ENCOUNTER(出逢い)

メイとの出会い

メイを飼い始めたのは、2000年の4月でした。
ちょうどそのころ犬が欲しくなり、「黒ラブ」を飼おうと思っていました。
そんなときに、仕事先の関係のある方が「ゴールデンをもらってくれる人を捜している」という話を耳にしました。
聞けば、その方の家で生まれたゴールデンをある家に譲ったそうです。ところが「吠えるので苦情が出て飼えなくなった」ということでした。

そして、とりあえず見に行ったのですが、私に尻尾を振りながら飛びついてくる、とても人なつっこい白いゴールデンでした。私は白いゴールデンを見たのは初めてで「なんて白いゴールデンなんだろう」というのが第一印象でした。
あとで、イギリス系はこういう犬種だということを知ったのですが、まだそのころはそれほど知識がありませんでした。
その家で話を聞くと、メイは自転車の子ども達にいじめられたらしく、自転車などが通ると吠えるようになってしまって、悪いことに目の前にマンションが建ってしまいそのマンションから苦情がでてしまったと言うことでした。

がぞうそのときメイはすでに3才で…子犬を飼おうと思っていた私はかなり考えましたが、人なつっこい犬だったので飼うことに決めました。
私は初めて見たときからかわいいと思っていましたが、見に行ったときはかなりやんちゃな犬でしたので、妻は「かわいくない」と思っていたらしいですが…今では溺愛しています。

これがメイとの出逢いです。
最初は外で飼っていましたが、じきに室内で飼うようになってからこの犬の良さに気付くことが出来たように思います。

犬は人のそばにいるのが大好きです。環境が許す限り室内で飼うのがよいと思います。




しんのすけとの出会い

しんちゃんに出会ったのは2004年11月の末でした。
街をうろついていたしんちゃんは、グレートピレニーズを飼っている人にたまたま見つけられ、警察署に連れてこられていました。
 私がひょんなことから警察署につながれているしんちゃんを見つけて、署の方にどこにいたのかなど話をしていると、街の中をうろついていたということを聞かされました。
 その日はちょうど金曜日でした。土日は犬の面倒をなかなか見れないということでした。その上警察署にある檻にはその犬は大きすぎて入らないということでした。飼い主が現れないと保健所に連れて行かれすぐに処分されてしまいます。それが頭をよぎり警察署の方に「その犬、うちの車に乗ったら連れて帰って面倒見ますよ。」と言ってしまいました。
しんちゃんそして私の車をしんちゃんの所まで持って行って様子を見るとなんとしんちゃんはすぐに車に乗ろうとしました。しかし私の車は車高が高くなかなか乗れません。そしてしんちゃんのお尻を警察署の方が押すとしんちゃんは見事に後部席に治まってしまいました。
 こうしてしんちゃんを乗っけたのは良かったのですが次なるハードルはのちのしんちゃんママになる方のことでした。見た瞬間なんていうのか想像はつきます。帰宅してしんちゃんを降ろして玄関にいると出てきました。そして見るなり「それなに〜」という声。私は冷静に「メイが太った」と言い放ちました。ちょっとごたごたはありましたが、すぐに飼い主も出てくるだろうと思っていました。こうしてしんちゃんは我が家の裏庭に放たれることになりました。しんちゃんの体を触ってみると毛があるのでわからなかったのですが、ガリガリのやせっぽちな犬でした。
 しかし、予想に反して飼い主は現れませんでした。保健所にも連絡はないということでした。普通これだけ大きな犬がいなくなればすぐに探すはずです。それが全く連絡がないというのは…ちょっと変だと思いました。
 そして水曜日に飼い主が判りました。しんちゃんを見つけた方は同じグレートピレニーズを飼っていて、近くでピレニーズを飼っている家を探し出して「お宅の犬は警察にいますよ」と声を掛けたそうです。ところがその飼い主はそれからも警察には連絡をしてきませんでした。そして、警察の会計課から催促されてようやく我が家へ犬を引き取りに来ました。
 私が家で待っているとやがてある男性が取りに来ました。ところが飼い主の名前と取りに来た人の名前が違います。その方は私がその犬の面倒を見ていると行っていましたが、しんちゃんを連れてきても全く喜んだそぶりを見せません。わたしは、すぐに取りに来なかったこと等さんざん文句を言いました。そしてやがてしんちゃんを車に乗せて帰って行きました。
  そのとき、車に乗せられたしんちゃんは、車の中からずっとこちらを見ていたのです。それはしんちゃんの顔が見えなくなるまで続きました。
  そのことを妻に話すと、しんちゃんがかわいそうだと言っていました。そこで私たちはしんちゃんの新しい飼い主を捜すことにしようと思いました。もしかすると飼う気のない飼い主が保健所に連れて行くのではないか?と思ったからです。そして妻が数回飼い主に連絡をすると引き取って下さいという連絡が入り、私たちはしんちゃんを引き取りに行きました。
 まず、しんちゃんの健康状態を確かめようと行きつけの動物病院に連れて行きました。飼い主によれば同じ病院に連れて行っていたと言っていたからです。ところが、その飼い主の飼っている他の2匹はカルテがあるのにしんちゃんのカルテはありませんでした。つまり、しんちゃんはワクチンもなにもされていなかったのです。そのため、健康診断と一緒にワクチンも打ってもらいました。
 健康診断の結果は、先天性の心臓疾患、フィラリアにもかかっているということでした。やはり飼い主がしんちゃんのために何もしてなかったのです。病気を持っている犬を誰も欲しがらないだろううという結論が出ました。
 こうしてしんちゃんは我が家の一員となりました。



とっぷぺーじにもどる