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中国、漢末期の三国時代を基にフィクションを加え、
一つの物語にした「三国志演義」を訳本した物で、魏・
呉・蜀建国の経緯から統一国家・晋誕生までを描い
た作品。
漢末期、政治機構は衰退し民衆は怨嗟の声を上げて
いた。民衆の心の闇に付け込んだ張角は、太平道な
る宗教を広め信徒を増やし漢王朝に対し叛乱を起こ
す。これが「黄巾の乱」と呼ばれる物であり、この叛乱
を鎮圧する為漢王朝は官軍を派遣する。鎮圧に向か
った官軍の中には、後に魏を建国する曹操、呉の礎
を築く孫堅がおり、義勇軍を募って官軍に同行したの
が、後に蜀を建国する劉備であった。
3人の国主と彼らに付き従う数多の群雄達の活躍
は、数多くのファンの心を掴んでいる。
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俗に言う「北方三国志」である。
世間に知られている三国志演義ベースで書く事を嫌
った北方氏が、正史を読み解き北方流のフィクション
を加えて執筆された作品。北方流なのでハードボイル
ド全開な内容なのです。
作品中に出てくる、三国時代髄一の猛将と呼ばれる
男・呂布の生き方、考え方はめちゃくちゃカッコイイで
す!!最期のシーンは泣けますよ〜。
正史派の人は多分、嫌悪感を抱かずに読めるのでは
ないでしょうか?
馬超、張魯がストーリーの鍵を握ってるってのもいい
ですのう。曹操が霞む位目立ってますからねぇ、この
二人。張飛の嫁さんは、なかなかいいキャラですぞ!
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「三国志演義」は、三国志最後の英雄と呼ばれる諸
葛亮の死で完結する作品が多い。しかしながら、この
作品は諸葛亮の死後に起こる晋誕生まで描かれてい
る。前項で演義はフィクションを加えた物と記したが、
代表的なのが三国建国以前の董卓と呂布の間で暗
躍した貂蝉、劉備の義弟・関羽の関所突破、赤壁の
戦いにおける孔明の活躍である。
歴史を楽しむと言う意味では全然アリな話なんですが
ね。後に記す「正史」が好きな方にはこう言う所が許
せないようですな。私は純然たる演義好きですが。
私がこの時代の人物で好きな方は黄忠漢升。老齢な
がら劉備の義弟・関羽と互角に渡り合うってのはシビ
レますな。次いで呉の武将甘寧&凌統と言った所でし
ょうか。
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呉の礎から滅亡までを描いた作品。
孫堅→孫策→孫権→孫亮→孫休→孫皓と移り変わ
る当主を中心に展開される「表」の歴史の「裏」で何が
起こっていたのか、その鍵を握る男の名は孫朗。
孫堅の末子でありながら、愛人に産ませた子の為孫
策達と同列に置く事が叶わないが、その身体能力故
に「淅江耳」と言う諜報部隊の一員となって、この6代
の当主の為に暗躍した男。
呉に「淅江耳」がいるように、魏には「青洲眼」、蜀に
は「臥竜耳」が存在し、表で魏・呉・蜀がぶつかり合っ
ているように、この3つの組織も裏で暗闘が繰り広げ
られる。
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若き日の孫堅の話。賊の台頭に頭を痛める程普は、
巷で一目置かれる少年孫堅に賊退治の応援を依頼
する。程普の要請に快く引き受けた孫堅は、奇策を
用いた火計で賊の度肝を抜き降伏させるのだった。
その後、この賊退治の報を聞きつけた呉家は、孫堅
に荘園を取り戻す為の助力を依頼する。この荘園は
曹家が絡み、呉家のおかみが生贄に近い身受け話と
相まって複雑な状況下に陥る。しかもこのおかみは孫
堅の妻になる女性、つまり孫策・権の母なのだった。
この孫堅は土佐弁を喋り、程普は田舎親父丸出しで
語尾に「だ」を付けます。孫堅の奇策がなかなかです
よ。結局純愛ラブストーリーになっていくってのが又今
までにない三国志でいい味出してますなぁ。黄蓋と朱
儁の関係がなかなか面白かったですよ。
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三国志の登場人物173人を、統率力・決断力・戦闘力・洞
察力・人望・実行力・戦術戦略・義理の項目で10段階評
価した物。
評価は人によって演義ベースであったり、正史ベースであ
ったりするので、ちょっと混乱するかもです。私としてはこ
の評価の記述よりも、取り上げる人物の生き様について
書かれている部分が非常に好きでした。
又、顔のイラストもなかなか渋くて良いですぞ。三国志の
人物で有名所は確実に抑えていますので、なかなかファン
心をくすぐる物であると思われます。それに魏・呉・蜀・晋
の年表が付随しているので、この本を読む時に非常に分
りやすいです。
でも、実際に人物挙げていったら173人じゃあ追いつかな
いってのも凄いなぁ・・・。
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「吉川英治著 三国志」を漫画化したと思われる作
品。流石に60巻と長丁場故か、初期の頃と終盤での
横山氏の描き方がかなり違うのが面白い。昔使って
いた顔半分真っ黒なんて技も中盤以降見られなくなっ
た。
この作品が三国志を知る切欠であった、と言う方が結
構多いのではないでしょうか?私はこの作品を大学
時代、昼飯代を購入費用にまわして、毎日本屋を駆
けずり回っていました。全て揃った時は一人で感動し
てましたねぇ。その後随分経ってから別冊の存在を知
り、ドタバタと又本屋をハシゴし倒した記憶が・・・。
私の友人で関羽大ファンと言う方がいまして、関羽の
死直前以降読めない、って言ってました。
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実際に掲載されたコマを使って各出来事を紹介している
ので、その時その時のシーンは思い出すのが非常に楽し
くなるような構成となっております。
武器紹介、名セリフ、名場面、英雄達の最期等企画も豊
富に揃っております。特に最初に収録されている英雄達の
カラーの書き下ろしは感動モノです!!この作品が三国
志の原点だと言う方は絶対購入あるべしです。
付録のDVDでは横山光輝氏が北伐のルートを辿っていま
す。剣閣や成都、落鳳坂の今の状況などが見られる至福
の一品です。桟道が今も残ってるってのはちょっと感動し
ましたね。
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治世の能臣、乱世の姦雄と評され三国志の主人公と言
われる曹操孟徳の話。
この作品中に出てくる人物は、今までイメージしていた物
を叩き潰す事間違いなしです!劉備の性格、諸葛亮の
キャラクター、孫権の風貌なんかが代表的なものでしょう
か。
曹操が主人公と言う事は、「女たらし」で有名な彼の色情
が出てくる訳でして、鄒氏を侍らす時などは親御様が子
供の目の届かない場所に置きたくなるような場面が次々
に、くんずほぐれつと・・・。
私はコミックスしか読みませんので分りませんが、連載
誌モーニングでは司馬懿が登場したようです。彼の顔を
どう描いているのか今から楽しみです。
因みに私の好きなキャラは、許チョと孫権。諸葛瑾の顔
は爆笑物ですな。
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曹操が建国した魏、これが統一国家・晋へとなった、と言
う史実を根底から覆し蜀を建国した劉備が中華の覇権を
握る!!と言う話。
劉備陣営に名を轟かす徐庶、諸葛亮、ホウ統の3軍師が
知略の限りを尽くし魏、呉を打倒すべく進軍を開始するの
です。何も知らなかった私は、購入当時これを「史実」だと
信じていた、いや信じたいと思っていましたね。やはり蜀派
の人間としては必読の一冊でしょう!!
今は文庫本にもなっているはずです。私のはハードカバー
ですんで、ページ数ありすぎて重いんですよ・・・。是非、文
庫本購入をオススメします!!
中国大陸を所狭しと走り回る馬超、お前の馬は何者だ?
と読みながら思ったものです。
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「正史 三国志」は、演義とは違って一つの物語ではなく、
人物伝となっている。この書物を読む事で人物によっては
失望したり、驚嘆したり、更に心を掴まれたりと色々でしょ
う。
私が持っているこの書は、「正史 三国志」に列挙されて
いる人物伝から厳選された物を纏めた物で、主要人物の
みの登場となっている。「正史 三国志」には曹操の妃とな
った女性達から事細かに綴られています。更に深い三国
志の世界を堪能したい方はそちらをどうぞ♪
私はこれで充分でした。と言うかまだ呉書読んでなかった
りするんですが、気にしないでください。
因みに、この英傑伝には別巻として人物辞典があります
が、何分高価な代物ですので手が出せません。購入には
もうちょいと時間が必要でしょうなぁ。
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「三国志演義」と「正史三国志」の違いを分りやすく纏めら
れた文庫本。
これを読むと諸葛亮をかなりケチョンケチョンに攻撃して
いますので、諸葛亮ファンの方は堪えられないかもしれま
せんねぇ。まあ、「歴史を楽しむ」事をモットーとする私には
非常に面白い本でありましたが・・・。
実はこれを読んだからなんですよね、「正史 三国志」を読
みたいと思うようになったのは。それまでは何とも思ってか
ったんですが、無性に読みたくなりまして英傑伝ではない
方を2冊買ったんですがね、見事にギブアップ!タップの
嵐でしたよ。
要は、私には読み辛かったと言う訳でして・・・。
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三国志 第1巻 桃園の誓い 原作:寺島優/作画:李志清
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黄巾の乱発生から董卓登場までを収録。
衰退する漢王朝。悪政に苦しむ民衆を束ねる張角が
黄巾党を結成して反乱を起こした。
民衆の声に応えるべく蜂起したはずのこの集団は、
いつしかその民衆を襲い略奪の限りを尽くすようにな
る。これに対し漢王朝は官軍を派遣して撃退しようと
試みるがなかなか思うようにいかない。そんな時義勇
軍を引き連れた劉備・関羽・張飛の3兄弟が現れ黄
巾党を撃破していった。彼らの活躍により反乱は鎮圧
したものの、王朝に権威なしとみた諸侯は野心を膨ら
ませていく。
そして官軍の指揮を執った何進は、皇帝を補佐する
はずが政権を思いのままにする宦官を討とうと軍を起
こすが逆に殺されてしまう。混乱する王朝内、この状
況を好機とみた董卓が帝を擁立する。
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三国志 第2巻 両雄の出会い 原作:寺島優/作画:李志清
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董卓の専横から連合軍瓦解までを収録。
皇帝と言う絶対的な後ろ盾を持った董卓は、権威を
利用して諸侯を抑えつけようとするが、このやり方に
納得が出来ない諸侯は曹操の檄に応じて名家と呼ば
れる袁家の袁紹を旗頭に連合軍を結成。しかし、シ
水関へ出撃した孫堅に兵糧を送らなかったり、董卓
軍の猛将・華雄に頭を悩まさせられた挙句、足軽だっ
た関羽に華雄を討ち取られ面目を潰されるなどして
足並みが揃わず、遂に董卓の遷都を許してしまう。
ここで一旦見切を付けた連合軍は解散し、諸侯は今
度は敵となって睨み合うようになる。この状況を見た
曹操は時期を待つ為潜みに入り、荀或を得た事でそ
の野心を実現しようと動き始める。
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三国志 第3巻 連環の計 原作:寺島優/作画:李志清
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連環の計から劉備所有の徐州城陥落までを収録。
董卓のエスカレートして行く暴虐さに憂慮する王允
は、娘のように育てた歌妓・貂蝉を董卓とその養子・
呂布との間に入り込ませ、その美貌を持って二人を
滅ぼす計画を企てる。
二人の間を上手く立ち回った彼女は、遂に呂布を反
逆させ董卓を討たせる事に成功する。
「董卓死す!」の報は全土に轟き、諸侯に野心の炎を
吹き上がらせる。この機に素早く対応した曹操は帝を
擁立し、ついに権力を手中にする。一方、董卓を討っ
た後に流浪の身となってしまった呂布は劉備を頼り徐
州に入るのだが、劉備が出陣した隙を突いて徐州城
を乗っ取ってしまう!!
留守居を任せられた張飛の酒癖の悪さが招いた結果
だった。
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三国志 第4巻 淮南の勝利 原作:寺島優/作画:李志清
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孫策の台頭から呂布vs劉備・曹操軍を収録。
董卓打倒連合軍に参加し、味方の裏切りによって中
途で離脱した孫堅は劉表配下・黄権に討ち取られ
た。その息子・孫策は自分の足掛かりを得るため袁
術から兵を借り受け、江東平定に成功しその戦ぶり
から小覇王と呼ばれるようになる。この動きに腹を立
てた袁術は、何故か劉備に矛先を向け進軍を開始す
る。呂布に援軍を要請した事で危機を回避した劉備
は、曹操に乞われ呂布と共に袁術を討つ為に軍を起
こし追い詰めた所で食糧難により撤退する。この時曹
操から呂布を討つ為に今後も呂布の側に居て欲しい
と頼まれた劉備は再び徐州の外れ小沛に戻った。
ところが密使が呂布に捕まり事が露見、ついに両軍
は激突を余儀なくされるのだった。
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三国志 第5巻 呂布の最後 原作:寺島優/作画:李志清
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呂布の死から関羽の関所突破までを収録。
曹操・劉備連合軍は川を氾濫させ水攻めにして呂布
軍を窮地に陥れ、遂には裏切者を出し呂布を生け捕
りにする。裏切りの人生だった呂布はその裏切りによ
って命を落とす結果となった。
呂布討伐に成功した劉備は曹操と共に帝に拝謁し、
その功績を称えられた後も何かにつけ帝から呼び出
されるようになった。この事に不満を持った曹操は劉
備に兵を貸し与え袁術討伐に赴かせる。劉備軍に追
い詰められた袁術は自滅したが、劉備は徐州に留ま
り一勢力を持ってしまう。これに腹を立てた曹操は劉
備を討つ軍を派遣し壊滅させる。劉備・張飛は行方知
れず、残った関羽が曹操に降伏するが袁紹の下に劉
備がいると分かり、曹操の下を辞して関所突破を図る
のだった。
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三国志 第6巻 三顧の礼 原作:寺島優/作画:李志清
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関羽・劉備の合流から三顧の礼までを収録。
関所突破を成し遂げ、劉備と再会を果たした関羽。
張飛・趙雲と言った仲間や、周倉・関平らの新しい
面々を迎え小さいながらも組織として形となっていくの
だが、それでも流浪の身のまま劉表の客分となり無
為な日々を過ごす劉備に司馬徽から「軍師がいない」
と言われ人材を求めるようになり、単福と名乗る男と
出会い軍師に迎える。劉備を追い詰める為に軍を派
遣した曹操だったが、単福の策によって撃退させられ
た事を知りヘッドハンティングを試みる。母親という弱
みに付け込まれた単福はやむなく劉備軍を去るが、
去り際に「諸葛亮を訪ねてください」と言い残す。劉備
は彼に会う為三度庵を訪れ、ようやく念願叶って面会
するのだった。
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三国志 第7巻 孔明の初陣 原作:寺島優/作画:李志清
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孔明の初陣から十万本の矢調達までを収録。
単福の後軍師に迎えられた男が諸葛亮だと聞かされ
た曹操は、再度軍を派遣するが大敗を喫してしまう。
復讐戦とばかりに今度は曹操自ら軍を率いて進軍し
てきたが、兵力差が歴然なので劉備軍は撤退を図
る。民衆を連れての行程は遅々として進まず、曹操の
追撃を許す結果になってしまった。
嫡子・阿斗を救うため曹軍の中を一騎掛けした趙雲、
長坂橋に一人立ちはだかり曹操をビビらせた張飛な
どの奮闘もあり何とかかんとか落ち延びる事に成功
する。
標的を劉備から孫権に変えた曹操は、荊州攻略に着
手する。この動きを察知した孫権は魯粛を派遣して劉
備を訪ね、諸葛亮と共に帰参した。そして都督・周瑜
の企みで諸葛亮に十万本の矢の調達が依頼される
のだった。
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三国志 第8巻 赤壁の戦い 原作:寺島優/作画:李志清
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孔明の風祈祷から南郡攻略までを収録。
十万本の矢を得た事で勢いづく孫権軍。ところがとあ
る障害に気付いた周瑜は床に伏せてしまう。見舞い
に来た孔明は周瑜に「東南の風を欠く」と書いた手紙
を見せた。火計を成功するのに欠かせないこの風を
孔明は祈祷により起こさせる。この機を逃さじと曹操
軍に迫る孫権軍は圧倒的兵力差を覆し勝利を手にし
た。世に言う赤壁の戦いである。
赤壁の戦いの後、同盟関係にあった劉備と孫権は荊
州をめぐって対立してしまう。
孔明は周瑜に荊州・南郡攻略をさせ、もし周瑜の手に
負えないようならば劉備が攻略に向かう旨の約定を
交わし、周瑜が南郡守護・曹仁と戦っている間に空に
なった城を奪い取った。
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三国志 第9巻 政略結婚 原作:寺島優/作画:李志清
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劉備と孫夫人の政略結婚から蜀攻略開始までを収
録。
南郡攻略に失敗し深手を負った周瑜は、劉備がその
隙に他の4郡を支配下に治めた事を知り、孫権の妹
と劉備を結婚させる名目で呼び出し暗殺すると言う謀
略を思いつく。だがこれも孔明の機智により本当の結
婚成立とさせられ、「女を使って事を成そうとするとは
情けない」と記した手紙を送られる。これに憤った周
瑜は傷が悪化し吐血して果てた。
政略ながら再度同盟関係となった劉備と孫権。劉備
が蜀を攻略したら荊州を返還すると約束する。
同族の劉璋を討つ事に躊躇う劉備だが、蜀将・張松
の手引きによって進軍を開始する。劉備の参謀には
孔明と並び称されるホウ統が就いた。
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三国志 第10巻 対決!張飛対馬超 原作:寺島優/作画:李志清
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劉備と劉璋の会談から張飛と馬超の一騎討ちまでを
収録。
劉璋の援軍と言う名目で進軍した劉備軍。劉備と劉
璋は和やかな会談を行っていたが、ホウ統の策で魏
延達の剣舞が始まる。この剣舞は殺気を孕んだ両軍
の将が入り混じり異様な空気となってしまい、劉備の
一喝によって解散となる。その後、蜀攻略に色気を出
した張魯軍を迎え撃つべく劉備は進軍を開始したが、
一進一退を繰り返し事態が好転しない。
劉備からの援軍要請に劉璋は老兵と僅かばかりの食
料を送り届ける。この仕打ちに決意を固めた劉備は
蜀攻略を宣言する。だが軍を反転させた矢先ホウ統
が戦死、張魯が馬超を先手に兵を繰り出すと最悪の
事態に。そこに救援に来た張飛が現れ馬超と壮絶な
一騎討ちを展開する。
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三国志 第11巻 三国成る! 原作:寺島優/作画:李志清
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三国鼎立から漢中制覇開始までを収録。
張飛と馬超の一騎討ちは勝負がつかず一日中続い
ていた。馬超の将としての才を惜しむ孔明は張魯に
偽情報を掴ませ馬超を追い込ませる。進退極った所
で劉備への帰順を打診され承諾した馬超は、劉璋の
下に参じて降伏勧告を行う。ここに蜀は劉備によって
平定された。
念願の漢中を張魯から奪い取った曹操は、司馬懿の
進言に従い呉の合肥、蜀攻略と次々に軍勢を繰り出
す。合肥では痛み分けとなり曹操は軍勢を引き上げ
させたが、蜀攻略に向かった曹洪軍は激闘を繰り広
げていた。張飛の策略、黄忠・厳顔の老将コンビの活
躍により曹洪ならびに漢中守護・夏候淵までも窮地に
陥れ、漢中は劉備の支配下となった。これに怒る曹
操は南鄭に軍勢を出撃させるのだった。
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三国志 第12巻 関羽の死 原作:寺島優/作画:李志清
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漢中攻防戦から関羽の死までを収録。
漢中を取り戻そうとする曹操、だがその思いも空しく
劉備軍の奇襲や策略に嵌り事態は悪化の一途と辿っ
ていた。戦中、才士・楊脩を処刑するなど感情に任せ
て行動してしまった今回の戦闘を撤退しながら曹操は
深く後悔していた。その後、劉備は漢中王の称号を与
えられ名実共にその名を歴史に刻むこととなったので
ある。
ここで以前の約定通り、孫権からの荊州返還要請が
当地の守護・関羽の下に来るが、彼はこれを突っ撥
ね一喝して使者を下がらせた。この報を聞いた孫権
は呂蒙&陸遜の計略に従い荊州攻略を行う。曹仁軍
に応戦中荊州が彼らによって落とされた事を知った
関羽は、援軍要請に自ら行こうとするが、待ち伏せを
食らい敢無く処刑されるのだった。
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三国志 第13巻 出師の表 原作:寺島優/作画:李志清
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曹操の死から司馬懿の復活までを収録。
関羽の死を受けて孫権に対し復讐戦を挑もうとする
劉備、この勢いをかわしたい孫権は関羽の首を曹操
に送り矛先を変えさせようとする。首を送られた曹操
は関羽を見た瞬間卒倒し床に伏せ、憔悴しきって命
尽きてしまった。それでも劉備の矛先は変わらず孫権
へと向けられるが、出陣直前張飛が殺され、戦にお
いても陸遜によって完敗させられる等精神的ショック
が大きく白帝城で崩御してしまう。後事を託された諸
葛亮は曹操の後を継いだ曹丕を討つべく、曹丕の腹
心・司馬懿を策略により政界から退がらせた。軍を任
された曹真は蜀軍と戦うが勝利する事が出来ず頭を
悩ませていた。この報を受けた新帝・曹叡は司馬懿を
復権させ軍を統括させる。ここから諸葛亮と司馬懿、
両雄の長く激しい戦いが始まろうとしていた。
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三国志 第14巻 決戦!五丈原 原作:寺島優/作画:李志清
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諸葛亮、司馬懿の初激突から統一国家・晋誕生まで
を収録。
北伐を敢行する蜀軍、街亭での敗北やカク昭による
篭城戦、魏延の不満、蜀将の力量不足等が相俟って
結果を出す事が出来ない。北伐を繰り返している最
中、関興、張苞、馬超、そして長年苦楽を共にし最も
信頼していた趙雲の死が諸葛亮に重くのしかかる。
敵将だった姜維を部下にし、自分の後継者としようと
する諸葛亮、陣中で病にかかり姜維をはじめ劉禅を
補佐する人材の名を挙げた後にとうとう果ててしまう。
これに気付いた司馬懿が奇襲を掛けるが、諸葛亮の
最後の策略によって撤退させられる。そして、蜀は完
全に人材不足に陥り、遂に劉禅は降伏し蜀は滅亡す
る。これにより曹操が興し曹丕、曹叡と続いた国家・
魏は統一国家・晋へとなるのだった。
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三国志 完結編 第1巻 連弩の法 原作:寺島優/作画:李志清
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蜀漢元帥・諸葛亮孔明没から一年、魏主曹叡は慢心
から宮殿建造を許昌、洛陽に行い贅の限りを尽くして
いた。官民から上がる怨嗟の声に応えた公孫淵が叛
乱を起こすが、司馬懿の見事な軍略によってまたたく
間に鎮圧される。叛乱がおさまり安堵したのも束の
間、曹叡は自らの手で殺した毛皇后の怨霊に悩まさ
れ遂には生涯を終える。
曹叡から後事を託された司馬懿と曹爽だったが、腹
臣達の諫言によって野心を剥き出しにした曹爽が権
力を一手に握ってしまう。雌伏に入った司馬懿は10
年絶え忍んだ後、隙をついて宮殿に押しかけ詔を持
って曹爽を権力の座から追い落とした。この責任の一
端が身内である夏候覇にあるとでっち上げた司馬懿
は彼に戦を仕掛け勝利する。そして夏候覇は蜀へと
身を投じるのだった。
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三国志 完結編 第2巻 南安の戦い 原作:寺島優/作画:李志清
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蜀の軍権を掌握している姜維が夏候覇らと魏に戦を
仕掛けている最中、呉主・孫権が死去した報が蜀主・
劉禅の下に届く。当然この報は魏にも届き、呉侵攻
の好機と踏んだ司馬昭が戦いを挑むが敗れてしま
う。今度はこの機に乗じた蜀が呉と同盟の形で魏へ
侵攻を開始する。
隴西・姜王の援助を頼みに進軍した蜀兵だったが、
魏からの圧力に屈して援助を止めてしまった姜王に
より無念の撤退を余儀なくされる。
この勝利によって勢い付いた司馬兄弟、一気に魏の
権力を曹家から奪い取り我が世の春を謳歌するが、
カン丘倹の叛乱が発生し鎮圧に向かった陣中で司馬
師は病没してしまう。これにより司馬師の弟・司馬昭
が国事に当たる事となる。そして又、蜀の姜維が魏領
侵攻を企てていた。
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三国志 完結編 第3巻 三国の滅亡 原作:寺島優/作画:李志清
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魏領侵攻に備えて調練を続ける姜維だったが彼の情
熱は蜀主・劉禅に届かず、宦官・黄皓の諫言により作
戦は却下される。命令無視の形で飛び出した姜維軍
は魏軍と一進一退を繰り返していたが、魏が20万の
援軍を送った事が分かり退き返す事となる。
こんな無為な結果に終わる侵攻を8度続けた蜀、彼ら
の無念をよそに司馬昭が魏主・曹髦を殺害して簒奪
の布石を打ち、遂に蜀を併呑せんとトウ艾、鐘会に軍
勢を与えて猛攻を仕掛けた。
迎え撃つ姜維だったが、トウ艾軍の決死行により蜀
都・成都を襲撃され蜀は降伏を宣言した。
劉備、関羽、張飛や諸葛亮らが築いた蜀を一瞬にし
て奪われてしまった無念を姜維は胸に秘め、手柄を
独り占めせんとする鐘会に近付きクーデターを誘発さ
せるが露見し魏兵に鐘会共々討ち取られる。
そして遂に呉主・孫皓も兵力差に戦き降伏を宣言す
る。ここに三国は統一され晋が誕生する。
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呉の礎を気付いた江東の虎、孫策伯符の生涯を描い
た作品。
朋友、周瑜公瑾との友情や父、孫堅への敬愛等、三
国志演義の中だけでは感じる事の出来なかった彼の
内面が上手く描かれている作品です。
于吉との戦いが出てきますので、演義派向けの内容
と言えるのではないでしょうか。
余りにも早く逝ってしまった孫策伯符、享年26歳とい
う若さでの死。
戦における彼の才能は他を圧倒しています。もし彼が
この若さで亡くならず、官渡の戦いに参戦していたら
この後の勢力図は大きく変わっていたかもしれませ
ん。
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孫策の朋友にして呉史上最高の軍略家、周瑜公瑾の
生涯を描いた作品。
孫策との出会いから生涯続く周瑜の友情、妻・小喬へ
の愛を軸に描いた内容となっております。
演義ベースより正史に近い内容となっておりますの
で、周瑜の推挙により臣下の列に加わった魯粛が頼
り甲斐のある男で登場したり、諸葛亮との無意味な確
執もなく10万本の矢の調達、何度となく見せた彼へ
の殺意等が一切ありません!!
赤壁の戦いを勝利に導くその手腕はファンならずとも
痺れさせられます。
彼もまた36歳と言う若さで命を散らしています。孫策
共々生き続けていれば蜀建国はなかったかもしれま
せん。
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呉武将・陸遜伯言の生涯を描いた作品。
呉の大都督を就任した歴代の周瑜、魯粛、呂蒙と供
に生き彼らの志を受け継ぎ、呉皇帝・孫権から絶対
の信頼を勝ち得た男。赤壁の戦いでは桧舞台に立た
ないものの、その後の樊城攻略、夷陵の戦いにより
白面の書生から社稷の臣へと呼ばれるに至るプロセ
スは非常に痛快でした!!
ただ、曹操が評した「孫家は淫乱」発言に見られるよ
うに孫家とそれに従う臣の血縁関係がかなりぐっちゃ
ぐっちゃなのが驚きでしたね。でも陸遜の母親の事は
語られていない、というか記述が残っていないのだそ
うで、この辺が書き手にはツッコミ所な訳でしてかなり
奇抜なフィクションが出来そうですなぁ。
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桃園の誓いから自称皇帝袁術討伐までを収録。
チビで何の取柄のない男劉備に何故か従う関羽・張
飛を主人公に、時代考証無視、人物関係無視の何で
もアリで作られたパロディー&ギャグマンガです。
この中でのオススメキャラは袁紹でしょうね。
ただのサルでして、その部下の一兵卒に至るまでサ
ルってのがたまりません!!
後は呂布ですかねぇ。
あのなんちゃってフランケンシュタインなのがなかなか
♪
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曹操vs張繍から赤壁の戦い直前までを収録。
この中でのオススメキャラは呉武将達ですねぇ。
何故か関西弁を喋り、ゴルフに勤しむ孫策やオバQ
丸出しの魯粛等笑い所満載です!!
呂布がボディビルダー選手権の優勝者で準優勝者が
張飛だったというはちゃめちゃエピソードが1巻の最
初の方から引っ張られ、ようやく謎が解けるっていう
のがまた。
そして、遂に登場する諸葛亮!
彼の鼻から出ているモノはな、な、何??
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赤壁の戦いから諸葛亮の死までを収録。
この中でのオススメキャラは華陀ですね。
正直、ただのブラックジャックです・・・。
この巻は物凄くテンポがはやく、あっという間に蜀建
国となり3兄弟が死にって感じでかなり呆気ないで
す!!
もうちょっとまったりとしたペースでこの世界観を楽し
みたかったですねぇ。
こういう突拍子もない感じも十分にアリだとつくづく感
じてしまいました。
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副題の通り「三国志の英雄」と後世に語られる曹操孟
徳の人となりを軸にした解説本。
曹操は人の才を愛し終生人材を求めていた事で有名
ではあるが、では彼自身はどうであったのか、「乱世
の姦雄、治世の能臣」「清平の姦賊、乱世の英雄」と
二つの渾名を付けられ、どちらも似ているようで非な
りと言った所。
この辺りの核心を突く為に様々な事柄を引用して解
説しています。
私的には「曹操語録」がお気に入りです。彼が語った
とされるセリフを解釈付きで綴られているので非常に
分かりやすく、且つここを読むだけでも彼の人物像が
見えてきます。
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三国時代髄一の智将とされる諸葛亮孔明の解説本で
す。
別名「三国時代」と呼ばれる後漢とはどんな時代だっ
たのか、そしてその背景にはどのような歴史的事件
が起こり、王朝は、将兵は、民衆はどう生きていたの
か、という所から始まり諸葛孔明の誕生からその死ま
での時の移り変わりを簡潔に纏めて綴られています。
正史に重点を置いて進行しているので、赤壁におけ
る眉唾物のエピソードなどには一切触れておりません
のでそこの正史派気取り!!安心して購入するが良
いぞ♪
しかし、彼を「天才軍師」として評価される方はどれほ
どいるのでしょうか?
「天才政治家」ってイメージが色濃く映るのは私だけ
かな??
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盗人を見かけた関羽は彼を捕らえ役人に引き渡そう
とするのだが、追って来た役人は彼を逃がし代金を
立て替えてやったのだった。この時の役人が後に合
肥で有名を馳せる張遼だった。「主に望むものは徳か
力か」と聞かれ「徳」と答える関羽と「力」と答える張
遼。二人はその後紆余曲折を経て劉備、曹操という
稀代の英雄の臣となり武名を轟かせて行く。
一時は曹操の下で共に戦うが、劉備への思いを断ち
切れない関羽は、再び張遼の敵となり友情を深めつ
つも避ける事の出来ない戦がある事を予期していた。
「徳」と「義」を純粋なまでに信奉する関羽、いつしかこ
の子供のような心根が劉備、諸葛亮にとって邪魔とな
り荊州に閉じ込められてしまう。これが彼を襲う悲劇
の始まりであった。
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荒んだ少年時代、ある行き違いから殺人を犯してしま
った馬超は、父親・馬騰から償いだと剣を向けられ死
の恐怖を知る。この出来事が終生トラウマとなって彼
に付き纏う事になる。
自らの出世欲の為に曹操の召集を受けて都へ上った
馬騰、この父親の生き方に納得出来ない事と曹操を
倒したいと言う野望が火を吹きとうとう反乱の狼煙を
上げる馬超。
曹操の首までもう一息って所まで追い込むものの取り
逃がし、馬超はここから転落するように不遇の日々を
過ごす。そして出会った最高の盟主・劉備と共に再び
曹操に戦いを挑み寸での所まで追い込みながらも又
逃げられてしまうのだった。だが、彼には後悔の念は
なく、間違いなく英雄である曹操を2度までも心胆寒
からしめた事に充足感を覚え、静かに最期を迎える
のだった。
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初級・中級・上級に分類されたクイズの正解数により
ランク化された自分の階級を知ろうと試みると言う斬
新?な企画で構成された物。
お遊び感覚の出題からかなりコアな部分の物まで出
題範囲は幅広く、これ一冊で三国志の全てが分か
る!!っというのではなく、更に新しい刺激を与えられ
また三国志関連の書物を読みたいと思う衝動にから
れると言った感じ・
ちなみに私が各級でどんなランクだったかは秘中の
秘♪
かなりショック大きかった、とだけ言うときましょ。
演義派、正史派問わずの内容で出来ていますので、
両方熟知していないとかなりキツい事に・・・。
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三国志全5巻 原作:吉川英治/画:石森章太郎プロ/作画シュガー佐藤
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あの横山光輝氏が全60巻構成で綴られた
作品をその1/12であっさりと製作された作
品。
かなりのハイテンポでストーリーが進んでいく
ので、カットされている部分を探すのが返っ
て楽しみになってきます。
トビラ絵とコマの中の絵が全く違うので、この
辺のギャップが最初は衝撃的だったりします
が、慣れとは怖いもので何時の間にやら気
にならなくなるのが不思議。
全巻ポスター付きで、この中の呂布と姜維が
非常に気に入っています。
「ビジュアル三国志」の人物を描いた方がト
ビラとポスターを担当されたんだと思います
が、この美麗さは実際に実物を御覧になっ
て確かめて欲しいですねぇ。
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