「銀河英雄伝説」の登場人物紹介


銀河英雄伝説人名館

ヤン・ウェンリー
「エル・ファシルの英雄」と呼ばれ、民間人を無血脱出に成
功させた事で「奇跡のヤン(ミラクル・ヤン)」と称えられ
た。彼は「勤勉さはエル・ファシルの時に使い果たした」と
言って、戦時にも関わらずやる気が見えない為上司から
は煙たがられる存在だった。
だがアスターテ戦役の時に指揮をパエッタ中将から引継
ぎ、ラインハルト率いる帝国艦隊を撤退させた事で評価が
回復。その後イゼルローン要塞司令官に就任して帝国軍
の侵攻を防いだ。
自由惑星同盟が銀河帝国に降伏した後、ヤンは心ならず
も同盟から離れ独自の軍隊を組織して、イゼルローン要
塞にて軍を統括する。
ラインハルトとの和解会見の行程中、テロ集団・地球教徒
の凶弾に倒れる。
フレデリカ・グリーンヒル
ヤンの上司であるドワイト・グリーンヒル参謀長の娘。
第13艦隊設立の際にヤンがキャゼルヌに出した「若くて
有能な副官を推挙して欲しい」と言う何とも我侭な要求に
答える為に、キャゼルヌの謀った人選で彼女が推挙され
た。
「有能で抜群の記憶力を持つ」と言われた彼女は、ヤンを
良く補佐して副官としての使命をまっとうしていたが、実は
エル・ファシルにいた時に二人は出会っていて、この事は
ヤンは忘れていたが、彼女はこの時からヤンへ思いを寄
せていた。同盟降伏後、二人は結婚して甘い新婚生活を
過ごすはずがたった3ヶ月足らずで再び軍服を着る事にな
ってしまった。
ヤンの死後民主共和制の政治的指導者となり、ヤンの遺
志を後の世に伝える為に生きた。
ユリアン・ミンツ
ヤン・ウェンリーの養子で、欠点だらけの養父を心から尊
敬し彼のような軍人になる事を志す。
軍属としてイゼルローン駐留軍の一員となったユリアン
は、スパルタニアンの操縦にポプラン、格闘技術にシェー
ンコップと言う一癖あり過ぎる二人を師に持ち着々と実力
を身につけていく。それと同時にヤンから戦略論を学び取
り、「ヤンの一番弟子」としても才能を発揮していく。
ヤン暗殺後、未熟と自覚しながらも民主共和制軍の軍事
的指導者としてヤンの後を継ぐ。ラインハルト配下の名だ
たる将を連覇して直接対決に持ち込み、彼の旗艦・ブリュ
ンヒルトにシェーンコップ達と共に乗り込んで激しい肉弾戦
を展開。両者の会見の際、帝国内に憲法を施行するよう
申し出て民主共和制の芽を植え付けた。その後ラインハ
ルトの死を見届けて一つの時代の終りを目撃。
カーテローゼ・フォン・クロイツェル
10代の頃から女性に関して勇名を馳せていたシェ−ンコ
ップの娘。通称カリン。
父親に似て勝気な面を持つが、フレデリカを一人の女性と
して心から尊敬している。
ポプランの計らいでユリアンと知り合い、最初は「軟弱そう
な男」と見下していたが、フレデリカから「あなたも自分の
責任を果たそうとしている男性を近くでみてみたら?」と言
われユリアンが気になる存在へと変わる。この頃から彼女
には笑顔が見られるようになり、それ自身が自分の妥協
なのか本人にも分からなかった。
また、父親の前で素直になれない自分に嫌気が差しなが
らも彼の死には涙を流した。
その後、ユリアンと共にラインハルトの死を見届ける。
アレックス・キャゼルヌ
ヤンの士官学校時代の良き(?)先輩に当る。
後方勤務で抜群の才能を発揮する彼は、「薔薇の騎士(ロ
ーゼンリッター)」の手配やフレデリカを副官として派遣さ
せる等してヤンを良く補佐した。
ヤンがイゼルローン要塞司令官となった時にヤンの希望
で要塞事務総監として呼ばれる。ヤンが不在になったイゼ
ルローン要塞に帝国軍が侵攻してきた時は、司令官代理
としてシェーンコップと共に軍を指揮した。
ヤンが同盟から離れた時も付き従う事を選択し、その事を
愚痴った時に妻・オルタンスから嫌味を言われた。ヤンの
養子・ユリアンに自分の娘・シャルロットを嫁がせようと企
んでいる。
ワルター・フォン・シェーンコップ
「薔薇の騎士連隊(ローゼンリッター)」連隊長。「薔薇の騎
士連隊」とは亡命してきた帝国貴族達の子弟からなる連
隊で、彼らは全員恐ろしいほどの戦闘能力を持っていた。
シェーンコップは第13代連隊長で不遜な態度を忌み嫌わ
れていたが、ヤンがイゼルローン要塞奪取作戦に同行さ
せシェーンコップの活躍で見事に陥落させた。この時を境
にシェーンコップは民主共和制でも専制政治でもなくヤン
個人を支持するようになる。
同盟降伏後、ヤンを殺そうとする政府の動きを察知し救出
に成功。その後ヤンに独立勢力の首領を務めさせ付き従
うが、ヤン暗殺の時には遂に間に合わず初めて涙を流
す。
その後ユリアンとラインハルトの対面を果たす為にブリュ
ンヒルト内での激しい戦闘の中死亡。
ダスティ・アッテンボロー
ヤンの士官学校時代の後輩。
養子に来たばかりのユリアンにも優しく接し、良き話し相
手となる。一艦隊指揮官として抜群の才能を持っていた彼
は、ヤンよりも早い出世コースを歩んでいたがヤン派であ
る事と元来の騒動好きな性格故に、簡単に同盟に見切り
を付ける。
ポプラン、シェーンコップ、キャゼルヌらと毒舌合戦をして
いる時のアッテンボローが一番生き生きとしているように
見える。
ジャーナリストを父に持つ彼は、体験談を一冊の本に纏め
ていたが内容は良くない出来らしい。
ヤン亡き後、「民主共和制軍の裏の指導者」としての立場
を貫き、ユリアンをサポートし続けた。
オリビエ・ポプラン
単座式飛空艇・スパルタニアンのエースパイロット。ユリア
ンとカリンの空戦の師匠となる。
女性に関しても、又毒舌に関してもシェーンコップとは負け
ず劣らずで、良くアッテンボローを相手に舌戦を展開す
る。
僚友・イワン・コーネフと常に撃墜数を競いながら、ゲーム
のように楽しんで戦争をやっているように見えるが、本人
はえてして本当に楽しんでいたのかもしれない。
ユリアンの人生相談役となったポプランは、地球教本部、
帝都・オーディン、ラインハルト旗艦・ブリュンヒルト内でユ
リアンと共に行動しその都度格闘戦になるので「陸の戦い
に慣らされ過ぎちまった」とぼやいた。ラインハルト死後、
ユリアンらと別行動を取る。
ムライ
ヤンが「ブルース・アッシュビー謀殺調査」で派遣された惑
星・エコニアにて両者は対面した。
何事にも公正で人々の発言から真実を見抜く才能をムラ
イに感じたヤンは、第13艦隊結成に際して彼を参謀長と
して召集する。
若い兵士達からは「歩く小言」と呼ばれ敬遠されるきらい
があったが、アッテンボロー等はヤンを一番支える人とし
て信頼していたようだ。又亡命したメルカッツとも距離を置
いて接した。
同盟降伏後、チュン参謀長に請われ一度はヤン達と合流
を果たすが、ヤン暗殺後、後継者となったユリアンを支持
出来ない者達を正統化する為に自らが先頭となり彼等を
引き連れてイゼルローンを離れた。その後ハイネセンで政
治犯として虜囚の身となり、反乱を起こすが重傷を負う。
エドウィン・フィッシャー
ヤンが第13艦隊を率いてイゼルローン要塞を攻略すると
決まった時に、艦隊運用の名人として知られるフィッシャー
を召集した。
この人も純粋なヤン派の一人で、客分として迎えたメルカ
ッツがヤンの代わりにイゼルローン駐留艦隊を率いて作
戦を立てた時、「私はヤン提督を全面的に支持する。だか
らヤン提督が迎え入れたメルカッツ提督を指示する。」と
言って作戦指揮に従った。
同盟が降伏した後、ヤンから一時離れてしまうが、同盟軍
が最後の抵抗をする直前に準備しうる最大の戦力をヤン
に渡すようチュン参謀長から言われ迷う事無く指令を受け
た。
「回廊の戦い」で艦隊運用に関する本を書きたいとヤンに
語った直後に戦死する。
イワン・コーネフ
単座式飛空艇・スパルタニアンのパイロット。
同じパイロット仲間のオリビエ・ポプランと撃墜数を競いな
がらお互いを切磋琢磨してきた。
クロスワードパズルが趣味で、補給待ちなどでちょっと時
間が空くとすぐに興じている彼をポプランは半分呆れて見
ていたようだ。
毒舌屋の一面を持つ彼はポプランを相手に良く舌戦を展
開。何度やっても勝てないポプランから「オーベルシュタイ
ンかお前は!」とツッコまれる。
バーミリオン星域会戦で巡航艦の艦砲射撃を受け戦死。
訃報を聞いたポプランは飲んでいた酒瓶を伝えに来た兵
士に投げながら「俺の時は戦艦が必要だな!」と言った。
ウィリバルト・ヨアヒム・フォン・メルカッツ
銀河帝国軍古参の将の一人として周りから一目置かれて
いたが、リップシュタット戦役での敗戦を機に自由惑星同
盟に亡命しヤンから客分として厚遇される。
一兵をも指揮する立場を与えられてはいないが、ヤン不
在のイゼルーン要塞に帝国軍が侵攻してきた時はイゼル
ローン駐留艦隊を指揮してヤンとの合流を果たす。
ゴールデンバウム王朝最後の皇帝・エルウィン・ヨーゼフ
二世を連れ、同盟首都星・ハイネセンで結成された銀河
帝国正統政府の軍務尚書に任命される。
同盟降伏後、残った戦力を結集して再起を図る為に姿を
消す。ヤンが同盟から離れると預かった戦力をそっくりヤ
ンに明渡す。シヴァ星域会戦でビッテンフェルトの猛攻を
受け戦死。
ルイ・マシュンゴ
ユリアン・ミンツがヤンの下から離れ、フェザーン駐在弁務
官事務所付武官として就任する際にシェーンコップに推挙
されて護衛の任務を受ける。
長身で優しい顔立ちをしているマシュンゴだが、一度事が
起こると持ち前の怪力を生かして敵を容赦なく粉砕する。
一度ユリアンの護衛の任に就いた後、ヤンから護衛任務
の解除を言い渡されなかった事を理由に常にユリアンに
付き従い、時には良き相談相手になった。
「人は運命には逆らえませんから・・・」と言うのが口癖で、
ユリアンの行く所、何処でも行動を共にしてきたマシュンゴ
は、ラインハルトの旗艦・ブリュンヒルト内で両者会見の為
の格闘戦の最中、ユリアンを守る為に自ら盾となり致命傷
を負い、死ぬ間際にもこの言葉を残した。
カスパー・リンツ
第14代薔薇の騎士連隊長。
第13代連隊長であるシェーンコップと数々の戦闘に参加。
僚友・ライナー・ブルームハルトらと共にシェーンコップを
支え続けた有能な軍人。
芸術面でも才能を持ち、暇があれば絵画を描いたり、傷
心のシェーンコップの為に美声を披露した事もある。
薔薇の騎士(ローゼンリッター)連隊は全員ヤン派である
為、同盟が降伏した後ヤンの指示でメルカッツが潜みに
入った時にリンツは同行を申し出るが、「我々はいつか必
ずヤン提督に指揮して頂くよう願っております。薔薇の騎
士連隊はあなたに忠誠を誓うものです」と訴える。
アレクサンドル・ビュコック
人格者として知られる彼は、ヤンを始めとする「はみ出し
者達」にも分け隔てなく接したので慕う者が多かった。あま
り人を誉めないポプランでさえ彼の人柄を敬愛していた。
アムリッツァ会戦の時に帝国軍から焦土作戦を取られた
為進むも退くも出来ない状態に陥り、作戦参謀として後方
にあったフォーク准将と論戦を交え彼を昏倒させた。
「神々の黄昏(ラグナロック)作戦」での責任を取って自殺
しようとするが、「後に残るヤン達に託す為にここで死んで
はいけません」とチュン少将に諭される。
一時は退役していた彼だったが、ラインハルトからの宣戦
布告を受け復帰して艦隊を指揮する。マル・アデッタ星域
にて降伏勧告を拒絶し戦死。
シドニー・シトレ
ヤンの士官学校時代の校長先生。
ヤンの才能を認めていた数少ない軍上層部の一人で、イ
ゼルローン要塞攻略をヤン率いる第13艦隊に任せ評価
を上げる。
だが、アンドリュー・フォーク准将が提案した侵攻作戦「ア
ムリッツァ星域会戦」で、帝国軍に壊滅的打撃を受けて敗
退した責任を取り軍から退く。
その後降伏した同盟首都星・ハイネセンで政治犯として虜
囚の身となっていたが、ルビンスキーの暗躍に乗せられた
格好で反乱を起こす。再び捕えられたシトレは引見したロ
イエンタールの前で、先に死んだヤン達への私なりの責任
の取り方だと語った後一切何も語らなかった。
ジャン・ロベール・ラップ
ヤンの士官学校時代からの親友。
才能に溢れ、ヤンが「ラップが一番出世に近い男だ」と語
った。
ジェシカ・エドワーズとヤン・ウェンリーとジャン・ロベール・
ラップの奇妙な三角関係の中、遂に婚約を果たす。婚約
パーティーの帰り道、酔ったラップは支えるジェシカの横で
「すまんな、ヤン」と一言呟いた。
その後アスターテ星域会戦で第6艦隊の参謀に就任する
が、ラインハルト軍の各個撃破攻撃に遭い戦死。死ぬ間
際、婚約者・ジェシカの写真を見ながら「今から帰るよ、帰
ったら結婚式だ」と言って炎に包まれる。
ジェシカ・エドワーズ
ヤンが士官学校にいた頃のマドンナ。ヤンの親友・ラップ
の婚約者。
ラップがジェシカを好きだったように、ヤンも又彼女の事を
思っていたが、ラップの事を思い自分で気持ちを抑える事
に努めた。実はジェシカも・・・。
アスターテ会戦でラップの死を知ったジェシカは、遺された
者の悲しみを伝える事と戦争を賛美する政治家を非難す
る為に追悼式でコメントしていたトリューニヒト議長の前に
現れる。
その後、政治の世界に入り戦争を止めようとしない同盟政
府を改革する事に尽力する。
同盟政府内でクーデターが発生、ジェシカは民間人を集め
抗議集会を開いた。そして集会を中止させる為派遣され
たクリスチアン大佐に民衆の眼前で殺される。
ブルース・アッシュビー
ウォリス・ウォーリック、アルフレッド・ローザス、ジョン・ドリ
ンカー・コープ、フレデリック・ジャスパー、ヴィットリオ・デ
ィ・ベルティーニ、ファン・チューリンと共に「730年マフィ
ア」と呼ばれそのリーダー格であった。
同盟軍士官の誰もが知る英雄的存在で、戦術に富んだ艦
隊指揮官であった。彼には存命時の逸話が多く残されて
おり、彼を知る人は「ブルース・アッシュビーならばやりか
ねん」と答えたと言う。
第二次ティアマト星域会戦にてブルース・アッシュビーが戦
死したのを機に、「730年マフィア」も崩壊してしまった。そ
れから43年後、「ブルース・アッシュビー謀殺」の調査をヤ
ンが担当する事になり、そこでブルースと帝国軍民主共和
派との繋がりを知るが公表はされていない。
ジョアン・レベロ
同盟の中で数少ない良識を持つ政治家の一人。
軍隊が人材を取り過ぎる事に不満を持ち、常にトリューニ
ヒトら好戦派と対立する姿勢を取った。
同盟が降伏した時に元首代行を就任した後、評議会議長
となった。旧同盟首都星・ハイネセンの駐在高等弁務官と
して派遣されたレンネンカンプからの要らざる誤解を招か
ないように務める余り、同盟の功労者であり自分達の救
世主であったはずのヤンを追い込み、遂にはレンネンカン
プを自殺に至らしめた。ヤンとレベロ、二人が手を組めば
理想的であると言われた関係は最悪の結果を生む事にな
った。
そして、宣戦布告したラインハルトの銃口をかわそうとした
ロックウェル大将達に殺害される。
ヨブ・トリューニヒト
自由惑星同盟国防委員長。
三流政治家で戦争を賛美し国民を疲弊させ、国を食いつ
ぶす事に全神経を費やした。
常に好戦的思考を持っていたトリューニヒトだが、アムリッ
ツァ星域会戦では反対の姿勢を取り、その結果更に国民
の支持率を上げさせる事に成功する。
地球教とも深い繋がりを持つ彼は、同盟首都星・ハイネセ
ンでクーデターが発生すると地球教徒が保有していた地
下シェルターに匿われた。同盟を降伏に導き、その後帝
国の臣となって再びハイネセンにやって来たトリューニヒト
は、死を待つロイエンタールに射殺される。
彼が目指したのは帝国に民主共和政体を作る事だと死後
に判明する。
ラインハルト・フォン・ローエングラム
初代ローエングラム王朝皇帝。政戦両略の天才と呼ばれ
若い頃から才能を発揮し続けてきた。
姉が皇帝の寵愛を受けていると言う事もあって、周囲の人
は彼を「生意気な金髪の孺子」等と嘲笑していたが、リップ
シュタット戦役での勝利で彼を嘲笑う者はいなくなった。だ
がキルヒアイスを亡くした責任は自分にあると感じたライン
ハルトは、更に高みを嘗て二人で語った夢を手にする為
に邁進する。その一方で、敵にもそれ相応の才を求め、
戦いにおける充足感を味わおうとした。ヤンと出会った彼
は、彼を倒す事に全力を傾けるが遂に叶わず、他人の手
によって他界してしまう。
頂点に立ってしまった事と好敵手を永遠に失った事で、心
の飢えを満たせない不満から「変異性劇症膠原病」という
不治の病にかかり25歳の若さで崩御。
ジークフリード・キルヒアイス
ラインハルトの最初にして最後の「友」。少年期からライン
ハルトと共に育ち、彼の姉・アンネローゼに恋心を抱く。彼
女から「弟の事をよろしく頼むわね、ジーク」と言われ、こ
の約束を貫き通す。
皇帝に奪われた姉を救い出す為に幼年学校へ入るが、こ
の時半ば強引にキルヒアイスを誘う。この時からキルヒア
イスは彼を「ラインハルト」ではなく「ラインハルト様」と呼
び、常に傍らにいてラインハルトを支え続けた。軍に入っ
たラインハルトは王朝内での陰謀に巻き込まれ、何度も命
を狙われるがキルヒアイスが必ず救っていた。
リップシュタット戦役の後、捕虜の引見を行った際、ライン
ハルトを狙ったアンスバッハと格闘の末にビームを胸と頚
動脈に帯びて死去。「ジークは約束を守ったと伝えてくださ
い」と言い残す。
アンネローゼ・フォン・グリューネワルト
ラインハルトの姉で銀河帝国皇帝・フリードリヒW世の寵
愛を一身に受けた。
彼女が皇帝に奪われた事から始まったラインハルトの人
生と、「弟をよろしく頼むわね」と言ったが為に命を落とした
キルヒアイスの人生を思い、常に自分は罪深き者であると
自覚しながら生きている。彼女からキルヒアイスへの愛は
消える事無く、彼の死後ラインハルトに頼んで閑静なフロ
イデン山荘で静かに暮らそうとする。
弟・ラインハルトの妻となる事を選択してくれたヒルダを慈
しみ、良き話し相手となって身重の彼女の世話をした。ヒ
ルダの出産直前に襲ってきた地球教徒から身を呈してか
ばい、救出に来たケスラーから関心される。ラインハルト
崩御直前、彼から友が写っているペンダントを渡される。
ヒルデガルド・フォン・マリーンドルフ
リップシュタット戦役の時、貴族階級の面々は殆どブラウ
ンシュバイク、リッテンハイム派に属してランハルトと戦お
うとしていたが、貴族側の敗北を予期した彼女は父である
マリーンドルフ伯にラインハルト側につくよう進言する。
ヒルダ(彼女の愛称)と対面し、その聡明さに惹かれたライ
ンハルトは彼女を秘書官に任命して重用した。ある時期か
ら自分がラインハルトにとって「有能な秘書官」であるとし
か思われていない事に一抹の不安を抱く。
その後、皇帝となったラインハルトからの求婚に戸惑いな
がらも応じ、アレクサンデル・ジークフリード・フォン・ローエ
ングラムを産む。
ウォルフガング・ミッターマイヤー
ロイエンタールと共に「帝国軍の双璧」と呼ばれる。
ラインハルトの才能を早い時期から見抜き、彼が元帥府
を開いた時に艦隊指揮官として仕える。
平民出身で常に公正であった彼は、侵略地での兵士達の
略奪行為を忌み嫌い相手が貴族の子弟であっても容赦無
く罰した。
愛妻家としても知られるミッターマイヤーは、出征中でも
妻・エヴァンゼリン宛の手紙を送り続けた。
陰謀や詐術を嫌うミッターマイヤーはロイエンタールが貶
められようとした時、ラインハルトに「自分の武勲全てを賭
けてロイエンタールの潔白を証明します」と訴え出た。だが
事態は最悪の方向に向かい遂に双璧は激突する事にな
る。親友を失った彼は部下の前で初めて涙を流した。
オスカー・フォン・ロイエンタール
ミッターマイヤーと共に「帝国軍の双璧」と呼ばれる将帥。
「俺に用兵で勝てる男は、皇帝とヤン・ウェンリーとミッター
マイヤーだけだ」と言うだけの実力を真に備えた将。ライン
ハルト麾下でミッターマイヤーと共に武勲を重ね、ラインハ
ルトを支え続けていくものと誰もが信じていた。だが、上級
大将以上の者のみが出席した会議の席で、ラングの不用
意な発言に発奮し退席を命じた。これが切欠となりラング
は深くロイエンタールを憎み、彼を貶めることに人生を賭
ける。旧同盟首都星・ハイネセンに総督として就任したロ
イエンタールの預かり知らぬ所で、皇帝・ラインハルトは命
を狙われ、ロイエンタールを反逆者としてミッターマイヤー
に討伐を命じた。双璧は互いを理解しながらも激突するが
敗れ、我が子をミッターマイヤーに託して死去。
パウル・フォン・オーベルシュタイン
生来義眼での生活を余儀なくされて育ったオーベルシュタ
インは、「劣悪遺伝子排除法」を発令したゴールデンバウ
ム王朝を憎んでいた。同じ匂いをラインハルトに感じた彼
は、イゼルローン要塞陥落後ラインハルトと交渉し参謀と
なる。
「No.2不要論」を唱えるオーベルシュタインは、ラインハ
ルトがキルヒアイスに示す好意を良く思っていなかった。こ
の為ミッターマイヤー達から反感を買い最期までその反感
は消えなかった。
謀略に長ける彼の才能故にオーベルシュタインとは何の
関係のない事まで「奴の仕業か?」と思われていた。結
局、彼はラインハルトではなく王朝の保持に尽力し続けた
為、周囲から理解される事が少なかった。地球教徒の仕
掛けた爆弾によって重症を負い遺言を残して死去する。
ナイトハルト・ミュラー
リップシュタット戦役の時にラインハルトの麾下に加わった
若き将帥。
ケンプを司令官に頂き、ガイエスブルグ要塞駐留艦隊司
令官としてイゼルローン要塞攻略に参加するが、ヤンの
策略にはまり重症を負いながら撤退する中、復讐を誓っ
た。
「神々の黄昏(ラグナロック)作戦」の時、ヤンに旗艦・ブリ
ュンヒルトの手前まで迫られたラインハルトの窮地を救い
殿を務め、自分の旗艦を変えながらも生還を果たした事
で「鉄壁ミュラー」と呼ばれた。
ラインハルトとヤンの会見の時にヤンの出迎えをした事が
縁となり、ヤンの葬儀に参列し、ヤンの後継者となったユ
リアンとの交渉の窓口的な役割をこなすようになる。
エルネスト・メックリンガー
第4次ティアマト会戦でラインハルトの参謀長として麾下に
加わる。ロイエンタール、ミッターマイヤーと並ぶ古参の将
帥。
攻勢にも守勢にも落ち度のない用兵をこなし、戦略家とし
ても一流であると評されているメックリンガーだが、絵画や
音楽の面でも一流の才能を有し数々の賞を受賞している
ので、人は彼の事を「芸術家提督」と呼んだ。芸術品収集
家でもある彼は、価値のある彫刻や絵画を戦火から良く
守ったが、他の提督がそれを怠り焼失したりするのを知る
と痛烈に批判した。
常に冷静であらゆる局面においても素早く対応する彼だっ
たが、皇帝・ラインハルトが不治の病だと知ると従医に掴
み掛り、烈火の如く怒り完治させるように脅迫した。
フリッツ・ヨーゼフ・ビッテンフェルト
「黒色槍騎兵艦隊(シュワルツ・ランツェンレイター)」を率
いる。
自ら「猪突こそ我が本懐」と言うように、攻勢に爆発的な威
力を発揮する将帥。ラインハルトが戦争に決着を着けよう
とする時、ビッテンフェルトが必ず姿を現す。
攻勢に対して威力を発揮する分、守勢には非常に脆くヤ
ンの機略によって窮地に追い込まれる事が多かった為に
度々ラインハルトの不興を被った。
周りを気にせず自分が、の精神で戦況を構築するビッテ
ンフェルトにロイエンタールやミッターマイヤーも一目置い
ていた。
彼の気風を彼の部下達までが踏襲している為に、周りが
手を焼く事がしばしばあった。
エルンスト・フォン・アイゼナッハ
ラインハルトが元帥府を開いた時に配下の列に加わっ
た。
寡黙でロイエンタールを始めとする提督達ですら声を聞い
た事がないので「沈黙提督」と渾名された。「回廊の戦い」
直前、サロンで語り合う提督達にヤン艦隊動くの報が届い
た時、彼は三次元チェスをやっていて一言「王手(チェッ
ク)」と言っただけで、それを聞いた周りの提督達はどよめ
いたと言うエピソードを残す。極端に口数が少ない為、出
征中でも指を1回鳴らせばコーヒー、2回鳴らせば酒を持
って来させる方法を取っていて、説明を聞いた若年兵は緊
張のあまり2回鳴ったのを聞いて2杯のコーヒーを持って
来た。これ以降、1杯と2杯のコーヒーに不自由しなかっ
た。
こんな彼でも妻子を持ち、立派に家庭を営んでいると言う
事が不思議だ。
アウグスト・ザムエル・ワーレン
ルッツと共にキルヒアイス麾下で艦隊を指揮した。
上級大将となった時にラインハルトから「地球教本部制
圧」の命を受け、自分の艦隊のみで制圧に成功するが、こ
の時旗艦に潜んでいた地球教徒に襲われ左腕を失う重傷
を負い、これ以降ワーレンは義手を付ける事となる。
帝都となったフェザーンでの式典に参加しようとした時に
義手が故障。「このまま行っては軍務尚書を義手が殴る
かもしれん」と言って修理を行うが、この間に爆弾テロが
発生して無傷に終る。
地球教制圧の時に出会ったユリアンに帝都・オーディンへ
の同行を許可して後、ヤンの後継者となったユリアンと再
びラインハルトの死を待つフェザーンで出会う。
ウルリッヒ・ケスラー
ラインハルトが憲兵隊に出向した時に知り合う。
反骨精神の強い彼は軍上層部から疎まれ辺境星域にま
わされる事が多かったが、ラインハルトが元帥府を開いた
時に配下となり、リップシュタット戦役では辺境星域の物資
調達を担当し見事に成功させている。
この後、最初に出会った頃の印象故かケスラーは憲兵総
監に任命され帝都防御指揮官も兼ねる。地球教徒やフェ
ザーンのテロ集団の弾圧、ラングの暗躍の調査等で国内
を清潔にするのに尽力。
后妃となったヒルダとアンネローゼを地球教徒から助けた
時に知り合ったマリーカ・フォン・フォイエルバッハと結婚す
る。
カール・グスタフ・ケンプ
単座式飛空艇・ワルキューレのパイロット時代に「撃墜王」
と言う異名を付けられる。
ラインハルトが元帥府を開いた時に配下に加わり、艦隊
指揮官としてその有能振りを発揮して見せた。かなりの長
身で恰幅が良く豪放な性格を持つ反面、愛妻家で実家に
仕送りしていたと言う。
科学技術総監・シャフトが提案した「要塞にワープエンジン
を取り付け同盟領に侵攻する」と言う作戦を採ったライン
ハルトは。ケンプを要塞司令官、ミュラーを艦隊司令官に
任命してガイエスブルグ要塞を使いイゼンルローン要塞と
対峙させた。この時ヤンはフェザーンの暗躍により不在で
同盟軍の動きが鈍くなっていたが、それすらも「奇跡のヤ
ン(ミラクル・ヤン)」と呼ばれる所以ではないかとして警戒
を強化した。だが見事に合流を果たしたヤンからの一撃
を受け要塞と共に果てる。
ヘルムート・レンネンカンプ
嘗てのラインハルトの上官で、当時「生意気な金髪の孺
子」と呼ばれた彼を公正に扱った。
「神々の黄昏(ラグナロック)作戦」でロイエンタール麾下に
配属されてヤン艦隊と戦うが、一敗地に塗れ私怨を残した
為に冷静さを失いロイエンタールと衝突までしてしまう。
同盟降伏後、旧同盟首都星・ハイネセン駐在高等弁務官
に就任してヤンを始めとする旧第13艦隊の幹部達を監視
した。私怨の為に隠居生活を楽しむヤンを額面通りに受
け取らず、リベロ議長にヤンを逮捕させる。これが引き金
となりシェーンコップらが動き、ヤンを救い出しハイネセン
を脱出。この時レンネンカンプ自身も薔薇の騎士連隊(ロ
ーゼンリッター)によって拉致される。
リベロに自分を売られた事を知ったレンネンカンプは、失
意の余り首吊り自殺する。
コルネリアス・ルッツ
「アスターテ星域会戦」「リップシュタット戦役」でキルヒアイ
ス麾下に配属されて艦隊を指揮する。
ヤン艦隊がイゼルローン要塞を放棄した後の要塞司令官
兼駐留艦隊司令官に就任するが、この時にヤンが仕掛け
た罠を使ったユリアンに陥落させられてしまう。
フェザーンを帝都とする事に決めたラインハルトは、ルッツ
にフェザーン方面軍を任せる事にする。そして工部尚書・
シルヴァーベルヒが設立した帝都記念式典での会場で、
シルヴァーベルヒ、オーベルシュタインらと共に爆弾テロに
遭い重傷を負う。
退院後、「ロイエンタール反逆」を企む地球教徒達が襲撃
したラインハルトを救う為に殿を務め奮戦。ブリュンヒルト
が飛び立つのを見届けた後に射殺された。
アーダベルト・フォン・ファーレンハイト
「リップシュタット戦役」の後、ラインハルトに艦隊指揮官と
しての才を惜しまれ配下の列に加わった時「回り道をして
いたようです。これから今までの分を取り戻します」と言っ
て臣従を誓った。
基本的には攻勢に強いが、ビッテンフェルトのように直線
的ではなく、冷静な判断力を有し柔軟に艦隊を指揮する。
そのためラインハルトからは良く遊撃隊として任命される
事が多かった。
「回廊の戦い」でかつての上司・メルカッツ艦隊と遭遇して
「本懐である」と告げた後、攻勢を掛けるが逆撃を受けて
致命傷を負う。薄れていく意識の中で、駆け寄って来た少
年兵から「形見をください」と言われ「分かった、形見をや
ろう。それはお前の命だ。生きて皇帝にお目にかかれ。少
年を犠牲にしたとあってはあの世で私の席が狭くなる」と
言い残す。彼の死後、元帥号が与えられた。
カール・ロベルト・シュタインメッツ
初代ブリュンヒルト艦長で、ラインハルトが元帥府を開いた
時に配下となる。
「神々の黄昏(ラグナロック)作戦」でヤン艦隊とブラックホ
ールで激突し辛酸を舐める。
「回廊の戦い」でヤンとメルカッツ艦隊の挟撃を受け戦死。
この時シュタインメッツは「グレーチェン」と一言呟いた言
う。彼女の名はグレーチェン・フォン・エアフルト。5年来の
恋人であった。
この事を聞いたランハルトは「何故シュタインメッツは結婚
しなかったのだ?」と報告に来た者に尋ねると「陛下が結
婚をなされていないのに、臣である自分が先を越す訳に
はいかないと周囲には語っていたようです」と言われる。
このようにシュタインメッツとは「忠臣」を絵に描いたような
人物であった。
ハンス・エドアルド・ベルゲングリューン
僚友・フォルカー・アクセル・フォン・ビューローと共にキル
ヒアイス麾下で艦隊を指揮した。
カストロプ動乱の時、少ない兵力と余りにも若い指揮官・
キルヒアイスに不満を抱き、軍議にも顔を出さずに酒浸り
であった所をキルヒアイスに諭される。キルヒアイスからの
作戦を聞いた後、酔っている場合ではないと気付き、タン
クベッドで酒を抜いてから作戦行動に入り勝利をおさめ
た。
キルヒアイスの死後、ビューローはミッターマイヤー、ベル
ゲングリューンはロイエンタール麾下に入って参謀として
の役割を果たした。ロイエンタールの正義を信じていた彼
は、敢えて反逆行為に出たロイエンタールに付き従う。だ
が、結果は敗れロイエンタールは命を失った。説得するビ
ューローの前で、自分が仕えて来た二人の死の原因がラ
インハルトにある事を訴えた後に自決。
ブルーノ・フォン・シルバーベルヒ
ローエングラム王朝初代工務尚書にして首都建設長官と
なりフェザーン遷都を成功させた。
膨大な資料を相手に見事な程完璧に仕事を進めていくシ
ルバーベルヒは、ラインハルトに異才と評され、彼の仕事
振りを見た副官がシルバーベルヒのようにはやれないの
で辞職を願い出たと言う。
フェザーン遷都を完了させ、記念式典に向かう為に車に
乗り込む時に「次は帝国宰相の地位になっているだろう」
とこの時初めて自分の野心を語った。
式典に参加したオーベルシュタイン、ルッツの軍官僚らと
共に、巨大モニター下に地球教徒が仕込んだ爆発物によ
って頭蓋骨貫通の重傷を負い、救急車で運ばれるが数時
間後死亡する。
この事件すらも、オーベルシュタインの陰謀ではないか?
と提督達は噂しあった。
アドリアン・ルビンスキー
フェサーン自治領主。
経済面での実権をその手に握る為に活動を続けると言わ
れているフェザーン。だが、実態は地球教をバックにテロ
行為を支援し、地球の恩恵を忘れた人類を誅殺する事だ
った・・・かに見えるが、ルビンスキーは地球教すらも権力
欲の為に利用しようとした。
謀略、機略に富む彼は、自分の危機にも敏感に察知し
て、実子・ルパートの反逆も未然に防ぎ、帝国軍がフェザ
ーン回廊に侵入してきた時も間一髪の所で姿をくらます事
に成功している。
脳に悪性腫瘍が出来、発作が頻繁に出るようになってか
らは精彩を欠き入院する羽目になるが、自分の死と同時
に作動する爆弾を使う為に自ら命を絶った。
ドミニク・サンピエール
ルビンスキーの情婦で元歌手と言う経歴を持つ。
ルビンスキーの実子・ルパートが反逆を起こした時、事前
にルビンスキーへ告げ口したのが彼女だった。彼女はど
ちらとも関係を持ち、ただ生き延びる為の保険としての行
動だったらしい。
ルビンスキーの暗躍に協力ばかりするのかと思えば、ロイ
エンタールの子を身篭ったエルフリーデ・フォン・コールラ
ウシュの世話をしていたりする。
ルビンスキーの死後、ケスラー率いる憲兵隊に捕えられ
尋問を受ける。全てを話し終わった彼女は釈放されて行
方をくらませた。
その後、彼女はどうなったのかは分かっていない。
ルパート・ケッセルリンク
フェザーン自治領主・ルビンスキーの実子。
肉親の情ではなく才能を評価されてルビンスキーの副官
に任命されたと自負していた。父親に似た野心家でフェザ
ーンの乗っ取りを密かに企む。
アムリッツァ星域会戦後、同盟・帝国・フェザーンのバラン
スが崩れた事で、帝国に支配権を委ね経済面でフェザー
ンが支配する、という図式を完成させる為にヤン反乱の噂
を同盟に流す。
また、帝国と同盟との間にはっきりとした亀裂を生じさせる
為に、幼帝・エルウィン・ヨーゼフを誘拐する実行メンバー
を集める。
地球教主教・デグスビィと悪辣な方法で手を組み、フェザ
ーン転覆を謀るも看破され射殺される。
ド・ヴィリエ大主教
地球教幹部で総大主教の手足となって陰謀の数々を成功
させてきた男。
普通の宗教活動を表の顔として、狂信化した教徒達を操
りテロ行為を敢行させた。自由惑星同盟国防委員長・ヨ
ブ・トリューニヒトを始め彼の軍隊と呼ばれた「憂国騎士
団」、フェザーン自治領主・ルビンスキー、ヒルダの身内で
帝国内で初めてテロ行為をしたキュンメル男爵、彼らは全
て地球教の息が掛かっていた。
ワーレンによって地球教本部を壊滅させられはしたが、ド・
ヴィリエはしぶとく生き残り、その後もヤン暗殺、数々の爆
弾テロ、ヒルダ&ラインハルト暗殺等を実行に移してき
た。ラインハルト暗殺を最後の生き残り集団で行おうとす
るが、ユリアンに見つかり射殺される。


ここで掲載している写真はDVD特典のトランプです♪

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