アレレ?!の早期発見ケア
人間でも魚でも、重度の怪我や病気はリカバリーするのが大変です。軽度のうちに治療してしまうのが大事に至らない為のコツといえます。ここでは、BON宅グッピーの主な病気BEST3の対処法を書き留めておきます。その前に、最も重要なケアはこまめな観察から行われることを忘れないで下さい。その為の早期発見です。それと、もし治らなくても責任は負いかねます。だって、生き物相手だからな。
| #1 針病 | ||
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特徴:稚魚や幼魚に多くみられる病気で、尾鰭を畳んで針の先のように先端まで尖ってしまいます。身体を横に振りながら泳ぐという症状がみられ、最終的には泳げず、餌も食えず死に至ります。水中内で感染するので、ケアを行う時は別の水槽にて行うようにしてください。また、水も新しいもので治療してあげてください。 |
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| レベル | 症状 | ケア |
| 軽度 | 尾鰭は若干小さく見える。やや上葉、下葉の幅が狭くなる。遊泳力はまだあり、餌もよく食べる。 | この位であれば塩を入れれば治ってしまう。目安としては2〜3日の塩水浴。塩分をj徐々に薄めていき、元の水槽に戻しましょう。比重は1.014位で行っています。 |
| 中度 | 尾鰭は尾筒と同程度の太さへ。やや泳ぎにくそうにする。餌はなんとか食べられる。 | まだ助かります。比重は1.018前後。それと、メチレンブルーをやや薄めに加えます。約一週間後、症状が軽度になったらそちらのケアを行います。まだ改善されなければ新しく水を換えて再度ケアを施します。 |
| 重度 | 尾鰭は上葉、下葉が一本にまとまってしまった様にみえる。身体を大きく左右に振り、餌は食べれず。 | 諦めて淘汰するか、余裕があれば中度のケアより塩、メチレンブルーの量を増やしてやってみます。駄目元です。もし餌が食べれるまでになれば、見込みはあります。中度→軽度のケアを行います。 |
| #2 尾ぐされ病 | ||
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| 特徴:グッピーに限らず全般的に多くみられるポピュラーな病気ですが、原因としては古い汚れた飼育水、魚のストレス、鰭の傷などが挙げられます。それぞれ個々の原因下では発症しにくく思え、これらが複数誘引されて発病に至るケースが見受けられる。症状の進行状況が著しく早く、弱い個体であれば、一日を待たずして★になることがあります。 | ||
| レベル | 症状 | ケア |
| 軽度 | 泳ぐのを止めていることが多い。体表に変化は余りみられないが、元気が無い。 | 2/3の換水と塩を比重1.014に合わせます。過密飼育であれば別の水槽に分けます。これだけで予防になります。翌日、また翌々日も1/2の換水を行い、この時は塩分は入れません。 |
| 中度 | 底にじっとしていることが多くなる。鰭の形状に変化がみられ、分泌液が非常に多く排出される。 | 軽度と同じ手順で行います。改善がみられない場合は翌日も続けて塩を加え、比重は1.014です。少し比重を高めにしても良いかもしれません。 |
| 重度 | 横たわる。鰭の原型を留めておらず溶けて喪失する。 | 手遅れでしょう。私は淘汰するか看取ってあげます。 |
| #3 立鱗病 | ||
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| 特徴:鱗が外側へめくれ始め、身体がブヨブヨ膨らんだ状態にみえます。マツボックリのようにみえることからマツカサ病とも呼ばれています。原因としては、水槽内の水が汚れていたり、過密飼いになったりすると発症します。合わせて眼の周辺が膨らみ突出したようにみえるポップアイも合併症になりやすい。 | ||
| レベル | 症状 | ケア |
| 軽度 | 部分的ではあるが、鱗の先端が立ち始める。 | 1/2の換水をし、底に溜まった汚れは綺麗に取り除く。感染力は弱いので飼育水槽内でケアしています。治るまで繰り返し換水を行います。 |
| 中度 | 全体的に鱗の先端が立ち始める。 | 軽度の処置に加え、塩少量添加。場合によっては一日数回換水することもあります。 |
| 重度 | 全体的に鱗が大きくめくれ上がる。 | 殆ど★です。水槽の水は全換水して他魚への再発防止に努めます。 |
最後に発病させない為に・・・
換水について
飼育環境や濾過効果によりその頻度は異なってきます。同じ30cm水槽でも個体数やサイズにより変えなきゃいけないし、外部フィルターとエアポンプのみの場合でも濾過効果は雲泥の差が生じます。BONは30cm四方に対し成魚4匹を目安とした場合、一週間に一度の換水を奨励しています。グッピーは古い水は好みませんし、換水していかないことは発病率をグンと高めることだといえます。
塩について
グッピーの病気の殆どは塩水浴で治すことができると言われています。また、この魚自体が塩に対する適応力が強いのだ。少し変な感じもするのだが、ちょっとずつ塩分濃度を増加していくと、汽水域を通り越し、海水魚と一緒に泳がせてしまうこともできてしまう。いつまで環境に適応できるかは不明ですがね。普通なら泳ぐどころかぷか〜っとすぐ仮死状態になるものだが。