・スウェット類選びの確認ポイント

1.製造メーカー
 認知度のあるメーカー製品が無難です。
 中にはイベント使用目的等で大量生産された製品も有ったりします。
 この種は製造原価を下げることばかりが重視され、品質面(特に使用生地、縫製)は、
 あまり考慮されておりません。
 品物を手に取れない通販、ヤフオクであればこそ、信頼できるメーカー製が無難です。

2.原産国
 現在の綿素材そのものはほとんどが後進国といわれるところで生産されております。
 生地そのものは原産国によって若干の個性があるものの、どこも似たり寄ったりだと思います。
 ただし、品質管理国がどこなのかは、けっこう差が出てきます。
 アメリカ製品の綿素材は良い!と先入観を持っている方、間違っているとは言いませんが、
 日本人の品質基準の方が圧倒的に厳しいと思います。
 経験則ですが、特に縫製面でアメリカンブランド製品は不良ロットになる率が高く、
 日本アパレルメーカーが品質管理した製品は圧倒的に低いです。
 
3.素材、生地

(1)素材
 @綿100%裏起毛、A綿100%裏パイル、B綿とポリエステルの混紡、あたりがポピュラーですね。
 マッコイズ、バズリクソンズ、TWOMOON等は、ほぼ1万円超で販売されておりますが、
 @の極上ものが使われております。一流メーカー品は、これにさらに手間の掛かる加工等を施し、
 1万円超になるわけです。製造原価を考えれば、けっして無意味に高いわけではないと思います。
 ABは廉価版として一般的なアパレルメーカーが採用するパターン、品質面もそれなりで、
 長期使用でアジが出るというものではなく、ただくたびれるだけという感じになります。
 特にBは長期使用で、生地表面の毛玉発生率が高くなります。毛玉発生は素材だけが原因ではなく、
 洗濯方法にもよるのですが、古着屋さんで安く売られている毛玉気味のスウェットはBが多いです。
  以下、個人的な見解
  保温性 @=B→A
  着心地 @→A=B

(2)オンス
 ヘビーウェイトに基準は有りません。一部には10オンスからヘビーウェイトとする方もおられるようです。
 ただ、個人的に綿100%裏パイルでヘビーウェイトはないんじゃないかと思いますけど。。
12オンスと数字を言われてもピンとこないかも知れないので、
参考に言うとマッコイズのヘビーウェイトがだいたいこんなもんです。
 Aは生地がヘナヘナしてチープな印象、Bは化学繊維ポリエステルを使うことよって生地そのもに
 ボリューム感を与える廉価版の製法で、ユニクロ等のフリースもこのBパターンです。
 AやBは、チャンピオンのヴィンテージ物のような風合いを期待してガンガン着込んでもアジは出ません。
 永遠に。サムライやDENIMEのジーンズはそれなりに穿いても、それなりにアジが出てきますが、
 一般的廉価版ジーンズをいくら頑張って穿きこんでも、それなりにすらならないのと同じです。

(3)リバースウィーブ
  古着で高値取引されるチャンピオン社のヴィンテージ物はリバースウィーブ製法が採用されております。
 リバースウィーブとは、当時のチャンピオン社が発案した製法で着丈が縮むのを防ぐために、
 胴部分の生地を横向きにし、さらに横に縮んでも動きがスムーズになるよう、
 両脇に縦長リブを入れることで対応しました。
 バズリクソンズの復刻物でもこれが採用されているようですが、この製法は、当時に比べ生地そのものが
 改良されてきており、ファッション性の方が強くヴィンテージ仕様にこだわりのある方は別として、
 それほどこだわるべき部分ではないと思います。

4.その他

(1)パーカーフード
 二重フードをおすすめします。立体感が全然違います。特に後姿のかっこよさが、大きく変わります。
 一枚フードで薄っぺらだとフードそのものがペタンと背中に張付いて、
 ただ首からぶらさがっているだけという感じになります。

(2)ジッパー
 フライトジャケットコレクターの方は、タロン、コンマー、クラウンだとか拘り多い方も多いでしょう。
 ただ、現在のジッパーメーカーでもっとも信頼できるメーカーはやはり「YKK」ではないでしょうか。