つれづれ別館





宮廷女官チャングムの誓い(06.05.20〜)

 どうも最近のめりこんでしまった。
 見ていなかった第1話から第10話までレンタルで見てしまうし、サウンドトラックは買ってしまうし、関連の本や雑誌を買ってしまうし、挙句の果てにはハングルを少し齧り始めている...。ただイ・ヨンエが好きだからだけではここまではまらないと思う。なぜだろうか?
 私は歴史が好きだ。まぁ商売上ということもあるのだが、暇さえあればさまざまな歴史小説を読む。本業は日本史なのだが、中国史も好きなので三国志や項羽と劉邦なんかもよく読む。しかし、朝鮮半島史はあまり読んだことはなかった(もちろん大雑把な歴史の流れは把握していますが...)。
 日本を含む東洋史で活躍する歴史上の人物は決まって男性である。女性はほとんど出てこない(ちなみに今の高校生で歴史上活躍する女性と言ったら決まって卑弥呼の名を挙げます)。したがって、私も男性が活躍する歴史ドラマが好きだった。でも、このドラマは女性が主人公で活躍するストーリーだ。私は物凄く新鮮に感じた。歴史ドラマの女性のサクセスストーリーというのは私の頭にはなかった。だからのめりこんだのかもしれない。
 まぁ感じたことや言いたいことは多々あるので、つれづれ本編には書き込まず(書き込むとおそらくチャングムの誓いや韓国のこと一色になるかと思うので)、ここに書こうと思う(なお興味がない方は他へお回り下さい。また、ここではストーリーをいちいち書きません。わからなければ公式ホームページなどでご確認下さい)。


チャングムの幼年時代(06.05.20)

 彼女の生き方は韓国版「おしん」だと思っている。まぁこうもよくも不幸や困難に遭うなぁ、と思うが(ドラマなのだから当たり前といえば当たり前なのだが)、彼女が8歳の時に言った一言で両親が殺されてしまったということをこれから背負って生きていかなければならないというのはあまりにも酷すぎる。そしてこれからは誰にも頼らず(頼る相手もいないのだが)ひとりで生きていかなければならない。そんなことが8歳にできるのか? 本当に酷い運命だと思う。
 でも、それをやってのけて、さらに母の遺言どおりに宮中に入った彼女は凄い(返す返すドラマなのだから上手くいかないと話しにならないと言われてしまえばお仕舞いですが)。また、見ず知らずの女の子を我が子同様に育てたカン・ドック夫妻にも感動する。こんなことは今の世の中では到底考えられないことではある(ドラマなのでこんなことはそう滅多にないが)。チャングムとカン・ドック、どっちの立場になってもきっと私は生きていけないだろう。

チェ一族(06.05.20)

 母・ミョンイを無実の罪を着せて殺害し、チャングムまでを亡き者にしようとするチェ一族。ドラマでは徹底的な悪役に徹しているが、ある意味同情をしてしまう。宿命というか、運命というか、そういうめぐり合わせなのだろうなぁ、と感じるが、きっと自分の良心と戦っているはず。でも最後は一族のために魂を悪魔に売ってしまう。その良心の呵責に同情するのである。
 また、チェ一族を見ていると、何のために人は生きるのかなと考えてしまう。先祖から代々伝わってきた地位や名誉、財産やこだわりをひたすら護るのが人生なのか。もし私の人生がそうならば、何とも寂しい人生なのだろう。護るため必死の人生。もちろんいたずらに今まで築き上げてきたものを壊す必要はないとは思うが...。まぁそういう立場になったら考えが変わるのかも知れない。一族を護るという意味では、チェ尚宮(のち最高尚宮から女官長)とクミョンもチャングムと同様に重荷を背負って生きているのか...。
 何かに縛られて生きていくのは真っ平ご免の人間なので(だから結婚できないのかも...)、チェ一族についてはなおさら憐れんで見てしまうのかもしれない。

ヨンセン(06.05.27)

 先週、勢いで始めてしまったこの企画、今週書き込みしないときっと企画倒れで終わってしまいそうな予感がするので、地上波の放送が終わった直後に何か書いてみようと思う。
 今日(5月27日)の放送(第30回「新たなる挑戦」)でチャングムの親友・ヨンセンが中宗王の寵愛を受けて特別尚宮となった。なのでヨンセンの話でも。
 頼りなく、いつもチャングムがいないと一人でやっていけないように見えるが、実は非常にまっすぐな性格で芯が強い。こういう人って現在も結構いるよなぁ、などと思いながら見ている。こんな人がそばにいると、限りなく信頼できる応援団になるのだが(逆に無茶して自滅することもあるかもしれない)、こう一途な人はあまりいない。テレビドラマだからか(こういう女性って男性から見ると結構愛しく見えますねぇ。だから中宗王が寵愛したのが何となくわかる気がします)。
 この後も彼女はチャングムの最大の応援団としてドラマが進むこととなる(しばらくは窓際だが、チャングムが宮中に戻ってくるとやっと日の目が当たるようになって彼女の力が発揮される)。まぁ、チェ一族にとっては彼女が中宗王の側室になってしまったことが一番の誤算か。
 ちなみにヨンセン演じるパク・ウネ(朴恩恵)さんはこのドラマで一躍スターダムにのし上がり、韓国だけではなく台湾や香港・上海などで大ブレークしているとか。改めて「チャングムの誓い」(原題・「大長今」)の凄さを知った(何かとチャングムとヨンセンをいじめている同期の女官・ヨンノを演じるイ・イプセさんとは大の仲良しだそうで、二人でアドリブで演技したシーンもあるそうです)。


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