
作成中のパワーアンプの回路説明を兼ねて、増幅回路の回路解析を行っています。単に私が使用した回路の紹介にとどまらず、広く応用の効くように勉めたつもりです。進行は対話形式で、実際の回路を動かしながらシミュレーションを交えて考察してゆきますが、けして先生と生徒、師匠と弟子の間柄ではなく質問者も私自身であり、実験を進めていく過程で私自身が疑問に思ったこと、陥りやすい落とし穴だと感じたことを代弁させる形で進行して行きます。。
シミュレーションにはマイクロ・シム社(現OR・CAD社)のP-Spiceを使用しています。国内の半導体モデルが比較的豊富にライブラリーに収められているのですが、国内代理店であるサイバネット社が独自にモデル化したものであるためデバイス・パラメーターを覗くと、全てのトランジスタにベース拡がり抵抗Rbの指定がされていなかったり(デフォルト値の0Ωとなる)、アーリー電圧Vaの値がほとんど100Vであったりなど、実際の素子の特性を反映しているとはいいがたいものが多いのが残念です。しかし特に断りがない限りはサイバネット社の提供しているモデルをそのまま使用しています。