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2003年11月27日 本日走行6km 総走行距離7km 今日は仕事が終わると寄り道せずにまっすぐ家に帰った。待望のバイク納車日である。 少し早めに家に着いたのでホンダに電話して、納車の時間を早めてもらう。 午後7時頃玄関のチャイムの音がして、バイクの到着を知らせた。 ![]() ズーマーは既にトラックから降ろされ、玄関先に置かれていた。 ガレージのシャッターを開けると、バイクを中に移動してもらう。 その間に代金の残りとナンバープレート(自分で取得した)を取りに家の中に戻った。 帰ってきてみると、ホンダのお兄さんが私の「6.8」をしげしげと見ている。 「これは・・・」 「電動スクーターですよ。結構使えますよ。・・・」 などと6.8のことをあれこれと説明する。 やはりバイク好きの人らしく、興味深げに聞いていた。 ナンバーを取り付け終わると、ひとしきりズーマーの使用法の説明を聞いた。 なるほど、ブレーキを掛けたままでないとエンジンは始動しないのだ。これはオートマ車と セルのスターターとキックペダルの両方が付いているのは意外だった。 キックの仕方もすぐにコツを飲み込めた。 スタンドを立てるのが少し苦労だったが、何回か繰り返すとすんなり行えるようになった。 「ライトのスイッチは?」 「エンジンが掛かるとつきっぱなしです。」 なんと、法令でそう定められているのだそうだ。 ウィンカーのスイッチを手動で戻さなければならないのも(当たり前なのだが)意外だった。 ホンダのトラックが帰ると、さあ、いよいよ私のバイク生活の始まりである。 8時を回っており、外は既に暗いが、とにかくこの新しいおもちゃに乗ってみたくてたまらない。 厚手のジャケットを着てヘルメットをかぶると、ズーマーを車庫から外に引き出した。 エンジンを始動させ、座席にまたがる。 うん、座り心地は良好。 自転車や電動スクーターの座席と違い、お尻が全然楽だ。 エンジンの軽い振動を感じながら、スロットルを少しひねった。 ・・・と、バイクは思ったよりずっと強い力でぐいっと前に飛び出した。 あわててブレーキを引く。 さすがにガソリンエンジンのパワーはすごい。電動スクーターの約10倍のパワーだ。 車体も重いので、とても腕力では制御できない。 原付でさえこれなのだから、リッターバイクなどはまるで想像外である。 気をとりなおして、バイクをそろりと家の前の細い通りに乗り出した。 初めは自転車ほどの速度で巡航する。 すぐ先の角をゆっくりと曲がると、これが意外にうまくいかず、思ったより大きくふくらんで ある程度速度を出しながら体を傾けると良いのだろうが、そんな高度なことはまだできない。 直線でスロットルを少し開け、20kmくらい出してみる。 おお、加速がすごい。 電動スクーターはもとより、自動車と較べてもずっとスピードののりが早い。 その代わりブレーキの効きもずっと強く、交差点では思い通りにすっと止まる。 4ストロークエンジンの軽いサウンドとともに夜の裏道を抜け、家の周りを2周した。 さて、いよいよ表通りに出てみよう。 私の家から出るとすぐに環七である。 初めから環七というのもちょっと無謀だが、まあなんとかなるさ。 そう思い、環七にバイクを乗り入れた。 幸い、車の流れが信号待ちで途切れていたので、前にも後ろにも車がない。 すぐにスロットルを開くと、スピードがみるみる上がってゆく。 30km・・・40km・・・ すごい風圧とともに周りの景色が流れてゆく。 速度が50kmに近くなったところで、思わずスロットルを戻した。 ・・・うーん、これは恐怖心との戦いだ。 バイクはやはり生身の乗り物である。自動車で50km出すのとは訳が違う。 ここで転んだら命がないと思うと、時速50kmが猛スピードに感じられる。 逆に考えるとバイクは、スピードを出して自分の恐怖心をあおり、それを乗り越える まあ、私はそんなゲームに参加する気はないが。 でもスピードは馴れてきた時が怖いなあ。気を付けねば。 ・・・などと、おじさんらしく常識的な考えが頭を横切った(笑)。 すぐに後ろから自動車が迫ってきた。 まだミラーを見ている余裕がないので、後ろから来るヘッドライトの灯りとエンジン音だけで ・・・と、一台の車が猛スピードで私のすぐ横を抜きさっていった。 後ろにも一台がぴたりとくっついているようだが、どれくらい近くなのかはよく判らない。 うーん、これも結構なプレッシャーだ。 一台のバイクが100km近いスピードで走り抜けていった。 あのスピードでこけたら即天国行きだろう。信じられない。と言うか、ただの命知らずだ。 後ろから来たバイクや原付がどんどん私を抜き去って前の方に出てゆくので、私も遅れまじと 車列の一番左側をすり抜けて先頭に出る。 なるほど、これがバイクの便利なところだ。 ただこのズーマーはハンドルの幅が広いので、車のミラーに当てないように 青信号で一気に先頭で飛び出した。 加速が速いので自動車との距離がすぐに開く。 信号の多い都内の道路には便利な乗り物かも知れない。 すぐに左の側道に入り、世田谷通りへ抜けた。 三軒茶屋へ向かう道路はかなり渋滞しているが、右へ左へ車をよけながなら前へ進む。 すり抜けの途中に車が動き出すと、そのまま車列の中に割り込んでゆき、流れが止まると この辺が都内でのバイク運転のコツなのだろう。 だが、都内の道路は路上駐車も多く、歩行者や自転車の飛び出し、タクシーの急停車など、 過度のすり抜けは事故の元のような気がする。 大混雑の三軒茶屋交差点を抜け、茶沢通りに入ると、道も空いてスムーズに車が流れて 商店街の店並を横目に見ながら30kmほどで巡航する。 もう家はすぐそこだ。 表通りから路地に入り、家のそばの急な上り坂を勢いよく登る。 電動スクーターではまったく上ることのできない急勾配の坂だが、ズーマーはそこを事もなく かくして私のバイク初乗りは事故もなく終わった。 走行距離は6kmくらい。 うーん、バイクって面白い乗り物ですね。 例えて言うならば、遊園地の乗り物で公道を走っているような感じだ。 今までそれを知らなかった自分を悔やむよりも、これからやりたいことがいろいろと頭に 暖かくなったらちょっと遠出もしてみたいし、泊りがけで温泉もいいかもしれない。 最小限の装備でキャンプというのもいいだろう。 とにかくそれまではまず運転に慣れることだ。 45歳にして始まったおじさんライダーのバイク生活は、何やらこれから発展してゆきそうな * さて、このHPでは私のこれからのバイク生活を日記形式で不定期に書いてゆこうと思う。 なにぶん仕事が忙しく、バイクに乗る時間もままならないので、あまりマメには更新できない 平成15年12月23日 まこぷん つぎへ
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