SIMetrix/SIMPLIS Symbol Library

 SIMetrix/SIMPLISの回路図エディターのシンボルがイマイチなので大幅に書換え追加を行った Symbol Library をUPします。
使用にあたっては次の点に注意してください。

  1. 回路図エディターのツールバーにて配置できるように、頻繁に使用するシンボルはSIMetrixのオリジナルシンボルと同一名称とした。従ってシンボル・マネージャーにてシンボル・ファイルの優先順位を上位にすると、ツールバーからはSIMetrixのオリジナルシンボルから置き換わって新しいシンボルが配置される。
  2. SIMetrixのオリジナルシンボルから置き換わるシンボルはオリジナルシンボルとのピンの位置関係の共通性を無視した。 そのため、従来画いた回路図を変更後のシンボルに置き換えた場合 次の図の例のようになります。


    このようにオリジナルシンボルで描かれた回路図の場合は Symbol Manageにて、追加したシンボルライブラリよりSIMetrixのオリジナルシンボルライブラリの優先順位を上げてオリジナルシンボルに戻して使用して下さい。(Library File の設定  4項 5項 参照)
  3. このシンボルを使用してのホーム・ページなど著作物の掲載に関しては自由に行っていただいて構いませんが、お約束として このシンボル・ライブラリーを使用することによって生じたいかなる損害などに関して責任は負いません。

Library File の設定

  1. Symbol Library File はzip圧縮されています。ダウンロード後、解凍し My Documents/SIMetrix/Symbols に移動します。
  2. SIMetrix/SIMPLISを起動しコマンドシェルに移動したSymbol Library File をドラッグ&ドロップします。(何も応答はありませんが、認識されているはずです)

     
     
  3. コマンドシェルのFile→Symbol Editor→Symbol Manager を選択します.
     


  4. 追加した Symbol Library があることを確認します。SIMetrix オリジナルの同名ライブラリーファイルが存在しますが、追加したライブラリーファイルは大文字で始まっています。もし、Symbol Libraryがない場合は Add ボタンをクリックして、ダウンロードしたSymbol Library file を直接指定して開いてください。



  5. 追加した Symbol Library を選択し、上矢印ボタンを数回クリックし上位に持っていくことで、同名シンボルが存在する場合の優先順位が上がります。例えば、SIMetrixの真空管シンボルは miscellaneous.sxslb に含まれているので、Tube.sxslb をそれよりも上位にもっていくことによって同名の真空管シンボルが、優先されて選択されます。

     

  6. 回路図エディターを起動してシンボルを配置してみます。真空管のビーム管を配置する場合の一例です。
    Place→From Symbol Library...を選択


     
  7. Select Symbol よりMiscellaneous→Thermionic→Beam を選択します。左側のウインドウにシンボルが表示されます。OKボタンをクリックします。これで、回路図にシンボルを配置することができます。




    シンボル・ライブラリーの優先順位を上げていても回路図のシンボルが変わらない場合は、回路図上の該当シンボルを選択し右クリックで Update Symbol を選択すると新しいシンボルに更新されます。


Passive Symbols

Library File Library Fileに含まれるシンボル 置き換わるSIMetrix
オリジナルシンボル
note
* 配置方法
Passives.sxslb
(1.89kB)
Resistor (Box shape)
ピッチを2にしました。

* ツール・バーより直接 他
* Place→From Symbol Library...→Passives.→Resistor (Box shape)
Resistor (Z shape)
ピッチを2にしました。

* ツール・バーより直接 他
* Place→From Symbol Library...→Passives.→Resistor (Z shape)
Capacitor
* ツール・バーより直接 他
* Place→From Symbol Library...→Passives.→Capacitor
Electrolytic Capacitor
- ESR等の非理想属性は持たせていません。
耐圧を表示属性に加えました。

* Place→From Symbol Library...→Passives.→Electrolytic Capacitor
Electrolytic Capacitor
(Bipolar)
- ESR等の非理想属性は持たせていません。
耐圧を表示属性に加えました。

* Place→From Symbol Library...→Passives.→Electrolytic Capacitor
(Bipolar)
Inductor
ピッチを2にしました。

* ツール・バーより直接 他
* Place→From Symbol Library...→Passives.→Inductor
Inductor (ferrite core)
- 損失等の非理想属性は持たせていません

* Place→From Symbol Library...→Passives.→Inductor (ferrite core)
Inductor (iron core)
- 損失等の非理想属性は持たせていません。

* Place→From Symbol Library...→Passives.→Inductor (iron core)
Potentionmetor (Box shape)
- * Place→From Symbol Library...→Passives.→Potentionmetor (Box shape)
Potentionmetor (Z shape)
- * Place→From Symbol Library...→Passives.→Potentionmetor (Z shape)

Semiconductor Symbols

Library File Library Fileに含まれるシンボル 置き換わるSIMetrix
オリジナルシンボル
note
* 配置方法
Semiconductors.sxslb
(4.12kB)

変更暦
'06/08/03 :J-FETおよびMOS-FETの計4点原点変更した。

'09/06/20 : 全てのダイオードのカソードを細くして表示が滲みにくくした。 トランジスタのエミッタ矢印を大きくした。MOSFETの円を太くした。
Junction
* ツール・バーより直接 他
* Place→From Symbol Library...→Semiconductors→Diodes→Junction
Zener
* ツール・バーより直接 他
* Place→From Symbol Library...→Semiconductors→Diodes→Zener
Schottky
* Place→From Symbol Library...→Semiconductors→Diodes→Schottky
LED
- * Place→From Symbol Library...→Semiconductors→Diodes→LED
Current Regulator Diode
- SIMetrixのオリジナルシンボルにJ-FETのGとSをつなげた形状のシンボルがJFET current regulator として Semiconductors-JFETs 配下にありますが、こちらは Semiconductors-Diodes 配下に納めました。

* Place→From Symbol Library...→Semiconductors→Diodes→Current Regulator Diode
NPN 3 terminal
* ツール・バーより直接 他
* Place→From Symbol Library...→Semiconductors→BJTs→NPN 3 terminal (この場合、既定値はQ2SC1815になります。)
PNP 3 terminal
* ツール・バーより直接 他
* Place→From Symbol Library...→Semiconductors→BJTs→PNP 3 terminal (この場合、既定値はQ2SA1015になります。)
N-channel
* ツール・バーより直接 他
* Place→From Symbol Library...→Semiconductors→JFETs→N-channel

'06/08/03 原点変更しました。
P-channel
* ツール・バーより直接 他
* Place→From Symbol Library...→Semiconductors→JFETs→P-channel

'06/08/03 原点変更しました
N-channel 3 terminal
* ツール・バーより直接 他
* Place→From Symbol Library...→Semiconductors→MOSFETs (Discrete)→N-channel 3 terminal

'06/08/03 原点変更しました
P-channel 3 terminal

* ツール・バーより直接 他
* Place→From Symbol Library...→Semiconductors→MOSFETs (Discrete)→

'06/08/03 原点変更しました

Tube Symbols

Library File Library Fileに含まれるシンボル 置き換わるSIMetrix
オリジナルシンボル
note
* 配置方法
Tubes.sxslb
(5.39kB)

変更暦
2009/06/24 : Triode がライブラリファイルの優先順位を上げてもオリジナルシンボルから置き換わらない問題を修正。
Diode (Thermionic)
シンボル形状のみの相違で2種類用意しました。
解析上はいずれを使用しても同じ2端子シンボルです。

* Place→From Symbol Library...→Miscellaneous→Thermionic→各名称
Diode (direct heating)
-
Triode
シンボル形状のみの相違で5種類用意しました。
解析上はいずれを使用しても同じ3端子シンボルです。

* Place→From Symbol Library...→Miscellaneous→Thermionic→各名称
Triode (direct heating)
-
Pentode(T)
(externally connected g3)
-
Pentode(T)
(internally connected g3)
-
Beam(T)
-
Pentode
(externally connected g3)
- シンボル形状のみの相違で3種類用意しました。
解析上はいずれを使用しても同じ4端子シンボルです。
Pin Order を中林歩氏の真空管モデルに合わせて
  1. Anode
  2. Screen
  3. Grid
  4. Cathode
としています。

* Place→From Symbol Library...→Miscellaneous→Thermionic→各名称
Pentode
(internally connected g3)
-
Beam
-

Transformers

Library File Library Fileに含まれるシンボル 置き換わるSIMetrix
オリジナルシンボル
note
* 配置方法
Transformers.sxslb
(3.68kB)

変更暦
2010/08/06 : すべての
トランスシンボルで、Pin 順
が統一されていなかった
点を修正。中林歩氏公開
のトランス・モデルに合わ
せた。
Output Trans 4terminals
- * Place→From Symbol Library...→Transformers→Output Transformer→各名称
Output Trans 5terminals
-
Output Trans 6terminals
-
Output Trans 9terminals
-
Power Trans 4terminals
- * Place→From Symbol Library...→Transformers→Power Transformer→各名称
Power Trans 5terminals
-
Power Trans 7terminals
-
Power Trans 8terminals
-
Power Trans 8terminals-2
-

Other Functions

ピンジャックなど、シミュレーションとしては機能しないが、回路図の図柄として必要なために作製したシンボル
Library File Library Fileに含まれるシンボル 置き換わるSIMetrix
オリジナルシンボル
note
* 配置方法
Other Functions.zip
(3.74kB)

変更暦
2009/06/24 :XLR 3P追加

2011/02/13 :CdS Coupler 追加 
AC Inlet
- * Place→From Symbol Library...→Other Functions→各名称
AC Plug
-
DC Jack 3P
-
Phone Jack 3P
-
Phone Jack 3P with Sw
-
Pin Jack
-
Relay_1C
-
Relay_single throw
-
Relay Solenoid
-
Relay SW
-
Switch single throw
-
thermistor
-
XLR 3P
-
CdS Coupler
- * Place→From Symbol Library...→Opto→CdS Coupler

Catalog file

SIMetrixの回路図エディターで、例えば Q2sa1015 のように日本製のトランジスタの一部など、小文字で表示されるものと大文字で表示されるものが混在している事にお気付きの方も多いかと思います。これは、デバイス名とそれを関連付けるシンボル名等が記述されたデータベースファイルを持っていて、そのファイルの記述がライブラリーファイルの記述より優先されて表示されるためです。
インストールして最初の状態で提供されているモデル・ライブラリーにはQ2SA1015が無いにもかかわらず、データベースファイルには、既に Q2sa1015 として登録されているため、モデル・ファイルの記述が Q2SA1015 と大文字にしてモデルに登録しても回路図の表記は Q2sa1015 と表記されます。一方 Q2SA1775 などは最初のデータベースには記載されておらず、モデルを登録した時点でデータベースに追記されるため、モデルファイルが大文字で記述してあれば回路図上も大文字で表記されます。このデータベース・ファイルの記述を修正することによって回路図上の表記を統一したものにすることが可能です。
このデータベース・ファイルは通常 C:\Program Files\SIMetrixIntroXX\support ホルダーの中に all.cat という名称で存在し、Notepad で開いて編集することができます。隠しファイルになっていますから、その前に隠しファイルを表示させる設定が必要です。

ただし、何分膨大な量で書き換えるのも大変かと思いますので、私自身が頻繁に使用する品種を中心に書き変えたファイルを置いておきます。国内のバイポーラ・Tr、J-FET、MOS-FET、ダイオード等はほとんど書き換わっています。このファイルを support ホルダーの中の既存の all.cat と置き換えることで、私の修正したものは大文字表記となります。何か不具合があった場合、元に戻すことができるように既存のall.cat ファイルは削除せず、別なディレクトリーへ移動しておくことをお勧めします。

* 置き換え、書換えを行っても変わらない場合は、MyDocuments\SIMetrix の中にカタログファイルが生成されている場合がありますので、その中の記述を調べて書換えてください。

all.cat
(104kB)