まずは、基本のT型から・・・ ボア80.0Xストローク70.0、1407cc、クロスフローのOHV(カムがヘッド上部ではなくブロック中程よりプッシュロッドでバルブを駆動・・・(知らない人のため一応説明しました)、「パッションエンジン」などと呼ばれていました

このボアを5ミリ広げて1588ccにしたのが2T型で、ツインキャブの2TB (レギュラー仕様が2TBR)もあります。


そしてこれをヤマハが DOHC化して、ミクニ製の ソレックスを2連装したのが名機2TGとなるわけです。

昭和45年12月セリカ(TA22)でデビュー、当初はハイオクのみ。翌昭和46年4月、カリーナGT(TA12)からハイオクとレギュラーの2種類になりました。 出力 115ps/6400rpm、(レギュラー110ps/6000rpm) 最大トルク 14.5kg−m/5200rpm(14.0/4800) いづれもグロス表示。


結晶塗装のヘツドカバーに「TOYOTA」と「1600」が浮文字でつくが、途中で補器類追加(48年排ガス対策)のため「1600」が消える。カタログ上のスペックは変わらなかったが、改良(?)が加えられた。バルブ径を大きくし、バルブタイミングがインテーク(BTDC)20度から16度へ、エキゾース(BBDC)48度から60度へ遅くなった。点火時期も800rpm・・・16度から1000rpm・・・5度と遅らされレスポンスは低下。

セリカ、カリーナ、そして27レビン.トレノに搭載さていたが、排ガス規制が厳しくなり、75年11月に2TG型はカタログから姿を消す事になる。


その後77年1月に後継型の2TGEU(TTC−C)が登場する。 EFI化されたことでかなり性格が変わった。圧縮比が9.8(8.8)からレギュラーのみの8.4に下がった事もあるが、ちょっと牙(キバ)を抜かれた感は否めない。パワーは110ps/6000rpm、トルク14.5/4800rpm。 ただし、冷間時でも一発始動するし、カブらせる事もないなど使いやすいエンジンである事は事実。キャブに変わって結晶塗装のサージタンクが特徴だが、ヘッドカバーの上にはホースが数本巡っていて、まるで改造手術後という感じ。


78年春に53年規制をパスした改良型が出る。 パワーが115ps、トルクも15.0kgへ上がる(発生回転数は同じ)。 サージタンクに「EFI」が、ヘッドカバーに「TOYOTA DOHC」となり、ルックスが向上。


そして最終形・・・ 多球形燃焼室への変更、圧縮比の向上(8.4から9.0へ)などにより、中低速域のレスポンス向上、燃費の改善などがはかられた。 結論から言うと、トルクカーブが全体的にフラットになり、ワイルドからマイルドへ、ヘッドカバーの文字が大きくなる、オイルフィラーキャップが非金属に、俗に「レーザーヘッド」と呼ばれる。


その後、発展した3TGTEU型が登場、ストロークを78.0に上げて1770ccにしてターボを付けた「1800ツインカムターボ」。「ターボかツインカムか」という時代に終止符をつけたのもコレ。。

セリカの限定車(ラリーのホモロゲ用)で微妙に排気量が違う4TGTEUもあった。



2TGはラリーやレースでは、4バルブ仕様もあって高出力を出していた。



ラリー仕様の4TGT改は326ps/33kgにも達した。レースでは、トヨタ85Cにも搭載された。。


T型の親類写真(工事中)


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