「釣りはフナに始まりフナに終わる。」このことわざは
釣りをしない方でも知っている方は多いのではないでしょうか。
ここではヘら釣りを知らない、やった事がない方に僕なりに御紹介してみたいと思います。

他の釣りとどう違うのか?

みなさんは魚釣りというとどんなイメージでしょうか?
魚を釣る目的といえばやはり「食べる」が最終目的であることが多いですね。しかし、へらブナは 基本的に食べたりしません。(地方によっては現在も食用としている所もあります。滋賀県名産の鮒寿司が有名ですね。)あくまでも「釣る」ことを楽しむのが目的なのです。ここが理解しがたいという方が結構います。最近では「バスフィッシング」が知られています。
近くにへらが釣れる池や川がある方は解るかも知れませんが、真冬の雪の降る中をパラソルやテントまで出して凍えながら釣っている姿を見られた事はありませんか?そんな辛い思いをして釣りをしているのに魚も持ち帰らない、一体何が楽しいのか?その疑問もっともであります。(^^


 

魚の特徴にカギがあり

ではその具体的な楽しさとは何か。それは、
1.釣れるまでのプロセス
2.魚とのやりとり
3.コロコロ変わる状況変化
僕はここにあるのではないかと思ってます。
まず「1」ですがここに一番楽しみが凝縮されていると感じています。これはへらブナという魚の独特な生態が関わっています。へらはとても警戒心が強くまたエサの食べ方がとても早くコンマ何秒という速さで吐き出したり吸い込んだりを繰り返します。また季節と水の温度や地形で魚のいる水深(タナと呼ばれています。)が変わってきます。という事は一番大切なのは吸い込みやすいエサ作りと何処に魚が多くいるのかということです。これによって使う道具も当然変わってきます。エサの種類、サオの長さ、ハリの大きさなどです。今日は魚がどこに多くいて、どんなエサがよく食べるのかを想像し一つ一つ試していき、どれが一番釣れるのかを探り当てていくゲームです。その楽しさはまるでジグソーパズルです。

そして「2」。上にあるようにへらはとても警戒心がとても強い魚です。その為、仕掛けや道具がとても繊細です。使う糸は髪の毛よりも細いものもあります。サオも他の釣りに比べると、とても柔らかいです。当然リールもないので仕掛けの長さも限られています。そんな道具で時には3ケタの数釣りや、50センチを超える大物と勝負していくのです。

最後の「3」ですが、「1」の状態が時には一日に何度も変わることがあります。それをいかに察知し対応していくか。これができるかどうかで釣果がぜんぜん違ってきます。朝バンバン釣れていたのに昼からさっぱり、なんて事がよくあります。これは気温が上がり魚が朝より浮いてきた、または日射しが強くなり深い所に潜った、といったような変化がおきます。

私的な意見でありますが、ヘら釣りをされている方は
大体納得して 頂けるのではないかと思います。(^^
もちろん中には、好きなサオでのんびりと美しい自然の中で一枚一枚を楽しむ。
そういう一面もこの釣りにはあります。( でもこの釣りは負けず嫌いな方が多いのでは)
まー、春から秋にかけての最盛期には初めての方でもよく釣れると言われる釣り場では
一日釣れば20枚ぐらいは 釣れると思います。
しかしへら師と呼ばれる人々はへらのみを100枚以上釣るのです。

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