シーモンキーを育てる?!

ハナから育てようと思っていた訳ではないのであるが、グッピーの代表的な餌と言えるブラインシュリンプ、つまりアルテミア=サリナ(サリナ湖のエビの意?だったかな)を放置しておいただけなので、実際は育てたとはいえない。が、それでも成体まで生き残った彼等の生命力に脱帽せざるを得なかった。
事の次第は、ブラインの孵化を一時中断し、孵化容器をそのまま約2ヶ月間放置しておいた。そろそろブラインも餌として再開しようかと覗いた瞬間、何やら怪しくうごめく物体が湧いているではないか!もしや・・・ウジ虫か?水面にも水底にもブラインの卵殻が漂う粗悪な環境である。もう一度冷静になって考えてみる。ウジ虫にはこんな足は付いてないぞ。そうか!!これはゴキブリの採集形態だ。地球を殲滅する極悪生命体かもしれん。(何かとヤバそうなものに結び付けようとするBON)半ばそれがシーモンキーであることは気付いていたのだが、こうして空想することにより脳が活性化されていく。
下の画像が育ったシーモンキーです。20匹位成長中です。


いやー、何ともいえない容姿でございます。泳ぎ方自体は観ていて飽きないというか、ほのぼのしてきます。ところで、なぜシーモンキーって呼ぶのでしょうね?猿って感じは全くしないです。どちらかと言えば、ラッコの様な気がしてます。その理由は捕食の姿にあります。実際、放置していただけであるので特別に餌を与えていたのではないのであるが、観察しているうちに面白い行動を目の当たりにすることとなった。飼育環境に於いて、餌となり得るものはブラインシュリンプエッグの他ならない。シーモンキーの成体は孵化後の水面に浮かぶ抜け殻、そして未孵化の水底に溜まる卵の中へ潜り込み多くの茶色い卵を抱えて戻ってくるという行動を繰り返している。この姿がラッコを連想させるのであるが、実際に卵殻を餌としているかどうかは判別できていない。しかし、甲殻類の脱皮後の抜け殻を食するという生態を考慮すると有り得ない話ではなさそうである。もう一方で、未孵化の卵を割り、中身を上手く捕食している可能性も十分考えられそうである。現在のところ、卵殻の残骸が減少していく様子が無い為、後記の可能性の方が強そうである。その他では、孵化後のシーモンキーの死骸を捕食していることは確実と思われる。これは、シーモンキーに限らず、水中の生物の大半に当てはまる行動である。

それにしても、放置して早3ヶ月が経とうとしているが、換水を1回もせず、エアレーションも無し、餌は共食い?にも拘らず、成体の数がみるみる増加し、産まれたばかりのサイズのシーモンキーも増加してしまっている。唯一自信を持って良い環境を提供していると言えることは、水温が18℃〜22℃に保たれていることだけである。

(これが実際の飼育容器である。大・中・小のシーモンキーが存在してます。尤もこの画像では卵殻の塊ばかりが目立っているとは思いますが。)


しかしまぁ、これから先どうしようかと考えてしまいます。このサイズだと、グッピーの成魚の餌にはちょうど良さそうであるが、微生物が動いている程度の餌としての認識よりも、ビーシュリンプを飼育しているような気持ちになってきてしまった。
このページを読んでいる皆さんならどうしますかね?


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