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ネットワーク労働大学
ネットワークニュースNo1/2005年12月25日発行
 
ネットワーク労働大学を結成
 労大運動の全国的な結集をめざして「ネットワーク労働大学」が結成されました。労働大学解散(2003年6月)以後、各地でブロック労働大学、県労働大学がつくられ、労働者学習運動を進めてきました,北海道、東北、関東、北信越、関西、中国、四国、九州労働大学が結成され、2005年には東海労働大学がつくられて、全国的な労働者学習運動の再建を支える体制が確立しました。
 またすでに確立されていた東北や関東、関西、四国、中国ブロック内の県労働大学に加えて、青森、茨城、千葉で県労働大学が結成され着実な学習運動が進められてきました。そして05年11月には東京全体をカバーする東京労働大学が結成されました,
 こうしたことから、「各ブロックで行われている労働講座や学習運動を交流する組織が必要ではないか」という声が高まり、労働者学習運動の全国的再建の第一歩として「ネットワーク労働大学」を結成しようと機運が高まり、結成の運びとなりました。
 総会は2005年9月25日に東京都内で開かれ、各ブロックの代表と関東各県や新潟、長野、富山の県労働大学代表が参加して行われました。
 はじめに、関東労働大学の田口代表から労働大学解散から今日までの各ブロックや県での労働者学習運動の経過と現状が報告され、またそれぞれの活動に感謝の言葉が述べられました。つづいて事務局から「ネットワーク労働大学結成」の提案が行われました「ネットワーク労働大学」は、@「労働大学が進めてきた労働者教育学習活動を再建し発展させることを目的とすること」、Aそのために「労働大学出版センターの事業を広げ発展させること」、B「全国的・総合的な労働者学習運動の組織確立に向けて協議を行うこと」などが提案されました。
 参加した各ブロックからはそれぞれの活動の現状が報告され、取り組んでいる学習運動や組織的な体制に違いはあるものの、結成を機にさらに労働者学習運動を取り組んでいく決意が述べられました。
 また労働大学出版センターからは、「学習運動を組織していくことが共通の課題であり、共に努力していく」決意が表明されました。
 「ネットワーク労働大学」講師団の確立や調査・研究活動の充実に向けての具体的な提案を含めて全体で提案どおり結成を確認しました。
 総会は、各ブロック労働大学の代表全員を共同代表として選出し、事務局を出版センター内におくこと、当面はニュースの発行と各ブロックや県労働大学の活動の交流を行うことを決めて散会しました。(「ネットワーク労働大学」事務局)
 
【東京】
東京労大を結成しました
 11月29日、待望の「東京労働大学」を結成しました。
 当日は、前段に23区の代表で構成する「ネットワーク東京労働大学23」を結成、その後、同ネットワークと三多摩労働大学の仲間とで、「東京労働大学設立のつどい」を開催しました。これまで三多摩地区と23区の仲間で構成する東京労働大学準備会は、職場や地区での活動を2ヵ月に1回交換し、今年の7月には「東京労働者交流会」も開催(本誌9月号「北から南から」参照)、そして今回「東京労働大学」設立の運びとなりました。
  「つどい」には労働組合、社青同、関東労働大学、埼玉労大、茨城労大の仲間もかけつけ、連帯あいさつ。
 「労働者のものの見方考え方が大切だ。社会保険バッシングもつづくなかで、信頼回復をめざし、『改革』の背景は何かをしっかり勉強していきたい」(社会保険支部)、「職場の委託化の動きが活発化している。不安のなかで学習をしたいという若い仲間も生まれている」(清掃労組)、
 「かつては拡販拡販だったが、いまでは回収を見込んで売り込めという民間実態など、不況のなかでどこも深刻な実態になっている。学習をして自分のおかれた位置を見ることが大切だ」(社青同)、「05年1月には千葉労大が結成された。東京は関東で5番目のうれしい結成となった。関東そして全国の仲間とこれまで以上に学習活動を強めよう」(関東労大)など、学習の必要性と東京労大の役割の大切さを訴えていました。
 その後、東京労大設立要綱と役員体制を全体で確認、さらに『まなぶ』『月刊労働組合』など労大出版センターの出版物の拡大を柱に、職場、地区での学習を強めていこうと決意しまいました。
 設立後の記念講演では、「労働運動の強化のために」と題して、全国ユニオン会長の鴨桃代さんより講演を受けました。
  (東京労働大学事務局)
 
【関東】
第三回総会を開催しました
 05年12月3日に東京都内で、第3回関東労大運営委員会総会が開催されました。長い伝統を持つ労働大学関東支局の運動を継承すべく関東労大が設立されたのは、2003年5月のことです。それから3年目を迎えました。この聞、各県労働大学の立ち上げをめざしてれがんばってきましたが、11月29日には、課題であった首都東京で東京労働大学が発足し、これで5県の労働大学が確立されました。その成果を受けて来年度はさらなる運動の前進をはかろうと出版センターから小川研さんにも参加してもらい、関東6県から16名の運営委員が集まって05年度の運動の総括と次年度の活動方針、財政方針などを討議しました。
 05年の活動では、各県の独自の取り組みが前進していることが明らかになりました。茨城での憲法を中心にした後援会の開催や埼玉でのセミナーの開催、神奈川での春闘講演会、千葉での2年間かけた活動家養成研究講座の企画や東京での労働者交流集会等々、創意工夫を凝らした学習運動が展開されていることを成果として確認しました。また、広島で開催された第6回全国まなぶ読者交流会には関東から22人が参加しましたが、各県とも早くから参加目標数を定めてカンパ活動を含めて取り組みほぽ目標どおりの参加を勝ちとったこと、若い仲間の参加が得られたことなども成果として確認されました。
 来年度の中心的な活動方針としては、『まなぶ』『月刊労働組合』の拡大を第1にあげ、地域での学習会や講演会の意識的な開催など、できるだけ多くの労働者に学習の場を提供し、若い仲間を組織することなどを確認しました。
 総会終了後、忘年会を行い、東京労大の発足など前進の芽が見えて元気の出る交流会となりました。
 (関東労働大学事務局)
 
【奈良】
やってよかった労働講座
 働く仲間の学習・交流の広場、労働大学奈良講座が今日からはじまります。9月の総選挙が「自民党の圧勝」という結果となり、「小泉構造改革」はいっそう加速されようとしています。郵政法案の成立、靖国神社参拝、憲法改悪に向けた国民投票制度の動きなどなど……。これらは市場競争による強者の論理の横行であり、公務員改革など働くもの同士を対立させ分断するものではないでしょうか。これから私たちの職場や暮らしはどうなるのでしょう。
 私たちをとりまくこれらの状況をどうとらえどう考えるのか。みんなが安心して働き暮らせる社会をつくるためにはなにが大事なのか、どうしていけばいいのか、労大奈良講座でともに学んでいきましょう。
 労大講座は今日から毎週水曜日全4回、受講料は2300円です。
  〈日程〉10月19日/開校式・受講生交流会&クイズ大会、10月26日/講座1「自民圧勝後の情勢を考える」、11月2日/講座2「非正規雇用の増大と働く者の課題」、11月9日/講座3「働く者のメンタルヘルス」
 講座2は、はりまユニオン書記長の塩谷さんを講師に講演していただきました。非正規職員が職場に増え続ける現状に至った経過や今後の課題についてと、非正規という不安定な立場の入たちを組織するのには今までの労働組合ではむずかしい、おから誰でも入れるユニオンを結成したたかっている現状をお話いただきました。
※受講生の声
 地域ユニオンまでなかなか行かないけれど、同じ職場にいる非正規の仲間たちのことも少し意識しながら働いていきたいと思った/どこの職場も厳しいんだと知りました。パート・派遣が増大し、正規労働者か減り、リストラリストラの時代で私も他人事ではないと実感しました。
 (「労大奈良講座ニュース」 No1、No4)
 
【北海道】
十数年ぶりに紋別で講座
 9月29日、十数年ぶりに労働大学紋別講座が開催されました。
 後援団体である紋別地区連合の本間会長より、「札幌で開催されるl週間の労働大学講座に行けといわれて参加。きつかったけれども労働者のものの見方考え方を学び私の労働運動の基本になっている。学習は大切です」とのあいさつを受けました。
 講座では「労働者のものの見方考え方」について山内正明氏(関西労働大学講師)から講演を受けました「憲法は未来への理想をうたうと同時に勤労国民と支配階層との妥協を含んでおり、両者の力関係が影響する」「自分のできることから行動すること」などが話されました。
 (紋別地区協「地区協ニュース」No7、No8より)
 
【大阪】
篠藤さんを「偲ぶ会」
  「篠勝光行さんを偲ぶ会」が10月23日、大阪、京都、滋賀など近畿の2府4県と広島、島根からも参加して大阪国労会館で行われ、在りし日の篠薄さんの思い出を語り合いました。
 最初に田口公郎元労働大学専任講師から、篠藤さんとの出会いやその後労働大学での一緒に活動したこと、自治労や国労をはじめ数多くの労働組合や若者に大きな影響を与えたことが話されました,その後、各府県の参加者がそれぞれとの出会いや思い出を話しました。“立て板に水”の講演、“豪快な笑い”“党建設に向けた熱い思い”“全通の企1・企2号にまつわるエピソード”など、どれをとっても篠藤さんの人間性あふれる姿を彷彿させる話でした。
 篠藤さんの講演のテープを聞きながら、学習運動を強化していくことを誓い合いました。 (関西労働大学・山内)
 
 [各地のニュースから]
春闘講座が、山形、宮城(それぞれ2月か3月)、東京一三多摩(2月20日「非正規労働者との連帯」)などで春闘講座が予定されています。
労大盛岡では、11月9日「働く者の暮らしと経済」、同24日「公務員攻撃と地域給」、12月14日「日本国憲法の意義」、1月18日「働く者と政治」、2月「賃金と春闘について」(日程未定)の日程で、盛岡労大講座が始まっています。
千葉市労働大学では、11月9日「労備考のものの見方考え方」、12月7日「資本家のもうけと搾取」、1月25日「資本主義の矛盾は広がる」の3回で講座を開催しています。
※各地のニュースや情報を事務局にお寄せください。
 
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