こじんまりとした家庭的な教会です
毎月第4主日には、礼拝の中で教会員が「今おもうこと」と題し て証しをしています。どんなことでも、今思っていることを教会に 発信し、恵みを分かちあっています。 ○ 第 16 回 佐々木 照雄( ササキ テルオ )さん今から50年前に、苦しくてどうしていいのかわから なく頭が真っ白になった経験をお話したいと思いま す。 息子が1歳の誕生日を迎えた頃に、食事でカレイを 食べさせている時です。少し目を離した所、息子が 自分で骨のところを取って食べたんです。のどに骨 が引っかかって苦しみだしたので、近くの耳鼻咽喉 科に連れて行きました。しかし、そこではどうする こともできないので大きな病院に連れて行くように言われ、屋島病院に連れ て行きました。 しかし、そこで言われたのは、骨を取るには気管を切って取り出すしかなく、 専門医がいる徳島大学病院に連れて行きなさい、と。救急車を呼んでくれて、 徳島に向けて走り出しました。しかし、途中でトラックに進路をふさがれ、 パトカーを呼んでトラックをどけてもらうという事がありました。やっとたど りついた医大病院でもすぐには処置されず、手続きなどの説明がありましたが、 息子が気がかりで、上の空でした。やっと教授が来てくれて処置が始まりまし たが、万一の場合は切開が必要であり、その場合は今後声を出すことができな いかもしれないと言われました。 息子に何もしてやれない自分を責めている時、聖書のヨブ記の箇所が浮かびま した。主与え主奪う、主のみ名はほむべきかな。この子はイエス様が導いて下 さる、と思い妻と一緒に祈り続けました。 その結果、切開することなく骨が取れて助かりました。あごの骨を外して、 口を大きく開けて特殊な機械で骨を取り脱した、とのことでした。小指の爪ほ どの骨がのどに突き刺ささり立っていたのですが、もし横になっていると気道 をふさぎ、息ができなくて死んでいたかもしれないと言われました。 私たちには奇跡が起きたのです。 神は私達の避けどころ、苦難の時必ず助けて下さる、共にいて下さり助けて下 さる。信仰を持っているから自分の罪がわかる、罪がさらけ出される。感謝し かありませんでした。 苦しんでいた息子は、息が楽になり長い間寝ていました。その後は無事に成 長し、命を助けられた事を忘れずに、人のためになる仕事をしたいと言って いました。今は高知の気象台で予報官として働いています。仕事を通して他の 人の命にかかわっています。台風が来た時に警報や避難勧告を出しますし、 桜の開花予想も出します。先日の西日本豪雨の時も、被災地にボランティア として行き活動しておりました。 神はいつも側にいて、苦難の時は必ず助けて下さると信じています。信仰を 持っているから自分の罪がわかる。この信仰が与えられていることを感謝い たします。今、地域の見回り隊をしています。今後も地域のために少しでも 何か役立つ人間になりたいと思っております。 以上 <インタビューワより一言> 自分の力ではどうしようもない出来事に遭われた佐々木さん。何もできない 自分を責め辛く苦しい時を耐え抜かれたと思います。そんな時、聖書のみ言葉 を思い、主にすべてを委ねて祈り続け、奇跡が与えられたのでしょう。その後 も色々な事があったと思います。それでも信仰の灯を心に持ち続け、今日まで 来られている佐々木さんに主の祝福が在り続けますように。