乗り換えのロンドンでミラノ・マルペンサ行き飛行機が3時間遅れました。そのためミラノ・マルペンサ空港に降り立ったのは深夜の11時半でした。空港から市内行き最終バスがかろうじて待っていてくれました。バスは貸し約切り状態でしたが、バスの中で思いました。”最初の1日だけは、ホテルを予約をしてくれば良かった!”と。予約をしていないのだから1軒づつ当るしかないと覚悟を決めました。1時間強でミラノ駅前広場に着きました。12時半をすこしを回っていました。バスの運ちゃんにホテルの情報を聞こうと思ったのですが、あっという間にどこかへ消えてしまいました。 気を取り直してバスから降り立つとものすごい寒さです。するとこんな真夜中にぽん引きおじさんがよってきて、三つ星のホテルを紹介するといいます。胸に市発行の許可証だというのを貼っていて、胸を突き出して見せます。(本物かどうかわかりません。)私は安心だからと言いました。普段なら無視するのですが、夜は遅いし寒いし、くたびれているし案内してもらいました。駅前のまあまあのホテルです。ただし、おじさんはホテルの料金の30%をその場で受け取って消えました。カウンターの親父さんは苦虫をかみつぶしたような顔をしていました。ホテルにとっても必要悪なのでしょう。文句も言わずに泊めてくれました。
翌朝第一日目は寒かったけれど空は良く晴れ上がって、空気もきれいでした。早速足慣らしに出かけました。市内は余り大きくないので、徒歩だけで十分です。 ドオモは素晴らしい建物でした。作るのに500年も掛かったそうです。日本で500年も掛けて建物を建て続けられるでしょうか。もちろん信仰の力という面もりますが、結果を急ぐ日本人にはとうてい出来ない忍耐強さを感じました。また大きな犠牲もあったかも知れません。 ドオモからスコルピオ城までの間は、洒落た店が軒を並べていて、ウィンドウショッピングが楽しめました。騎馬警官も居て気分をもり立ててくれます。 道路端で焼き栗屋が栗を焼いていました。どうしても食べたくなって一袋買いました。天津甘栗より少し大きめでべとべとしていません。さっぱりとしてすごく美味しい!急いで食べるとサツマイモを食べたときのように喉にひっかかります。腹持ちがするのもサツマイモに似ています。少し日が陰ってくると寒さが一段と身に浸みて来ます。焼き栗を頬張りながら、ホテルへ戻りました。
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