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ネットワーク労働大学
ネットワークニュースNo.2/2006年5月12日発行
■事務局/労働大学出版センター気付
(03−3230−9922 fax03−3230−9797)
●第7回全国まなぶ交流会の成功へ
第一回現地実行委員会を開催
−長野市で07年9月7日〜9日に開催、実行委は北信越ブロックで開催−
4月15日、来年の9月7〜9日に長野で開かれる第7回全国まなぶ交流会第一回現地実行委員会が、新潟県・直江津市で開催されました。当日は、長野、新潟、富山、石川、労働大学出版センターの代表が参加し、各県での活動交流とあわせて、全国交流会の獲得課題、実行委員会体制などについて、議論・確認しました。
「全国交流会成功にむけて、地域・職場の学習会に力を入れている。開催場所になる長野市では、労働出版センターからも来てもらって『賃労働と資本』の学習会を開催。6月には、中野、長野、上田、安曇野、松本、伊那、木曽の7地区でまなぶ講演会を計画し、秋には講座を予定している」(長野)
「秋と春に新潟労働大学主催で講演会を開催しようと取り組んできた。この3月には憲法改悪反対をテーマに自治労の君島一宇さんから講演。県職、自治労の参加だけでなく、県労組会議の協力をえて、他の産別にも働きかけを行い成功することができた。今後は全県の地域で講座を定着できるよう運動したい」(新潟)
「運営委員会が停滞状のなかで、学習会も以前に比べて減ってきている。自治体など、どこも厳しい職場実態にある。この4〜5年の間に、若い人に運動をつなげていくことが大きな課題。全国まなぶ交流会を契機に、学習活動の再強化をはかっていき
たい」(富山)
「『まなぶ』の配本で精一杯で、学習会や拡大とはなっていない。『全国まなぶ交流会』は別世界の様な話。不規則勤務や仕事が忙しく、なかなか地域の仲間と時間があわないなかで、『資本論』の学習会をしながら交流をしている」(石川)
各県からの報告は、異口同音に職場・地域の学習会と、それを通じた担い手づくり(青年の組織化)の重要性が強調されました。こうした問題意識を踏まえ、全国まなぶ交流会での獲得課題と実行委員会体制を次のように設定しました。
〔獲得課題〕
@各県での労働者学習活動の再建と活動家づくり
イ)まなぶ交流会・労大講座の開催を通じて労働運動とのつながりを強め青年の組織化をはかる。
ロ)職場・地域での学習会づくりを強める。
A「まなぶ」「月刊労働組合」を柱に労働大学出版センター出版物の拡大を強める。そのために、各県・地区で拡大目標を設定する。
B各県の取り組みを交流して通じて(情報交換)、ブロック労働大学の活性化をはかる。
〔実行委員会体制〕
実行委員長・山口わかこさん(長野、元衆議院議員)、事務局長・松田広高さん(全国まなぶ運営委員)、各県から副実行委員長、実行委員を選出。
――久しぶりに北信越ブロックの仲間が集まっての会議でしたが、全国まなぶ交流会の開催をきっかけに、問題意識や活動のつきあわせができ、有意義な交流になりました。なによりも、全国まなぶ交流会の成功へ、職場・地域で労働者学習活動の再建・再強化、「まなぶ」「月刊労働組合」の拡大に全力で取り組むことを意志統一することができました。
●第7回全国まなぶ交流会
■ 日時 2007年9月7(金)〜9日(日)
■ 場所 長野県長野市
■ 主な内容
記念講演(伊藤修埼玉大教授・予定)
分科会、分散会(学習テキスト「賃金・価格および利潤」)、野外交流(美術館、松代大本営など)
■ 参加費 3万円(予定)
●〔ネットワーク労働大学〕
労働者教育事業を取り組む−第1回代表者会議を開催−
2月19日に、ネットワーク労働大学第一回代表者会議が行われました。共同代表の一人である関西労働大学谷本代表のあいさつでは、
経過報告の後、労働大学出版センターからの報告(別紙)を受けました。
議題1では、各ブロックからの文書報告(関東・四国‐別紙)と報告がありました。東北労大からは各県で行われている春闘講座の取組みについて、関東労大からは5都県で労働大学が確立されたことが報告されました。また東海では、ブロック内の各県とのつながりを強める作業が進んでいることや静岡での学習会づくりの経験の報告がありました。
関西からは、ブロック古典講座の取組みや大阪・京都・奈良での労大講座の取組みについて報告されました。
今年度の課題として、07年9月の長野での「全国まなぶ交流会開催」を契機にして北信越労働大学の本格的な確立をはかることや、九州ブロックの確立に向けての作業を進めることが意思統一されました。
議題2では、「通信教育」と「本科講座」をネットワーク労働大学で担うこと、調査研究機能の確立(別紙参照)と講師団名簿の整理について提案がありました。討論では、「通信教育」と「本科講座」については、提案に沿って準備をすすめることとなりました。また、調査研究機能の確立については、年度内をめどに作業をすすめることとしました。講師団については、東北労大や四国労大では名簿整理ができています。県労大やブロック労大で名簿があるところは出し合って、相互に講師として活動してもらうなどの方向が確認されました。
「学習会づくり」については、それぞれの学習会の経験が出しあいながら熱心に討論が行われ、提案をうけて努力することとなりました。
財政については、今年度については各ブロック労働大学からの分担金と「通信教育」事業で運営すること、会計年度を1月1日〜12月31日とすることが合意されました。
●「通信教育」の取り組みを
「労働大学通信教育講座」の取り組みが始まっています。これまでも取り組んでいただいている秋田や島根(益田市職)、東武鉄道労組、大阪社会保険、自治労国費協議会信越ブロックに加えて、自治労秋田県本部などからも申し込みがきています。
また、昨年、一昨年と取り組んできた経験と総括を生かして、「通信教育」をより良いものにしていくためのプロジェクトもスタートしました。「経済学」「労働組合」「政治・社会主義」の3冊のテキストにそれぞれ、サブテキストをつけることや「設問」をより学習しやすいものにするなどがすすめられています。4月以降スターとした方から、順次サブテキストと新しい「設問」をお届けします。
1月、5月、9月スタートですが、思い立ったその月からでも申し込めます。全国の取り組みをお願いします。
サブテキスト/「経済学」は、労大HB
44『働くものの賃金論』。「労働組合」は、労大HB 45『労働組合のはなし』。「政治・社会主義」は、「社会主義」が労大新書101『21世紀の社会主義』(06年5月刊行)、「政治」は労大HB47『現代の政党と政治』(仮題・06年10月刊行予定)。
●ブロック労大から
【四国】
篠藤さんを偲ぶ会を開催
05年11月21日に高松市内で四国労働大学が主催して篠藤光行さんを偲ぶ会を開催しました。東京や関西でも同じ趣旨の偲ぶ会が行なわれましたが、篠藤光行さんは、四国は愛媛県の出身でありますし、自治労や全逓を中心に労働講座の講師などを数多くお願いして旧知の方達がたくさんいて、四国ででも是非との声があり、開催の運びとなりました。
労働大学の先輩諸氏、労働組合の先輩・同志、社会主義協会・社青同の先輩・同志、まなぶ友の会の仲間に案内状を出し、声かけしました。当日は、71名の参加がありました。
開会は、篠藤光行さんの足跡をたどるスライドが「講演」の声をバックに上映されました。懐かしい顔・顔・顔に一同、感激しました。
全員の黙祷のあと、田井馨四国労働大学代表の主催者挨拶があり、その後、中央から参加された田口公郎さん、小川研さんが、篠藤光行さんの業績や思い出が披露されました。
そして、各県からの代表が篠藤光行さんとの思い出が話されました。
コーヒーとケーキという極めて質素な偲ぶ会(篠藤光行さんから「飲まんのか」と叱られるかもしれませんが)でしたが、参加者一人ひとりが篠藤光行さんの意思を引き継ぎ、労働者運動に奮闘することを決意するとともに、和やかな集まりとなりました。 (香川・平尾忠誠)
【中国】
ブロックとして古典学習会―関東や関西の取り組みに学ぶ−
4月16日に、労働大学中国ブロックセンターの会合が開かれ、新たに吉岡さん(広島)を代表に選出しました。討論では、ブロックの講師をリストアップし相互に講師として活動してもらうことや、関東や関西の取り組みにならって、夏にブロックとして古典学習会を開催することを決めました。また、ブロックとしての財政確立については次回にまでに検討することを確認しました。
【関東】
6月に「社会主義の道」で合宿
――運営委員会を開く――
関東労働大学では、総会後5ヵ月間の活動の総括と今後の取り組みを協議する今年度第1回の運営委員会を開き、各県からの講座の取組みなどが報告されました
神奈川では恒例の春闘講演会に取り組み、鴨桃代全国ユニオン委員長を講師に迎えて70人の参加を得て、成功裏に終了。埼玉でも県平和センター主催の春闘講演会に小川研労大出版センター代表を講師に迎えて230人が参加して大いに盛り上がりました。埼玉大学教授の伊藤修さんを講師に開かれた県南講演会(埼玉労働大学主催)にも昨年の参加者の2倍(61人)の仲間が参加しました。
千棄では社民党の主催で、千葉市労働大学学習交流会が3回講座で行われ延べ76人が参加したほか、春闘講座も開かれ53人が参加しました。茨城では、県下6カ所で、今年も第1講座「労働者をめぐる政治と経済」、第2講座「教育を受ける権利と教科書問題」のテーマで開催、延べ429人が受講しました。
また、東京北部では「春闘総括と規制緩和による格差間題」と「平和の危機・憲法改悪の動向」をテーマに第9期講座を取り組みました。三多摩では2月20日に春闘講座を開催、ここでも鴨桃代さんを講師に70名が参加しました。
こうした春闘期の学習活動は、いずれも昨年を上回る参加者が結集しています。これからもさらに多くの学習の場を提供していく努力を続けていくことを確認しました。
今年度の取組みでは、関東労働大学主催の古典学習会を『社会主義への道」(労大新書)をテキストに6月17〜18日に開催す関東労働大学では、総会後5ヵ月間の活動の総括と今後の取り組みを協議する今年度第1回の運営委員会を開き、各県からの講座の取組みなどが報告されました
千棄では社民党の主催で、千葉市労働大学学習交流会が3回講座で行われ延べ76人が参加したほか、春闘講座も開かれ53人が参加しました。茨城では、県下6カ所で、今年も第1講座「労働者をめぐる政治と経済」、第2講座「教育を受ける権利と教科書問題」のテーマで開催、延べ429人が受講しました。
また、東京北部では「春闘総括と規制緩和による格差間題」と「平和の危機・憲法改悪の動向」をテーマに第9期講座を取り組みました。三多摩では2月20日に春闘講座を開催、ここでも鴨桃代さんを講師に70名が参加しました。
こうした春闘期の学習活動は、いずれも昨年を上回る参加者が結集しています。これからもさらに多くの学習の場を提供していく努力を続けていくことを確認しました。
今年度の取組みでは、関東労働大学主催の古典学習会を『社会主義への道」(労大新書)をテキストに6月17〜18日に開催することを確認しました。
先輩たちの努力を引き継ぎ、それを継承する若い人たちを育成することが私たちの大きな課題であることを確認し、各県の役員の若返りをめざして、来年の全国まなぶ交流会には、今から目的意識的に参加オルグしていこうとなりました。
●各県・地域から―
【秋田】
護憲講座を開催しました
2月18日に、『「憲法改正」がわかる本』を活用した第2期護憲講座の第1講座を開催しました。講座での意見交流は、人生の先輩たちに発言が多くて、せっかく参加してくれた20〜30歳台の貴重な参加者は聞き役にまわったことが反省点ですが、これまではそうした話すら聞く機会がなかったわけですから、それなりに好評を得ることができました。
講座の様子をニュースにして、地域の平和運動連絡会の会員・平和運動推進労組会議加盟労組・関係団体、9条の会に送りました。 (秋田・後藤)
【神奈川】
春闘講座を開催しました
労働大学神奈川教室06春闘講座を2月16日開催し、60人が参加しました。20の労働組合への要請行動と文書でのお願いをして、当日を迎えました。
当日は須藤実行委員長の「労働者がしっかり集まりたたかう。憲法と教育基本法の改悪がたくまれている。私は84歳になったが、じっとして入られない。」との挨拶から始まりました。
講演の前に、「横浜市消防職員協議会」からこの間の攻撃の実態とそのはねかえすたたかいの報告を受けました。「消防職員の特殊勤務手当てが4月から廃止される。消防職員は危険にさらされながら仕事をしている。24時間勤務で賃金が出ない長い時間拘束されている。こうした劣悪な労働条件を改善する署名運動に取り組んでいる。職員協議会に参加する人も増えている。今後とも皆さんといっしょにやっていきたい」との報告を受けました。
全国ユニオン会長の鴨桃代さんから、「非正規雇用も同じ労働者として」と題した講演を受けました。
「契約社員、パート、アルバイト、派遣、請負、オンコールワーカーなどの非正規労働者は全雇用者の30%。最大の問題は低賃金。仕事は一人前扱いなのに賃金は半人前。また慶弔休暇がないなど処遇の格差も目立つ。こうした状況を打ち破るには自分の問題として<均等待遇の実現・組織化>をすること。それは、@非正規労働者を同じ労働者として、同じ仲間として接すること。A男女問わず、仕事と生活の調和をとること。B必要な立法化と均等待遇の要求を実現すること」、「今春闘を均等待遇を実現するたたかいにしたい」と話されました。
参加した仲間からは、「私たちの中でも嘱託・委託が増加して問題になっています。駅務係の委託化が進んでいて、委託社員と職員との間にも確執があります。賃金の安い労働者を雇うことで安全が損なわれようとしています。なんとか正規労働者を増やしてほしいと願っています」。「今回の講演はたいへん勉強になりました。妻の職場では民営化されてから、職員が減っているのに業務量が増え、土曜日曜も振替なしでの仕事が強制されています。また、転勤できないと管理職になれないばかりか、賃金も頭打ちにされてしまいます」などの感想がだされました。 (神奈川・吉田)
●『月刊労働組合』創刊500号記念運動を企画中
『月刊労働組合』は、今年12月号で500号を迎えます。1967年に創刊されてから、40年の歴史を刻んできました。
500号(40周年)を迎え、あらためて『月刊労働組合』の役割を再確認すると同時に、より広い仲間に『月刊労働組合』を拡大するために500号記念運動を企画・準備しています。検討している主な企画は以下の通りです。(詳細が決定しましたら、『月刊労働組合』に掲載します)
■運動期間 06年秋から07年春
■主な内容
@『月刊労働組合』20%拡大を達成するために、職場の仲間、地域の組合へ積極的に購読を働きかける。
A各県・地域で「500号記念」の講座・講演会の開催。
B読者のみなさんから「わたしと仕事、わたしと労働組合」(1200字)をテーマに、論文を募集する。懸賞金も準備します。
C12月号を「500号」記念号として特別企画を組む。
D07春闘講座(例年開催)を、500号記念にあわせた内容・企画を検討中。
Eその他