北九州市八幡東区日の出町1−2−30
営業時間:12:00〜17:00 定休日:土・日祝日
品書 せいろ1400円〜 蒲焼1800円〜

鹿児島本線枝光駅から八幡ロイヤルホテルの裏側を抜け、7,8分歩いたところに鰻料理の老舗田舎庵
八幡本店があります。小倉にも店を構えてはいますが、やはり本店の情緒が格上の感があります。
静かな住宅地を過ぎ、むかしの枝光の中心部へさしかかるあたりに店はあります。
和造りの落ちついたたたずまい。玄関は広々として立派な構えでありながら、涼しさのあるやや暗めの空間。
部屋数は1,2階を合わせると10以上はありそうですが、個室であったりテーブルが並んでいたり様々な
間取りがまた見る悦びを感じます。
テーブル席の間に通され窓側に腰をおろすと、窓からは奥行きはあまりないが心落ちつかせる庭園が見え、
日差しを遮る木々に囲まれ、隠れ家的な雰囲気を形成してくれます。
品書きに目を通すと価格は概して庶民的。店構えに反した価格が地元で末長く愛されてきた所以でしょうか。
時期によってはうなぎは曽根産の天然物を使用しているそうですが、良心的な価格で頑張っています。

うなぎはかなりの肉厚で柔らかめの歯ごたえでした。せいろをたのみましたが、錦糸玉子の量が必要最小限で
あとはうなぎがぎっしり。たれの味はやや甘めですがしつこくはありません。ほんのわずかに淡水魚独特の
生臭さを感じたのは、天然物の証でしょうか。肝吸いは普通の味でした。
こちらは舌代も良心的ながら、ご飯の大盛りやおかわりは無料というサービスの良さ。食欲も満たされ、精神的
にも満たされることが出来ます。
店が広すぎるからか、入店時と精算時に仲居さんが来るまで少し待たされましたが、ゆったりとしたこの空間に
身を置いていると、少々の時間はゆったりと待てるから不思議です。 うなぎの味としてはなかなか美味しいと
いう印象で、全国的に味がどうこうという事よりも、北九州の八幡にこんな空間のこんな店があるという事だけで、
福岡の住民としてはほっとする気持ちになれるのです。
店の広さ★★★
接客 ★★☆
清潔感 ★★★
価格 ★★☆