またたびとは?
またたびといっても、猫の好物とは違います。まあ、私たちは猫は大好きですけどね。
「また」と「だい」と称する、妙な二人の小さすぎる共同体。それが「またたび」なのです。
またたびは、旅をします。旅行というよりは、「旅」ですね。
またたびは、旅が大好きです!数日間の国内旅行から日帰り旅行まで。
近いうちにインドにも行きたいな、なんて考えています。
その「旅」を通して、今の私たちをとりまくものを考えてしまいます。
……なんかカッコイイけど難しい。うひゃあ。
そう、難しいですよね。そんな風に考えると。だからとりあえず「旅」に出ます。
そうして何かを考えることができたら、それはすばらしいことですね。
旅先で拾った木切れ。貝がら。木の実。これらでアクセサリーを作ったら、面白いでしょう。
そして、それを気に入って買ってくれる人が少しでもいたら、金額は決して多くありませんが、
「ヒト」同士のつながり、「モノ」への思い入れが生まれます。
そんな風に考えると楽しいですね。
ささやかに楽しみ、いろいろ考える。そして旅を楽しむ。それが
「またたび」
です!
国分寺発 食べ物(等)情報ミニコミ誌
「あんぐるめ」
18号よりお手伝いをはじめました。
18号の表紙の写真(ニューヨークの世界貿易センターを下から撮る)をはじめ他写真数枚と文章を投稿。
下の旅雑記は「あんぐるめ」に掲載されているものです。
またあんぐるめは頒価¥200で発売中!販売店も募集中です。
また、読んでみたいな...と言う方は
PEH04615@nifty.ne.jp
までご連絡おまちしています。
◆旅雑感
旅とはなんであろうか。
何かを求めて知らない土地へ行くことが多いが、必ずしも知らない土地とは限らない。
テレビや雑誌などである程度知っている土地や、何度か行って知っているはずの土地に行くことも多い。
場合によっては、仕事や生活でしばしば足を向ける場所に、改めて「旅」として訪ねることすらある。
これは一体どういうことであろうか。
自分がよく知っている場所、それはすなわち日常の場である。
また、見ず知らずの土地は自分にとっては日常の場ではないかもしれないが、そこでは人々が普通に生活を送っている。空間自体はやはり日常の場なのだ。
それを、あらためて「非日常」のものとして捉え直しているのである。
すなわち旅とは、生活の場、「日常の場」を「非日常の場」として作り変えることではないだろうか。
日常にせよ非日常にせよ、空間を捉える際には「リズム」が重要な要素になってくる。
例えば電車が存在しなかった時代、あのレールとレールの継ぎ目を車輪が渡る「ガタンゴトン」という音も振動も、存在しなかった。
現代の我々にとって当たり前のあのリズムが、存在しなかったのである。
ここで言うリズムは単なる音に留まらない。あの電車のリズムは人々を高速に動かし、毎日の生活のスピードを早めている。生活のリズム、社会全体のリズムを生み出しているのである。
そして影響が社会に及ぼされるということは、単にスピードが身体に影響を及ぼすだけでなく、人々の思想や思考にまでも影響を及ぼすのだ。リズムは、確実に私たちの心と体を拘束しているのである。
旅のリズムもまた、同様である。同じ電車でも、日常の通勤・通学列車とは異なる、大型で高速の列車。そのいつもと異なるリズムは、旅に出た私たちの記憶に刻み込まれる。いや、リズムが刻み込まれるのではない。リズムが旅の記憶を刻み込むのだ。
飛行機の離陸する瞬間の、あの独特の重力と轟音を例に出すと分かりやすいかも知れない。
以上は、空間論や身体論、あるいは社会学なものの捕らえ方を、拙いながらも自分なりに捉えて、旅を考察してみたものである。
しかし私は、これら以上に強力に旅の記憶を作り上げる要素、「日常」を「非日常」で捉えなおす要素があると考えている。
それは「匂い」だ。
「匂いは記憶を固定する」。
確たる根拠も無いが、私はそう直観している。旅に留まらず、どのような場合でも、視覚や聴覚よりも、強烈にその時の記憶を固定すると思わないだろうか。
(文責・ダイ)