【もう少し】



もう少し・・・

彼女の口癖・・・

俺の口癖にもなったこの言葉・・・

もう少し・・・


もう少し・・・

あいつと一緒に居れたら・・・

どんなに幸せか・・・

もう少し・・・

一緒にいたかった・・・


+++回想+++

慶一郎「ここ!草野に教えてもらった☆のたくさん見える丘」
「すご〜い。きれいだね〜」
慶一郎「星座なんか関係なくきれいだよ・・・」
「もう少し!」
慶一郎「また言ってる。」
「なんかもう少しであの☆にさわれそうな気がするんだ・・・」
慶一郎「無理だよ」
「無理だけど。気だけするから。昔からずっと考えてたんだ」
慶一郎「何を?」
「もう少し大人になったらあの☆にさわれるかな〜って。。。」
慶一郎「そのころからもう少しって口癖になってたの?」
「生まれたときからだよ(笑)もう少しって言葉には夢があるんだよ」
慶一郎「夢?」
「そう。夢を追いかけるの」
慶一郎「追いかける?ゴメン全然わかんない」
「ずっと追っかけてたほうが追いつくよりもずっと楽しいでしょ?」
慶一郎「そっか・・・」

彼女の口癖。

もう少し。

とても深い意味がある。

俺は彼女にそう教えられた。

夢は追いつくものじゃない。

永遠に追いかけるもの。

だから楽しい。

だからがんばれる。

もうすこし・・・

やっぱりもう少し。

あいつと一緒にいたい。

別れるなんて・・・

別れたくないのに・・・

会いたい。

会ってもう少し話したい。


俺はあの☆がたくさん見える丘へいった。

すると見覚えのあるあの背中。

偶然。

キセキ。

信じられないほどびっくりした。


「あっ・・・慶ちゃん・・・」
慶一郎「・・・なんでここに・・・」
「わかんない・・・慶ちゃんに会える気がした」
慶一郎「俺たち別れたのに・・・」
「そうだね。別れたのに・・・。」
慶一郎「俺ねずっと考えてたの。まだのことスキなのに別れた理由」
「理由なんてなにもないのに・・・。あたしはやり直せるよ」
慶一郎「俺だって。やり直したい」
「この☆みたらやり直したくなったの。」
慶一郎「へ?」
「もう少しで届きそうなこの☆には思い出がたくさん詰まってるんだよ」
慶一郎「!」

俺はうれしさと感動でを抱きしめた。

慶一郎「俺。もう少しと一緒にいたい。もう少し話したい」
「もう少しなんて言わないで・・・ずっと一緒にいたい。」
慶一郎「うん。俺一生を大事にする」

から少し離れた

「まって。」

おれに抱きつく

慶一郎「?」
「もう少しだけ。このままがいいvvv」
慶一郎「!!!」

あのころとまったくかわらない

笑顔も。

声も。

髪型も。

口癖も・・・


+++ちゅっ+++

そして俺たちは久しぶりの口づけを交わすのだった。