チャンバーをクリーニングしよう

    
 チャンバーはずっと使用していると、内部にカーボン等がたまってきます。
 そのままにしておくと、パワーダウンやセッティング不良の原因になるので、定期的に
クリーニングしてやると良いらしいです。
 実際にレースに強いショップでは作業もやっているようですが、それなりに金額もかかりますし
北海道という土地柄では、前後の送料も馬鹿になりません。

 ということで、マフラーストーンというケミカルを使ってクリーニングに挑戦してみます。

まず、チャンバーを外すためにカウルを取り外します。 センターリッドを取り外します。

傷つくといけないので、毛布なんかを敷いて、その上に置いておくようにします。
アンダーカウルを外します。

サイドスタンドをかけてあるとカウルと干渉するので、レーシングスタンドを使用するといいです。
アンダーカウルは、外すときに傷が付きやすいので気を付けて。

自分のは見えない所は傷だらけです。
右バンク側、フランジを止めているボルトをゆるめて、フランジごと外します。

場所が狭くてレンチが入りにくいです。左バンクはもっとやりにくい。

スプリング外しちゃった方がいいかも。
チャンバーのステーとサイレンサーのステーを(画像ありませんが)外します。
チャンバーが外れました。 フランジの所のガスケット。
「スプリングA」っていうやつ。

再利用可能ですが、ある程度時間がたったら交換しましょう。
サイレンサーを外します。
チャンバーとの合わせ面は紙ガスケットを使用しているようですが、液ガスでもOKかな?
フランジ側。

汚い〜〜〜
カーボンが3ミリ位こびり付いてます。

MC28のノーマルチャンバーはこの部分を絞って馬力を押さえているので、カーボンが付くと言うことは社外のチャンバーでも馬力がダウンすると言うことであります。
サイレンサーの内部。
ここも汚いですね〜

本当はグラスウールも交換してやりたいのですが、金穴のため次回に。
サイレンサー側の合わせ面。

フランジ側ほどではないですが結構カーボンが付着しています。
処理液の飛散防止のため、プラケースに入れて。 液を交互に注いでいきます。
具体的な使用方法はこちら
内部から白い泡が出てきます。あまり低温だと反応が鈍いみたいですが、しばらくするとどんどん泡が出てきます。 泡の色が茶色っぽくなってきました。溢れた泡もプラケースの中でジュワジュワいってます。
反応が進むと、処理液から煙が出てきます。

こうなると結構な高温になって手で触るとやけどしそうです。
真っ黒です。いかにも綺麗になっているように見えます。

ドキドキ。
ですが・・・・

フランジ付近はそんなに綺麗になっていません。良く見るとカーボンが溶けているのが解りますが、処理液に十分浸ってないような感じです。フタをして泡が漏れないようにしてやればもっと良い結果が出るかもです。が、結構コストもかかってしまうので(3セット使いました)個人的にはあんまりお勧めはできないかな・・・

チャンバーのクリーニングはよもやさんキューピーさんのサイトでも紹介しています。参考にしてみて下さい。

作業結果に納得がいかなかったので、後日もう一度チャレンジしてみる予定です。
後日談(思ったような結果が出なかったので、数日放置しておりました・・・)

 処理が完全に終わった所で、チャンバー内に水を流し込んでシェイクしてやります。最初は真っ黒い水が出てきました。カーボンの欠片も出てきます。何度か繰り返していくうちにだんだんと水が綺麗になってきました。

 綺麗になった所で、中を覗いてみると内部は結構綺麗になっているようです。所々カーボンが付着している所もありますが、フランジ側から見える所はほとんどステンレスの地肌が見えてます。カーボンが残っているのは、フランジ付近と処理液に浸らなかったと思われるサイレンサー側のみのようです。

 どうやら、マフラーストーンもそれなりの効果はあるようです。また、マフラーストーン自体高温の方が効果が出やすいとのことなので、温水で暖める等してやればもっと効果があったのかも知れません。(作業当日の最高気温は18度でした。)ちなみにフランジのカーボンはワコーズのリムーバーでも落ちなくて、古いマイナスドライバーでコジコジしてやりました。

 さてさて、綺麗になったのなら装着してやらねば。フランジのスプリング外して、フランジを・・・・フランジを・・・・フランジが・・・・外れないっ!!ありゃあ〜これは固着してるなあ。ハンマーで叩いてもゆるむ気配もしない。しょうがないので、リムーバーを吹いてしばらく放置。その後ハンマーで叩いてみる。

 おっ1個外れた。こっちは排ガス漏れに液ガス塗った方だったよな。確かパーマテックスの。よしよし、これくらいちゃんとシールしてて耐久性もあれば、液ガスとしては十分ですな。

 さてもう一個。むーーん。外れない。やばい、二の腕が悲鳴を上げている。う〜ん、困ったなあ。このまま付けちゃっても良いんだけど、さっき吹き付けたリームーバーがなあ。走行中に排気漏れしてきたらやだし。あんまり手荒に扱って変形したりしても困るし。

 と言うわけで、特に考えがあるわけでもないのだが一晩放置。翌日「どうしようかなあ」と考えつつ手に取るとスルッと外れました。どうやら、リムーバーがフランジの奥まで浸透するのに時間がかかったようです。パーツの加工精度が良いと言う事でありましょうか。

 さてさて、パーツがばらせたので早速装着。スプリングAを新品にして、フランジを装着。フランジ側に今回の作業で信頼性の増したパーマテックスを塗って、チャンバーを装着します。ちなみにパーマテックスは粘度が高くて硬化速度も速いので、クランクケースの作業には向かないと思います。

 装着後は、高回転ののびが良くなったような。パワーも出てる感じです、がアクセルワークが若干神経質になってしまったような気がします。(ラフに開けると回らない)あと排気音が乾いた感じのサウンドになって(この辺はサイレンサーをメンテしないと・・・ですが)上まで回すと気持ちいい!!
 結果的に、結構時間と費用がかかってしまいましたがそれなりに効果はあったと思います。春先シーズンイン前か、冬前お蔵入り前に綺麗にしてやると良いんじゃないかと思いました。


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