが、 白人のグループが多くいた。結構年配の白人が多かったが、たぶん旅行者だろうなあ〜。不思議なことに、彼らは皆一様に、真っ赤な トロピカルドリンクを楽しそうに飲んでいた。ワタシタチはシンハーをがぶがぶ。この日は結局2人で10本は飲んだかなあ〜。 今日は例の「ラッキーブッダ&ロイヤル」事件で昼食を食べそびれていたので、まずは定番「グリーンカレー」。大小2種類の 丸いナスがはいって、ココナッツミルクがほんわりと新鮮なおいしさでスパイスを包み込む。香りのよいタイ米にからまると 至福の味「ああああ〜うまいい〜」。ソムタムも激辛ではなくてほどよい味。新鮮な野菜を使っているのでしゃきしゃきおいしい。 最初にカレーが来てしまい、ビールをがぼがぼ飲んだので、あとのクラチェード菜炒めや焼きそばなどはお腹が苦しくなって しまったが、大満足でフィニッシュ。お勘定はたぶん飲み物が高いと思うが、1000Bほどであった。なるほど、安い店では ないけれど、有名店であるけれど、実力派という感じがしたかなあ〜。優しい味が店の名前どおりであったかも(バーンクンメー= おばあちゃんの家)

ああ夢にまで見る緑カレーよソムタムよ〜そなたはなぜにメチャうまなのか〜?


 

★9月18日(土)★

<週末は週末市場に毎週末いきましゅ>

 今日も朝からどんよりしていた。今にも降りそうなお天気であった。 でも、朝からぱりっと晴れていたら、北国系のワタシにはちとつらいだろうなあ〜なんて 思う朝。今日も大盛況のビュッフェに向かう。週末のためか、更に中華の宿泊客が増殖していたように思える。 白人も相変わらず、ローカル食を避けて食べているし...ワタシタチは昨日の満腹感はやはりシンハーのせいであった様で、 朝からタイ料理をぱくぱく食べる。だって、今日もまたアヤシイガイドに翻弄されて昼食を食べ損なうかもしれんしね...。 今日のカレーはレッドカレーであった。ああ〜シアワセシアワセ...。

 今日からはもう観光地などへは行かず!ということで、ウィークエンドマーケットへ突入することとなった。BTS(スカイトレイン) シーロム線のモーチット駅が最寄駅。これまではバス・タクシー・BTSだったが、地下鉄でもこのマーケットまで行けるようになった。 (チャトゥチャック公園駅)。しかし今日はお天気どんよりだが、蒸し暑い〜。果たしてこの状態でマーケット突入しても 大丈夫だろうか?とすでに汗だらだらのワタシであった。

 マーケットは広さがおそらく東京ドームぐらいある敷地内に、さまざまなジャンルの店がぎゅうぎゅうに集まっている。 いつも昼頃行っているので、正確な時間帯は定かではないが、朝9時〜夕方6時頃までやっているようである。 入り口が、以前よりも多くなったようで、駅から最も近いところから入場した。土曜日の午前中はすこし人が少ないの かもしれないが、お昼近くとなっているので、屋台も活気が出てきたし、なんだか巨大な縁日のようになっている。 とりあえず、カジュアル服やジーンズ・スニーカーなどのアメリカンなセクションに突入する。しばらくすると、 工芸品エリアに変わり、可愛いお嬢さんの店員がやっている銀アクセサリーの店が目にはいった。白蝶貝(Mother of pearl)の 白とピンクをあしらったものや、天然石:アメジスト・ガーネット・ラピス等々マーカサイトもあしらったデザインが、 非常に優れている品物ばかりであった。ピンクの白蝶貝は少しカワイすぎるかな〜とおもいつつも指輪をゲット。あと、 大好きなガーネットもあったので、それも併せて購入。日本を出発するときに、指輪をしてこなかったというはるえさんも この店のデザインが気に入り、いっしょになってあれこれ購入してしまった。しかも、驚くほど値段が安くて、 いきなり満足な物をゲットできて2人ともエンジンがかかってしまった!

 こういうごちゃらごちゃらした所は好き嫌いがあると思ったが、やはりここは関西人「すごく楽しい♪」とのこと。 おまけにいきなりお気に入りをゲットだったので、よかったよかった。雑貨セクションでは、街中で見かけるものが たいてい置いてある。値段はほとんど交渉性だが、言い値で行っても街中の3分の一以下か、もっと下である。ちょっと したお土産のまとめ買いにも大変Good。ここでは、派手なポーチ5個入り。ぞうさんのぬいぐるみ(ぬっヌイグルミ?)6個入り。 ぞうさんのミニアロマキャンドル詰め合わせ、木や貝で出来たボタン数種類、などなどを購入。たのしーたのしーと 言ってたはるえさんも、あれこれ小物類をゲットして、その安さに驚きつつ数時間を過ごした。ふと、マーケットの外を 見ると、雨が降ったりやんだりしていた。ざーざー降っては止み、またしばらくして外を見るとざーざーといった具合である。 この建物の中にいるとあまり気がつかないのだが、日が射さない分 蒸し暑さがすこしは緩和されているようである。が、さすがに、広いうえ軟弱冷房病ニホンジンにはちと暑いので「体力の限界〜」と、 14時頃戻ることにした。が「明日も来ようね〜♪またあの銀アクセの店に行きたい!」と、リベンジ宣言であった。

<巨大迷宮ウォッチング&ガイド>

 モーチットの駅にへろへろしながら戻り、「はあ〜サバーイ(快適)」とスカイトレインに乗りいったんホテルに戻る。 湿気と熱さで参りそうだったが、良い買い物が出来たので、昨日とは疲労の度合いが違う。少し休んでから、とりあえず 昼食へ出かける。といってもMBKの一階にあるカフェ風レストランで「カノムチン・バンコク」という店だ。カノムチン というのは、タイの屋台などで食べられる、スタンダードな温麺のこと。それを、おしゃれな店で食べてしまおうという コンセプト。麺は、温麺に加え、そうめんをカレーなどにつけ麺風に食するもの、サイドデッシュも数種類あり、つけ麺では なくて、普通のご飯&カレーなどもある。ワタシはつけ麺&レッドカレーにしてみたが、冷たいそうめんにカレーがほどよく からみ、結構イケルかも。はるえさんは温麺を頼み、スープがおいしいと大変気に入っていた。店の内部には、レトロバンコクの 写真などがディスプレイされており、昔のバンコクを思いながら、昔からの定番メニューを食すといったところか? 屋台と同じく、ちょっとお腹の空いた時に訪れるのにちょうどよい店かもしれない。

カノムチンをたのむちん(意味不明):カフェバー(死語?)風レトロバンコク:おそろしくおしゃれな麺屋



 せっかくなので、このホテルと一体化したMBKを探検してみることにした。もちろん、建物もきれいだし、 見た目はフツーのショッピング センターであるが、店の詰め込み具合がなんともフツーではない。でも、シンセンのローウー商場のようにおどろおどろ しいところはない。なんというか、タイらしいお気楽な混沌といったところだろうか?フロアは全部で6あって、

★1階:飲食店・ファーストフード・似顔絵屋・ファッション雑貨(含むニセブランド品)・衣類・靴・フェイシャル系の エステ・クリニックなど・ネイルアート・美容院など。

★2階:タイスキレストランMK・中華系金行(宝飾店)・激安カバン屋多し・変身写真屋(民族衣装などでぱちり! 外に飾ってある写真はぜーったい オカマさんだよー!と言い張るはるえさん。そういわれてみるとねえ〜)など。

★3階:何故か各航空会社CA放出といわれている「ブランド化粧品」多し・引き続き金行・超ごちゃごちゃカジュアルショップ群(ここは 方向がわかんなくなる)・香港という名の菓子屋・残り半分が携帯&コピーなのかホンモノかわからんPCソフト屋と、アヤシイ 混沌とした秋葉原状態...など。

★4階:家具だけフロア(特に見学せず)

★5階:フードコート(クーポン制)・おみやげ屋群(わりと安かったりする)・変な服屋・オカマさんが店番してるショップ多し・つばめの巣 専門店・マッサージ店など

★6階:ゲーセン・映画館・レストランフロア(ここも見に行かなかった)

と、だいたいこのようなかんじである。レストランフロアには、結構日本食レストランも多い。回転寿司なんかもあって、 どれどれ、どんなもんがまわっとるんぢゃろう〜なんてのぞいてみると、中からタイ人の女の子が「イラッシャイマセー!」 と、元気に出てきたので笑ってしまった。また、その近くの和食店に至っては、板さんが、板さんの格好をしているのだけど、 まったくひとりもニホンジンらしき人がいない。また、お運びのおねーさんたちは、そろいの着物で給仕をしているのだが、 これまたニホンジンはひとりもいないようだ。ついでに、座敷に上がってお箸で食べている人々もほとんどタイ人のようで あった。なんだか不思議な気がするなあ〜。たまに東京の居酒屋でも、ニホンジンが一人もいない店があったりするが、 イラッシャイマセーなんて言われても、味も普通なんだけど、ちょっと違和感を覚えるような...不思議な「タイ人による タイ人のための和食」事情であった。どんな味なのか興味があったが...次回機会があったらレポートすることにしよう。

 歩いているだけでもへろへろしてきて、特にマーケットを散策した後だったので、 携帯フロアに紛れ込んだ時は「ここはどこまで続いているんだああああ〜」と思ったが、とつぜんマッサージ店が現れたので、 足やってこ〜♪と、緊急ピットインとなった。ここは足1時間300Bで、肩や腕などもやってくれるので、ワットポーの足集中 よりもお得感があるかもしれない。最初にフットバスで足を洗ってくれるし...んが、結構指圧&整体系で「ぐにょーっ」 と筋をのばされる「サブミッション系」でもあるので、イタタタ...であった。はるえさんの担当は相性がよかったらしく、 極楽であったとか。ホント、ぴったしのマッサージ師に出会うのは難しいものよねえ〜。フェイシャルもやっているのだが、 なぜか、男性がフェイスパックなどしていたりして...タイ人男性も顔が命なのかなあ〜なんて思ったりして。足よりも 肩こりのひどいワタシは「もっと肩やっちくれー」というかんじだったが、1時間みっちりで、血行も足のむくみもすっきり 取れて、結果満足であった。となりはイタリア人であったが、イタリア人らしからぬ30センチぐらいの足サイズでびっくりした。 わりと白人男性観光客が多いような気がする。

 携帯フロアを脱出して、5階でツバメの巣の砂糖シロップ漬けデザートを食す。かなりたっぷりはいっていて100Bだったかな。 これは安いかもしれないなあ〜。そういえば、香港でも安いフカヒレやツバメの巣はタイからの輸入品が多い。これくらいの 値段ならば、「香港マダム」のように毎日でも食べられるなあ〜なんて思ったりして。はるえさんはツバメデザート初挑戦 であったようであった。さらなる美を求めて、リストに是非加えていただきたいものである。

★MBKの店員さん★
おおむねはやっている店以外はこんな風にぼんやりしている。オカマさんの店番も多い。


<行列の出来る店:先にオーダーおねがいしますって...ねえ>

 MBK探検もツバメの巣で締めて終了。とにかく何でもあって、更にスーパートップスが1階にあるので、便利なこと このうえない。おみやげもここで買えば良いし、荷物が膨大になったら、バッグを買ったりできるし、着る物がなくなったら、 「PUMA」のニセモノT-シャツ「TUNA(マグロが飛んでいるシルエット)」なんてのを着ればいいし...とにかく、 ここにいればどうにかなるといった場所なのがよおくわかった。疲れたらマッサージ。お肌の調子がいまいちならば、 ツバメの巣を食べてフェイシャルを..って完璧だなあ〜。

 ということで、再び体力消耗したワタシタチであったが、カノムチンの消化も良く、晩餐は再びサヤームへ向かった。 昨日の「バーンクンメー」から、もうすこしBTSの駅寄りにある、人気の東北地方料理「ソムタムヌアメイ」へ。すると、 評判通り店の外に行列が出来ていた。ひえー!と思って、どおしよ〜と思い、他の店を探そうと思ったが、 意外とサヤームではいりやすそうなレストランって見つからないものである。雨も降りそうだしなあ〜ということで、 思い切って並んでみることにした。すると、中から店長らしきジョニーハートマンみたいなしぶいタイ人(って、 すごい解りにくいと思うが...)出てきて「オーダーはどうする?」と。急に言われてもなああ〜と思ったが、 えーとおおお〜そうねえ〜と困惑してると、ジョニーが「鶏がうまいよ」ぢゃそれひとつ。「スープいる」そうですなあ〜 「なんか麺とかいる?」いるいる「あとは」店の名前なんでソムタムなんかどっすかね?あとはー「もう充分だよ」...。 と、ジョニーの誘導でオーダー完了。ううむなんというか、選ぶタノシサを奪われたような気がしたのだが、まあいいか。 というのも、店にはいると「タイ語メニューしかないいいい〜」のであった。ありがとうジョニー。そんなら、店の前に ニホンゴ書いておかないほうがよいぞよ。して、飲み物は「ビアシンくれ」というと、ペプシが出てきちゃって...。 でも変えてくれたのは良いが、ここでは氷を入れて飲むようである。なるほど〜そういうことであれば..って、 ちょっと変だなあ〜まあいいかあ〜。

ジョニーが選んだ「うまうま東北料理」の数々:ビアシンも冷えてますよっ!!



 ビアシンフラッペを飲みながら、料理の登場を待つ。鶏は名物らしく、辛めのスパイシーな味付けの クリスピーチキン(手羽)。なるほど、ケンタよりウマイかもしれん。次なるは酸っぱ辛いフクロタケと パクチーのはいったスープ。うーこれは好きなタイプ〜あと、肉か何かのふりかけ(でんぷのようなもの) がかかった焼きそば。少し癖のあるソースで炒めてあるのだが、はるえさんも「くせになる〜」とぱくぱく。 ソムタムも何故かほとんど辛みがなく、日本で食べるタイのサラダは激辛なのになああ〜と安心して ぱくぱく。これも、パパイヤがしゃきしゃきしてておいしい。ああ、ジョニーの言ったとおり、量もちょうど 良くって、タダ、ビアシンがなぜか1本しかもってきてもらえなかったのは残念だなあ〜なんて、ほとんど、 氷が溶けて薄まっているビアシン。ああ〜ビアシン。部屋帰ってから飲めばいいかあ〜なんて思いながら、 お勘定をしてもらうと、なんと250Bでおつりがあああああ〜。客層が若いなあとは思っていたが、 エアコンのある店で着席で食べてもこんな値段とは、恐れ入りましたでござる。帰り際、店の外で たばこを吸っているジョニー。やっぱジョニー・ハートマンだなあ〜と思い、外は雨が降って上がったあとであった。 傘を毎日持ち歩いているけど一度も開いていないなあ〜。不思議だなあ〜。

「ちょっと立ち寄っただけさ...」なんて こんな顔して言われたら...ちとコワイ...(ジョニー・ハートマン)

 

★9月19日(日)★

<サンデー・さんでーもーにんぐううう〜♪>

 今朝は更に中華の多い朝であった。ついでに申せば、かわいらしいタイ人の男の子と白人オヤジの朝食風景にも 出くわした。どう見ても旅の同行者には見えない...「秘密だよ〜ヒ・ミ・ツ♪」なんて男の子に言っているオヤジ。 何が秘密なんだかさああああああ...やだやだやだあああ〜。ということで、今日はグリーンカレーであった。中華の団体に割り込まれようが、 アヤシゲなカップルが居ようが、今日もビュッフェはいんたーなしょなる〜♪であった。ははは。今日は、 いままでで一番天気の良い朝であった。さああ〜今日もモーチットでもうちっと買い物を...おいおい...。

こげな天気ばかりでぇ〜はぁ〜わしらどうも気が滅入りまっすべさ(どこの言葉ぢゃ)
ホテルの部屋からの眺めでゴザマス。19階だから見晴らし良好っ!


 今日は昨日よりも暑いなんて...と、BTSで鋭気を養っていると、途中駅から白人女性の団体が乗り込んできた。 どこの国から来たのか、ちょっとわからなかったが、たぶん市内で買ったのかおそろいのぞうさんのポシェットを首からぶら下げている。 巨人達なので、場所を取るのもさることながら、車内で写真を撮ったり、大声ではしゃいだり、もう、ニホンの修学旅行生のような 騒ぎっぷり。車内の人々の「なーんでしょ〜このヒトタチは〜」の視線もお構いなしであった。 はるえさんはそれを見て「こりゃコギャルならぬ大ギャルだね...」と大ウケ。基本的に、アジアにやってくる 白人観光客というのは「おのぼりさん」なんだろうなあ〜なんて。自分たちとは違う人種のいる遊園地にでも来た気分なのかも しれない。カト思えば、70年代フラワーチルドレン風の長髪・ダボパンが居たり、男性なのに巻きスカートはいてたり、そこまで暑いかあ〜? といいたくなるような半裸に近いひとがいたり...なんだかセンスがおそろしい〜のですがねえ〜。 バンコクにうごめく白人はなんとなく違うはじけ方をしているような気がするなあ〜。まー、イタリアの観光地で見る白人も同じような もんだけどさー。まあ、気にしない気にしないっと。 大ギャルたちは、ごごごご...と爆音をまき散らしながら、結局モーチットまで一緒であった。彼女たちが、マーケットでどんな 買い物をするのかタノシミであるが、実は暑さで早々に退散するような気もした。

[大ギャルイメージ画]:こんなのたくさんに囲まれたらどおしますっ?!


 ところで日曜日は、昨日よりもかなり人出が増しているようであった。マーケットに至る路上の 出店も、南国特有の「壮絶な物乞い」も今日は出勤していた。しかし〜この手足の不自由な事は 大変気の毒なのだが、なぜにここでこんな壮絶なパフォーマンス(この時は車道にうつぶせに倒れ、 のばした手の先に届くか届かないかのところに小銭のはいったコップが置いてあった)をするのか? 全く持って不可解極まりないというか、ここまでどうやってきたのか?昨日はどおしていなかったんだ、 とか、とりあえずそんなことしていると日射病で死ぬぞ!とか、いろいろ考えてしまう。 はるえさんはオソロシいものを見てしまったと言う顔をしていたが..。 まあ、南国特有の(ニホンでは最近無いよね)なんともいえない光景ですなあ〜。

 そんなこんなで、昨日と微妙にレイアウトが違うということもあり、やはり猛烈に広いので、昨日の アクセサリー店にたどり着けるのか?いちおう名刺をもらっていたが、チャトクチェックという英語の 表記が、ローマ字のように「音」で書かれていたり(つまりてきとー)、セクションとソイ番号だけが 頼りなんだが、ソイ以外は呼称が統一されていなかったり、さながら宝探しゲームのようであった。 「あの食べ物やのおばさん見たことある!」とか、「この品物見たような気がする」ということで、 散々探し回った末、とうとう発見!おねーさんも覚えていたようで(まあ、昨日の話だからね)、歓迎 してくれた。昨日はバイヤーのようなニホンジンが、大量に買い付けしていたが、 今日はフツーに人が混み合っており、そうなると、どんどん人が集まってくる。それにも めげずに、巨大アメジスト指輪・白蝶貝の今度は白の指輪。ピンク白蝶貝のブレスレット。昨日のガーネットとおそろいの ブレスレットをまとめて買うことにした。占めて5000Bほどの買い物だったけど、内容的にも 納得のいく値段なので、ちょっと端数調整して、その値段で引き取ることにした。はるえさんも、ピアスなどあれこれ買って、 ほんとによかったねええ〜と満足気であった。ワタシもとても満足ね。

ちょっと陽が出てくるともわ〜っと暑いマーケット「負けないわっ!ゲットよぉぉお〜」


 昨日よりも人が多いのと暑さで、ちょっと疲れてしまったが、そのほかには、派手派手ベンジャロン焼き を買ったり、昨日見なかったペットセクションなども見学に行った。はるえさんちの猫がグレーの猫ちゃんで、 どうもこの子はタイ原産のコラットによく似ているのであった。というのも、はるえさん家の畑に捨てられていたので、 どこからやってきたのかはわからないのだ。ホントにそうか、タイの兄弟を捜して確認しようということになった。 子犬は、皆の手の届く箱やケージに入れられて いるのだが、猫はちょっとそれよりも大事に扱われているようである。やはりタイといえば「猫」なのか?シャム猫のシャムとは タイの昔の呼び方である。また、白いオッドアイ(左右の目の色が違う)の猫が、王室で飼われていたそうだが、バンコクのどこかに その子孫たちを、王家の命で大事に育てている「猫園」があるとか聞いたが...どこにあるんだろう? だいたい、マーケットのお猫様達は直接触れることの出来ないケージに 入れられている。しばらくすると、猫専門の店があって、そこに、とうとうそっくりの猫たちを発見! やはり〜タイから来たのねえ..と、感動の対面!写真を撮ろうと思ったが、店のおやじが怖そうだったので、断念していた。 そういえば、街中の犬たちは情けない風情であるが、猫たちは、露天のおばさんと一緒にいても、しゃきっと、首輪などをしていたり、 とてもかわいがられているようである。タイは猫派なのだろうかなあ?

ピコラです...ワタシの故郷がわかりませんっ!(号泣)


 タイでは依然として、トリインフルエンザの噂が絶えないので、ペットセクションは猫探しのみで退散。猫のおもちゃ用にセパタクロー の小さいボールを買ったり、おみやげ用のシルク製品を買ったりして終了...やはり今日は人が多いので疲れた〜。 マーケットの中にも足マッサージがあったが、なんだか開放的すぎてアヤシイので、 パスして次へ向かうことにした。

<やはりニホンジンだらけでした>

 このあと、シーロムへ行き、観光客の王道「ジムトンプソン本店」へ行こうということになっていた。が、ぼーっとしていて、 サイアムで乗り換えなければならなかったのに、気が付いたら「あれ?ワットレーセンター」と、チットロムまで来てしまった。 そっか〜それならば、シルク生地を買いに行こうと思っていたアマリンプラザへ。前回ここで購入したシルクが、香港の テイラー氏にも好評で、今回もまた仕入れを決めていたのだった。とりあえず、アマリンの中にあるカフェでビールでも飲んで一休み。 良い買い物したねえ〜なんてプチ品評会。しかし、ここは人がいなくて閑散としているなあ〜。さっきのマーケットとは大違いだなあ〜。 ここは場所柄、シルクの店などもしっかりしたお店(あの、タクシー運ちゃんに連れて行かれた店とは大違い!!)が多く、仕立ても 取り扱っているようである。マーケットよりは値段が高いけれども、良いデザインの小物を売る店などもある。ニホンのアジアン雑貨店 にそのまま置いてOKのような品物もある。

 とはいうものの、内容に差があってはと思い、前回の店で買うことにした。シルクの場合、もともとの生地の幅が重要であるが、 ワタシの場合、着分の目安は4mにしている。これでスーツが1着仕上がるのである。今回は、スーツよりもステージ用のドレスが 作りたかったのだが、どちらにでも転用できるようにスーツ分買うことにした。店のマダムにあれこれ出してもらうが、 シックなというか地味めの色を選ぶとダメ出しをされ、あれこれ迷った挙げ句3色をチョイス。普段は1単位90センチなんだけど、 1メートル単位にしてあげるから大サービスよ!と言っていたが、更に端数切り捨てをしてもらい、またまた5000Bほどで12m をゲット。素晴らしい〜。さて、またどこかで仕立てないとねえ〜。

 さて、仕切直しでサラディーンへ向かう。ジムトンプソン本店へは、タニヤ通りを通過すると、最短距離なのだが、 どうも「ここはなんだあああ〜」と悪印象をもたれては...ということで、ロビンソンデパートを回り、パンパシフィック ホテルの前を通過して行ったら...やはり遠回りであった。ああ暑い。ドアマンに招き入れられると、そこは「日本」だった。 前回は飲み物を持った「子ギャル」みたいなニホンジンがいてハラハラしたが、今回はアダルトクラスの面々であった。 日本の休日のデパートと同じく、おとーさんは買い物かーさんを待ってうろうろ、そのへんに腰掛けたり、なんだかそのまんま ジャパンであった。さっくりと見回したところ、はるえさんがアウトレットも見てみたい、というので、本店から歩いて5分ほど のところへ行って見た。途中、そろそろ屋台の準備にとりかかっており、通行もままならない状況であったが、車道に はみ出すと「トゥクトゥク」の運ちゃんが「お買い物〜乗ってく〜?」なんて接近してくるので「ちょっとそこまでだからいいよ〜」 と振り切る。はああ〜。そうして到着したアウトレットは、インテリアファブリックが中心で、部屋中をジムトンプソンにしたいけど、 ちょっとお安く行きたいわ〜というオクサマには最適かな〜といった品揃え。小物はクッションカバーなどのみで、ちょっと おみやげ探しには不向きかもしれない。2階には服地のストックがあるにはあるのだが、ほんとうに残り物のような扱い なので、このプリントをどうしても安く手に入れたい!という場合にはおすすめかもしれない。

 ということで、またまたもと来た道を戻って本店にてお買い物。はるえさんは小物類をおみやげにいくつか購入していた。 ワタシは自分用にカットソーを購入。実はネクタイを頼まれていたのだが、マーケットで格安にて3本もゲットしたので、 それを「じむ・とんぷそんだ」と渡そうとたくらんでいたのである。ここで見ても、今日買ったのとなんら変わりがないしねえ〜なんて、 あくどい事を考えていたわりには、自分のものとなると「うーん、日本円に直すと安い〜から買います!」と、あっさり 購入。内緒内緒。(でも、あっさりバレてしまった。何故だ?!)。ジムトンプソンは2階にきれいなトイレがあるので、 観光ツアーで来た方も、ホテルに駆け込み平然とトイレを借りるのはちと抵抗が...と言う方は是非オススメしたいスポットである。

<再びサブミッション放浪記>

 帰りはタニヤ通りを抜けてBTSの駅までたどり着く。場末の東京繁華街のような風情にはるえさんは「何?!ここは〜!」と、 びっくりしていたが、まあ、こういうところもバンコクであり〜更に、途中にゲイバーがあったので「ほら〜こっちはゲイバーだよ〜ん」 と言うと「今朝のおっさんみたいなのがオトコノコ物色(!)に来るのかしらあああ〜やだあああ〜」と絶句していた。 いや...もうひとそれぞれだからさあああ〜。気にしない気にしない...。げげげ...。

 ということで、暑さとお買い物で、 かなりお疲れのワタシタチは再びへろへろ、「まっマッサージ行こう...」ということになる。昨日のMBK携帯天国フロアの マッサージ店へ向かう。店の外にいた関係者(なのかどうか不明)に、あのー2時間コースやりたいのですがあ〜というと、 オカマさんが「えー?!2時間2時間で4じかーん?」って、計算違いますってば...。ボディマッサージとなると、 個室に通されるが、ここは狭いところにバスタブが何故かあり、そのとなりのストレッチャーのようなベッドの上でタイ式。 うーん、ちと厳しいものがあるなあ...。このバスタブは何に使うんだろうかあああ〜?して、 昨日と同じ担当者だったのだけど、サブミッション系タイ式2時間はかなり痛かった。 しかも料金が昨日の2倍かと思ったらちょっと上乗せされたようで...。最初にちゃんと確認しなかったのがいけないんだが、 MBKはちょっと客ずれしてんのかな〜なんて 思ってしまった。ストレッチャーもちと落ち着かないし、やっぱりタイ式は広い床でごろごろやってもらうのがいいかなあ? はるえさんも、昨日の相性が良かった兄さんにあたらずがっかり。ちょっと落ち着かなかった〜と言っていた。 そうねえ〜まあ、こういうこともあるさ〜。

 それでも、彼女たちの客あたり収入というのはかなりひくいらしいので (月給制なわけないと思うし)、チップは必要かな?と思う。 ホンコンではあげないが、シンセンではいくらか渡していたなあ...まあ、それと同じ感覚で10〜50Bの間で充分かなあ... と、思う。大げさな白人は100とか200とか奮発しているのを見たが、そりゃどーかな?と思ったりして。大体ワタシの 思うチップの相場は、コーヒー1杯、麺粥一杯、バス1回かな?と考える。そういえば、ホテルのルームメイドはチップを 持って行かないなあ..。欧州でもそうだけど、チップって過去のものになりつつあるのかな?

<超疲労のため超豪華晩餐記>

 マッサージを終えて時計を見ると、もうMBK閉店の時間となっていた。関節技をかけられつつ疲労は解消したものの、 また別の脱力感が襲うものである。ましてや3日連続というのも果たして体に良い物だろうかあああ?なんて。 ようやく部屋にたどり着くと、本当はまたサヤームあたりで晩餐と思っていたがはるえさんも「もう動けません」。 しからばルームサービスしかないではないかあああ〜と、なんともジャパニーズな夜...。でも、メニューを 眺めて見ると、あれ?安いね。 まあ、昨日の店に比べたら高いけれども、トムカーガイ(ココナツスープ)、グリーンカレー、ソムタムあたりを頼んで 日本円で1800円ぐらいかなあ?日本のタイレストランでカレー1杯分の値段であったりして...。ルームサービス なのにねえ..。 キッチンへの電話のむこうも、笑顔が見えてくるような対応だったし、「辛さはどおしますかあ〜」なんて聞かれるし、 ワゴンの蓮のキャンドルなども素敵だし、「辛くしませんでした〜」とボーイさんは言ったし、 ソムタムを銀の食器で食べるというのもオツなものだし...しかも、このソムタム。しっかりと「塩カニ」が はいっていた。沢ガニのちょっと大きくなったようなしょっぱいカニの足などを、適当な大きさに切って、 ソムタムに混ぜ込むのである。塩味と、ちょっと生臭い「カニテイスト」がワタシは好きなのだが...。 ほとんど生モノなので、街のソムタム売りから買ったものにそれが入っていると、ちと危険な気がするが、 まあ、大丈夫だろう...とぱくぱく。うまーい。やっぱカニ入りが好きかも〜♪そういえば、氷入りシンハー を飲んだときも、何も考えずに飲んでいたなあ...。あまり神経質にならないほうが良いってことかもね。 結果、今日のこの晩餐は目先が変わってなかなか満足のいく晩餐となったのであった。またまたビールでカンパーイ!

ルームサービスというものをホントウニ取る人ってどれくらいいますかねええ〜
(豪華な食器類のフツーの食事...)


★9月20日(月)★

<バンコクの街に溶け込むテイストオブチャイナ>

 9時起床。さすがに、暑い中あちこち歩き回り、いろんなありえない体験をしているので、ちとお疲れモードか? と、思われる朝...。今朝は、ほんの少し〜ほんのすこーしだけ朝食を取るのであった。え?どこか具合でも 悪いのか?ではなくて、このあと、飲茶へ行こうとしているのであった。

 タイ国は詐欺師(やはりそうだったのかああ〜) のおじさんたち曰くほぼ100%が仏教徒である。しかし、日本の大乗仏教とちがい、小乗仏教がルーツで あるという。修行をして悟りを開くタイプで、タイにおいて修行僧が敬われているのは、そういった理由であろう。 バスにも専用座席があるとか?ちょっときびしさが違う仏教のようである。ちなみに、スカイトレイン内の 車内マナー広告を見ていると、子供も大事にされているようで、お兄さんがお子様に席を譲っている絵があった。 このお子様は、お兄さんに合掌で感謝を現していたのだが...なるほど。国によって微妙に違うものなのだな と感心する。して、話を戻すと、タイ人の構成というのは 「タイ族が約85%、中華系が10%、他にモン・クメール系、マレー系、ラオス系、インド系が暮らしており、 山岳部にはそれぞれの文化や言語をもった少数民族」(観光局より)ということであるが、なんとなく、皆似たり寄ったりの 風貌で見分けがつかないのである。それは一度も植民地となったことのない王国の歴史とこの国独特の雰囲気に、長い年月を かけて、いつの間にか融合していったからかもしれない。なんて言ってるワタシも、なんだかこの数日間で思い切り 融合しそうな気配なのだが..。が、中華あるところに飲茶ありである。それを言いたかったのだ。どこのルーツか もはやわからなくなっていても、中華あるところに飲茶あり。飲茶あり...(リフレイン)

 話がそれたが「飲茶」である。今日は超高級ホテル「プラザアテネ」にある「シルクロード」(広東・福建料理) という店へ向かった。 なんでも、バンコクに滞在する香港人も絶賛の店とのことである。タノシミタノシミ。今日はスカイトレインでチットロムまで行く。 プラザアテネ(http://www.hotel-plaza-athenee.com/)は、パリ系のプラザではなくアメリカ系のプラザとのこと。 まあ、どちらにしても、アメリカ大使館のおとなりに陣取る、高級ホテルである。広々と開放的なロビーから、エレベーターで 4階へ。そんなに評判のお店ならば、昼飲茶には大変な行列があるのではああああ〜と、思ったら、誰もいなかった。 なるほろ〜。しかし、店のつくりは、中国的コンフォート空間であり、外は見えないのだが、喧噪を忘れることのできる 落ち着いた内装であった。タイらしく、感じの良いスタッフが出迎えて、給仕人も大変にナイスである。

 まずはビールをいただき、メニューよりチョイス。なるほど〜日曜飲茶は食べ放題のようだ! ああ〜そうだったかあ〜残念〜。でも、かなり充実の 点心類。さて何にしようかと悩むが、結局いつもと同じような、豚焼売・カニ焼売・エビ腸粉・タロイモコロッケ(これが あるのは点数高い!)それで〜大根餅・包子、あとはずせないよね、 フカヒレ餃子スープ!しめには、竹筒入り福建炒飯 (いつも頼みたいけど量が多くて遠慮していた福建炒飯。これならばひとりでもOKのスグレモノ)で満腹。デザートには、 タピオカとマンゴープリンをチョイス。向かいのバンケットで、リトグラフの個展のようなものをやっており、この店が オープニングビュッフェを担当していたようだった。ちょっと料理の進みが遅かったので、アイスクリーム揚げドーナッツ をサービスしてくれたが、そこでギブアップ。いやあ〜ビールのみながらだからちときついねえ〜なんて、お勘定を見ると、 ををををを〜ビールがこんなに高いとはあああああ〜街中であったら、ほぼ1週間飲んだくれられそうな値段であった。 おとなしくお茶にしとけばよかったかなあ〜なんてね。ちなみにお茶は、特にリクエストしないと、淡々と次に来るのみで、 お茶を楽しむのは不向きかもしれない。まあ〜でも、料理の内容といい、値段といい、やはり香港の飲茶に勝るものは 無いということかなあ〜なんて思ってしまった。ただ、ほとんど居ない客の中にあって、食事中でも携帯ばんばん鳴らして しゃべっている「中国人」商人がおり、そこだけは、本場の風が吹いていた。(飲茶は昼のみ:14:30まで)

天使の街に中華の風が吹く昼下がり...:プラザアテネはうまかった


でもすごい高かった...とほほ...シンハー1杯220Bなんてありえねー
ん?日本と同じくらいだなあ〜日本は異常だなああ〜


<昔の名前で出てません:ホテル>

 プラザアテネのロビーで「宿泊客」気取りで写真を撮ったり、トイレチェック(ここはチップ不要で美麗)をしたり して去る。チットロムからこの辺一帯は、日本だと赤坂や永田町みたいなところなのだろうか?サイアムや、スクンビットの 庶民系プレイスの谷間にあっても、ちょっとだけノーブルなところかなあ〜なんて思いつつスカイトレインの駅へ向かうと、歩道橋の上に 例の壮絶物乞いなんかが居て....はああ〜。まあ、スルーしてお隣のチットロムへ。かつて、ル・メリディアンであった インターコンチへ。バンコクのホテル(に限らないが)は、とにかく最近スクラップアンドビルドではないけれど、 「改名(改・オーナー?)」ブームらしい。 ちょっと前のガイドブックなどで場所を確認すると、全然違う名前になってて..でも実は同じホテルだったりして、 という現象があちこちに見られるそうだ。当然タクシーの運ちゃんのなかでも、その流れについて行っていない者もいるらしく、 確かここだった〜と思って連れて行かれると、違う名前だったり建設現場(!)だったりして...しかも、似たような名前も多いので、 初めてのホテルなどは、住所もきちんとチェックしていったほうがいいかも。(ツアーなら問題ないけどね:いや、ツアーバスごと 違うホテルに連れて行かれることもあるそうだ..そうなったら..もう知らん!)

 メリディアンはインターコンチに買収されたということであったが、2年前に訪れた時と中身はほとんど変わって いなかった。相変わらず評判のビュッフェ「エスプレッソ」は健在であったし、ショッピングアーケードの店も あまり入れ替わっていないようであった。ホテルの中ということもあって、貴金属店などが多いが、いちばん奥にはおみやげを まとめて探すのに適当な店もある。白蝶貝のかわいいピンブローチやピアス、シルクのシューズキーパーなど、マーケットには ないようなものが手頃な値段で買えたりする。ワタシは、アンティークレプリカのセラドン焼と絵付けされたものを、 どーしよーかーどれにしよーかー...なんて悩んでいたら、お店の人がやってきて、 これはこの値段だけど、これくらいディスカウント しますよ、と、値切らずとも安くしてくれて、しかもにこにこしている。ううむ。これは中華にはない テイストである。マーケットのおねーさんも、シルク屋のマダムも、ここの店員さんも〜みんないい人だあああ〜。 なんて、でも良く考えてみると、利益が出ない値段を提示しているはずはなく、この値段でもまだ高いということなのか?ああ、 わけわかんないねえ〜

今回ゲット一部ご紹介



 いちおうワットレーセンター(World trade center:Rと語尾を曖昧にすると、タイ人ちっくな英語になる。 タイ人の英語がわかんないときは、スペルを思い浮かべてみると「あーこういっているのかああ〜」なんて気付く) も見学。このなかには日系の伊勢丹もはいっていて、「伊勢丹Iカード」が使えますとのこと。なるほど〜。 香港などは、どんどん日系が名前だけ残して「中華西武」とか「中華そごう」つぶれたはずでは?「マカオヤオハン」 てな具合に地元資本に引き継がれているが、ここの伊勢丹は純血なのかなあ〜?ちと定かではない。 日系デパートのメリットは、旅行者にとっては、ニホンゴサービス・買った物のアフターケア・日本に送ってもらえる、 在住者にとっても、日本食材の調達・ニホンゴ情報・書籍購入(紀伊国屋書店がはいっていたかも) ・日本製品の購入・修理...などだろうか?スクンビットの周辺にも、ニホンジンの集中している地域があり、 「ニホンジン街」を形成しているとのことだが、人が多くなってくると、サービスもより日本に近く・快適になってくる のであろうなあ〜。ということで、伊勢丹はMBKの東急よりも、より日本的百貨店であるが、池袋の三越みたいな 気分で、ちょっとしょぼんとした気分がするデパートではあるな..。最上階のスーパーには、ローカル食材と、 日本物が両方なんでも手にはいる。タイ食材はもちろん安いのだが、中国食材はちょっと高いようであった。 キヌガサタケの乾物を探していたが、やはりこういうのは香港などが良いようである。果物コーナーでは ドリアン解体ショーをやっていて、独特の臭気の漂う中、食材をいろいろチェック。日本だとせいぜい長くても20センチの インゲンが、ここでは折り曲げられて40センチぐらいはあろうか?という勢い。フクロタケは缶詰しか見たことが ないが、生フクロタケと遭遇したり、サカナ売り場には、ナマズの尾頭付きがパックされていたりしてタノシイ。MBK のスーパー・トップスよりも高いけれども、品揃えが良いので、何かを探しに来ても良いかもしれない。

 一階にはジムトンプソンのショップがあり、ここも、ニホンジンで埋まっていた。しかしねえ〜なぜにこんなに ニホンジンしかいないのだろうか?ローカルの人は全然興味がないのだろうかあ〜と、その、国際都市級の価格設定 を見て、そのように思うのであった。ついでに、その向かいには、バンコクの名ホテル「オリエンタルホテルカフェ& ショップ」がある。日本に住んでいるタイ人の知人に言わせると、オリエンタルホテルよりもシャングリラのほうが 良いという。この人は、タイ航空も好きじゃないと言っていた。何故かというと、タイ人以外にはとてもサービスが 良いのだが、相手がタイ人同士となると、そうは行かないそうなのである。CAは客よりも自分たちのほうがステイタスが あるとでも思っているのか、とにかく良い印象がないので嫌いだそうだ。なるほど。オリエンタルホテルも同様の理由 とのこと。意外だなあ〜なんて思ってしまった。香港のマンダリンオリエンタルしかり、ペニンシュラしかり。白人えこひいきが 激しくて有名だが、バンコクのオリエンタルもその部類とか?まあ、それはさておき、このカフェにも、ジムトンプソン ショップには全然買い物をしなさそうな白人達が、何故かどこからわいて出たのか、お茶をしていたりする。何故だ〜。 が、会社へのお土産などはここで買うのが 無難かなあ〜と思い、クッキーなどを購入。しかし、まあ、ほかのローカルなお土産類に比べれば高いものよのおお〜。 なんというか、このワットレーセンターの伊勢丹セクションは、やはりちとなんか違う...非日常なところなのかもね。

<ジャックと申しますヨロシク...>

 このあと、この先の市場を流そうかと思ったが、ちと疲れてしまったので、この辺にマッサージは無いか?と 探そうとしたが、とりあえずMBKへ戻って、あの辺で探そう、ということになった。リニューアルオープンした ゲイソンプラザはブランドビルと化しており、ルイヴィトンにはやはりニホンジンが群がっていた。そのほかも そうそうたる顔ぶれで、ここはいったいどこだべか?と、思うくらいであったなあ..。バンコクなどは、 ほぼ1年中夏であるのに、秋冬ものがディスプレイ(ファーの襟付きコートとか..どこで着るんだ??)されて いたが、ローカルのヒトタチの目にはどのように映っているのだろうかねえ?そういえば、この時期あちこちで セールをやっているのを目撃した。日本で言えば、夏物在庫一掃!なんていう感じだろうが、夏物売り切っても、 次も夏物なんすけどねえ〜なんて、いちいち突っ込みたくなるのであった。在住のニホンジンが、季節感がないと、 時間感覚が失われると言っていた。確かにそうかもしれない。ニホンジンは、季節の移り変わりで、一年の 経過を知り、すこしずつ生活を変えたり、もどしたりして暮らしている。雨季と乾季と暑い夏とサワヤカな夏の繰り返し の国って、快適かもしれないけど、ニホンジンは感覚ぼけしてしまいそうだなあ...。

 いったんホテルに戻ってから、MBKの中でマッサージ店を求めて徘徊。昨日のところは、もう3回目だし あまりにメンが割れすぎているのでいっかな〜 ということであちこち探すが、なかなか無いものである。これだけ歩き回るショッピングセンターなので、 各階にあっても良さそうなものだがなあ〜。と、思っていたら突然出現したので、チャレンジしてみることにした。 昨日までの店と、値段も変わらず、施術内容も1時間で足と簡単に上半身もやってくれるのでサバーイサバーイ。 ワタシの担当はおじさんで、非常に丁寧にやってくれるので、サバーイ(=快適)だなあ〜と思っていたのだが、 はるえさんの担当のおばちゃんは、となりのおねーちゃんとおしゃべりしたりで、やや手抜き加減。あとで 聞いてみたら、最初にフットバス(とまではいかないが、いちおう洗ってくれる)をやったあとに拭いたタオルが、 いまいちきれいでなかった...あたりから、このおばちゃんに不信感を抱き始め、結局1時間経たないうちに 「はいおしまいね♪」と終わってしまったので、そのサバーイでないという気分は払拭できなかった模様。 方や、こちらのおじさんは、というと、時間いっぱいまでやってくれて、はあ〜サバーイ...と思っていると、このあと 全身タイ式のほうはいかが〜と強くススメルので、いやいや今日は...と断ると、 ワタシジャックといいます〜、と、丁寧にスタンプカードに名前を書いて持ってきてくれた。 なるほろ、これで次回は指名してください♪ということであるなあ..しかしねえ..。「ぢゃ、また明日 来るかもしれないし。むにゃむにゃ..」と言って、退散した。冷静に考えると ノリノリおじさんとグラップリングタイ式は「ちとキモチワルイ」かも...な。

 マッサージ店もあちこち行ってみると、いろいろ違いがあるもんだなあ〜と思いつつ、そういえば、 明日が最終日だけど、今話題の「スパ」は行かなかったなあ〜。ああああ〜。 いろいろ、店によってあるけれど、この安さが魅力 なので、このローカルマッサージ店と比べると法外に高いスパへは行く気がしなくなってしまうのである。 まあ、アタリハズレは ご愛敬としても、日本もこれくらい安いとホントに行きやすいんだけどなあ〜。と、タソガレる。 日本で、あの値段で「ハズレ」が来た日には、もうご愛敬では済まないからねええ〜。

 この日は、今回の滞在2回目になる「カノムチン・バンコク」で、軽い夕食にすることにした。さすがに、 きょうびのニホンジンは、毎食がっちょりと食べることができなくなったのかもしれないねえ〜なんて、 言いながら、上品なグリーンカレーを口に運ぶワタシであった。(ワタシが食べ過ぎなのかなあ??)

今日もタノシイ「てんこもり」バンコクの夜

★9月21日(火)★

<夜便までの過ごし方指南>

 さて、今日が最終日となる今回のバンコク滞在。フライトは夜の11時近くなので、ほぼ1日まだまだ バンコク生活は続く。以前に書いたように、前回はとてもホテルが安かったので、この日の分もう1泊 部屋をキープしておいて、夜の7時頃チェックアウトして空港へ向かった。そうえば、ミラノのホテルでも、 フライトが夜8時ぐらいであったので、レイトチェックアウトを申し出たところ、ノーチャージで受け入れて くれた経緯があった。なので、今回もその調子でと思ったけれども、13時までのディレイしかゲットできなかった。 ここのホテルは、「正規料金」の半額とか、その元値が高いところに設定してあったようなので、あえて、追加 料金を支払ってまで、と思い、この日はバンコクで、夕方までぶらぶらしていることにした。

 今までよりも遅めに起きて、最後のビュッフェ朝食を堪能する。1週間もいると、なんとなく、いくら食事の 種類が多いとはいえ、ちょっと飽きて来るかなあ〜なんて思う。ちょうどぎりぎりの滞在期間だったかなあ〜なんて 思う。でも、わざわざお金を払ってここの朝食を食べに来ている白人カップルが居たが、彼らはせっかくのタイ料理に 目もくれず、黙々とパンだけ、しかも、トーストの真ん中の白いところだけ食べていた。なんだか不思議なのであった。 ワタシタチは、例によってしっかりと、たぶんお昼の分まで食べて「はあ〜ここの朝食はよかったよかった」と、 満足のフィナーレであった。

 部屋に戻って、帰りの支度をして準備万端。13時にチェックアウトし、クロークに荷物を預ける。時間つぶしに マッサージをさがそうと、最後はMBKばかりではなく、 ナショナルスタジアムとサイアム駅に直結している、サイアムディスカバリーで店をさがそうということに。 (結局まいにちまいにちマッサージに通ってしまったなああ:ところでこんなに毎日で体に良いものなのだろうか?) ところが、意外にも、この建物内には、エステ系のサロンばかりで、 ケミカルピーリングとか、美白とか、フォトフェイシャルとか、最新の技術を駆使したエステばかりであった。 ワタシはこれ系の善し悪しは良くわからないのだが、日本で受けるよりもはるかに安上がりのようではある。でも、ちょっとこういうのは、 皮膚科系の安心できるところでないと、ちと心配かもしれないなあ〜。なんて思った。でも、タイのヒトタチも、すごく美白とか、美肌に こだわるんだなあ〜と、感心してしまった。アジアの流行は、なんとなく、共通したところがあるんだなあ〜なんて思う。 夏にヨーロッパへ行ったときに、日本ならば「夏でも美白」とか「絶対焼かない」とか、そんなサンケア系がものすごく目に付くのだが、 あちらは「色黒至上主義」みたいなのがあって(特にイタリアかなあ?)、空港で買えばいいや〜なんて思っていた美白系化粧品が どこにもなかったことがあった。美白というのは、やはりより白い肌にあこがれる 黄色人種のアジア的な発想なのかもなあ〜なんて。なので、このバンコクでも、 こういうエステ系が大流行なのかもしれないなああ〜。

 そんなこんなで、泥臭いマッサージ店というのは、なんか、やはりちょっとサイアム界隈のおしゃれ系地域 (というにはちと印象が弱いのであるが)には不向きなのか?と、思わせる。 さてさて、予定がはずれてしまい、なんか雨の降りそうな蒸し暑さの中、サイアムスクエアを徘徊。でも〜地上に出てみても、 適当なマッサージ店が無いのである。香港空港にもある、台湾系足つぼ「仙足」なんかはあったのだが、バンコクで台湾足つぼ やってもしょうがないしねえええ〜と、散々徘徊しても みあたらず。ちいさい雑居ビルもうろうろしたが無い!仕方がないので再びMBKに突入。はああああ〜

 で、結局、MBKの5階にある、ここもエステかと思っていた「フェイシャルセンター」なんていう名前の店へ。 ここはなんと足が1時間200Bで、MBKでは最安値であった。 スタッフは女性だけで、感じも良かった。出発までまだまだ時間があったので、2時間足マッサージお願いします、と、言うも、 半分ボディーではいかがですか?と勧められ、それにすることにした。タイ式全身は300Bだった。あ〜でも、ここが 見つからなかったら、昨日のねっとりおじさんのいるところか、痛い整体系へ舞い戻ることになったので、見つかってよかったよ〜。 値段もちょっとだけ安いしね〜。技術的には、ちょっと値段見合いという感じであったが、タイマッサージの時に渡された 着替えもきれいで、整体系のところのようなストレッチャー・ベッドではなく、本格床の上でごろごろ...だったので、 「最後に安心できるところが見つかってよかったねえ〜」と、はるえさんも マッサージ・フィナーレに満足していたようであった。

 結局ここまでで、時間はすでに5時近くとなっていた。だいたい、ここを7時頃出るとしたら〜「最後の晩餐だあああ〜」。 ということで、今回最初に入ったタイレストラン「バーンクンメー」へ向かった。ここはお昼休みは無く、ノンストップ営業で、 この時間に入ってもディナー可能であった。さすがに中途半端な時間なので、店はこの間よりも空いていた。早速ビアシンを頼み、 最後だからねえ〜と張り切ってプーパッポンカレー(カニのカレー炒め:カニの身がしっかりで食べ応えあり!)、ガイヤーン (鶏肉の炭火焼き:スパイシーな味付けのチャコールチキン。ブロイラーになれたニホンジンにはうまうま)、シーフード スープ(ややすっぱからいスープ。むむむ美味でござる)、ナムプリック(茹でた野菜を、辛いディップにつけて食べるもの。 タイの定番野菜料理とか?揚げた魚の浮き袋がさくさくとくせになる美味さ)...てなかんじで、超豪華最後の晩餐。 ビアシンも進む進む。最後だと思うとねえええ〜なんて。超満腹になったところでタイムアップ。荷物を受け取りにホテルへ向かった。

最後の晩餐=最後のばか食い...
(上段時計回りに、店内→海鮮うまうまスープ→ここで開眼「サカナの浮き袋フライ」
→やきとり:ガイヤーン→ナムプリック(ゆで野菜)の舟盛り→巨大カニ使用食べ応えありあり「プーパッポンカレー」)


<やはりバンコクは最良の方法を啓示す(?)>

 このあとは、実はエアポートバスで帰ろうと思っていた。バスは100Bだし、あれこれ交渉しなくても乗りさえすれば こっちのものである。但し、空港発はある程度、時刻表どおりに発車するが、市内から乗っていくのは、なかなか不定期で 難しいのがネックである。バス表示は英語で大きく書いてあるので問題はないが、この夕方のラッシュ時。広い道幅 一杯に渋滞の波が見えると、ホントにちゃんとやってくるのが奇跡に思えるのだが...が、 前回のようにワールドトレードセンター前から乗って帰ろうと、 荷物を受け取り、MBKの中を通ってスカイトレインへ向かった。ところが、突然のスコールでざあざあ雨が降っている。あちゃー。 あそこのバス停は屋根なんてないよおお〜と、いうことで、仕方がないのでタクシーで向かうことにした。もういちどもときた道をもどり、 ホテルの配車係に空港まで行きたいので..というと、宿泊者であったことを確認してから、タクシーに300Bで行くよう 交渉してくれた。たぶん、その他の客にはこのようなサービスはしない様になっているのだろう。そういえば、昨晩も、ここから 空港までどおしたら良いか聞くと、とにかく2人ならタクシーが良いという。300Bぐらいだ。ということであったので、この値段は あくまで目安かと思いきや、FIXしてくれるのなら安心である。最初にそう言ってくれれば、いろいろ考えなくて良かったのに〜 なんて思ったりして。

 配車係に「すべて込み込みですからね。」と念を押されて乗り込んだが「あ、彼にチップ忘れちゃった」申し訳ないことを した...。タクシーもいちおう車回しまで来れるのは、安心できるタクシーの証拠かと思うが、香港友人からの知恵で、あまり ニホンゴでしゃべって、ニホンジンをアピールしないほうが良いかな...と。考えすぎかもしれないけれど、ニホンジンならボッてやろうとか、 変な気を起こす輩がなきにしもあらずである。幸いなことに、ワタシタチは「黙っているとニホンジンに見えない」のであるが、 (それもなんだか微妙だが...) なんとなく思うに、そんなマインドって旅先では必要な気がするんだな。 が、そのような心配をよそに、運ちゃんは草食動物系のおとなしそうなワカモノであった。 雨のためにかなり渋滞していたが、辛抱強く高速までの道のりを転がし、高速以降は快適におよそ1時間弱でドンムアン空港へ 到着した。はあ〜というかんじで、またまた結果オーライに気を良くして、運ちゃんにはチップを渡してチェックインカウンターへ。 んが、チェックイン前に、X線チェックをしなければならなかったのだが、例のごとく「やるならやればー?」と、だらんだらんしている係員 だったので、思わずスルーしてしまった。帰りは荷物預けるのであった...トホホ。もういちどだらんだらん係員のところへ戻り、 チェックイン完了。今回は前回の学習効果で「出国税:500B」を最初からお財布に残しておいた。もう、バンコクの出入国は 大丈夫だなあ〜なんて思ったりして。

 ここまで来ると、もう、ほとんどバンコクのタノシイ雰囲気から一転、どこにでもある 無国籍:インターナショナル地帯になってしまうのが残念だあ〜ああ〜バンコクは楽しかったなあああ〜。 いや、美味しかった。いや、安かった。いや...。なんて、各売店によって何故かビミョーに値段の違う「不条理」な、 飲み物ラインナップを眺めつつも、のどが渇いたので、バカ高い水を飲みのみ...それでも時間が余るので、空港内を ぷらぷらしていると、なんと、マッサージ店を発見!ををを〜時間もあることだしいいい〜どーかなー?と、値段を見たががっくり。 これぢゃ東京みたいぢゃないかあああ〜たかーい!と、なんだかストレスの溜まるドンムアン空港なのであった。しかし、 2年前と比べて、出発ゲート付近がリニューアルされて、とてもきれいになっていた。独特の「待合室」感覚 だったのだが、それが無くなり、段差のないバリアフリー(?)フロアとなっていた。 おかげで赤ちゃんが早速「匍匐前進=はいはい」していた...。おJALの客は例によって、 滞在中バンコクの街では一度も会わないような顔ぶれだった(あ、ロイヤル宝石店で会ったかも)が、来たときと同じような、 わりとサワヤカな面々にて、さっくりとナイトフライト出発。ドリンク・軽食配布・免税品まで、猛ダッシュでサービスしている CAさん達はホントご苦労様であった。隣の学生君も一番奥の商人もサービスを受けず爆睡していたが、 (商人は朝食もパス)はるえさんは、 免税品にお気に入りが見つかったようで、真夜中の買い物を楽しんでいた。サワヤカメンバーは、ナイトフライトも サワヤカに、静かに、日本の朝に向かって飛んで行くのであった。  

★9月22日(水)★

<そしてまた旅が始まる...?>

 というのも、サワヤカに到着したニッポンの朝。帰ってきたぞ〜ということで、またまたバスでドライブして 帰ろうかあ〜と、思っていると、なんと、早朝から外環道で大型トレーラーの多重事故とのこと。現在救出作業中で、 大渋滞となっているらしい。時間がかかりますので、もし、お急ぎでしたら電車がおすすめですっ!と、リムジンの 運ちゃんは大宣言。なるほろ〜まーったく急いでいないので、おねがいしまっす!隊長!!と、数名が乗り込む。いきなり旅である。すると、 これまたどこをどう通ったのかワカラナイけれど、なんか「川崎」なんてのが見えたから、東京湾横断道とか、 超・迂回して爆走していたようである。ワタシは途中まではらはらして追っていたけど、 そのうちそんな事も知らず、すっかり爆睡していると、ふと窓の外は見慣れた風景...。 東京の運ちゃんはすごいものだなあ〜と、心底感心するのであった。およそ、予定よりも30分ほど遅れて、 最寄り駅に到着。たった30分だなんてねえ...。 そんな大ドライブもあり、ああ、ワタシは今日はどこから帰ってきたんだっけ?なんて思うような、寝て起きたら、 いつもの風景に、なんとなく呆然としつつ家路につく。 タイからの帰りはこんな風にぼわーっとしながら、 「あ、東京だなあ...たらいまああ〜」なんて少しずつ慣らして行くのが良いかもしれない。

 しばらくは、その余韻で「ああ〜バンコクよかったなあ〜5年後はタイに住みまっす」 なんて宣言していたのだが(?)、日本での時間が経つと何が楽しかったか曖昧になってくるのであった。 はるえさんに至っては、これからすぐに新しい仕事探しが待っている。なんて過酷なんだああ〜。 ああ、もう今となっては、一生懸命思い出さなければ、タイの面影はあやふやだ...。 大好きだった恋人の顔が良く思い出せないようなかんじだ。もどかしい...。 やっぱり、またしばらくしたら、行くしかないのかもしれないなあ〜。

こんどはいつ行くのかな?

 

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