Have You Ever Seen A "TORAFUGU" ?
◆別府温泉★禁断のふぐ探訪◆
2004.12.9〜11
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| 【ふぐ】とは、脊椎動物門 硬骨魚綱 ふぐ目 フグ科。 世界中の暖かい海または一部の淡水に生息する、およそ120種類もの仲間がいる。 そのうち、日本近海には40種類生息し、食用にされる。なかでも最高級なのが「トラフグ」であり、 瀬戸内海西海域のものがもっとも味が良いとされる。しかしながら、肝臓と卵巣に猛毒 (神経毒:テトロドトキシン)を持ち、食用にする際は、きちんとした調理人の手になるものでなければならない。 (ふぐ調理免許) 身と皮と白子は無毒。白身の身は主に水分とタンパク質のみで、微量の脂質・無機質が成分である。 しかし、その脂質も同じ白身のヒラメと比べても、10分の1となっている。ちなみに、 アンコウと比べると、ほとんどその成分は同じであるが、コレステロールがアンコウのほうが低く、 ビタミンAが含まれてる(って細かいなあ...)して、あの味はいったいどこから出ているのか? この成分表からは想像がつかない、驚異(?)の高級魚なのである....。(参考:小学館「食材図典」) |
![]() 当店の自慢料理にコイはございません (あしからず) |
久しぶりの別府である。コイたちも元気に泳いでおるなあ...。前回訪れたのは2002年。 ワールドカップサッカー:イタリア対メキシコ戦観戦のためである。そのときは、国内線なのに、スペイン語と少々イタリア語が飛び交う。 機材は747のジャンボだった。あああ...。そのときも、急遽チケットが手に入ったので、飛行機はタダ券。この宿も1泊夕食なし ...という、特急の別府滞在であった。でも、ここには「ふぐ職人」が常駐(というか住んでます) しており、「ふぐ」を食べずして別府を語る無かれ...。 ということで、絶対今度はふぐ食いにいくもんね!ということで、年末で消滅の危機にあったマイルにて、別府に再来。今回は いつものせませまエアバスでひとっ飛び...やってきました別府の湯!さああ〜ふぐを食うぞおおおお〜!! |
![]() 天気の良い日は高いところだああ〜 (別府ロープウェー) 別府西口より亀の井バス 由布院行きで行けますよ ![]() なんと、ついでに登頂してしまった!ぜーぜー (鶴見岳山頂1375m) ![]() を!なんだか天気がアヤシイなあ〜 (由布岳を見に来たのに〜(涙)) ![]() なんか雲がすごくなってきたなあ (なっなにも見えん!!) |
ほんとうは、国東半島の寺巡りをしようと思っていた。いちおう大分交通のバスで、六郷寺を巡るものが
別府からも出ていた。でも〜朝9時に別府でピックアップされて、そのままバスに揺られて、解散が17時
とは...うーむ。で、電車で行って、バスを乗り継ごう!と思っていたのだが、とにかく、サイトなどは
あるのだが、ホントーに正確な時間が割り出せないのだ。まあ、電話すればいいんだけど〜東京から
九州は高いべさ〜(ケチ)ということで、ちょっとピンと来ないので辞めたっ!! そうして地図を見ていると「を!この高いところへ行くのもいいぢゃん」と、単純すぎる動機で別府 ロープウェーへ。しかし〜ここのサイトもすごくて、何に乗ってどーやって行くのかが書いてない! 駅にたむろする「クモスケタクシー」の運ちゃんが「ロープウェー?今からいくと大変だよ〜 それより1日3万でどこでもいってあげるよ〜♪」なんてさー。どこが大変なんだよおお〜。 10キロも離れてないんだぞおおお(仕方ないのでやふーの地図で調べた:とほほ)。 まったくさ〜なんで、こんなオッサンと1日ドライブして3万もあげなあかんねん! こっちがもらいたいくらいだわっ! とにかく日本の伝統的観光地ってこういうクモスケの巣なのよねえ〜。伊勢に行った時もそうだった しさあ〜これぢゃまるでバンコクぢゃん!あ、そうか。日本もアジアなんだもんねえ〜なんて言いながら 西口のバス乗り場より路線バスにて、「近鉄別府ロープウェー」駅へ。そうそう、あとで知ったんだけど、 バスも共通「一日パス」があるみたいなので、それを活用するのがいいかもね。でも、そんなこと、 大分交通にも亀の井バスのサイトにも書いてなかったぢょ!もう〜カンベンシロー!アベシロー?! (知る人ぞ知る1日乗車券1400円・別府〜湯布院往復1500円) ロープウェー駅までは15分ぐらいだったかなあ〜(ほれ近いぢゃん!)毎時20分おきに運行している このロープウェー。客は行きはワタシタチだけ...。帰りももう一組...。ここはかの「近鉄」が経営 しているのだなあ〜。この閑散としたロープウェーは残して、球団はつぶしてしまったなんて、信じがたい会社 だなあ...と、これまた怒り...。怒りが雲を呼び吹けよ風!状態になってしまったのか、せっかく ぜーはー登頂したのにすっきりしないなあ〜。でも、由布岳の威容を正面に見るのは、この 鶴見岳山頂がベストかもしれないね。夏は夜間運転も行っており、夜景見物もできるそうだ。 初日の出も見られるそうよ!あああ〜宣伝しちゃったよ〜トホホ。 このあとは、日本道路公団が4年の歳月を掛けて建設して九州横断道路「やまなみハイウェー」に もどり(ってバスに乗るだがね...)湯布院でもいくべさ〜。路線バスだと1時間に1本なので、売店で、 名物「ダンゴ汁」セットや、大分限定「かぼすおやじ」キーホルダー(鬼太郎の目玉オヤジが緑色に なったもの...買っちゃったよ...)それから、大分トリニータ(サッカーチームっす)のボールペン... って、なんとキャラがスヌーピーだよおおお〜金掛けてますなああ〜。ワンカップ麦焼酎(?)などを購入。 そこにも常駐しているクモスケタクシーに見つからないように(?)バス停へ...。 |
![]() この辺の山は宇宙的ですなあ〜 (放牧も行われている:黒毛和牛がっ!) ![]() 爆走するバスの中から撮影した由布岳 これまた「未知との遭遇」のようだなあ〜 ![]() 湯布院(=由布院:どっちでも良いんだって)の 観光客ストリート(観光銀座ってやつかい?) ![]() 「世界3大がっかり」ってのがあるけど、 金鱗湖ってそれに近いテイストが...。 写真はめちゃめちゃ良く撮れてます(トホホ) ![]() いちどはおいで♪金鱗湖〜♪ 青い空だね〜うひょひょ(ムナシイ...) ![]() わすの住んでる金鱗湖をバガにするでねえ〜 おめーの狭山湖よりよっぽど有名だべさ (由布院在住:水鳥さん・一本足打法で抗議) ![]() これがすし屋で食べたダンゴ汁! 握りもついて、あっさりすまし出汁ヴァージョン ゆずのかほりがよかよかde1000円 |
やまなみハイウェイは、別府から阿蘇を経て熊本まで続いている。その途中途中に
印象的な風景が現れるが、ここもその一つだろうなあ〜。
季節はもうすっかり冬に向かっているので、
全面茶色であるが、昼間は黒毛和牛がのんびりと放牧されていたりする。でも、そのなかに
ところどころ火山弾のような溶岩石がぽつぽつと刺さるようにあったりすると、SFちっくな風景
にも見えてくる。ここの風景はおすすめだよん♪いまにもUFOが降りてきそうだなああ〜きゃー。 バスの乗客は地元のおばちゃんたちと、中華のカップルが乗っていた。びとんのバッグなどを持ち、 デジカメでバスの車窓からの風景を一生懸命撮っていた。(あ、でもいちいち窓をがばっと開けるのは やめてね。びっくりするから...)そういえば、亀の井バスのアナウンスは、 ニホンゴ・英語・韓国語である。大分空港は、数年前に滑走路を延長して、国際空港にレベルアップ した。国際線のターミナルには中国東方航空のマークが見えたなあ〜。福岡だと、更にいろんな 航空会社がみれるが、こちらはまだまだちょっぴりなのかなあ?アジアからの旅行者も多く、 人気の観光地とのことだが...。香港人は、サンリオ系のハーモニーランドだとかウルトラマンランド (なんてあるの?)に行きたがるらしいなあ〜。でも、外国人受け入れ体制が整っているところ、 って感じはしないんだなあ〜。案内所もアヤシゲだったしなあ〜 あ、でもイタリア代表は別府温泉に泊まったそうだなあ〜。 なんとなくフクザツだ...。アズーリが浴衣着て射的やら卓球やってたのだろうか...。 ![]() 由布院へは、30分ほどで到着。別府からだと約1時間ってところかな? 終点のバスターミナルで下車すると、JRの駅前に出る。そこを起点にして、まっすぐ2qほどの範囲が 由布院の観光地帯のようである。テレビや雑誌で良く見かける「極上の宿のある由布院」「大人の 最高の休日」「癒しを求めて秘湯の里へ」なんていうコピーを期待して来た向きには、 「ここがそのアレか...?」と、がっかりするかもしれん。現にわしらもがっかりであった。(しかも2度目) たぶんその「極上」の「1泊20万円」とか「豊後牛高級品づくし」なんかが出てくる宿は、きっと こんな駅前になないんだろうなああ〜。ってことにしとくと、日本のありふれた観光地である。 その目抜き通りには、いろんな土産物店が立ち並ぶ。軽井沢なんかにもある、アジアン雑貨店や、 和風千円ショップ、果ては「トトロ」のショップまであった〜。うををを〜トトロは北多摩北地区だぞ! いや、西武球場のあたりのことだぞおおおお〜としかってやりたくなる「多摩原人」であった。 気を取り直してよおく見ると、地元の手作りお菓子とか〜漬け物とか〜はちみつとか〜 焼き物とか〜地酒とか〜のお店もあったりするがああ..あああ。 ![]() その、一般人向け観光銀座のエンドに「金鱗湖」という湖がある。温泉と真水が入り込むため、冬でも凍結 せずに、雪景色の中にゆらゆらと湯気の立ち上る幻想的な写真を見た人もいるだろう...。んが、ここは、 世界の3大がっかりに匹敵するような「ががが〜ん」湖であるのよ。いやあ〜参った。降参です金鱗湖。もう どうにでもして...。記念に、きれいに撮ってあげましょおお〜ああ〜カメラっていいなああ〜。まるで、イタリア 北部の湖水地帯のように見えなくもない...え?見えないって? ああ、なんだか観光地を憂いていてもなーんにもならないので、名物のダンゴ汁でもいただきましょおかあ〜。 駅前のバスターミナル近くのすし屋に「ダンゴ汁」の文字が!店の大将もダンゴ汁セットがおすすめです、 とのことなので...。なんとしっかり握りもついて、あっさりトリダシにゆずをきかせたさっぱり系。 ダンゴとは、丸いのがごろごろはいっているのではなく、きしめんが巨大になったうどん(山梨のほうとうにも 似てまっス)を野菜とともに煮込んで食べるものである。こりゃ大分のパスタですな。 名物だけど、注意して見て見るとあちこちに看板があるので、探して探して食べるものでなく、 日常食なんだろうなあ〜と思う。ちなみに、「やせうま」 というのはお菓子で、この巨大きしめんをゆでて冷ましたものに、きな粉などをかけて食べるもの。 こちらの名物でごわす。 ![]() |
![]() ちなみに、宿のダンゴ汁は味噌仕立て 家によって違うんだろうなあ〜 ![]() そして登場!この厚切りを見よ! これが1人前だっ!今までのワタシって...(涙) 猛毒の肝をポン酢に溶かして召し上がれ♪ (レバパテのようなのがキモです) ![]() ふぐちり2人前でっす! 野菜も新鮮でおいしい〜 丸餅のとなりは白子@むちゃくちゃ美味 ![]() かぼすもジューシーで美味 揚げたての肉厚からあげにぎゅーっと たっぷりかけて、日本酒でぐいっとね |
ダンゴ汁は宿でも出してくれて、ここでは味噌仕立てであった。
お土産用に売っているセットも、味噌が多いみたい。まあ、
いろいろあっていいもんなんだろうなあ〜 さて!ふぐ登場!!朝、板さんが仕入れてきたとらふぐをさばくので、 身が硬くてこの厚さで精一杯とのこと。これは〜まるでお造りのよおなあ〜 ふぐだねえ〜。大分のふぐのすごいところは、普通ならば猛毒で コロリと逝ってしまう「キモ」が食べられること!城下カレイのお造りの ときも「とも和え」でキモをしょうゆに溶かして食べたが、ふぐもそれと 同じように食べる。カボスをしぼり、あさつきをくるくる巻いて、 キモを溶かしたポン酢につけてパクリ! ああ、これまで食べてきたふぐはいったいなんだったのだろうか?ああ〜。 新橋・銀座・赤坂・六本木・乃木坂・池袋・神田....走馬灯のようにかけめぐる 記憶。なんの飾り気のないうまみが襲ってくる、素直な高級魚。ここには 何の違和感もない、ただひたすら美味しいだけの、体脂肪率が限りなくゼロ に近い魚が居た。味付けも何もいらない、足さないし引かないし...って 何いってんだ?? ふぐで有名なのは下関になるけれど、どうも大分の人に言わせると、 下関は全国のふぐが集まってくるところで、必ずしも玄界灘を泳いでいたもの だけ取引されているわけではないそうだ。大分は大分産のものだけを使うので、 とても美味であるとか??しかも、旬は11月から2月で、そのほかは、 あまり食べないようなのだが、大分のふぐは1年中食べられるとのこと。 とにかく、キモが食べられるぐらいだから、なんか違うんだろうなあ〜 なんかちがってないと、今頃ワタシタチは昇天(!)しているわけだし〜 おそろしい〜 今回のコースは、ふぐ刺し、から揚げ、ふぐちり、雑炊がメインで、 そのほかに前菜(お通し)、デザートが付く。お酒類は何が合うかなあ〜と、 とりあえずビールを飲んでいたのだが、やはり日本酒かなあ〜ということで、 日本最南端の日本酒(九州は焼酎だからねえ)「西の関」をヒヤで。 お燗にすると、また感じが違うと思うんだけど〜最初の口当たりが甘いこの お酒は、たまり醤油とか、何かこう、最初にこってりとした口当たりのある ものには良く合うような気がした。北のほうのお酒とはちょっと違うんだけど、 やっぱり、地元の料理は地元のお酒なのかなあ?なんて思ったりして。 最初甘みを感じるけれど、香水で言うラストノートはすっきりで、なんか すごくどれも素直な味だったのだなあ〜。 ふぐちりもおいしくて、しっかりした野菜も元気良くて美味。白子も 暖める程度で口に入れると、もう〜とろける舌触りに旨みが凝縮 していて、でもあっさりしている。あああ〜もう消えてしまうのおお〜 といったかんじ。身もぷりぷりで、特に口のゼラチン質がふるふるで 良いわああああああ〜。完食したものの、さすがに雑炊はギブアップ。 翌朝出してもらうことになった。しかし〜大満足であるぞ♪ |
![]() 翌日は関さばの良いものがはいったそうで めずらしいゴマダレ味であった ![]() トリのから揚げも名物なんだって? やわらかくてじゅーしーさよならブロイラー ![]() ちょっと見ゴマ豆腐?と思ったけど なんと「かに味噌豆腐」!! ああ〜日本酒合う合う♪ ![]() 別府名物「地獄蒸し」 せいろにいれて温泉で蒸すだけ! なんだけど〜これが〜うまい〜 お好みでごまだれつけてね! |
![]() なんとも芸術的な干し柿 絵になってますなあ〜 ![]() この料理には日本酒が正解 日本最南端の酒「西の関」の 甘い口当たりがとてもよく合う 地元ワインもなかなか健闘してたし... (寝酒に1本ぐびぐび:でもハーフボトルよ!) まあ〜メインはふぐだったわけだが、2泊したので、翌日もいろいろ名物料理を 取り混ぜて出してくれた。別府の印象〜といわれると、やっぱり、食べ物の印象 しかなくなってしまうのだが....それで良いのだろうか?料理とおんなじで、 気張らない、飾らないでも十分実力主義なので、観光地もホントに良いところを 見せることができるといいんだけどなああ〜なんて思ったりしてね。 ちょっと飛行機に乗らなきゃ来れないんだけど、ふぐ食べるんなら毎年でも 通っちゃおうかなあ〜なんて思う師走の空。香港のヨンキーのダックが「フライングダック」 と呼ばれているが(飛行機で飛んできてまでも食べたい料理という意味)、これは、 「フライング・フグ」かなあ〜なんか、「フライングかかとおとし」みたいだなあ〜(?) わはは...。 |